今回で本編は最終話となります
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海流に乗って山を登り、グランドラインへの入り口へと到達する前に、進行方向に巨大なクジラが居ることに気付いた俺は大気を操り風を生み出し、ゴーイングメリー号を動かしてクジラを避けた。
それから双子岬に到着した俺は、久しぶりに会う双子岬の灯台守であるクロッカスに挨拶をしに行ったが、クジラを狙う怪しい2人組を発見。
Mr.9にミス・ウェンズデーと名乗った男女をとりあえず捕まえておき、ノッキングで身体の動きを止めておく。
それからローグタウンで購入した食材を使った料理をサンジと一緒に作ってみたが、エレファントホンマグロを部位ごとに解体した俺は、エレファントホンマグロの大トロで炙り寿司を作成。
ローグタウンで、お1人様1パックだが安く売っていた卵を使ったオムライスも作り、オムライスを食べたがっていたナミに提供。
スプーンだけであっさりと切れるフワフワのオムレツに俺特製のチキンライスが詰まったオムライス。
「絶妙な柔らかさの卵ね。乳とバターの風味は塩気と僅かな甘さが含まれてるわ。淡く繊細な味を、酸味があるケチャップが引き締めてるわね」
オムライスの卵だけをまず一口食べて、味の感想を言っていたナミは、次は中身のチキンライスと一緒に卵を食べていった。
「噛み締めると塩気を含んだ肉汁を出す鶏肉、旨味と香りが豊富なキノコ、炒められた野菜は香ばしくも甘みを帯びていて、オレンジ色に染まったライスの粒がそれら全てを受け止めて旨味を吸っているわ。やっぱりシバのオムライスは絶品ね」
そう言って笑顔で幸せそうにオムライスを食べていたナミを見ていた他の仲間達も「シバ、おれにもオムライスを」と言い出し、買った卵を全部使うことになる。
美味そうに料理を食べていた麦わらの一味とクロッカスだったが、グランドラインについての話をすることになり、航海に必要なログポースをクロッカスから譲ってもらうことができた。
一応Mr.9を名乗る怪しい男からもログポースは奪っていたが、それは予備としてナミに渡しておく。
ラブーンというクジラにルフィが喧嘩を吹っ掛けて、勝てる筈の勝負を「引き分けだ」と言って止めたルフィはラブーンの頭部に絵心がない麦わらのマークを描き、喧嘩の決着がつくまでマークを消さないようにラブーンと約束していたみたいだ。
そんなことがあったが、ログポースのログを頼りに航海は続き、グランドラインの異常気象に戸惑う麦わらの一味を手伝いながら、海を進んで到着したウイスキーピーク。
ルフィが解放してやれと言うので、Mr.9とミス・ウェンズデーのノッキングを解除してやると素早く海を泳いで、ウイスキーピークまで逃げ去っていった怪しい男女。
歓迎の町と銘打ってはいるがサボテンのような岩には、サボテンの針のように大量の墓標があり、それだけの死人が出ている場所であるのは間違いないだろう。
敵の陣地とも言える場所で、すっかりと油断しているのはルフィにサンジとウソップで、警戒を解いていないのはゾロとナミだけだ。
食事には毒なども入っていないので、コックが倒れるぐらい飯を食べているルフィを俺が止めることはない。
どうせ敵の兵糧なのだから、いけるとこまでいってしまえばいいと判断した俺は、ルフィが満足するまで食事をさせておく。
コックが3人倒れたところでようやく満腹になったルフィの腹は風船のように膨れていた。
ルフィとサンジにウソップが眠り、ゾロとナミに俺が寝たフリをしているところで、集まり始めたウイスキーピークの住人達。
全員が武装している住人達は、どうやら全員が賞金稼ぎということらしい。
ゾロが新しい刀を試したいそうなので、今回はゾロに任せて、手早く寝ている面々をゴーイングメリー号に運んでおき、船番をしていた俺。
それから、バロックワークスという犯罪組織に潜入して、捜査を行っていたミス・ウェンズデーの正体が、アラバスタの王女であるネフェルタリ・ビビだと知ることになり、一緒にアラバスタまで向かうことが決まる。
ミス・オールサンデーとやらが現れたりもしたが、アラバスタへのエターナルポースを渡してきたミス・オールサンデーの前で、エターナルポースをルフィは握り潰した。
「この船の進路をお前が決めるなよ」と言っていたルフィは、進路を決められるのは嫌だったらしい。
去っていったミス・オールサンデーは、特に此方に敵意を抱いていたりはしなかったな。
なんてことがあったりもしたが、次の島はリトルガーデンという島で、太古の恐竜などが生き残っている島でもあるようだ。
