いよいよ今回でこの作品は完結となります! 本当にここまでありがとうございました!
それではどうぞ!
「はぁっ、はぁ……はぁ……こ、これで二十回目ぇ……」
ナインデッド・ネクストの尋常ではない強さを前に、彼女は容易く蹴散らされていた。幸いなことにチェックポイントはナインデッド・ネクスト戦に用意されていたこともあって、オールマインドとの三連戦は避けることが出来たのだ。
しかしその優しさがまったくと言っていいほど慰めにならない程の高難易度、そしてそれに見合ったファンサービスを前にして彼女は一アーマードコアファンとして諦めるに諦められない状況にあったのだ。
リスナー:えっぐ……
リスナー:さてはACE版を参考にしたな?
リスナー:ブレード光波とゲロビがえぐいよなぁ……
コメント欄もナインデッド・ネクストの理不尽とも思える強さを前に戦々恐々としていた。中には、今も彼女が苦戦しているナインデッド・ネクストを今度は自分が相手することになるのかと恐れを見せる者も少なからずいた。というよりもそれが大半だろう。
一度目はスタッガー状態からのブレード滅多切り、四度目は不意に放たれたアサルトキャノンによって蒸発……その後も動きを覚えるということに意識を裂いていたこともあって着々と死亡回数だけが積み上がっていく。そして今、彼女の通算二十回目の挑戦が始まろうとしていた。
「……はいッ! 最初は横に回避して……それから極太レーザーを回避して!」
幾度となく死んで覚え、ナインデッド・ネクストの攻撃を躱していく彼女。
「うわわわっ!? そうじゃんそうじゃん! オービットあるじゃん!? あっぶなぁ!?」
プレイヤーに追従するように追撃して来るオービットの群れを、彼女はブーストを吹かしながらの移動で横に回避。攻撃の最中に回避行動を見せることが少ないナインデッド・ネクストの隙を突いて彼女は両手に担いだHU-BENと――ガトリング砲で速やかにナインデッド・ネクストに直撃させに向かった。
何度も死んでいく際中に、彼女は幾度となくナインデッド・ネクストに有効と思われるアセンブルを試行錯誤していた。
ナインデッド・ネクストの攻撃を避けるためになるべく重さを控えた機体構成、そしてナインデッド・ネクストの僅かな隙に対して瞬間的な火力を押し付ける為にはどうすればいいか。
「よォし! スタッガー取った! これでもくらえッ!!」
瞬間的にスタッガーを取れるガトリング砲の強みを活かしてナインデッド・ネクストからスタッガーを取った彼女はすぐさま両肩に備え付けられたスタンニードルランチャーを二発、同時に叩き込む。
「思った通り! やっぱりあまり耐久力はないって感じ! このまま押し切れば……いけるんじゃないの!?」
彼女の一連の攻撃で画面上のナインデッド・ネクストの体力バーは半分近くにまで押し込まれていた。
何度も死に続ける過程の中で彼女が見出した作戦こそ“ガトリングでスタッガーを取ってスタンニードルランチャーをぶち込む!”というものだった。
とはいえコメント欄の中には彼女がプレイしているアーマードコア6の現在のバージョンにおいて一番強いとされるZIMMERMANこと重ショットガンでいいのではないのかという意見も散見された。
しかしアーマードコアシリーズの履修者である彼女からすると……ナインデッド・ネクストには第二形態があるという考えが根底にあるのだ。
そのことを踏まえ、彼女は残弾数が多いかつ素早く第二形態に移行させるための瞬間火力を求めた所、見事ガトリング砲二丁持ちと両肩スタンニードルランチャー構成に行きついたという経緯があるのだ。……もっとも、彼女がただガトリング砲が好きという理由でもあるのだが。
「いっけぇえええええええ!」
リスナー:うぉおおおおおお!
リスナー:いける、いけるぞ!
リスナー:半分切った!
