少しお久しぶりです、体調悪化や忙しさに追われておりました
ぼちぼち週刊ぐらいに戻せていけたらなあ、と思います
今回はなんで海越えたのにまたベリウス戻ってんだよ……ってなったミッションの1つをちゃんとベリウスにいる内に持ってきた話
「こら!
V.Ⅶ、スウィンバーン。暗殺依頼でなんというか、
ぐしぐしと頬をナプキンで拭ってくれ、食べ物の食べ方を丁寧に指導してくる。敵対した時もそうだが、指導するのが好きなのだろう。
「んぐ、むー……まだ、あんまちから……はいんない。」
「再手術の影響があまり抜けていないのか、にしても下手だな。いいか?フォークはこう握って、ナイフはこう!それで、使い方は―――」
ヴェスパー部隊所属の時は、かなり待遇がいい。コーラル争奪競争で基本リードを握れたり、星外きっての大企業なだけあってか、最新世代の再施術を受けさせてくれるのだ。お陰で食事を楽しんだり、不自由はあるものの手足を動かせたりもする。
コーラル代替技術による強化施術は、強化人間の世代を追うに連れて洗練され、また強化人間そのものをより強くしていった。旧世代と比べ、たった一度の施術で失った人体機能の多くを取り戻せる程に差がある。
第一世代の劣悪な施術成功率と比べ、現行最新世代の成功率や当人への影響は改善。最終的には旧世代と呼ばれる強化人間が陳腐化してしまい、良くも悪くも私のようなのは旧世代型と呼ばれ、多くはそのまま隔たりとなってしまったのだが。
彼はその分水嶺、代替技術による施術―――世間的には成功率の方が高いとされた施術を受けた初めての世代だ。だが、
そんな施術を受けて、尚且つ誰も先駆者のいない体験の最中に彼は大きな不安を覚え続けたのだろう。
人は未知を恐れる。知らないものには好奇心もあれど、恐怖を覚えるものだ。あからさまに危険のないものであれば好奇心が勝るかもしれないが、強化人間施術は違う。
無理もないな、と思う。私だって、未知は怖い。知らない恐怖を沢山味わって、沢山死んできた。
「うむ、そうだ。少しは良くなったな!見えるぞ……私には一週間後、綺麗にハンバーグを完食するお前の姿が!」
「すいんばーん、おしえるのじょーず。……せんせーとかのほうが、むいてそー。」
「なっ……そ、そうか?ふ、ふふふ……未来のV.Ⅰは慧眼だな!」
あからさまに上機嫌になり、また此方への甘やかしが強くなる。一方でちゃんと注意するべき所は注意してくれるので、やはり面倒見そのものは良いと感じる。
ただ、それはそれとしてフォークとナイフの使い方は難しい。せめてこう、先割れスプーンみたいなのは使っちゃだめだろうか。
ヴェスパーで出されるハンバーグはおいしい。私としてはワームハンバーグの方が刺激的な食感と味で好みどころなのだが……ベーシックなものは食べやすくていい。
「……。本当なら、私は
少し遠い目をしながら、ぼそりと呟いた。その言葉尻には強い後悔と、憧れ、そしてそれでも責任感との懊悩が見て取れる。
「すいんばぁん……たたかうの、きらい?」
「子供の前で言うような事ではないかもしれないがな……ああ、嫌いだよ。私は、私の識りうる私の手で変わらないものが……恐ろしくてたまらないんだ。無論、映えあるV.Ⅶとして弱いつもりは、無いのだが……。」
どうしてもその語りには、"だが"という但し書きが付けられる。無論、それはある意味で私のせいでもあったから。
第一隊長、即ちフロイトは強化人間であると噂されるものの、それは当然ながら嘘だ。彼はただの人間であり、人間でありながら最強の座を恣にしている。
そして私。第四世代、広義では旧世代型と区分されるはずの私はそんな彼に土も泥もひっかけまくっているのだから、世代が3つも離れている筈のスウィンバーンが気負ってしまうのは無理もない話だ。
「お前を見て、第一隊長殿を見ていると……やはり、恐ろしい。お前達のように強く、揺るぎない……強さだけで何でも変えられる立場ならば恐れる事は無かっただろうに、私は……こんなにもちっぽけだ。」
ヴェスパー部隊は数字が若いほどに役職が上であり、彼は何度かパーツ開発に際しての提言も出した事からその歴は相応に長い。
