BLOOD/EMETH   作:オンドゥル大使

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scene8 怪物

 

 急げ、とアオはタクシーを拾ってモモカの戦場へと急行する。

 

「一刻を争う……!」

 

「そもそも、いきなり本命に行き遭うなんて、ツイているんだかいないんだかっすよ……! モモカは無事っすかね……」

 

「無事じゃないとオレの監督責任になる……! どうしても死なせるわけにはいかん」

 

 だが、中央庁にしては珍しく渋滞でごった返している。

 

「お客さん、すいませんねぇ。……ちょっと迂回しても時間が……」

 

「なら、金は置いていく。釣りは要らん」

 

 ドアから飛び出したアオをタツヤが追従する。

 

「待てって……待つっすよ……! そこまで心配なら、そもそも何でモモカを巻き込んだっすか……」

 

「……更衣隊長に全部任せていればオレ達にとって不利益に転がる。それに、動ける人間は動いてもらわないと困るからな。だが、いきなり当たりを引くとは……」

 

「アオ……ちょっと速ぇっすよ……」

 

 すっかりバテた様子のタツヤにアオは舌打ちを滲ませる。

 

「鍛錬が足りてないんだ、お前も。……もういい、オレ一人で行く」

 

「……もうちょっと休憩したら追うっす」

 

「……情けないところだな。だから“お荷物のC班”なんだ……!」

 

 駆け抜けつつ翼手の血の臭いを探る。

 

 人波に紛れる翼手の気配を探査網に捉えようとして、アオは不意に天上を仰いでいた。

 

 ビルからビルへと飛び移る影を発見し、それを注視する。

 

「……あれは翼手か……? だが、気配が……」

 

 いずれにせよ、行く方向はモモカが戦っている現場と同じだ。

 

 アオは駆け抜けながら、自身の武器へと意識を振る。

 

「こちらC班、犬神アオ。これより援軍に向かう。照会番号は……」

 

『受諾。しかし、その心配はありません。つい先刻、更衣キリエ隊長も承認を受け取りました』

 

 その言葉にアオは思わず足を止める。

 

「……更衣隊長が……? 状況はどうなっている……!」

 

『更衣隊長のバイタルが途絶えたのがつい数分前です。急行してください』

 

「バイタルが? あの人がやられたって言うのか?」

 

『不明です。しかし、不利だと推測されます』

 

 冷淡な口調にアオは奥歯を噛み締める。

 

 キリエの手を借りないと決めたと言うのに、これでは元も子もない。

 

 それでもビルを飛び移っていく人影だけには集中していた。

 

 ――28号翼手の気配と少し異なるな。しかし、ヒトでもない。まさか本当に、上級翼手相当が動いているのか?

 

 今は問い質すよりも先に現場に向かう事だ。

 

 いつでも抜刀出来る姿勢を取り、アオは現在位置を把握する。

 

 ――永瀬のシグナルが留まった場所へは、どれだけ走っても十分以上。

 

「……間に合ってくれよ……!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 夢を見る。

 

 よく見る夢だ。

 

 少女がすすり泣いている。

 

 自分はその少女を見下ろして、何も出来ない。

 

 手を差し伸べる事も、ましてや何か言葉をかける事も。

 

 永劫のように長い時間が経った後、少女はようやく声を発する。

 

「……あなたのお名前は?」

 

「私は……更衣……更衣キリエ」

 

「違うよ……? あなたの名前は……」

 

 どうしてなのだろうか。

 

 少女の幻像は、ただの記憶の齟齬か。

 

 あるいは脈々と積み上げてきた夢の残滓か。

 

「猫背の少女」はずっと泣いている。

 

 よくよく目を凝らせば、その身体には裂傷が目に付く。

 

 ともすれば虐待か、あるいは恵まれない生活を送っているのだろうか。

 

 それならば、ずっと泣いている理由も分かる。

 

 だが、自分には彼女を救い出す事は出来ない。

 

 何故ならばここはどこで、そして何をすべきなのかが欠落しているからだ。

 

「……私は何が出来るのかな……?」

 

「……傍に居てくれる?」

 

「傍に……」

 

 それだけでいいのだろうか。

 

 生傷の目立つ少女の手を取る。

 

 だがその瞬間、自分は少女に組み敷かれていた。

 

 力の差だけではない。

 

 完全に虚を突かれた状態で、自分は少女の双眸を大写しにする。

 

 鮮血の真紅に染まった瞳孔が収縮し、それから彼女は告げる。

 

「――戦って。■■■■」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 欠落した記憶。欠損した幻想。

 

 その中で、キリエは自身を中心軸として巡る血の嵐を制御していた。

 

 一転して飛び散る花弁のように、血が凝結して風に流れる。

 

