あの
恐れる事はない、恐れてはいけない。今回は間違いなく、
「独立傭兵レイヴン、貴方に受けてもらいたい作戦がある。内容は……我々の武装採掘艦「ストライダー」の護衛。企業の侵略行為は留まる所を知らず、ベリウス西部、ボナ・デア砂丘まで広がっている。」
解放戦線の窓口となっている人、確か……"アーシル"という人の声で内容を告げられる。この話で重要なのは、場所が
「……元々ストライダーはコーラルを汲み、分け合う為の移動式拠点だった。ドーザーに大金を積んでまで武装化したのだ、失うわけにはいかない。貴方の助力が得られる事を願う。」
「敵対する両陣営から同時に依頼が来るとはな。……お前の仕事だ、好きに選べ。」
いつかの私は、死力を尽くしてあの艦を守った事もあった。が、今回はそうもいかない。気の毒かもしれないが……目的は別なのだ。かかったお金と乗組員達になむなむ。
まともな手段ではどう転んでも爆発四散してしまうストライダーに、思わず涙を禁じえ……涙でなかったわ。この前みたいな事でもなければ。
「解放戦線に付く事を選んだか。……結果さえ出せば名が売れるのが独立傭兵の利点だ。」
そういう意味だと、このミッションはあんまり名声にはならないのだけれど。……考えたことなかったけど、そういえばこの時、この依頼の宣伝ってどうフォローしたんだろう、ウォルターは。
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「ミッション開始―――待て、護衛対象が襲われているぞ!」
開幕早々、
「なっ、何だ……この機体は!?」
「う……狼狽えるな!我々はコーラルの戦士―――」
まもれなかった。でも、ごめんとは言わない。
「レーダーに敵影。……来るぞ、621。」
既に着地地点で
「識別なし。シュナイダーのMTではない……これは……C兵器か!?」
悠長にどっすん着地したC兵器一体に向けて、
「応戦しているな621、話し合いが通用する相手ではないぞ、決して油断はするな。」
1機既に落としているからか、こちらに注意を促す言葉をかけてくれる。実際、このC兵器には
こちらと同じようにミサイルをばら撒き、
しかしそこはメタアセン、適度ABを使用して撹乱しながらミサイルの再装填を待ち、再装填即発射。FCSはこのために
「敵はルビコン調査技研の無人兵器……アイビスの火で失われたはずの遺物だが、やったか……?……待て、まだ何か来る。
初めて聞いた後、言葉の意味を知って思ったのは、"こんな物騒なひまわりがあってたまるものか"、だった。
散々打ちのめされたが、今回もこちらが打ちのめさせて貰う。
そのために―――
「正面衝突は避けろ、621。削り取られるぞ!」
爆発以外では適正距離と対弾・対EN性能の高さでまともにダメージを与えられず、危険な接近時にしか切り返しの出来ないヘリアンサス型も、ミサイルならば無関係だ。しかもこの両手の武装、ハンドミサイルはお誂え向きに、こいつらの走行速度を上回るし、威力もきっちり当たれば両手で撃墜に足りる。ざまみろ、にどとけんかうってくんなばーかばーか。
トントン拍子に3機撃破まで行った所で、気を引き締める。さあ、正念場だ。
「敵影!まだ来るぞ!偶然居合わせたにしては数が多すぎる……621、今は戦いに集中しろ。」
先程先陣を切ってきた、車椅子のようなC兵器が2機追加。こちらに急行して挟撃される前に、再装填したミサイルで先程の残りを撃破して応戦する。
最初と違って出待ちは通用しない、純粋なぶつかり合いだ。片手落ちでもないから、嫌でも被弾は嵩んでしまうが……極力それを往なしていく。
「ヘリアンサス型、接近しているぞ!危険な相手だ、火力を集中させて確実に潰せ、621。」
地獄のような追い打ちに、最初はひどく苦しめられた。本当に、嫌になるぐらい死んだ記憶がこびり付いている。だがもう私は弱くない、絶対に
合流前に何とかC兵器の片方を捉え、撃墜。何度もABを吹かして時間を稼ぎ、切り返し、撃破……退避、切り返し、退避、切り返す。
単純作業に近いが、それでも多少は被弾してしまった……リペアキットは2つ目に手がかかっていないなら上々、としたい。
……
「……打ち止めのようだな、広域レーダーにも反応はない。ストライダーの護衛は出来なかったが、今回は不可抗力だ。」
敵機の殲滅をウォルターが確認してくれて、こちらに非がないとフォローしてくれる。本当に優しいなあ、ウォルター。だからこそ……
「背景はこちらで洗っておく。621、お前は戻って―――」
ごめんなさい、今から私は
「621……?一体、何処に行く?回収ポイントはそっちでは……」
「ごめん、なさい。うぉる、たー。いまから、"かべごえ"しえん、いってくる、ね。」
全速力で、
目指す場所は、
現在、壁越え作戦真っ只中の、
ストライダー
ストライダーさん@たすからない。
今回も引き続き四脚、普段は機動力重視の逆関節ばかりなので実は珍しい。
過労死枠。馬車馬の如く働かされ全速力で「壁」に向かって急行中、三台ジェネと仲良くしな。
なんで破砕機に火炎放射とミサイル積んでんだよ、何を破砕する気だったんだよ、プレイヤーの心?
ごすずん
急に猟犬が壁に向かい始めた。ハウス!ハウス!!
ヴォルタ
良いキャラしてるくせに退場が早すぎる奴。まるでマミさんだな。