曇らせ小説を書こうとしてできた何かです。
よかったら読んでください。

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聖剣使いの最後

今回は彼の話をしよう。

仲間を助けそして散った彼の話しを。

彼は、アルフレッド聖剣使いで冒険者パーティーのリーダーだ。

役割はタンク。

彼には3人の仲間がいた。

 はじめは彼女、マーシャ、神官で後衛のヒーラー。

 次はマーリィーン80越えの老人。後ろにいたかと思ったらいつの間にか前にきて敵に魔術の刃をぶつける前衛泣かせの魔法使い。

 最後はアンバー 剣士だ。彼女の役割はアタッカーでアルフレッドの恋人だ。

 

彼らは最上位ランク、金への昇格試験のため未知のダンジョンの攻略を始めた。

出てくるモンスターは金への昇格試験にしては弱く銀の昇格試験時の敵と大差なかった。不思議に思いながらも油断なく進んでいるとそれはいた。黄金の鎧を着た騎士だった。騎士は彼らを視認するなり切りかかる。それをアルフレッドが受け止めマーリィーンが筋力アップの魔術を彼にかける。そして騎士の後ろからアンバーが切りつける。だが騎士はアンバーが切りかかってくるのがわかったのかアンバーの攻撃が当たる直前つばぜり合いを辞め一歩ずれる。そうするとアンバーの攻撃がアルフレッドに当たりかけ、それを止めようとアンバーの体勢が崩れる。そこを見逃さず騎士はアンバーを切りつける。横からの攻撃をもろに食らったアンバーは腹部を半分ほど傷つけられる。その際背骨も一緒に切られてしまったようで倒れてしまう。

「マーリィーン!」「任せよ」

マーリィーンが牽制で魔術を放ち騎士の動きを一瞬止める。その隙にアルフレッドは騎士の真正面に立ち切りつける。その間にマーリィーンがアンバーを引っ張りマーシャの下まで連れていく。

「これは、神経毒といくつかの毒素生産型菌もですか…」「それだけではない魔術的な呪いもあるぞ」

「ここまでのものとなるとここでは…」対処できない。

それが無慈悲な結論であった。今この場ではマーリィーンとマーシャが全力を尽くしても延命処置が限界。

だがそれをしてもいつこの戦闘が終わるのかもわからない。アルフレッドはマーリィーンの魔術によって騎士と互角に持ち込んでいるがマーリィーンが延命処置に加わってしまってはその魔術も途切れてしまう。

 マーリィーンが拘束魔術を放ち現状を説明する。説明が終わったとたん騎士が拘束を解きマーリィーンに切りかかる。その剣を寸でのところでアルフレッドが受け止め叫ぶ”撤退しろ”と。

「わかった。おぬしも生きて戻ってこい。マーシャ、アンバーはわしが担ぐおぬしは先導を頼む」

そういって3名は離脱した。

 残ったのは騎士とアルフレッドだ。

3名が離脱してから少ししてマーリィーンの強化魔術が切れる。そこで彼は一気に劣勢になる。

ここでアルフレッドは覚悟を決める。

「聖剣、炉心接続」

その瞬間彼の身体能力が騎士と同等になる。だがこれは時間制限もあり切れたら一切動けなくなる。

「炉心、装填」

それによってさらに身体能力が向上する。これなら勝てる、でなくとも撤退できる。そう思ったが、.....

 

甘かった。炉心装填を使用してから10分は経ったが状況は変わらない。騎士が切りつけつばぜり合いに持ち込みそして離れる。この繰り返しだった。だがこの炉心装填にはデメリットもあった。

記憶の消失である。時間が立つごとに記憶が消えていく。そして最終的に.....

「人格停止、オーダー再定義.....完了」

機械と化す。そこにはアルフレッドはもういない。

いつの間にか戦闘は終わりかつてアルフレッドだった何かがそこにのこった。

金色の鎧を身にまとって。




ここまで読んでくださってありがとうございます。本当はこのアルフレッドをみてパーティーメンバーが曇ったりする様子を書こうと思ったのですがそこまで気力が続きませんでした。

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