半ばゴリ押しに近しい戦闘スタイルであるが、それが功を奏したのか。ナインデッド・ネクストの体力はみるみるうちに減っていき、遂に残り一割のラインにまで体力が減少していた。
勢いのままアサルトブーストして近づいた彼女は両方のガトリング砲を躊躇いなく放ち、再びスタッガーを取る。途中でオービットのレーザー攻撃による被弾や、無理な回避をしたせいでエネルギー不足となり回避行動を取れずにパルスライフルの一斉射撃を受けたが、遂に放たれたスタンニードルランチャーによってナインデッド・ネクストの体力バーがゼロを示した。
――と、同時に画面が暗転し、火花を散らすナインデッド・ネクストの姿がアップで映し出された。
『やってくれる……』
『――だが、ここからが本番だ』
「ぎゃあああああああ! 薄々分かっていたけど第二形態あるじゃあああん!!」
『ジェネレーター出力再上昇。コーラルの指向性を制御。ナインデッド・ネクストに集結』
「それJの! 死神部隊Jの十八番だからァ!」
リスナー:十八番扱いは草
リスナー:第二形態あるんかい!
リスナー:ひえっ……
コーラルを帯び始めたナインデッド・ネクストの姿を見て彼女は悲鳴を上げ、コメント欄でも同様の叫びが綴られていた。
そしてオールマインドの言葉と共にオールマインドの出生を表していると思われる幾つかの挿絵が次々と画面に映し出される。
「『……イレギュラー』」
「『お前の生きる意味を、そしてそれに至るまでの選択を……私に見せてみろ』」
「ちょ、待って!? 流石にこれは予想してうわいきなりゲロビは止め……」
彼女はコーラルを纏ったナインデッド・ネクストによってまたしても瞬殺されるのだった。
□■□■□■□■
「よしよしよし! あと少し、あと少し!」
第二形態に移行したナインデッド・ネクストにさらに三十回ほど殺されてから暫くして、彼女は漸く勝ち筋を見出していた。
第二形態の状態で撃破されると第一形態からやり直しとなる仕様上、せめて第一形態はなんとか勝率を上げたいと考えていた彼女だが、やはり第一形態時点でも厄介なことには変わりない。第二形態で殺されてもう一度最初からやり直しになるたびに彼女のメンタルは削られていく。
しかしそれでもクリアしたいという彼女の意思と視聴者からのコメント欄に励みによって第一形態を突破できる確率が目覚ましい速度で上昇していたのだ。
リペアキットは無くなってしまったが、機体のAPも8割残っている。残弾数も残り少ない体力とパルスアーマーを削り切るのには充分なほどだ。
とはいえそれでも予断を許さない状況だ。気を抜けば瞬く間にコーラルによって強化されたナインデッド・ネクストの手によって速やかに撃破されるだろう。
そんな彼女ではあるが、遂にナインデッド・ネクストの体力を残り三割のラインにまで削ることに成功し、そして今、ナインデッド・ネクストのパルスアーマーを剥がすことにも成功していたのだった。
『レイヴン!』
「エアちゃん!? 暫く声を聴かないと思っていたら!」
『――ッ!! フィム! 急いで回避を!』
「何が起こる……ってええええええ!?」
エアの合図と共に、ナインデッド・ネクスト目掛けてエアのハッキングした衛星砲の一射が貫いた。
第二形態が始まってから暫く姿を消していたエアの存在に驚いたのもつかの間。まさか一週目のルートで脅威の象徴だった衛星砲をナインデッド・ネクストを仕留めるために持ってくるとは思いもしなかった彼女と視聴者たちは各々仰天していた。
そしてフライトユニットに直撃して地面に激突したナインデッド・ネクストにチャンスとばかりにすかさず残り少ないスタンニードルランチャーを叩き込んだのだった。
「や、やったぁあああああああああああああああああああああああ!!」
画面が一瞬暗転したかと思えば、そこには見るも無残な姿となったナインデッド・ネクストの姿が。
左腕を失い、到底戦闘を続行できるような状態ではない。どう考えてもこれでゲームクリア。そう思った彼女は歓喜の声を上げ、祝福に満ちたコメント欄に返信しつつムービーを眺めていた。
画面ではバスキュラープラントの方角を向いて感傷に浸るエアとプレイヤーのACの後姿があり、これからまさにエンディングに到達すると思われる。そうであると誰もが思っていた。――そのときであった。
『――まだだ』
「…………え」
『まだ負けていない』
「い、いやいやいや……流石にもう動けないでしょ!? ほ、ほら! 腕だって取れてるしセラフだってもう動けなかった筈じゃん!?」
リスナー:噓やろ……?