その一方で、新世代により近いメーテルリンクはV.Ⅵ、彼よりも一つ上。ペイターも上昇志向が高く実力も伴っており、空席になり次第昇進する事から、彼がさしたる実力を持ち合わせない事を示している。
弱くはない。決して、スウィンバーンが弱いという訳ではない。ただ、何処までも等身大の人なのだ。
「少しでも部隊を生かせるよう、目の届く範囲を広げようとスキャン性能の高いヘッドの制作を依頼した。警邏も私がよく担当するようにしている……それでも、不意にこう考えるんだ。"お前達のような常識外れの実力者が不法者だったら"と……。」
そう語る声色には、次第に恐怖と震えが露呈する。猜疑心に満ちた性格なのはやはり違いなく、少しの不安からでもその種は花開く。
等身大のまま、上に登って、天井知らずの者達を知る。常人故の苦悩、常人故の苦痛。そうして捉えた人物像は―――"目に見える範囲外の変化が怖い人"なんだろう。
こうして彼を見ていると、ふと思う……
彼はいつかの私だ。いつかの私の生き写し、或いはその末路だ。心折れそうになりながらも常人なりに立ち振舞い、折れそうになって挫けそうになって、それでも戦って―――
……最期は死ぬのだ。そう、
「……いや、すまない。子供に……ましてや私より立場上は下のV.Ⅸであるお前に話す事ではなかった。忘れてくれ、いいな。こんな話をした事がスネイル閣下にバレたら……その方が恐ろしくてならない。」
私が子供だから、私がまだまだ新米だから、或いはそもそも手の届かないような存在という現実感のない者だから。何とも絶妙な立ち位置だからか、私は彼の、誰にも話せないような弱みを語られた。
そんな彼が少しだけおどけて、口元に人差し指を添えてみせた。今日この時は、スウィンバーンという人となりの深い所に触れられて、寄り添うことが出来たのかもしれない。
「ん。わかった、きょーのはなし、わたしとすいんばーんの、ないしょばなし。おくち、ちゃっく。」
「よし、偉い子だ!いずれお前は私の薫陶を受け、V.Ⅰになった際に私のことを推薦するのだぞ!……ああいや、やっぱりこれはしなくてもいい……分不相応はいかんな、私にこれ以上は荷が勝ちすぎる。」
ちょっと皺が多くて疲れた感じの手だったけれど、そんな彼の私を撫でる手には、人らしい……人並みの暖かさがちゃんと宿っていた。
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「ビジター、あんたを上に案内してやる予定だったが……すまないね、コヨーテスの馬鹿共が嫌な後ろ盾を得ちまって調子づいているもんだから、暫くかかりそうだ。」
カーラから通信越しに、本来の予定が予定通りに行かないという事への謝罪を受ける。前回、既にコヨーテスが惑星封鎖機構の後ろ盾を得ている事が判明したせいで、RaDとしてはちょっかいをかけられて動きにくくなっていた。
本来ならば私は足早にカーゴランチャーへ詰め込まれ、海の向こう側……となっていた筈だが、こうなってくるとそうはいかない。
何とも展開の早い事だが、恐らく
「今、あいつらの鼻っ柱を圧し折ってやる
ああうん、やっぱり。すっごい
……さてどうしよう、暇潰しと言ってもやる事なんてあるだろうか。というか、本当に今回に限って色んなことが前倒しになったり不測の事態が連続したりで、困る。
私の強みははっきりしている、何百と連ねた周回による先読み……を重ねに重ねたほぼ未来予知。ただしこれは飽く迄も既定路線に沿ったカタチでの未来予知なので、その路線から外れると途端に精度が落ちる。
例えば先のスッラとの戦いがそうで、アサルトアーマーなんて積まれた事がないので滅茶苦茶危なかった。それ以外の行動パターンはスッラのものに沿ってはいたが、予見出来る範囲はそこまでだ。
出来るだけ、出来る限りは私の知っている範疇の相手が知っている通りに動いてくれないかなあ、とぼやきそうになる。
『レイヴン、今回の事態はやはり
成る程一理ありだ。私のせいで封鎖機構がピリついている影響で、企業の動きへの影響があるかもしれない。
ベリウス地方にいる間に出来ること、と言えば幾らか思い当たる節もある。というか、以前から何度も不満というか、面倒に思っていた事でもあった。折角だから今のうちに依頼が交付されているか確かめよう。
