ライネルに転生、尚、ハイラルでは無い模様 作:山吹色ノ大妖精
1〜2:転生、死んだ記憶は無い。誕生して早々に戦闘、戦い終えたところでフェルズと邂逅、フェルズに追従して異端児と合流。
3:情報整理したライネルは先ず自身の強化から始める。20階層の隠れ里から下層へ突入、暴れまくって青髪へ進化
4:帰ってきたところに同胞が襲撃されたことを知り、単騎で救援に向かう。現場に向かう途中で特典の直感にる方向転換先で密猟者と遭遇し戦闘。ここで初めて純粋な人類と遭遇である。
5:ライネルのアイデアで異端児に武具防具を自作する技術が誕生する。
6:自作したビッグブーメランと獣王の剣と盾で深層に突入、ウダイオスと激戦の果てに勝利。白髪へ進化
7:隠れ里へ帰る途中、アストレア・ファミリアと闇派閥との抗争に鉢合わせる。そこで原作通りジャガーノートが誕生して殺戮が起こる前にライネルが乱入、怪獣大決戦が始まる。ライネルとジャガーノートが戦っている間にアストレア・ファミリアは撤退、全員生存する。
8:ライネルはフェルズの説教で同胞を危険に晒すところだったと考え罪悪感を感じて反省する。後に己の存在を知ったアストレア・ファミリアと邂逅する。この時敵対されればアストレア・ファミリアを殺すつもりだったが、アリーゼによって友好を築ける。フェルズも交えた談義ではライネルは密猟者の存在を話題に出し、アストレア・ファミリアと合同で調査することになった。
異端児とアストレア・ファミリアの合同調査が決められたのは翌々日。1日の猶予があった為、急いで両角の剣を作成した。よって本調査に持ち込む武器はウダイオスの両手剣とビッグブーメランとライネルエッジとライネル粉砕剣の4本であった。調査に参加するのはアストレア・ファミリアは主力メンバーのみ参加に対して異端児側は私とレイのみである。
18階層のかつて密猟者と遭遇した場所を集合場所とし、私とレイは彼女たちを待っていた。アストレア・ファミリアの面々は、フェルズに案内してもらって合流する形になっている。
「来ましたよ、ライドウ」
周りを警戒しているレイが上から報告してくれた。その後に見知った気配を感じ振り返ってみると、フェルズとアストレア・ファミリアの面々がやってきた。
「待たせたわね二人とも!」
「いや、我々はさっき来たところだ」
「いやぁ、ここだけ切り取るとデートしてるみたいじゃない?」
「ふん、ぬかせ」
そう互いに冗談を言い合って笑い合う。人類とのコンタクトや交流を仲間に聞いた時の感じからは、前回までの人間たちとは大違いなのだろう。だが油断できない。それは彼女たちを疑うわけではない。しかし、彼女たちには彼女たちの生活があり、本来であれば人類の味方なのだ。こんなバレたら一瞬で名声が地に落ちる行為など率先してやるべきではないだろう。時と場合には剣を交える可能性だってあるのだ。
複雑な心境を切り替えて壁際に目を向ける。
「あの時密猟者は、16階層で捕獲した同胞を本来の出入り口がある上の階層に向かわず、逆に18階層の端まで足を運んだということは・・・・・・」
「・・・・・・まさか、この辺りに密猟者の隠し出入り口があるって言いたいのか?」
「そうだ」
アストレア・ファミリアで一番賢しい人物のライラ嬢はありえないという表情をしながらも私の推測を当ててくれた。同時にアストレア・ファミリアのメンバーに緊張が走る。地上の人間の一般常識ではダンジョンの出入り口は一つしかないという認識を覆すものだ。驚くのも無理はない。
「もしそうならば、その隠し出入り口についてはどの様に探すので?」
「私の直感とレイの反響定位、現状ではこれしかない」
私は自身の直感で助けられなかったことは無かったくらいには大車輪の活躍をしている。同胞もそれは理解しているだろう。しかし、人間であるアストレア・ファミリアの面々は困惑するだろうと考えながら反応を窺ってみると
「我らの団長の直感と近しいモノのようですね、区別するならば其方のは野生の勘と言ったところでしょうか?」
「ムッ・・・・・・輝夜嬢は案外受け入れられているな」
「神々の言う『下界の未知』として受け入れているのですよ」
「あぁ、ライドウは『下界の未知』そのものと言ってもいいな」
フェルズは
「話は逸れたな、レイ・・・・・・というよりセイレーンの生態は人類も把握しているから反響定位についての説明は不要だな?」