リスナー:マジすか……
リスナー:この展開どっかで見た!
困惑する彼女を余所に再起動を果たし、白いコーラルの光を発生させたナインデッド・ネクスト……およびフィムを目にした彼女はもはや叫び声を上げることなく、ただただ唖然としていた。
「わァ……」
リスナー:キレイダナ―
リスナー:泣いちゃった!
リスナー:コーラルって白くなるんすねー
現実逃避すら始めた彼女と視聴者を置き去りに今も画面では半壊したナインデッド・ネクストがプレイヤーに立ち向かおうとしていた。
『イレギュラー』
『――私はお前を倒す』
「や……やってやる……えっちょっと待って!? このBGMは初代の……って、いきなりゲロビはやめてぇえええええ!!」
□■□■□■□■
「ひーッ! さっきよりは大分マシだけどそれでも強いよぉおおおおおお!」
ボロボロになった状態から始まった第三形態戦。流れるBGMに懐かしさとエモさを感じてはいるが、現状はかなりの地獄。
もう第二形態をやり直したくなかった彼女からしてみれば手が震えるような思いであったが、これまでのアーマードコアシリーズのオマージュがふんだんに盛り込まれた正真正銘のラストバトルに興奮しているのも事実であった。
ゆえに今彼女が挙げているのは悲鳴は悲鳴でも嬉しい悲鳴であり、その証拠に声には恐怖の他に歓喜の色が乗っていた。
「色も相まってなんか本当に天使みたい……。でも攻撃は全然優しくないけどねぇええええ!!」
欠損した左腕部と胴体の接続部位からあふれ出したコーラルの薙ぎ払い攻撃を上空に飛んで回避する彼女は、思わずナインデッド・ネクストのその姿を見て天使と形容した。
しかしそれが気の緩みとなったのか、ナインデッド・ネクストのパルスライフルの攻撃を躱しきれずプレイヤーのスタッガーが溜まってしまい、8割近くあったAPが一瞬にして残り3割になるまで削られてしまった。
「うひぃいいいい!? だ、だめ! これ以上のダメージは、あのコジ……コーラルのダメージで死ぬぅうううう!」
リスナー:ひえぇええ
リスナー:ヤバすぎ
リスナー:コジマって言いかけたw
ナインデッド・ネクストが常時展開しているコーラルの領域によって何もしなくてもダメージを受けている現状、これ以上の被弾イコール死であることが確定している為、いよいよ焦り始める彼女。
流石に幾ら元々の弾数が多いガトリング砲でも弾切れを起こしかけている中で、無駄うちは出来るだけ避けたいと考えている彼女は、ナインデッド・ネクストの第二形態移行の時よりも緊張していた。
そして激しい攻撃の中、タイムリミットが迫りくる中、遂にガトリング砲が弾切れを起こした。
「あっ」
リスナー:あっ
リスナー:不味いですよ!?
