雄英高校
オールマイトside
ミッドナイト「実技総合成績出ました。」
ミッドナイトの声と共に上位合格者10名の氏名と成績がスクリーンに映し出され、全員の視線がそれに集中する。
順位 氏名·······VILLAN··RESCUE··合計
1位 緑谷出久·····94··········76········170
2位 爆豪勝己·····81··········44········125
3位 拳藤一佳·····65··········55········120
4位 切島鋭児郎··39··········35··········74
5位 塩崎茨··········36··········32··········68
6位 飯田天哉······52············9···········61
7位 麗日お茶子··28··········32···········60
8位 鉄哲徹鐵······49··········10···········59
9位 常闇踏陰······47··········10···········57
10位 泡瀬洋雪····50············6···········56
···リカバリーガールから聞いてはいたがやはりいたか。それも2位の爆豪少年の成績を大幅に超える170ポイント。爆豪少年や拳藤少女の成績も過去の記録を見れば主席レベルなのにな。そして、結果を見た教師陣からも次々と声が上がり始めた。 やはりというか上位3人が注目されているようだ。試験の様子がスクリーンに映し出されると、あちこちから感嘆の声が上がり始める。
マイク「この緑谷出久は何度見てもすげぇな!。 あのデカイのを一撃粉砕! 。最初見た時は思わずYEAH! 、って叫んじまったよ!。」
スナイプ「他の仮想ヴィラン相手もデコピンで倒しているからな。よほど強力な強化系の個性なのか?。」
確かに、私が言える事ではないが彼の個性は一体···。
エクトプラズム「ソシテ2位ノ爆豪勝己、レスキューポイントコソ言動デ下ガッタトハイエ、0ポイントノ仮想ヴィランヲ倒シ、ヴィランポイントモ81ト高イ。3位ノ拳藤一佳モ言ワズモガナ。コレダケ高イト言う事ハ周囲ノ状況ヲ素早ク察知スルダケノ広イ視野ヲ持ッテイルトイウ事。将来ガ楽シミダ。」
13号「僕としては、3人のレスキューポイントの高さに注目したいですね。ヒーローとは、ただヴィランや怪人を倒せば良いと考える若者も少なくない中、この3人は自分達の個性が他人を助ける為にもある事をよく理解している。素晴らしい事です。」
おっと他の受験生の事も聞かなければ。13号先生、エクトプラズム先生も高評価のようだ。
セメントス「しかし、ここまで凄いとヒーロー協会にスカウトされませんかね。向こうにはS級に10歳の子がいますし。」
ブラド「うむ。まあその時はその時だ。」
確かにヒーロー協会にスカウトされているヒーローはいる。私もその1人だ。
???「···。」
それをある教師はじっと見ているのであった。
緑谷side
合格発表から月日はあっという間に流れ、今日は雄英高校の入学式。
引子「出久!、 ティッシュ持った!?。」
緑谷「うん」
引子「 ハンカチは!?。」
緑谷「大丈夫だよ」
引子「お、お弁当は!?。」
緑谷「この手に持ってるのは?。」
心配なのは分かるけどそろそろ出ないと遅刻しちゃうよ。
緑谷「それじゃあお母さん、行くね。」
引子「出久!。」
緑谷「何?。」
引子「超カッコイイよ。」
緑谷「!、···行ってきます。」
うーん、走っていった方が速いか。
緑谷「1-A、1-A···ここか。」
雄英に電車で行くよりは早く来れたけど、中で迷子になるとは。それにしても。
緑谷「デッカイドアだなぁ。」
バリアフリーかな?。そしてドアを開けると。
緑谷「あっ、かっちゃん。」
爆豪「かっちゃん言うな、間違えられるだろ。」
かっちゃんが本を読みながらそう返した。何々、「武術の基本 この1冊で丸分かり! 注:本当に基本なのでもし本気で学ぶ場合は道場に通ってください」なるほど、確かにかっちゃんって戦いの才能あるからそういった技術を身に付けるのはいいと思う。するとあの真面目くんがこちらに近づいてきた。他の人達もこっちを見ている。あれっ?。何か人数が多いような···。···なんか凄い凝視してくる女の子がいるんだけど、何かしたかなぁ?。