「独立傭兵レイヴン、貴方に受けてもらいたい作戦がある。我々の企図する、アーキバス占領下にある「壁」の奪還……そこに至る重要な一手を貴方に頼みたい。」
なんだ、丁度ドンピシャの依頼があるじゃあないか。すごい前倒しになってら。
「目標は当該拠点の指揮官……ヴェスパー第七隊長、スウィンバーンの暗殺……貴方の性質を鑑みれば、殺害ではなく何らかの手段で再起不能に至らしめる事でも構わない。」
まあ、以前の捕虜奪還で諸々やった事はバレているので、何となく暗殺が暗殺じゃなくなる事も考慮しているのだろう。その一方で実力はしっかり買われているようで、依頼そのものはちゃんと遂行するとは思われているらしい。
実際そうやって別途の条件提示をしてくれているのは助かる、元々彼を
一度、単純な好奇心で彼を見逃した時には酷い目に遭った。軽く数回殺されるぐらいには強かったし、あのニンジャーとかいうのは何なんだろう、本当に。彼だけちょっと世界観が違う気がする。
「奴は拠点への侵入者及び依頼者を特定するための監視部隊を多数抱えている。「壁」の奪還計画を秘密裏に進めるためには隠密での作戦遂行が不可欠……貴方の助力が得られる事を願う。」
『レイヴン、少し調べてみた所……封鎖機構の動きが徐々に激化してきており、解放戦線は彼らの攻撃で疲弊するタイミングを突くつもりのようです。恐らく貴女の影響が出ているのでしょう。』
うーん、怪我の功名としよう。ありがとう封鎖機構、ごめんやっぱそんな感謝してないよ封鎖機構、できれば潰れてほしい。
そんなこんなで、急遽決定したスウィンバーン暗殺……の体を装った彼の前線排除、要するにひどい目に遭わせる為の
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『監視部隊に見つかること無く、目標を奇襲し、撃破しつつも生存させる……既に敵機の想定配置とマッピングは済ませてあります、行きましょうレイヴン。』
「ん、ないすさぽーと。それじゃ、やろっか。」
【メインシステム 戦闘モード起動。】
ああ、変わらない良さ。ああ、安心感。最近どのミッションもイレギュラーが多すぎるからすごく落ち着く。どうかそのままでいて。
そのような事を考えながら、今日はFCSをまだ切らない。あの戦い方は主に近接戦や先読みを要するような
もっと言えば、ミサイルは流石にFCSのロック機能が無いと大抵は使い物にならないのだ。手動制御でロック指定とか普通に頭脳が物理的に3つぐらい無いとやってられない。エアがサポートしてくれていたとしても、正直キツい。
壁越え撤退戦の時のような先読み撃ちは、近距離戦かつ先読みの効く強敵ほぼ限定。監視装備MTのように十把一絡げの雑兵相手に行動パターンの緻密な把握は流石にやっていないので、使い物にならないのだ。
ましてやそれが、遠距離ともなれば言うまでもない。……と色々言いながら、手近な敵機を闇討ちに近い形で
今回の武装はそれぞれ、スタンバトン、
邪魔なら何で積んでいるのかという話だが、まあ、それはスウィンバーンと対面すれば分かる事だ。彼が警邏に出ている事はとっくに知っているので、警備地点に行くよりも前にそっちで待ち伏せに行こう。
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アーキバスが「壁」を独立傭兵の助力と第四隊長の奮戦によって攻略し、要衝として確保してからそれなりの日付が経とうとしていた。
取り戻そうとする解放戦線に、新たなる要衝を欲しているベイラム。更には、矢鱈とピリついて戦力を差し向けてくる惑星封鎖機構。「壁」の堅牢な防備とアーキバスの潤沢な戦力が無ければとっくに落とされかねない争いが続く。
終わらない抗争だが、その一方でベリウス地方のコーラル探査にも一段落つく頃合いでもある。後少し、もう後少しだけこの場所を保持しなければならない。
少しでも戦力が減らぬよう、積極的に第七隊長である私自身が前線や警邏に出撃している。率先してMTを相手取り、ACも何度か退けた。無論、本腰を入れた襲撃ではなく恐らく偵察なのだろうが……。
偵察だとしたら、一体いつ本隊が来るのか?私で撃退出来るか?もしかすると、「壁」攻略時のように、あの独立傭兵が肩入れをするのではないか?