リスナー:終わったわ
弾薬が切れたことで画面では両手のガトリング砲を両脇に投げ捨て素手になったプレイヤーのACの姿が。両肩のスタンニードルランチャーもとっくに弾切れを起こし、完全に為すすべがない状況に思わず彼女の頭は真っ白になる。
しかし肝心のナインデッド・ネクストの体力は残り一割を切っている状況で、このまま最初からやり直すのはもはや一種の苦行でしかない。
武器を全て失い、スタッガー状態が程よく溜まっているナインデッド・ネクストの目の前で何も出来ず自由落下をするしかないこの状況下において、彼女の脳裏にはある光景が過っていた。
――それはとあるイベントにて現れた自分と同じガトリング砲を選び、そして似たような状況に陥っていたイレギュラーと呼ばれる人物とそのACの後姿。
彼女の手はコントローラーを離してはいなかった。
「おぉおおおおおおお! くらえルビコン神拳んんんん!!」
そして気づけば彼女は格闘攻撃をナインデッド・ネクストに繰り出していた。
咄嗟に繰り出した格闘攻撃の連続でスタッガーが蓄積していたナインデッド・ネクストは見事スタッガー状態に陥ることになったのだ。
しかし与えられるダメージは微々たるもの。さらに言えば彼女の両腕は近接攻撃の適性が低いパーツであり、なおかつ近接攻撃の手段を持ち合わせていない。しかし今の彼女が取れる手段は両手の格闘攻撃と、あとの一つしか残されていなかった。
「早く早く早く早く早く!!」
リスナー:こ、これはルビコン神拳!?
リスナー:いっけぇええええええええ!!
リスナー:頑張れー!!
しかし格闘攻撃とて無限に繰り出せる訳では無い。当然ながらオーバーヒートする。だからこそ彼女は格闘攻撃を繰り出しつつあるタイミングを待っていた。
それは画面下部に映し出されているプレイヤーのAPとリペアキットの残数……そして彼女が最後の切り札として残されていたもう一つの項目が記されたステータスであった。
数回殴った後、右腕がオーバーヒートを迎え、そして左腕もオーバーヒートを迎えた時。遂にそれは訪れた。
「お願い!! これで倒れてぇえええええええ!!」
アサルトアーマー。広範囲にわたってダメージを与える手段の一つ。
それを狙っていた彼女は、格闘攻撃が終わった瞬間にクールタイムを終えたアサルトアーマーを即座に発動したのだ。
そして格闘攻撃の連続によってスタッガー状態を維持されていたナインデッド・ネクストは、アサルトアーマーの攻撃によって遂に体力バーがゼロを迎えることとなった。
「や、やっ……」
スローモーションでナインデッド・ネクストが爆発を起こす中、彼女が溢れんばかりの歓びを思う存分に外へと出力しようとしていたその時のことだった。
『――戦い続ける……歓びを……』
「……え」
白い爆発に包まれるナインデッド・ネクストもといフィムの最期の言葉を聞いた彼女は一瞬、脳がフリーズし、フィムの言葉を処理していた。そして数秒後、漸く消化しきった彼女の目からは自然と涙がこぼれ始めていた。
「あ……ッ……あっ……」
リスナー:だ、大丈夫?
リスナー:泣いちゃった……
リスナー:終わった……
これまでの集大成ともいえる存在を撃破したことの達成感と、これまでのアーマードコアシリーズのオマージュに対する感動、そしてアーマードコアというシリーズを表すかのような言葉によって彼女の脳内はぐちゃぐちゃにかき乱されていた。
彼女が復帰したのはスタッフロールが流れる直前のことだった。
「いやー……ごめん。エモすぎて泣いちゃったよ……!」
心配するコメント欄に軽く答えつつ、最後の締めの挨拶をしようとしていた時のことだ。
「おっ? 最後の会話があるのかな?」
一周目、二周目ではスタッフロールの最後にそれぞれ対応した人物から様々なメッセージが残されていたので、画面が暗転したということはつまりそういうことだと認識していた彼女がワクワクしながら待っていると、思わぬ人物の声が入ってきたのだ。
『――……ィム、フィム。目を覚ましてください』
「オマちゃん!? しかもフィム!?」
『……そうか。俺は……負けたのか』
それから彼女はオールマインドとフィムのやり取りを聞きながら、それに突っ込みなどを入れていると――。
『……フィム。一つ提案があります。私と共に彼らを統率し、新たな人類の可能性を導きませんか?』
「えっ、嘘……これ、どうなるの?」
『断る理由はない』
『共に、新たな人類を』
「……えっ、それってどういう……」
困惑する彼女を余所に画面ではオールマインドとフィム以外の別の声でナレーターが入った。
