某剣客浪漫世界で私は物書きをする。 作:SUN'S
1539 / 1539
ひとえは寂しい 急
しとりはのんびりと目を閉じる。うたた寝するような剣路君に寄り添って、くうくうと寝ている近くで、左之助さんに抱っこされたひとえは嬉しそうです。
けど、怖いですね。
左之助さんが静かに見守るのは怪しいです。絶対に裏があると思ったんですけど。そんなものはないのかもしれませんね。
よしよしと撫でてあげます。
「ひーはねーさまがいいのっ」
「母ちゃんもだめなのか」
「かーさまはすき」
それだと左之助さんは嫌いに聞こえるのでダメですね。と、ひとえの頭をよしよしと撫でてあげます。やっぱり、ひとえはかわいいです。
とてもかわいいです、ソーキュートです。
「ん、んぅ......」
「ヴッ...」
しとりの可愛い顔が近づくたびに剣路君は小さく呻き、チラチラとしとりを見つめています。祝言を挙げて、夫婦になったはずなんですけれど。
左之助さんは理解したように頷く。
なにか分かるんですか?と思いながら、左之助さんを見ると沁々と言い始めます。
「分かる。分かるぞ、剣路。顔が良すぎるんだよ。此方は無自覚だからなあ」
「? なんで私を見るんですか?」
「なんでだろうなあ」
「あい、かーさまは鈍いから!」
「ひとえ、正解だぞ」
「私は鈍く......いえ、鈍いですけれど。そんなに言わなくてもいいと思うんです。そもそも感情の変化には敏いですよ?」
そう言うと左之助さんは「鈍いんだよ、そーいうのがよ」とおでことおでこをくっつける近さで言ってきました。が、やっぱり謎は深まりました。
答えを出してほしいです。
いえ、うぅん、と悩む。
「ん、んん」
「し、しとり、顔が近いんだけど」
「.........えっち」
「ぐっ」
顔を赤らめるしとりもすごく可愛いです。
「お前はあれ以上だ」
「え?いえ、あんなことして......」
夫婦関係と友達時間で十八年の関係ですが、ちょっとだけ、ほんのちょっぴりですけど。あったような気がします。いえ、ああ、えっとですね。
「かーさまは、えっち?」
「そうだ。自覚がねえから更に厄介だ、ひとえはそんなこたになるなよ?ちゃんと分かり合えるようになってくれよ、頼むから」
「? あい!」
まるで私が男心を理解していないように言いますね。ひどいと思いますし......いえ、それが妥当なのかもしれませんね。
「ん、こそこそしてる」
「内緒の話し合いだ」
「そーなの?」
左之助さんがいうのなら、そうなんでしょう。左之助さんはよくエッチのためにウソを言いますからね、それだけはダメだと思います。
「某剣客浪漫世界の物書きお姉さん」が本誌だったら?という感じのスレっぽいやつです。▼【本編】▼https://syosetu.org/novel/327970/▼【黒死の蝶の唯一留まる花】▼https://syosetu.org/novel/381420/▼【風薫る日陰に寄り添う妙花】▼https://syosetu.org/novel/387840/▼【か…
総合評価:995/評価:
/短編:486話/更新日時:2026年10月25日(日) 22:35 小説情報
彼女は糸色景と相楽左之助の娘だ。▼明治40年、彼女は北海道に来ていた。母のやり残した事を知るため、母の見た世界を知るため、それから中々帰ってこない旦那を迎えに来ている。▼ちなみに彼女は私の書いた「某剣客浪漫世界で私は物書きをする」および「もしも「るろ剣」の世界に糸色景がいたらのスレ」に登場する絶景先生こと糸色景の子孫に当たります。▼【スレっぽいヤツ】▼htt…
総合評価:207/評価:
/完結:162話/更新日時:2026年09月12日(土) 22:05 小説情報
現代日本から転生した先は、なんと【ダイの大冒険】の世界だった。▼その世界で俺はダイの相棒ポップとして生きていく。▼もう日本に戻る手段はない。俺はこの世界で生き延びるために、必死に修行を行う。▼はたして、俺は魔王軍との戦いを生き延び、その先の人生を掴み取ることができるのか。
総合評価:12576/評価:
/完結:223話/更新日時:2025年09月06日(土) 21:00 小説情報
かつて京都を震撼させた「人斬り抜刀斎」と並び称された、新選組一番隊組長・沖田総司。▼労咳の運命を越え、彼女が手にしたのは平穏な明治の世と、亡き夫が残した一人息子・弥彦だった。▼しかし、その剣はまだ、錆びついてはいない。▼「たまには人を斬っておかないと、腕が鈍るでしょう?」▼昼は息子の教育に頭を悩ませる士族の未亡人。夜は月夜に紛れ、暗殺者として死体の山を築く。…
総合評価:3208/評価:
/連載:105話/更新日時:2026年10月25日(日) 07:00 小説情報
本が好きなのに、司書になる目前で死んでしまった本須麗乃。何故かハリーポッターの世界に転生するも、身体は虚弱で10年も生きられないと言われてしまう。▼『本好きの下剋上』の主人公がマルフォイ家の娘として転生して本狂いとして周囲を振り回していくお話。▼※闇の帝王は読書仲間です。▼半純血のプリンス編完結済▼最終章本好きの魔女編連載中
総合評価:12538/評価:
/連載:171話/更新日時:2026年10月22日(木) 12:04 小説情報
小説検索で他の候補を表示>>