あれから、花帆、さやか、瑠璃乃の3人は今までの3人の軌跡を振り返り、『ずっと三人一緒にやってきた』、『心の奥底で繋がっている』ということを再認識した。
そして曲が完成し、振り付けも作り今日は蓮華祭前に蓮ノ三連華の3人で蓮ノ空の生徒にむけてライブを行う。
吟子「花帆先輩たち、曲なんか作ってたんだ……」
小鈴「あの時のインタビューってもしかして……」
泉「かもしれないね」
姫芽「いや〜楽しみだね〜」
先輩たちのライブを楽しみにする蓮ノ小四辺形の4人。一方で―――、
セラス「花ちゃ〜ん!! さやかせんぱ〜い! 瑠璃乃センパ〜イ!!」
手に持った三色のサイリウムをぶん回し、セラスが応援していた。
梢「楽しみね……」
綴理「うん」
慈「見せてもらおうじゃん!」
淳平「3人の三年間の集大成を!」
ステージ袖でステージに立つ蓮ノ三連華を見つめるスクールアイドルクラブ。
客席には蓮ノ空の生徒たちが会場の座席いっぱいに座って今か今かと待っていた。
まもなく開演だ。
花帆「さやかちゃん、瑠璃乃ちゃん! 行くよ!」
さやか「もちろんです!」
瑠璃乃「おうよ!」
幕が上がる。そして蓮ノ三連華の3人が現れると、観客席から『キャーーッ!』と、歓声が上がる。
花帆「こんにちはー!! 蓮ノ三連華です!!」
瑠璃乃「突然ですがここで、新曲を披露させていただければと思います!!」
さやか「高校生活の最後に、わたしたちなりの……わたしたちの3年間を歌います!」
さやかちゃんが、優しくも、決意に満ちた表情で宣言し、
瑠璃乃「たくさんのことを、一緒に支えあって、笑いあって、乗り越えてきた。そんなルリたちの3年間の旅路の終わりに」
ルリちゃんが、慈愛で包むような優しい声色で言い、
花帆「最高のフィナーレと、最高の思い出を遺すからね! 最高の友達と、一緒に!」
花帆が元気いっぱいに、さやかちゃんとルリちゃんを交互に見て、『準備はいい?』と、アイコンタクト、2人もアイコンタクトで『もちろん!』と、返す。
言葉などなくても、通じ合っていた。
花帆「それじゃあ!」
花帆&さやか&瑠璃乃「「「聴いてください―――、『ペレニアル』!!」」」
そして行われた、3人の集大成ともいえるライブ。吟子ちゃんやセラスちゃんたち、後輩たちは、目を見開く者、涙を流して応援するもの、優しい顔で眺めるもの、去っていく先輩の想いを受け継ぐ覚悟を改めて決めるもの、ただひたすらに1ファンとして応援するもの。
様々な反応だった。
梢「成長したわね…」
綴理「うん」
慈「私たちにも全然負けてないね」
淳平「な?」
そして3人の鞄には、3人がこのスクールアイドルクラブにいた証。メンバーのロゴが入った菱形の飾りのついた色違いでお揃いのキーホルダーがかかっていた。
― つづく ―
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