飯田「おはよう!。ぼ、俺は私立聡明中学出身、飯田天哉、って君は!。」
緑谷「おはよう。僕は緑谷出久。よろしくね飯田くん。」
何か優しくなったような?。
飯田「緑谷くん、俺はあの試験で自分に足りない事を気づかされたよ。」
緑谷「?、何の事?。」
飯田「あの0ポイントを倒した後に君が言った言葉だよ。」
その言葉に他の人達がざわめきだす。
???「マジか、あれを倒したのかよ!。」
???「あれって倒せるもんなのか。」
???「あれに挑むなんて漢だな!。」
するとかっちゃんが。
爆豪「やっぱりてめえも殺ったか。」ボソッ
かっちゃんも倒したんだね。
???「すみません。少しよろしいですか?。」
突如、黒髪の女の子が話しかけて来た。どこかで見たような···。
???「···。」ジー
そのまま何も言わずにジッと見つめてきた。と次の瞬間。
???「やっと会えましたね。···私のヒーロー様。」ギュッ
と言いながら抱きしめてきた。
2人以外「!!!???。」
???「ふざけんなよ白天パ!。何で抱きしめられてんだよ!。そこかわれっ!。」
???「そこかよ。」
髪が特徴的な小さな男の子が何か言ってきた。すると。
???「あっ、君はあの時の···。」ピキッ
???「ん?。···はい?。」ピキッ
この声って···。
???「はいはーい。離れましょうねー。」
???「ちょっと!、いきなり何するんですか!。失礼でしょう!。」
???「初対面の人に抱きついてる人に言われたくはないんだけど。」
やっぱりあの2人か。オレンジの女の子が抱きついてきた女の子を離してくれた。
???「そ、その受かってたんだね!。ウチ嬉しいよ!。」
緑谷「こちらこそ、あの後先生にポイントの事話してくれたんだよね。君も合格おめでとう。」
???「え!、何で知っとるん!?。」
爆豪「おい、いい加減こいつら止めろ。あと俺の周りで騒ぐんじゃねえ。 」プルプル
うん、そろそろ時間だもんね。
???「そもそも私達は初対面ではありません!。8年前に私は彼に助けてもらいました!。」
???「それなら私は彼と一緒の会場で試験を受けたけど?。」
8年前?。それってもしかして···。ん?。ふと廊下に何かがいるのに気がついた。そこには寝袋に入って横になっている人がいた。
???「お友達ごっこしたいのなら他所へ行け。ここはヒーロー科だぞ。」ジュッ
そしてこちらを見ながらゼリー飲料を飲み干した。
緑谷(ヒーローの人?。)
クラス(何かいるぅう!!!。)
緑谷以外の心境が一致した瞬間である。その時廊下から1人の男が走ってきた 。
???「イレイザー!!。探したんだぞ!。あと寝袋から出てこい!。」
寝袋を脱いで不審者さっき来た男と一緒に教室に入る 。
相澤「はい、静かになるまで8秒かかりました。時間は有限。君達は合理性に欠けるね。···担任の相澤消太だ。よろしくね。」
クラス(担任!?。)
ブラド「全く、俺はこのクラスの副担任のブラドキングだ、ブラド先生とよんでくれ。よろしく頼むぞ!。」
そのまま紹介が終わると相澤先生は寝袋から体操服を取り出す 。
相沢「早速だが、コレ着てグラウンドに出ろ。」
そう言って、教室から出る相澤先生。···え、それ着るの?。
ブラド「あっ、おいイレイザー!。全く、体操服は自分達の机の中にあるから出来るだけ早く来てくれ!。」
そしてその相澤先生を追いかけるブラド先生。いきなりの事にクラスはついていけなかった。
クラス「個性把握テストォ!!?。」
麗日「えっあの!?、···入学式は!?、ガイダンスは!?。」
相澤「ヒーローになるならそんな悠長な行事出る時間はない。」
麗日さんの意見をバッサリきる相澤先生。
ブラド「前、校長に注意されたばかりだろう。」ボソッ
ということは結構やってるのかな?。ブラド先生の言葉を無視して話を続ける相澤先生 。
相澤「雄英は自由な校風が売り文句。そしてそれは先生側もまた然り。お前たちも中学の頃からやってるだろ?。個性使用禁止の体力テスト。国は未だ画一的な記録を取って平均を作り続けてる。合理的じゃない。まぁ、文部科学省の怠慢だな。」
