その鴉は、結末を見届けた。
結末を見届けて、ある時ふと気がついた。ふりだしに戻っていた事に。
何故、ここにいつも戻ってくるのだろうか。何故、どんな結末でも戻ってしまうのだろうか。
次第に鴉は筋道からも外れだし、好き放題する駄犬と化した。

駄犬と化した末、その鴉は絆された。だから選ぶことにした。
どうして、誰も彼も殺さないといけないんだろう。どうして、みんな死んでしまうんだろう。
みんな助けたい。みんなが馬鹿騒ぎしている結末を見届けたい。それが最後、結局は巻き戻されるような結末になったとしても。
一つでも二つでも足りない。選ばない奴が敵にも味方にもなれないなら、好きに生きて、全部選べばいい。


"その意思が、すべてを変える"


これで一体何番煎じなんだよって感じの周回ループ621モノ。
最終的な着地点は、Xとかそこいらで延々繰り返される与太話が出来そうな所になるお話。
※この作品には"賽は投げられた"ルートまでのネタバレ、独自の解釈とご都合的な展開、人を選びそうなキャラ付けなどが多数含まれます、ご了承ください。