蹂躙と言っていい。あの戦い様を見せられたら、大半の者は戦意を持とうとする事そのものが困難だろう。根本的に、ヴェスパー部隊内でもフロイトが絡む賭博は絶対に成り立たないのだ。
成り立たない筈の掛けが、
「ひぃっ……あ、あぁ……何度考えても恐ろしい。いや、弱気になるな……私は映えあるヴェスパー部隊第七隊長……今夜も落ち着いて警備を全うすればよいだけだ……。」
壁の外郭、それよりも更に外側の近辺を周回して敵影が無いかを確認し、一度着陸する。幸いにも、今のところそれらしき影は見当たらない。
こうやって静けさの保たれた夜であればいいのだが、最近は嫌に静かだ。解放戦線がだんまりを決め込む辺り、何か企んでいると見て間違いないだろうが……。
幾つかの懸念点を考慮すればする程に、封鎖機構の散発的な襲撃が重く伸し掛かる。LC機体の、量産型MTに近い立ち位置のそれが襲撃者の主だったはずが、何時の間にか執行部隊のそれに置き換わっていた。
前者であれば、せいぜい性能のいいMTに過ぎないのだが……後者は別だ、あれは数機束になるだけでランク外AC程度は蹴散らす四脚MTも上回る。
いよいよもって、HC機体主導の襲撃が来るのも秒読みだろう。私で太刀打ちは……まだ出来る、HC機体が二機を越えなければ……まだ出来る筈だ。
では、だとしても拭えないこの不安は一体、何処から来るのだろうか。果たして―――と思い悩む時、持ち場を離れたのだろうか。機体反応が一つ近づいてきた。
「おい、貴様。持ち場を離れ―――!?うあああああっ!!??」
いや、違う。ち、違う!!な、私の
これはどういう事だ!?わ、私の機体が何故!?お、おかしい、そっくりそのまま私と機体構成が……いや待て。
ブースターの噴煙の色から見るに、内装には手を加えられているらしい。私はヴェスパー所属故に、実弾兵器を好む変わり者の第四隊長と違ってジェネレーターを企業のもの以外で使う事はない。
私の機体構築には、あまり向いていない。忌憚のない意見を言うならば、BAWS製や敵対企業であるベイラム系列の大豊のジェネレーターを積みたいと何度思ったことか。
そんな私の機体と、内装以外で瓜二つの機体を駆る謎の襲撃者。どうやら何処か所属を眩ませたい何者かなのだろうが……。
考えることが多いが、まずは迎撃だ。自惚れでも何でもない評価だが、ガイダンスはバランス良く纏まっている。例え相手が使い慣れない付け焼き刃の利用だとしても厄介だ。
仮に、この私よりも実力が上ならば……。
「何者だ、貴様!私の機体構成を模倣して、所属を隠そうとするとは……姑息な―――!?」
ぞくりと、最悪の想像が脳裏を過って背筋が凍りつく。何故か?単純かつ簡単だ。
逃げる先に!私の動く先がまるで
盾を展開しても、スタッガーを防げない。そう思考した瞬間の私の行動は、音よりも光よりも淀みなく速かった。
「まっ待って!待って!!おち、おちおちおちっ落ち着け!!わっわわわたわた私はべっべゔぇべべべヴェスパー第七隊長で、会計責任者で!!」
両手の武装を
だが待て、ちょっと待って。う、噂によると独立傭兵レイヴンは天文学的な富を築いているとの話なのだが……だっ、だとしたら金で釣る効力は皆無なのでは?
いやいやいやいや、私に出来る延命手段などこれぐらいしか……つ、通じてほしい!通じてくれ!!頼むから!!!