「いや、よくわかんないから説明を頂戴!反響定位って言葉、初めて聞いたわ!」
「・・・・・・承知した」
反響定位・・・・・・エコーロケーションとも呼ぶそれは、物体に音波を当て、反響によってその物体の位置を特定するモノである。これを応用して反響の違う所を探っていこうという作戦だ。
「ライドウは物知りね!何処から知ったのかしら?」
「・・・・・・生まれた時から備わっていたな」
アリーゼ嬢の核心をつく発言に私は誤魔化すしか無かった。今のは流石に露骨であったな・・・・・・ライラ嬢と輝夜嬢には疑いの眼差しを向けられてしまった。
「兎に角始めよう。レイ、頼む」
「えぇ、アァ♩♩♩────」
ここはリヴィラの街からかなり離れた端っこの場所であるため、レイの歌声は届かない。念の為フェルズも透明になって警戒してくれている。
「───、ここら辺・・・・・・でしょうか」
「それでは砕いていくぞ、フンッ!!」
レイが指定した位置を粉砕剣で抉る。そこにはあからさまに人工的な金属の壁が露出した。
「これは・・・・・・!?」
「ライドウの予想通りでしたか・・・・・・」
「ッ──これは、
「ほぉ・・・・・・?」
フェルズの口から驚愕と共に出された金属の名前に高揚してしまう。聞いた知識によれば、この世界で最も硬い金属の類であったはずだ。それを贅沢に壁に使われている。これは当たりと見ていいだろう。粉砕剣で破壊出来るか金属の壁を数回ノックする・・・・・・これは──
「フェルズ、壁・・・・・・いや、
「何・・・?・・・ムッ!?」
「みんな戦闘態勢に入って!」
扉がゴゴゴ・・・・・・と鳴り、ダンジョンの自然洞窟とは思えない。人工の通路が現れた。その奥から白い装束を纏った人間たちが姿を見せる。あの時アストレア・ファミリアと戦っていた者たち・・・・・・すなわち闇派閥だな。彼らは武器を持って襲いかかってきた──今しかない!
「ウォオオオ!!」
「ライドウ!?」
私はいち早く通路の奥まで闇派閥の団体にライネルエッジで切り込んだ。射線にいた闇派閥の団員は漏れなく抹殺した。そしてウダイオスの両手剣に持ち替え振り返りざまに横薙ぎに一閃、剣先の範囲にいたものも抹殺にした。
「あ、あの一瞬で、闇派閥が・・・」
「ッ!?マズイ、ライドウ戻ってこい!扉が閉まるぞ!」
「いや、問題ない」
現在進行形で閉じていく扉を無視して最初の突撃で死んだおそらくリーダー格の死体を漁る。手に持っているDと刻まれた球を目にした時、直感が鳴った。これだな
「開け!」
取った球をかざして吠えると閉まっていく扉はギリギリで停止し、逆再生するかのように扉は再び開きはじめた。外にいるみんなは驚愕している様子だった。通路から出てアリーゼたちのもとへ歩く。レイが心配そうにやってきた。
「ライドウ!?無事ですか!?その手に持っているものは・・・」
レイやアストレア・ファミリアの視線は、私の手に持っている球に集中している。
「この扉の奥の世界の鍵だな、これがあれば、今後の攻略に役に立つだろう。フェルズ、念の為聞いておくが、複製できるか?」
フェルズに球を見てもらうが、フェルズは首を縦に振った。
「可能だ。だが今から帰って複製するにしても材料となるドロップアイテムや時間が必要だ」
「そうか・・・・・・」
ふむ、複製は可能だが、手に入れた鍵は手元の一つのみ・・・・・・複製用のサンプルや今後の攻略のために、行くしかないな
「フェルズ、私はこのままあれを攻略しに行く。鍵は持っていかせてもらうぞ」
「何?ま、待て!ライドウ!」
「すまないな!閉じろ!」
みんなの制止を振り切り、通路に突入した直後に扉を閉めた。
『こ、この、大馬鹿者オオオオオ!!』
貫通するフェルズの怒声に笑いながら私はこの人口の通路の攻略を開始した
反響定位の部分でアリーゼを頭悪い扱いしていそうで怖いな・・・・・・批判があればそのうち修正します
『時を渡る道化師』を入れてアーディ生存イイっすか?(あくまでも参考程度に)
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イイよ!
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ダメ!
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