『かくして、コーラルリリースによって各地の宇宙にACがばらまかれ世界が混沌と闘争に満ちた。新たに生み出された彼らはやがてそれぞれの人格を獲得』
「人格を獲得!? そして彼らって……」
『そして彼らは自らを“レイヴン”と名乗るようになった』
「……えっ、ちょっと待って? 私、何か凄いことに気付こうとしているのかも……!」
『彼らは日々、自らの可能性を模索する為に戦う。そして次第に力を持った企業が新たに台頭するようになり、世界からは再び戦火の燻りが見え始めていた……――その頃からだった。レイヴン達を傭兵派遣組織として管理する組織が発足したのは』
「まさか……!?」
淡々と語るナレーターから出力される情報と画面で流れる初代アーマードコアを彷彿とさせる映像と画像の連続。情報の濁流にのみ込まれそうになる彼女だったが、更に彼女に追い打ちをかける内容がナレーターの口から語られた。
『いかなる企業に対しても中立の立場を貫くその組織は、企業からの依頼を斡旋し、それら様々な依頼をレイヴンに与えていた。さらにそんなレイヴン達が競う見世物の娯楽……アリーナを主催、個人の評価に直結するランキングシステムによって高ランクのレイヴンには、より高難易度の依頼とそれに見合った報酬となにより名誉が与えられることになった』
「嘘……これ初代のアリーナの説明じゃん……えっ本当の本当にそういうことなの!?」
『そして、そんな彼らが注目するとある存在がいた』
「それってつまり……」
『それは生ける伝説――アリーナのトップランカーと呼ばれる存在。誰もが認める最強の存在。素性は不明、しかしその卓越したACの操作技術は神掛かっているとまで称されるほどだ。アリーナ発足時から常にトップを保持し続けているその人物の名は――ハスラー・ワン。ACの名は――ナインボール。そして彼が所属する組織の名こそ……』
「やっぱりハスラー・ワン! そしてナインボール!? あれ!? フィムはどうなったの!?」
しかしそこでナレーターは途絶え、再び画面が暗転した。
『フィム。彼らを管理するための組織を結成しましょう』
「構わんが、名前はどうする?」
『既に決めてあります。彼ら……コーラルの彼方からやってきた渡鴉を纏めるための相応しい組織――
「う、うわぁあああああああああああ!? ここで初代に繋がるのぉおおおお!? って、ちょっと待って!? この画面って……」
最後の一瞬、画面に映し出された暗闇に包まれた近未来チックな地下施設とそこに佇むナインデッド・ネクスト……否ナインボール・セラフの目元が映し出されたことでいよいよ彼女の脳がパンクし、言葉を失った。
だが、そんな彼女に追い打ちをかけるがごとく。更に追加の情報が彼女の脳を襲った。
『――システム キドウ』
「やめてぇえええええ! これ以上私の脳をパンクさせないでぇえええええ! レイヴン試験じゃんこれぇええええ!!」
リスナー:情報が……情報が完結しないッ!?
リスナー:脳がパンクすりゅうううううう!
リスナー:あーもうぐちゃぐちゃだよ……
そこに映し出されていたのは様々なアレンジが施されてはいるが、紛れもない――初代アーマードコアの初期機体とチュートリアルのステージだった。
そしてその初期機体がブーストを吹かし、画面に向けて突撃をする場面で暗転が入り、アリーナにナインデッド及びナインデッド・ネクストとの訓練が追加されたこととエクストラミッションの解禁がされたことを知らせた。
「……えー。クリアした感想ですが」
そうして一瞬、間を空けた彼女。そして満面の笑みで。
「身体は闘争を求める、という言葉の意味を深く知ることが出来ました……本当にありがとうフロム!! これは初代アーマードコアのリメイクを期待してもいいってことですね!? そうですよね!?」
その後彼女はしっかりアリーナでナインデッドとの訓練をクリアし、六連パルスライフルとナインデッドのブースターを取得。そして続くエクストラステージにて……。
「ちょ……フィムどんだけオマちゃんに酷使されてたの!? これ半ばNG集だよね!?」
フィムのナインデッドを操作することが出来るエクストラステージにて、オールマインドからの無茶振りをこなす過程で彼女はフィムの苦労を知り思わず苦笑してしまう。
「ふぅ……」
そしてそれらをクリアした彼女は息を一つ吐き、ひところ呟いた。
「楽しかったなぁ……!」
□■□■□■□■
【AC6】身体は闘争を求める
1:名無しの傭兵 ID:FupHEQnG7
これはつまり初代のリメイクを期待して良いってことですよね? フロムさん?