「ぶっ、部隊の入出金の管理権限が私にあるんだ!み、見逃してくれたら……わ、悪いようにはしない!だ、だから殺さなあ゛ッ!?」
パルスアーマーの展開が終了した次の瞬間には、四脚の脚部を引っ掛けるようにスタンバトンが絡め取り、機体の動作が停止した。
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『レイヴン、一体何をしているのですか……?』
「おああああぁーーーッ!!??」
今回の目標は、スウィンバーンの前線排除。解放戦線側からの忖度もあるお陰でとりあえず
つい最近、フロイト相手に山程実力を喧伝しておいた。その上で、
経験に裏打ちされた先読み攻撃置き、FCSに囚われない自由な射撃、そして攻撃の振り方。少なくともフロイトや一部上位の実力者以外には見様見真似も出来ないような戦法の数々は、スウィンバーンのような、危機感の強い相手にはぞっとする事だろう。
当然ながら相手が私であるという
で、今現在何をしているかと言えば……ガイダンスからコックピットを引っこ抜いて、お手玉をしている。
「やめっ、どっ独立傭へえ゛ッ!?おごっ!胃がお゛ぼッ……あ゛お゛エ゛ッ!い゛ぎァ゛ぶへっ……ひイ゛ッ、どういう教育を゛あ゛ッ!?」
「おてだま。すいんばーんが、とらうまになるぐらい。」
六文銭から以前教わった、JAPANの"おてだま"なるMIYABI?だとかいう遊びだ。機体の手に収まるぐらいのコックピットを手でひょいひょいと宙に放ってはキャッチを繰り返し、たっぷりと絶望を植え付ける。
……正直、ちょっとスタッガーを取ったぐらいで戦意喪失するとまでは思っていなかったが、手っ取り早くて本当に助かった。楽~。
『……。レイヴン、一つ質問なのですが……そのやり口はウォルターに教わったのですか?』
「ちがうよ、えっとね……。」
思い出そうとして、思考にブレーキがかかる。どうやら
「おもい、だせないから。たぶん……すっごい、わるいこと、されたんだとおもう。」
『そう、でしたか……。すみません、レイヴン。あまり良くない質問でした。』
そうやってエアと雑談していたら、何時の間にかスウィンバーンの反応がなくなっている。気絶してしまったらしい。
これだけやれば十分だろうか。ついでにスウィンバーンのACを肩のグレネードで粉砕しておき、コックピットに内蔵された離脱用パラシュートを広げてから壁の内郭へと放り投げておく。
「……ないっしゅー?ほぉるいん、わーん?」
『人の遊びの文化で分類すると……今のは、"フライ球"とやらになるのではないでしょうか。……帰りましょうか、レイヴン。』
「ん、にんむかんりょ。」
彼を生かす為には、少なくとも二度と前線に出てこないで貰う必要がある。最悪、再教育センター送りだろうが……ヴェスパー部隊の隊長であった経歴から、命まで取られはしない。
救ったと言うには随分……いや、とても乱暴してしまったが、心の中でなむなむと謝りながら作戦の成功を喜んでおくとしよう。うん、ごめんねスウィンバーン。ゆるして。
621
お世話焼かれ系ロリ。ヴェスパー所属の時は再施術が早まり、食事ぐらいは満足に楽しめるようになる。
結果として色々な方向からお世話をされ、愛され系マスコット化しがち。
エア
マッピング担当、とてもえらい。すごいたすかる。
今回のやり口には若干引いていた一方で、普通に順応してもいる。
カーラ
ぶちギレRaD。少なくとも余計な噛みつき方をしてきたコウモリ野郎どもをお星さまにしてやるために、花火大会の決行が大幅に早まる事となる。
R.I.P./R
というよりはガイダンスほぼ丸コピペ、ジェネレーターだけ噛み合わせが悪いのでイジった。第七隊長と同じ姿でこっちをズタボロにされた監視部隊とスウィンバーンはさぞ恐ろしい思いをした事だろう。
スウィンバーン
生かす為とは言え貧乏くじを引いた可哀想な人。既に621の強さを知ってしまったため、それっぽい動きを見せられた瞬間621リアリティショックを起こしてしめやかに武装解除。
挙句の果てにコックピットを引き抜かれてお手玉され、三半規管をボロクソにされた。今回の事は彼のトラウマとして深い傷跡に……。
アーシル
解放戦線の窓口の人。ナイルを生存させたり通信で聞こえてきた補正ロリボイスの辺りから、何となく非殺主義なのかなーというのを察したデキる男。
六文銭
解放戦線に身を寄せた時、JAPAN文化をあれこれ教え込んでくれた世界観が一人だけ違うルビコニアンデスニンジャ。
今回のムーヴを外から監視していたが、普通にドン引きしていた。何あの残虐なOTEDAMA。義成す雇われだがコーラルと共にはあってほしくない。