キヴォトス徘徊禄ハンチョウ   作:やまおじ

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ゲヘナ温泉編 後半

 

次の日・・・!

 

 

大槻と温泉開発部が掘り続けて3時間・・・!

 

ついにたどり着く・・・・!目的の温泉・・・・!

 

 

「・・・!きっ・・・きたっ・・・!」

 

「っえ!ほんと?やったね大槻さん!私、カスミ部長に伝えてくるね!」

 

 

現れたのは湯気が立っている暖かい水・・・!

 

地下で長く働かされている大槻だか流石に温泉を実際に掘り当てたことはない。

 

「・・・ククっ・・!まさか人生で本当に温泉を掘り当てることがあるとはな・・!」

 

漫画のようなことが実際に起きると人は心が高揚するらしい・・・!

 

 

そうして待っているとメグがカスミを連れて戻ってくる。

 

 

「これだけの短期間で温泉を掘り当てるとは・・!でかしたぞ二人とも!」

 

「ワシからすると何故ここに温泉があるとわかったのかの方が気になるが・・」

 

「後の作業は別の部隊に任せておけ!・・それよりも温泉発見記念の準備だ!」

 

「さあ二人とも!今夜は宴といこうじゃないか!」

 

 

 

予想より遥かに早く温泉が見つかり温泉開発部の面々は。

 

 

「ヒャッハー!宴だ宴だ!!」

 

「こんなに早く作業が終わるなんて初めてかも・・!」

 

「今夜はパーティだ!みんなに連絡だ!!」

 

と、それぞれが楽しそうに騒いでいる。

 

 

「・・・こっちにきてこれだけの人数で飲み会か・・!これは僥倖・・!」

 

このような馬鹿騒ぎの食事会も好みである大槻もすぐに準備に走る・・!

 

 

「買い出し・・・!行くぞ・・!とりあえず近くのスーパーマーケット!」

 

「・・・大人がこんな時に何を買うのか少し興味があるな・・」

 

「よしっ、今回は私自ら買い出しに行こう、大槻、私も参戦しよう!」

 

「・・ククっ・・!ワシも少し興味がある・・!ここの生徒が何を買うのか!」

 

 

 

大槻とカスミ・・・宴の食材を買うために移動・・!スーパーマーケット・・!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 

 

 

 

 

二人がやってきたスーパーは温泉開発部がよく利用している隠れ家的な店。

 

小柄な少女とオッサンという異様な二人が店に入り早速店内を物色し始める・・!

 

 

「さて、とりあえず私は肉が食べたいから肉を見に行こうと思うが・・・」

 

「肉か・・・宴のメイン食材から真っ先に行くというわけか」

 

大槻とカスミは精肉コーナーに真っ先に向かい止まる。

 

「私は普段あまり買い出しに行かないから適当に買ってしまうが・・大槻はどう買う?」

 

カスミは素直に大人の意見を大槻に尋ねてくる。

 

「・・牛肉はいろいろな種類があるが・・・ワシのオススメは牛ロースとTボーンステーキなどがオススメ・・!」

 

「霜降り肉をよりも赤身肉の方がバーベキューには向いている・・!もちろん好みもあるがな」

 

「ほおほお・・なかなか興味深いな!」

 

ほかにも大槻は鶏せせり、フランクフルト、豚バラ、そしてカルビをチョイス・・!

 

「カルビはワシには少し重いが・・やはり外せない・・!こいつは!」

 

大まかな肉を選んだのち・・移動・・・!海鮮・・コーナー!

 

「私はホタテが食べたい・・!」

 

「クククっ・・・!素晴らしいチョイス・・!ならワシは牡蠣・・!」

 

貝類・・・!その食べやすさ・・!味・・・!まる人間に食われるためにあるような食材・・・!当然大槻も大好物の食材・・!

 

 

「後はエビとカニだな!よし!これくらいで次は飲み物だな!」

 

大槻はビールや日本酒、カスミはジュースを買った後・・・!

 

 

帰宅・・・!既にメグ達が準備している公園に・・・!

 

 

 

 

 

 

 

 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「乾杯!!!」」」

 

 

騒ぐ、歌う、食べる・・・・!

 

久しぶりかつキヴォトスにきてから初めての宴・・・!

 

 

ホタテのバター醤油・・!ステーキ・・!カニ・・・!

 

そして・・・!

 

「・・・ビール・・!・・キンキンに冷えている・・・!」

 

大槻・・・!昇天寸前・・・!

 

疲れた体にこれらの料理と酒はあまりにも犯罪的・・・!

 

「ハーハッハッハ!!随分と楽しんでいるな・・!大槻!」

 

「私もお酒飲んでみたいなあ!大槻さん、お酒って美味しいの?」

 

楽しんでいる大槻の近くにカスミとメグもジュースを持ってやってくる。

 

「フフッ・・バーベキューは久しぶりでな・・そこに酒・・美味いに決まってる・・!」

 

雑談を交わす三人・・・!しばらく談笑した後に話は本題へ・・!

 

「そういえば大槻、ある程度湧き出た温泉の整備が終わったらしいぞ」

 

「・・・!それは本当か・・・!」

 

「ああ、この後か明日あたりにでも入るか?掘り当てた特権だ!一番風呂は譲ってやろう・・!」

 

僥倖・・・!

 

「なら・・!この後ありがたく入らせてもらう・・!」

 

「いいなー!一番風呂!この時間に入る温泉が一番気持ちいいんだよね~」

 

・・・ククっ・・!折角なら日本酒で持ち込もうか・・!

 

大槻・・・現代では不可能な温泉で飲酒というキヴォトスでないと難しい禁忌を行おうと考えながらワクワクしていると・・・!

 

 

 

何やら周りが騒がしいことに気づく・・・!

 

 

 

ざわ・・・・・ざわ・・・・・

 

 

・・・何故だろう・・・何故か嫌な予感がする・・・!

 

大槻がそう思っていた瞬間・・!嫌な予感が的中・・・!

 

 

 

「見つけたぞ!風紀委員だ!!お前たちまた勝手に穴を掘ってるらしいな!!」

 

 

突然銀髪のツインテールの少女と大勢の風紀委員と名乗る少女達が乗り込んでくる。

 

 

「・・・・え!?」

 

「ちっ!・・タイミングが悪いな!メグ!みんな・・・!逃げるぞ・・!」

 

「了解!大槻さんも!とりあえず逃げるよ!」

 

「あっ・・あの・・温泉は・・・!?」

 

「それどころじゃないぞ・・・!今は見えてないが風紀委員長も来るかもしれん!」

 

 

撤退・・・!折角の宴からの温泉もナシに・・・!

 

 

 

結局・・・大槻・・・!念願の温泉に入ることなく逃走・・・!

 

 

無念・・・しかも温泉開発部ともはぐれてしまい…逆戻り・・・!

 

 

 

 

 

 

「どうしてこうなった・・・!!!?」

 

 

 

 

 

大槻・・・!ゲヘナで一人旅生活・・・・!継続・・・・!

 

 

 

 

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