 目の前の翼手は爪を束ね、一気に刺突を仕掛けようとしていた。

 

 再生が終わる前に心臓を貫けば勝利条件は揺るがない――そう信じ切った相手の腕の肘から先を寸断する。

 

 疑問の声が喉から発せられる前に、キリエは大剣を逆手に構えて翼手の脚部を掻っ切る。

 

 姿勢を失った相手へとわざと柄頭でその鼻筋を殴りつけていた。

 

 よろめいた翼手へと、すっと切っ先を突きつける。

 

「な……何なんだ、貴様は……!」

 

「翼手を狩る者。死体兵団、コープスコーズ」

 

 短く返答し、キリエは首筋に刃を添わせる。

 

「ま、待て……! 俺を殺せば、情報は得られないぜ? ここまで力の差があるんだ、正直に従うさ……!」

 

 その命乞いをキリエは腹腔を切り裂いて臓腑へと刃を突き立てる。

 

「信じると思っているのか? そのような世迷言を。それに、簡単に同胞を売るような末端の言葉なんて役にも立たない」

 

「くそ……がぁ……っ!」

 

 翼手の牙がかかろうとするが、それを刀身で弾き返し、裏拳で顎の骨を叩き割っていた。

 

 砕かれた感触に頭部を引っ掴み、力任せに打ち据える。

 

 何度も何度も。

 

「や、やめ……」

 

「そう望まれれば、お前らは人間を喰わなかったのか? 違うだろう? それとも、そんな生易しい結末がお望みなら、最初から私達の前に現れなければよかったのに」

 

 首筋を絞め上げ、窒息寸前の翼手が足首を払い、発達した爪でキリエの腕を裂くが、それはすぐさま修復される。

 

「な、何なんだ……お前は……!」

 

「懺悔も貴様らには惜しい」

 

 翼手の肉体を投げ捨てる。

 

 ぼろぼろの躯体へと刃を突き立て、逃げられなくなったところで殴打していた。

 

 拳がめり込み、血潮が舞う。

 

「……更衣……先輩……?」

 

 憎い、憎い、憎い憎い憎い憎い憎い憎い――!

 

 憎悪だけが暴力を膨れ上がらせる源泉だ。

 

 嫌悪だけが、この暴力性に真実を与える。

 

 そうだ、殺されかけたのならば、殺したって文句は言えまい。

 

 引き裂けた皮膚を鷲掴みにして、腕力だけで引き千切る。

 

 絶叫が迸り、キリエは敵の口元を覆っていた。

 

「黙れ。貴様らの顔を見ていると……とことん反吐が出そうになる。下級翼手風情が、私に喰われたいのか」

 

 恐怖に戦慄いた翼手へとキリエは大剣を掴み取っていた。

 

 そのまま振るい上げて断絶を見舞おうとして、不意打ち気味の気配に飛び退る。

 

 舞い降りたのはセーラー服の少女だ。

 

 鯉口を切り、一瞬の交錯で翼手を断ち切っている。

 

 白銀の太刀が陽光を引き受けて煌めき、その刀身を伝う血の残火が輝く。

 

「emeth」の頭文字を消し去り、翼手の肉体は結晶化して塵芥に帰していた。

 

「……邪魔立てを」

 

 キリエの衝動はまだ収まっていない。

 

 憎悪、そして嫌悪。

 

 身のうちから巻き起こる憤怒。

 

 血の一滴まで焼き尽くしかねない灼熱の感情。

 

「……これが中央庁の子飼いか」

 

 少女の声は切り詰めた冷徹そのものだ。

 

 だが、キリエは呼吸一つでその憂いを打ち切っていた。

 

 飛び掛かり、薙ぎ払って少女を捉えようとするが、相手は舞い踊るようにして刃をかわしていく。

 

「……デヴィッド。厄介な相手と行き遭っている。特殊弾頭は?」

 

『間に合わせでも不可能だ。あまりにも中央庁の街頭に入り込んでいる』

 

「……そうか。ならば、対抗措置を取る」

 

「こけおどし……!」

 

 大剣を打ち下ろし、屋上を構成する鉄骨を叩き割っていた。

 

 少女は軽い動作で屋上を躍動し、その身を隣のビルへと飛び移らせる。

 

 付いて来いと言う事か、と理解したキリエは大剣を携えて跳躍していた。

 

 その背中へと縋りつくように声が迸る。

 

「更衣先輩……! もう……もうやめてください……っ!」

 

 その声が今だけは煩わしい。

 

 血に衝き動かされた自己感情を持て余し、キリエは刀使いの少女と対峙する。

 

「……殺されたって文句は言えないはずだ。私は亡者の狩人、コープスコーズ。そのためにここに居る」

 

