人間へと転生したバハムートは、『永遠の平和』という楽園の創造と、悪にとっての『畏怖の象徴』を志す 作:天叢雲剣を捧げるスサノヲ
僧帽ヘッドギアたちによる強盗事件がとりあえず収束を迎え、ひと段落着いた創滅は、そろそろ家に帰ろうとしていた。
創滅「さて、昼飯も食い終わり、強盗をしようとした蟻共に神の裁きを与えたところでそろそろ家に帰るとするか。こんなところでフラフラと彷徨っていてもただ疲れるだけだしな。家に帰った後にすることはまずやはり「睡眠」に限る。」
そう思い、創滅はいよいよ大古神家へと帰宅を開始しようとした。と、その時・・・!
リューキュウ「いたわ!イレイザーヘッド!例のあの子よ。」
相澤「ああ、俺も見つけました。すぐに向かいましょうリューキュウ。何なら先に行っていてください。俺もすぐ後で到着するんで。」
リューキュウ「ええ、じゃあ私は先に行っているわ。イレイザーヘッド。」
そして、リューキュウは先に創滅のところへと到着した。その後、リューキュウはドラゴンへの変身を解いてすぐ様、大古神 創滅という中学生の子供の安否を確認し始めた。
リューキュウ「ふぅ・・・、見た感じどうやら何処も大した怪我は無さそうね。けどそれよりもあなた!・・・駄目でしょ?一般人で、しかもまだ中学生の歳で個性を使っては。ヒーロー免許が無い人の個性の使用は国の法律で使っては駄目と規制されているのよ?現にあなたが見せたその体術はおそらく自分の個性で強化したものなんだろうけど。」
リューキュウは、創滅が行った危険なことに対して厳しくかつ、優しく創滅を諭した。それに対し創滅は、
創滅「何を言っている?俺は「個性」とやらの異能など一切使っていないぞ?個性を使わない純粋な体術のみであの僧帽ヘッドギアとやらのヴィランとその取り巻き二人を相手にしただけだ。個性を使っていなければヴィラン退治などの自衛行為をしても全く問題はないんだろう?リューキュウよ」
個性を一切使っていない主張をし始めた。正論、ド正論である。そのことを聞いたリューキュウは、一瞬だけ言葉を詰まらせながらも落ち着きを取り戻してとりあえず冷静に創滅を説得するために口を開いた。
リューキュウ「確かにそうよ、あなたの言う通り個性を使っていなければあなたがどんな自衛行為をしても罪には問われない。ただ、どんな個性を持っているかわからない凶悪な
相澤「リューキュウの言う通りだ。」
相澤は創滅とリューキュウの方へと歩きながら話し、そしてリューキュウの隣に立つ。相澤も此処に到着したのだ。
リューキュウ「今到着しましたか。イレイザーヘッド。」
相澤「はい、遅くなってしまいすみませんリューキュウ。それと・・・お前の体術、事件現場の外で見せてもらったよ。動きに一切無駄の無い非常に合理的で素晴らしいものだった。あとまだ名乗っていなかったな、ヒーロー名「イレイザーヘッド」、此処ではそう呼んでくれて良い。」
創滅「イレイザーヘッド・・・、ヒーロー名か・・・、では此方もとりあえず名乗っておくとするか。俺の名は大古神 創滅、呼び方は名前呼びでも何でも構わん。お前らの好きにしろ」
相澤「そうか、じゃあ名前呼びで呼ばせてもらう。あと自分より年上かつ目上の人にはちゃんと敬語を使え、全く。俺とリューキュウだからまだマシなものの、流石に失礼だと思われるぞ?」
創滅「何を言う?イレイザーヘッド。さっき俺が言った"貴様"という言葉の意味は、失礼な物言いではなく、尊敬を表した物言いだ。大昔の時代では貴様という言葉の意味はそんな感じだったが、時代が進むにつれ貴様という言葉の意味は、一般人たちの勝手な解釈によって失礼さや生意気さが飛び交った意味に変わって行った。ただそれだけだ。(まあ初対面の奴に尊敬など一切していないがな。)」
相澤「ハァ・・・そうか。だがそれは今の時代だと絶対勘違いされるからなるべく使わないようにしろよ。それよりも今さっきの話の続きだ。体術の腕前はおそらく俺よりもずっと上だと俺から太鼓判を押すが、お前は
リューキュウ「そうよ、創滅君。確かにあなたの行動は人を守るためにおいては正しい判断だった。けれど、本来は一般人、しかも学生の子供が危険で凶悪な
イレイザーヘッドこと相澤は、創滅に対して説教のように厳しく諭したが、それに反するようにリューキュウは人を守るために正しい判断をしたと、創滅を賞賛しながらも、一般人が強力な