一区切りつけ、僕の方を見ながらボールを渡してきた。
相澤「実技入試成績のトップは緑谷だったな?。中学の時ソフトボール投げ何mだった?。」
緑谷「すみません。先生から止められてて受けていません。」
事情を知る者(この場合爆豪のみ)以外はシーンとなった。
相澤「···まあいい、全力で投げろ。この円から出なきゃ何してもいい。ブラド、記録を測ってくれ。」
ブラド「あぁわかった緑谷個性は使っていいから思いっきり投げるんだぞ。」
緑谷「分かりました。」
個性持ってないけど別にいいか。でもマジシリーズは周りに被害でるからなぁ。
???「彼が主席、ね。(良さそうな個性なら使わしてもらおうかな。)」
と、金髪の男の子が観察するように。
???「見た目は普通だよな。」
???「一体どんな個性なんだ?。」
金髪に黒のメッシュが入った男の子と頭にバンダナを巻いている男の子が緑谷について話し。
???「···。」
???「?、どうかした?。塩崎?。」
塩崎「いえ、どうも彼から···。」
髪が茨の女の子が緑谷をジッと見て、それに対して耳たぶがイヤホンジャックの女の子が聞く。
緑谷「よっと。」ブンッ ドヒュンッ
クラス「···はっ?。」
緑谷が飛ばしたボールはあっという間に雲を突き抜け見えなくなってしまった。
ブラド「···測定不能···。」ピピッ
相澤「(瞬きはしていない。あいつの個性は強化系じゃないのか?。異形系では無さそうだし、まさか素の力か?。)緑谷、今のは本気で投げたのか?。」
緑谷「えっと、周りに被害が出ない程度に本気で投げましたけど。」
あのボール、弁償かなぁ。そんな事を考えている緑谷。他の生徒はと言うと。
クラス「ええええええっ!?!。」
???「ちょっと待って!。つまり本気でやってないんでしょ!。それでアレ!?。」
???「すっげえぇぇっ!!。いきなり測定不能とか、地味な顔してるのにやっべぇぇ!!。」
???「こうゴォッてきて、ビュンッて飛んで凄かったよ!。」
???「ほんと凄すぎって塩崎!?。なんで泣いてるの!?。」
塩崎「ああ、彼の体におられるのですね···。」ポタポタ
???「自由に個性を使えるなんて···。」
???「何これ!、面白そう!。」
相澤「···。」ピクッ
その時、相澤先生が反応した。
相澤「面白そうか···。ヒーローになる為の3年間、そんな腹づもりで過ごす気でいるのかい?。よし、なら緑谷の記録を1人でも超えられなかった場合、見込み無しと判断し緑谷以外を除籍処分としよう。」
その言葉に場が凍りついた。
クラス「はぁあああっ!?。」
相澤「生徒の如何は先生の自由。ようこそ、これが雄英高校ヒーロー科だ。」
当然納得する者はおらず。
麗日「最下位除籍って入学式初日ですよ!?。いや、初日じゃなくても理不尽すぎる!。」
相澤「自然災害、大事故、そして身勝手な敵達、いつどこから来るかわからない厄災、こちらの想像を超えてくる怪人の出現。日本は理不尽にまみれてる。そういうピンチを覆していくのがヒーロー。放課後マックで談笑したかったならお生憎、これから3年間、雄英は全力で君たちに苦難を与え続ける。さらに向こうへプルスウルトラさ。全力で乗り越えて来い。まあ、別に超えられなかったら諦めて帰ってもいいんだぞ?。」
そう言いきった後、皆は黙っていた。だが。
爆豪「ふざけんじゃねえ。俺はあいつを超えるために、ここに来たんだ。ここで強くなって、ヒーローになって、せめてあいつの隣に立てるぐらいにならねぇといけないんだよっ!。こんなとこで諦める訳ねぇだろ!!。」
昔の約束の為、幼馴染みが1人にならないようにする為、叫ぶ爆豪。
???「あの時から決めていたのです。あの人に助けてもらった時から。彼と共にヒーローになる為に!。私は絶対に、絶対に諦めませんわ!!。」
かつて今の強さもない彼に助けられ、その恩返しの為、彼の助けになる為、叫ぶ少女。
???「ここで諦めたら応援してくれた師匠にも、姉さんにも怒られる!。なによりあいつに笑われる。···私も絶対に諦めないぞ!。なぁここで諦らめたら駄目だぞ!、おまえら!!。(それに、彼の事、もっと知りたいしね。)」