2:名無しの傭兵 ID:15o5FQ6er
落ち着けといいたいが、あのラストを見たら誰だってそう思う。俺もそう思う
3:名無しの傭兵 ID:H95YmUelf
いやー……まさか一部界隈で騒がれていた“フィム=ハスラー・ワン説”という与太話がまさか当たるなんてね
4:名無しの傭兵 ID:XGNXE0Zwc
このリハクの目をもってしても読めなかった……!
5:名無しの傭兵 ID:Vkuoc8sol
>>4 なんなら読めるんだよ定期
6:名無しの傭兵 ID:6pmeLKpRQ
そんなことより俺はオールマインドをイグアスにNTRされたと思ったらフィムという本命がいたので脳破壊された奴が気になって仕方ない
7:名無しの傭兵 ID:QaSubmv7u
>>6 あれは流れからして完璧だったなw
8:名無しの傭兵 ID:1Y/ohC6pk
>>6 でもビジュアルは幻覚なんだよなぁ……
9:名無しの傭兵 ID:VorxZ/F9M
コーラルきめた奴が多すぎる
10:名無しの傭兵 ID:MkXGfMsk7
>>8 でも話の内容自体は原作通りなのがまた
11:名無しの傭兵 ID:ivQZYD+mN
まぁあの結末の所為もあってか、フィムのビジュアルはある程度固定されたからね
12:名無しの傭兵 ID:ZPs0v+/xp
でも三連戦は勘弁してくれ。楽しいんだけど、やっぱきついんすよ
13:名無しの傭兵 ID:S0vMecVio
チェックポイントあるとはいえ、事実上の五連戦だもんな
14:名無しの傭兵 ID:al0yfqw/r
なんでコーラルがコジマモドキになっているんですかねぇ……
15:名無しの傭兵 ID:Q8fFUYSN/
>>14 コーラルが万能としか……
16:名無しの傭兵 ID:1oSEDx9H4
>>15 実際それで片付くから困る
17:名無しの傭兵 ID:gf5jzDpfP
というか今回のフロムのファンサがガチすぎる。フィム戦のBGMに初代の“9”を持ってくるのはヤバすぎ。脳みそ溶ける
18:名無しの傭兵 ID:B+bih786H
>>17 ゲーム料金だけじゃなくて、もっと払わせてくれって言いたくなるわこれ
19:名無しの傭兵 ID:C7ullmenx
>>18 DLCじゃないのにあれだけのボリュームって……
20:名無しの傭兵 ID:eiuOPGWLs
しかも四週目にはエクストラステージというナインデッドを操作してAMちゃんの依頼をこなせるんやぞ
21:名無しの傭兵 ID:MxNkUgqeK
>>20 スネイルも忘れるな
22:名無しの傭兵 ID:Wn62WWeT6
なんかシチュエーションも相まってACEを思い出す。あっちは無双ゲーみたいな感じだったが
23:名無しの傭兵 ID:udwqzNetG
>>22 あれはあれで面白かったな。まさかこっちも似たようなことが出来るとは思わなかったけど
24:名無しの傭兵 ID:phAyBe7hz
至れり尽くせりやな
25:名無しの傭兵 ID:JnRd8vFBf
リメイクされるとなるとやっぱり追加要素とかあんのかな
26:名無しの傭兵 ID:a8tQNxj/I
あってほしい。けどなくても満足するかもしれん
27:名無しの傭兵 ID:Euhpa7bqF
オペレーターの声がAMちゃんになってたり……
28:名無しの傭兵 ID:Kn9HttK+6
>>27 否定できんのがまた……
29:名無しの傭兵 ID:byH4MiPNU
>>27 流石にフィムと統合したっぽいからポンコツは抜けてるやろ。……抜けてるよね?