リトルガーデンを冒険したいと思ったのか、弁当を頼んできたルフィに重箱のような弁当を用意しておき、ルフィと一緒に行動しておくと、巨人と遭遇。
巨人にもてなされることになったが、恐竜の肉を俺が調理して、巨人のドリーに食べてもらうと「こいつは美味いな」と好評だった。
この島ではドリーとブロギーという2人の巨人が決闘を行っており、噴火を合図に決闘を行う2人は、決闘の理由を既に忘れるほど、長く戦っているらしい。
決闘が引き分けで終わった後、ルフィがドリーとブロギーに酒を提供することを約束していたので、船に酒を取りに行ったが、明らかに何か仕掛けられていた酒樽。
ゴーイングメリー号に置いてある酒樽の酒は全て、飲めば体内で爆発するような酒に変えられているようで、酒を飲めないようにした相手に、俺は激しい怒りを抱く。
下手人の匂いは覚えたので逃がすつもりはないし、酒を粗末にした相手をタダで済ませるつもりもない。
爆発するような酒は残らず廃棄し、俺の手持ちの酒をドリーとブロギーには提供することにした。
酒海の酒や、酒豪諸島の酒を用意してドリーとブロギーに飲ませておくと「こいつは今まで飲んだ酒の中で1番だ!」と喜んでいた巨人達。
酒盛りが終わったところで再び噴火が起こり、ドリーとブロギーの決闘が始まる。
一進一退の攻防を続ける2人だったが、ドリーの足下に一瞬白い蝋が伸ばされて、足を滑らせて隙を作ってしまったドリーを、ブロギーの斧が斬り裂いてしまった。
勝利に涙を流すブロギーをMr.3を名乗る男が蝋で拘束しようとしたところで飛び出したルフィによって、一撃で倒されたMr.3。
決闘が邪魔されたことに怒りを抱いていたブロギーの身体を覆う蝋をスタージュンからコピーした熱で溶かし、このまま決着しては不本意だというブロギーの願いに従って、まだ生きているドリーの怪我を蘇生包丁を使って傷痕も残らないように治療しておいた。
それから普通に捕まっていたゾロとナミにビビを助けておき、現れたミス・ゴールデンウィークとやらを気絶させておく。
ちょっと野暮用を済ませておく、とルフィ達に伝えた俺は、酒樽に残っていた匂いの元へと向かい、Mr.5とミス・バレンタインとやらを発見。
酒を飲めなくした男女2名に容赦なく蹴りを叩き込み、肉体を完全に爆散させておき、死体すらも残すことはなかった。
食材を粗末に扱う相手に俺が容赦をすることはなく、その相手を俺は決して許しはしない。
リトルガーデンのログは1年経過しないと貯まらない為、これからどうしようか困っていた麦わらの一味。
そこにやってきたのはアラバスタへのエターナルポースを手に入れていたサンジ。
どうやらMr.3の隠れ家をサンジは発見していたらしく、そこでアラバスタのエターナルポースも見付けていたみたいだ。
アラバスタを目指してリトルガーデンから出発することになったが、現れた巨大な金魚のような魚。
ドリーとブロギーから真っ直ぐ進めと言われていた為、止まることなくゴーイングメリー号を真っ直ぐ進めたが、島食いという魚の口の中に入ってしまうゴーイングメリー号。
ドリーとブロギーの一撃により貫かれた島食いから飛び出したゴーイングメリー号へと「さあ、行けえ!」と言う2人の巨人。
航海の途中、俺とサンジが厨房に籠っている間に面白いオカマと遭遇したと言っていルフィ達。
更に航海は続き、ナミが体調を崩したりもした為、医者が居る島に向かうと決めた麦わらの一味。
ドラム王国という医療で有名な国に到着したが、国民達は攻撃的になっていて、海賊である此方へと発砲までしてくる始末。
ビビに当たるところだった弾丸は俺が止めたからいいものも、仲間が撃たれそうになったことに怒りそうになったルフィをビビが止めた。
頭を下げて「医者を呼んでください」と頼んだルフィとビビに、危害を加えにきた訳ではないと思ったのか、医者が居る場所を教えてくれるようになったドラム王国の国民達。
とりあえずナミとルフィにサンジを俺が、医者が住んでいるというドラム王国の王城まで運んだ。
医者であるドクターくれは、とその弟子のチョッパーというトナカイにナミを任せておき、体調が良くないナミでも食べたり飲んだりできるようなものを用意していった俺。
消化に優しいお粥と、栄養満点な甘酒を作成し、ドクターくれはの治療で体調が良くなったナミに提供しておく。
ナミが動けるようになったところで、ドラム王国の元国王と家臣とやらがやって来たが、ルフィとチョッパーによりぶっ飛ばされた元国王と家臣達。
チョッパーを「仲間になれよ」と仲間に勧誘していたルフィにより、新たに仲間に加わったチョッパーというトナカイ。