創滅「・・・そうだな。ま、礼は礼だ。イレイザーヘッドとリューキュウにはそいつはどうも、とだけ言っておく。で?話はもう終わりか?終わりだったら俺はもうそろそろ家に帰って仮眠を取りたいんだが?」
相澤「まあ待て、そんなに早まるな。実はお前にあともう少し手伝って貰いたいものがある。警察との事情聴取だ。」
創滅「警察?あのヒーローと同じく悪事を取り締まる奴らのことか?」
相澤「ああ、そのような捉え方でいい。だが、その前にお前が倒した凶悪殺人強盗犯である敵ヴィラン、『僧帽ヘッドギア』の捕縛からだな。俺が警察へ連絡するんで、リューキュウは僧帽ヘッドギアを警察の元へと運搬をお願いします。」
リューキュウ「ええ、わかってるわイレイザーヘッド。では私たち三人もそろそろ移動しましょう。」
その後は、リューキュウが僧帽ヘッドギアを警察の元へ運搬しながら、創滅とイレイザーヘッドは走って警察の元へと向かった。数分後、また事件現場へと到着した。そこでは、警察と協力しながら僧帽ヘッドギアの取り巻きであった名無しの強盗犯二人組の捕縛を今完了したところであるミッドナイトや、複数のプロヒーローらがいた。そして、リューキュウとイレイザーヘッドは僧帽ヘッドギアを警察に引き渡した。さらに、今到着した創滅とイレイザーヘッドとリューキュウに一早く気づいたミッドナイトは、リューキュウとイレイザーヘッドの方に向かってウィンクした後、歩きながら取り巻きの強盗犯二人組の捕縛が先程終わったと二人に報告し始めた。
ミッドナイト「あら?今此処に戻ってきたのね。あなたたち二人がその子を保護しようとしている間、もうこっちのことは済ませちゃったわよ。ほら!」
イレイザーヘッドとリューキュウへ報告し終わった後、ミッドナイトが指を指した。指した方角には、今警察に連行されている僧帽ヘッドギアと取り巻きの強盗犯二人が、確かにいた。
相澤「すみませんミッドナイトさん、こいつに危険な行動をやめるよう説得していまして、それで少しばかし遅れました。」
創滅「おい、こいつとはなんだこいつとは。これでも一応は初対面の奴だぞ。その生意気な口を慎め貧困ヒーロー。」
相澤「俺より年下の癖にそんな言葉が通ると思ってんのか?ハァ、全く・・・ついでにだが目上の人には敬語だ。さっき言ったろ。あと、確かに見た目は貧困者には見えなくはないが、ちゃんと抹消ヒーローという肩書きがある。そもそも大人に対していつも生意気な言動を使ってるのはお前だろ。お前が言うな阿保。」
創滅「また説教のつもりか?そもそも体術が俺より上だの何だの言ってた割にはまたいきなり偉そうに。」
相澤「ハァ・・・全く、敬語に対しては戦闘の実力なんか関係ないだろうが・・・」
リューキュウ「ハハハ・・・まあ、イレイザーヘッドの言う通りこの子を説得するために少々時間がかかったという訳なんですよ?ミッドナイト先輩。」
イレイザーヘッドこと、相澤は生意気な言動を使う創滅に対して厳しく注意しても、一向に生意気な言動が収まらず、ついには頭を抱えるようになってしまったので、代わりにリューキュウがミッドナイトへ遅くなった理由をミッドナイトへ簡潔に説明した。
ミッドナイト「そうだったの?それはそれでご苦労様ね、助かったわ。イレイザーヘッドにリューキュウ。それで?このひときわ体格の良い坊やが例の子?まだ子供にしては珍しく無駄のない良い肉つきね・・・うん!男だけど惚れるわ!」
リューキュウ「フフフ、ミッドナイト先輩は相変わらずですね。」
相澤「ハァ・・・ミッドナイトさんもミッドナイトさんでいちいちふざけていないでください。この子に引かれても俺は知りませんよ?」
と、そんな一方でミッドナイトに対する創滅の反応はというと・・・
創滅「・・・なあ、イレイザーヘッド。なんだ・・・この変態質がありそうな女は。もしかしてイレイザーヘッドと同じくヒーローか?だとしても見た目はただの奇抜で変態で青少年の性欲をくすぐりそうな女にしか見えな・・・どうした?イレイザーヘッド。そんな呆れたような顔をして。」
相澤「全く・・・ミッドナイトさんの方をよく見てみろ。見ればわかるはずだ。」
創滅「ミッドナイトの方をか?そこを見て一体何があ・・・ッ!」