30:名無しの傭兵 ID:sb2h0JVEd
>>29 一度生まれたもの(ガバ)はそう簡単には死なない
31:名無しの傭兵 ID:YZeCOpGLr
今度はフィムがガバる……ってこと!?
32:名無しの傭兵 ID:46cm+hsvx
>>31 嫌だよハスラー・ワンと化したフィムがガバをする姿なんて
33:名無しの傭兵 ID:p1uechN/0
オールマインドのガバを幾度となく修正してきた実績のあるフィムやぞ。大丈夫だろう
34:名無しの傭兵 ID:mScQHLA3C
>>33 ガバが起きることを前提としてるじゃねぇか!
35:名無しの傭兵 ID:KFIP26+Gv
というよりまずフィムのルートを見つけるのが割と分かりづらくない?
36:名無しの傭兵 ID:/A/iEk4Lf
何も気にせずに行ったら賽は投げられたルートに入るもんな。まさかスウィンバーン排除が起点になるなんて誰も思わないやん
37:名無しの傭兵 ID:TzNgPJPKm
>>36 スウィンバーンは特異点だった……?
38:名無しの傭兵 ID:CwsqmDPCE
一発でフィムルートにいったあの配信者はマジの幸運だった模様
39:名無しの傭兵 ID:o4JmOvUoJ
>>38 それ幸運か?
40:名無しの傭兵 ID:y4YX5ce8B
>>39 (フロム基準での)幸運だぞ
41:名無しの傭兵 ID:8vmC6t8x+
個人的にはDLCでベイラムルートと解放戦線ルートも追加して欲しい
42:名無しの傭兵 ID:QzSBWRM5S
イグアスとラスティの操作パートは見てみたい
43:名無しの傭兵 ID:EfIc39mza
何だかんだ言って今作は死ぬほど楽しかった
44:名無しの傭兵 ID:m/+/OPQsO
>>43 ボリューム満点どころか胃もたれするレベルなんだよなぁ……
45:名無しの傭兵 ID:TuwLssnhC
>>44 でも満足したやろ?
46:名無しの傭兵 ID:46VLh4hKA
>>45 それはそう
47:名無しの傭兵 ID:67GXAy3RZ
今作における主人公枠が多すぎる。戦友とかまさにそれやん
48:名無しの傭兵 ID:vFTfI25Rq
>>47 主人公枠って皆“9”が関係しているのもまた……
49:名無しの傭兵 ID:YdxLIveDO
プレイヤー(俺ら)=6+2+1=9
イグアス+ヴォルタ=G5+G4=9
ラスティ=V,Ⅳ=5+4=9
フィム=V.Ⅸ=9
やっぱACには“9”が纏わりつくんやなって……
50:名無しの傭兵 ID:2is1IfkDR
もはやある種の信仰よな
51:名無しの傭兵 ID:F/s1jmqCu
でもそういうのは嫌いじゃない。だからこそもう次に期待しちゃうのもある
52:名無しの傭兵 ID:dWzsaDxFa
>>51 また例の構文が流行ってしまうな
53:名無しの傭兵 ID:CNuGHyWqf
AC6が流行る
↓
プレイヤーへの過剰供給で脳が破壊される
↓
しかし身体は闘争を求める
↓
DLCを買う
↓
アーマードコアシリーズの収入が伸びる
↓
フロムが初代リメイクか新作を作る
54:名無しの傭兵 ID:d181qAcQT
やっぱ身体は闘争を求めるんやなって
※なおこの世界線では三年以内に初代のリメイクが発表された模様
と、いう訳で遂に完結です!
特にこれといって書き残したいことはないですが、高評価と感想、そして誤字報告ありがとうございました!
これにて今作品は完結となりますが、また天啓が下り次第新しい作品を執筆したいと思います!
これまでありがとうございました!