「……そうか。私が伝え聞いていたのとは少し違うな」

 

 互いに距離を詰める。

 

 上段から唐竹割りの軌道で打ち下ろした刃に、少女の像がぶれる。

 

 青い加速度を帯びて懐をすり抜けていた。

 

 瞬時に背後を取られ、キリエは反射的に飛び退る。

 

 真紅の瞳が奔り、その刃を振るい落としていた。

 

 刀身には血の残火が宿る。

 

 ――毒か、あるいは別種の……。

 

 そう断じた戦闘神経が醒めていくのを感じる。

 

 不思議だ。

 

 翼手殲滅にあそこまで染め上がっていた思考回路が少しずつだが、正常に戻っていく。

 

 しかし、ここで闘争心を手離すべきではない。

 

 刀剣を握り締める指先に力を加え、キリエは一足飛びに相手の射程へと飛び込んでいた。

 

 下段より振るい上げ。

 

 一閃が舞い上がる。

 

 少女は最低限の力で受け流し、その太刀筋をキリエの腹腔へと差し込んでいた。

 

 咄嗟の習い性の柄頭で防御し、大きく吹き飛ばされる。

 

 屋上から落下する寸前で制動をかけ、キリエは呼吸を荒くついていた。

 

 脈拍が制御出来ない。

 

 心音だけが耳の奥でやけにうるさい。

 

「……こんな、の……」

 

 戦えと言われたはずだ。

 

 ――だが、誰に?

 

 その疑問が鎌首をもたげた瞬間、眼前の少女は刃を鞘に仕舞っていた。

 

 途端、羽音を立てて戦術ヘリが空へと飛翔する。

 

 今の今までどこに潜んでいたのか、ビルの谷間から舞い上がった漆黒の機影に、キリエは膝を折る。

 

 どこかで、見覚えがある。

 

 どこかで、身に馴染んだシルエット。

 

 網膜の裏で記憶がフラッシュバックし、キリエは目元を押さえて蹲っていた。

 

 喉の奥から唸り声が漏れる。

 

 頭蓋を揺さぶる灰色に染まった記憶の連鎖が激痛となって、キリエの肉体を苛んでいた。

 

 それは、血染めの記憶――。

 

「……あなたは……誰……?」

 

 少女は寂しげに目線を伏せる。

 

 真紅の戦闘色であった瞳は、今は黒一色だった。

 

「……私は、サヤ。――姫川小夜。思い出して欲しい。あなたの本当の名前を。“新宿”で私を助けてくれたのは、嘘ではなかったはずだから」

 

「……シンジュク……?」

 

 何の事を言っているのかまるで判然としない。

 

 だが少女は自分の事をよく知っているようであった。

 

 手を伸ばす。

 

 その度に、灰色の記憶が脳髄を軋ませる。

 

 キリエは呻き声を上げて、その場で硬直していた。

 

 痺れ出す腕、震え出す視界。

 

 恐らくは肉体強度を超過しての戦闘であったせいだろう。

 

「……お願い……私が誰なのか、教えて……」

 

「あなたは知る事になる。この楽園に蠢動する闇を。その果てに待つ、あなた自身の……」

 

『時間だ。サヤ、帰投しろ。アシッドに勘付かれる』

 

 少女は屋上から身を躍らせる。

 

 キリエは思わず懇願していた。

 

「待って! 待って……あなたは――!」

 

 そこから先は声にならない。

 

 少女は戦術ヘリに回収され、飛び去って行ってしまう。

 

 それそのものが、己の宿縁の血であるかのように、キリエは中天に昇った太陽へと手を伸ばす。

 

 やがてヘリの羽音も失せ、無音の理想郷に落ちたところで、こちらへと駆け寄ってくる足音と呼吸を聞いていた。

 

「更衣先輩……! 先輩……っ!」

 

 誰かが自分の肩を揺さぶる。

 

 誰なのか。

 

 ようやく戦闘から虚脱した己を手繰り寄せ、キリエはこの二年間の蓄積でしかない経験則で応じる。

 

「……あなたは永瀬、モモカ、ちゃん……?」

 

「よかった……っ! よかったぁ……」

 

「……よかった、の……?」

 

 屋上へと駆け上がって来た人影を、キリエは抱き留められたまま視野に入れる。

 

「……更衣隊長……? それに永瀬……。この血溜まりは何だ? 何があった……!」

 

「何が、か……」

 

 掠れた喉で声を発する。

 

 それは自分でも理解出来ない事柄の一つのようであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まさか三体の同胞を失うとは想定外であった。

 

 そもそも、電車内に狩り場を持っていたのも迂闊である。

 