ミッドナイトがいる方角へ振り向いた創滅は一瞬言葉が詰まった。何故ならその方角には、今にも創滅に飛び掛かろうと、青筋を浮かび上がらせ、腹黒い笑みも浮かべた怒りの形相でいるミッドナイトがいた。
ミッドナイト「私は変態質な女じゃないわ。確かに見た目だけは奇抜だけど、ちゃんとしたヒーローで18禁ヒーローよ。二度と間違えないで頂戴ね?坊や。」
創滅「・・・そうか、まあ心得ては置く」
ミッドナイトは、今さっきの怒りの形相ではなく、「フフッ」と言って慈愛の形相にへと表情が一変して変わっていった。
ミッドナイト「ま、私たちプロヒーローが遅れちゃったのはごめんね、謝るわ。けど駄目じゃない。いくら体術が上手くて
そしてミッドナイトもリューキュウと同じように、謝罪と同時に創滅に対して優しく説得した。その説得を聞いた創滅は、内心では「だったらもっと早く助けに来い、ヒーロー共」と思っていたが、謝罪はしっかりしているため、いつまでも説教されたことを引きずってる訳にもいかなく、再び口を開いた。
創滅「ま、ごく稀にだが、人手が足りない時はお前らプロヒーローたちに頼むことも有り得なくはないかもしれんな。基本、
ミッドナイト「そう・・・、わかったわ。その時になったら私たちプロヒーローを頼るのよ?」
創滅「ああ」
相澤「ミッドナイトさん、お話の最中悪いんですがもうそろそろこの子を警察に引き渡しましょう。この子には悪いが警察との事情聴取に付き合って貰いたいので。」
ミッドナイト「あら?そういえばそうだったわね。じゃあ坊や、家に帰れるまでまだ時間がかかるけど警察との事情聴取、頑張ってくるのよ。」
創滅「ああ、いちいち面倒だが、この国のルールに反するならば仕方ない。それだけ受けて本当に終わるんだったら受けてやる。」
リューキュウ「フフッ、まあ何はともあれ受けてくれるなら良かったわ。創滅君。ではイレイザーヘッド、そしてミッドナイト。私がこの子を警察の方々へ引き渡します。お二人は此処で待っていてください。」
相澤「はい、わかりました。大古神 創滅という子の事情聴取が始まったら我々も警察との事情聴取が終わるまで待ちましょう。」
リューキュウ「わかりました、了解ですイレイザーヘッド。じゃあそろそろ警察の方々がいるところに行くわよ。創滅君。」
創滅「ああ、言われずとも別にわかってるから安心しろリューキュウ。まあ、今回はよろしく頼む、ヒーロー。」
そんなこんなで大古神 創滅とリューキュウは、いち早く警察の元へと向かっていった。
オリジナル主人公「大古神 創滅」とオリジナルモンスター「バハムート ガーゴイル」の「ゴイル」の設定画
*動き付き
個性『バハムート』を使用して成熟体になった大古神 創滅の設定画
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*「神罰の魔面」という仮面付き
{IMG128432}
オリジナル主人公「大古神 創滅」とオリジナルモンスター「バハムートガーゴイル」の「ゴイル」の設定画。あと、個性『バハムート』を使用して成熟体になった大古神 創滅の設定画を公開しました。(個性『バハムート』については、既に上げてある大古神 創滅の設定集を見てください。)また、神罰の魔面のモチーフ(モデル)は、ウルトラマンシリーズに出てくる、とあるウルトラ怪獣です。ウルトラマンやウルトラ怪獣が好きな方々からしたら、すぐわかってしまうと思います。さらに神罰の魔面を被った創滅の声は、言語を発するような声ではなく、とあるウルトラ怪獣のような禍々しい声になります。
意外と張り切って描いたので大変でした!コスチューム自体の登場などは雄英高校に入学してからになりますが、今後もオリジナルの挿絵などを作るかもしれないので、お待ち頂けたら幸いです。あと、オリジナルの挿絵について質問や感想、提案も受け付けておりますのでお気軽にお声掛けください。何なら私が作ったオリジナル挿絵を元にリメイクして私に差し上げてくれたら滅茶苦茶嬉しいです!それも是非お待ちしています!
また、小説の評価や感想などもどんどん受け付けております。お気軽に送って下さい!よろしくお願いします!第三章は、できればなるべく近日中に投稿致しますので気長に待って頂けたら幸いです。では、また第三章で。