ドクターくれはに頼まれてドラム王国の武器庫の鍵を開けた俺に「治療代金はこれでチャラにしとくよ」と言っていたドクターくれは。
その日、ドラム王国には桜が咲いた。
桜を見ながら、宴会をして、航海を続けていった麦わらの一味。
到着したアラバスタでは様々なことがあったが、クロコダイルの野望を食い止めることに成功し、麦わらの一味によって倒されたバロックワークス。
仕掛けられていた爆弾は、俺が遥か上空まで運んで処理したりもした。
その後、海兵に追われたりもしたが、仲間だったビビが待つ海岸へと行き、ビビの言葉に応えるように、仲間の印である×印を掲げた麦わらの一味。
ルフィに頼れる仲間も増えたことだし、そろそろ俺も麦わらの一味を抜けるとしよう。
そう決めた日に、俺は別れの手紙を書いて、ゴーイングメリー号から立ち去った。
それからしばらくして、レイリーが元気にやってるかどうか気になった俺は、シャボンディ諸島へと向かい、レイリーに会いに行く。
レイリーに会うには会えたが、どうやらルフィが天竜人を殴り飛ばしたらしく、海軍大将が送られてくることになったみたいだ。
今のルフィじゃ、流石に海軍大将には、まだ勝てないだろう。
元麦わらの一味として、ルフィ達を手助けしておくのも悪くはない。
そう決めた俺は、シャボンディ諸島に現れた大将黄猿の前に立ち塞がる。
態々来てもらって悪いが、運が悪かったな黄猿の坊主、と言った俺に「おっかしいねえ。このおっかない覇気、あんたは何者だい?」と冷や汗を垂らしながら聞いてきた黄猿。
海賊だよ、お前の敵だ、そう答えた俺は武装色を纏わせた蹴りの一撃で、大将黄猿を気絶させておく。
ルフィ達は、バーソロミューくまによって逃がされたようで、海兵が簡単には来れない場所に逃がしたみたいだ。
それなら安全かと判断した俺は、かつての仲間のレイリーと久しぶりに酒を酌み交わした後、ルフィが飛ばされた場所へと向かってみた。
久しぶりに会ったルフィからは「シバアアアアアア!」と思いきり抱きつかれることになり、嬉し涙を流していたルフィは、久しぶりに俺に会えて嬉しかったようである。
再会が終わって一段落してから、更に強くなる為に2年間修行をするつもりのルフィを、レイリーと一緒に鍛えていったが、かつての鍛練で下地が出来ていたので、順調に進んだ修行。
武装色の内部破壊も見聞色の未来視も身に付けたルフィは、覇王色も自分の意思で使えるようになり、覇王色も纏えるようになっていたな。
更に鍛練を続けていくと、髪が白くなり、様々なことが可能になる、ギア5まで辿り着いたルフィ。
見違えるように強くなった今のルフィなら、海軍大将が相手だろうと負けることはない。
2年間が経過し、ルフィの修行が完了したその日、レイリーと俺の前で「海賊王に俺はなる!」と言い放ったルフィへと、ああ、なってこい、と言った俺はルフィを送り出そうとした。
そんな俺の手を掴んだルフィは「シバも一緒に行こう!」と笑う。
「はは、しつこいところはロジャーにそっくりだな」
そう言って笑っていたレイリーは、ルフィを止めるつもりは無さそうだ。
仕方ないな、と思った俺は、ルフィが海賊王になるまでは付き合ってやるよ、と言いながらルフィと一緒に歩き出す。
歩みを進めて、移動したシャボンディ諸島。
そこには麦わらの一味の仲間達が先に待っていたようだ。
久しぶりだな、またよろしく頼むわ、なんて言ってみた俺に飛び付いてきた仲間達。
新たな船、新たな仲間、見知らぬものが増えていたりもしたが、変わらない仲間達に俺は笑みを浮かべ、ただいま、と言うと「おかえり!」という仲間の元気な声が返ってきた。
まあ、しばらくは俺も麦わらの一味の仲間として旅を続けるとしよう。
麦わらの一味の、もう1人のコックとしてな。
ONE PIECEの原作と違う点
リトルガーデンで酒に仕込まれた爆薬に四馬が気付き、酒を処分した為、ドリーが爆薬入りの酒を飲むことがなかった
ブロギーに斬られたドリーが四馬に治療された為、傷痕が残ることなく元気になったドリー
酒に爆薬を仕込んだMr.5とミス・バレンタインのコンビが四馬の怒りを買い、殺されて死体すらも残らなかった
ドラム王国でサンジが怪我をすることがない
アラバスタの爆弾を四馬が処理した為、ペルが爆発に巻き込まれることがなかった
シャボンディ諸島に現れた黄猿は四馬によって倒されて気絶させられる
ルフィはレイリーと四馬に修行を頼み、2年間鍛えられて、原作のワノ国終了時点並みの実力を手に入れた
四馬が再び麦わらの一味の仲間に加わった