「……“教授”と情報を共有する前に三人もやられるなんて……」

 

 女教師に擬態した姿のまま、中央庁が張り巡らせる封鎖線を観察する。

 

 呼び寄せる“声”に応じたのは自分だけ――それも当然。

 

 彼らを率いた上級翼手としての責任がある。

 

 翼手のハーレムを実現させるためには、一手の遅れでも嗅ぎ分けられてしまうだろう。

 

 それだけ、狩人の存在は大きい。

 

 だが、今しがた嗅いだ狩人は別種の匂いがしていた。

 

「……おかしい。機関の“サヤ”じゃない? いや、“サヤ”以外の対抗策があると見るべきなのだろうか。いずれにせよ、策が足りない……このままでは……」

 

 その懸念を裏付けるように端末が受信したのは“教授”のメッセージだった。

 

「……“北区から離れ、港で待つ”……だと? どういうつもりなんだ。我々が全滅してもおかしくはないと言うのに……」

 

 だが、その指示に従うしかない。

 

 いずれにせよ、市民権を得た翼手は一時的とは言え、“教授”の庇護下に移らなければ狩人から逃れ切れない。

 

「……絶対に手に入れてみせる……。中央庁の発布した市民権は、我々翼手のものだ。それを手に入れる事こそが、急務……」

 

 女教師に擬態したまま、残り三十一体の同胞と“声”で繋がる。

 

 返答の“声”の反響音を聞き留めつつ、女教師は慎重な行動を取っていた。

 

「……新たな狩人の存在も気にかかる、が……まずは地道に行かなければ、な……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アオぉ……大丈夫っすか……」

 

 ようやく追いついたタツヤは空から舞い降りた機動隊を視野に入れて震撼する。

 

 階段を上ってきた屋上には血溜まりが広がっており、生き物の死骸の臭いが充満している。

 

 そんな現場で、アオは機動隊から引き離されていた。

 

「……どうした……んすか、これ」

 

 絶句していると、アオは歯噛みする。

 

「……分からん、分からんが……」

 

 装甲服に身を固めた機動隊が武器を所持したままのキリエとモモカへと包囲陣形を取る。

 

『クリア。これより――特一級監視対象、更衣キリエの確保に当たる。既に発砲許可は受諾されている』

 

「特一級監視対象……って……」

 

 何が起こったのか。

 

 それを解明する前に、自分達には大きな溝が降り立ったのだろう。

 

 キリエへと鬼面の機動隊員がアサルトライフルを照準していた。

 

 大剣は血に染まっており、キリエの纏うコートも血塗れだ。

 

 茫然としたまま、モモカに抱き留められたキリエを特殊部隊が拘束する。

 

「ちょ……っ! ちょっと待ってくださいっすよ! その人は自分達の隊長で――!」

 

『……実験部隊、コープスコーズC班の隊員か。悪いが、貴様らにはこれ以上の権限はない。全ては楽園の王たる、七原文人様の御心のままに』

 

「……楽園の王……。王が、更衣隊長の身柄に関係しているって言うのか……!」

 

 その言葉を聞いた途端、アオが突っかかる。

 

 機動隊員へと無謀にも彼は掴みかかっていた。

 

「教えろ……! 何があった! 更衣隊長は何に関係している……!」

 

『越権行為だ。対処する』

 

 銃身で殴りつけられ、アオは一瞬で昏倒させられていた。

 

 その所作、そして澱みのない動作に、相手がその道の実戦部隊であるのを嫌でも実感させられる。

 

「……アオ……! 自分達は、どうしろって言うんすか……!」

 

『命令を待て。更衣キリエの処遇は追って通達する』

 

「それじゃ理解出来ないって言ってるんすよ! あの人は……何だっつーんっすか!」

 

 想定外に食い下がったせいか。

 

 あるいは鬼面の機動隊にも情があったのか、彼らは合成音声で返答する。

 

『……まさか、まるで聞いていないのか? それでコープスコーズC班だと……』

 

『……いや、聞かせないほうが幸せだろう。これより、更衣キリエを拘束。繰り返す、更衣キリエを拘束する』

 

 無線の声が伝い落ちていく中で、タツヤは嫌な予感だけが這い上っていくのを感じて、ただただ声にしていた。

 

「……何が……。自分達は何に関わっているって言うんすか……」

 

 無力感に全身が虚脱する。

 

 中天の太陽光が憎々しいほどの晴天を描き、模造の蝉時雨に抱かれて、キリエの姿は降り立った機体へと吸い込まれていた。

 

 ――だが、彼らの中に予感だけはあったのだ。

 

 いつまでも、楽園は長く続かない――その理論だけは、どうしてなのだか明瞭に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第八章「Crimson Soul」 了

 

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