今回超えるべき相手を見て、自信を失っていた生徒を元気付けながら叫ぶ少女。それを聞き、次々とやる気を出すみんな 。そんなみんなに。
ブラド「その通りだ!!。やる前から諦めるな!。俺は全力でお前達を応援するぞ!!!。」
生徒達の言葉を聞いて感動するブラド先生。その時僕はというと。
相澤「あと緑谷、もし手加減したらお前も除籍処分だからな。絶対に手を抜くなよ。」
緑谷「えぇ。まあ、はい。分かりました。」
すごくやりづらいんだけど···。
第1種目 50m走
ブラド「3秒04。」
クラス「おお!。」
???「これはいっただろ!。」
飯田(最高速度には距離が足らなかったが、どうだ緑谷くん!。)
ブラド「次、緑谷出久!。」
靴紐をしっかり結んで···。
???「流石にこれは無理だろ!。」
???「このクラスの中で1番走りに特化した個性だ。大丈夫、いける筈だ!。」
爆豪(いや)
???(これは)
???(無理)
塩崎(ですね。)
ブラド「スタートォォッ!。」ダアンッ ズザザザザッ
相澤「···測定不能。」
クラス「はぁぁぁぁっ!?。」
飯田「得意種目で···負けるとは···。」ガクッ
???「飯田ぁぁっ!。頑張れ!、まだ諦めるな!。」
なんか僕が悪い感じがしてきた。
第2種目 握力
???「フンッ!。」
マスクをしている体の大きな男の子がやると。
540kg
???「すげー、540kgってあんたゴリラ!?。これはど···。」
緑谷「フッ。バキッ あっ、···先生、壊れちゃいました。」
相澤「···測定不能。」
???「嘘だろぉーっ!?。」
第3種目 立ち幅跳び
緑谷「ほっ。」ビュンッ
???「緑谷氏はどこまで跳んでいったのですか。」アセアセ
相澤「測定不能。おい、何をしてる。緑谷が戻ってくるまでに早く進めろ。」
第4種目 反復横跳び
???「来たぜ、オイラの時代が!。」
そう言って小さい男の子が髪の玉を左右の線にくっつけてそこそこの速さで挑んだ。なるほど、面白い個性だ。
???「どうだ緑谷!。オイラが救世主になる!。そしてハーレムライフを···。」
緑谷「···。」ダダダダ
???「アバフッ!。」
クラス(記録は凄いのに···自業自得だな。)
???「ねえ、気のせいかもしれないんだけどさ、分身出来てない?。」
第5種目 ボール投げ
爆豪「おらぁぁああっ!!。」ドウンッ
ブラド「805.9m。」
麗日「セイ!。」
相澤「無限。」
???「無限でたぞ!。」
???「いやでもこれはどうなるんだ?。」
第6種目 状態起こし
緑谷「フンフンフンフンフンフン···。」ブンブンブン
???「ヤバイ!、切島達が吹き飛びそうだ!。」
???「男全員でかかれーっ!。」
終わった後。
緑谷「えっと、大丈夫?。」
切島「ゼエゼエ、き、気にすんな緑谷。ゼエゼエ」
第7種目 長座体前屈
これはどうしようもないな。一応柔らかい方だけど。
第8種目 持久走
相澤「悪いが緑谷、お前は他の全員が走り終わってからにしてくれ。」
ブラド「すまない。他の生徒が吹き飛ばされるかもしれないのだ。」
緑谷「大丈夫です。」
まあ、直ぐ隣の奴がとんでもないスピードで走ったら大変だよね。ちなみに5秒だった。カーブで少し減速したかな。
相澤「んじゃ、パパっと結果発表な。トータルは単純に各種目の評点を合計した数だ。口頭で説明すんのは時間の無駄なので、一括開示する。」
???「ああ、終わった。さらば雄英での青春···。」
???「ハハハッ、せっかく入れたのに···。」
凄く心にくるんだけど···。相澤先生が写し出した順位表。1位は僕だけど···。
相澤「ちなみに除籍は嘘な。」
クラス「···えっ?。」
その言葉で一斉に相澤先生の方を向く。
相澤「君らの最大限を引き出す合理的虚偽。」ニヤ
皆がその場に崩れ落ちた。
クラス「はぁぁああああぁああ!!!?」
???「えっまじかでも誰も緑谷の記録超えてないんスけど···。」
相澤「何言ってるんだ。超えてる奴5人いただろ?。麗日のボール投げと蛙吹と取蔭、拳藤、障子の長座体前屈が。」
ブラド「その通りだ!。お前達は無事、除籍免除だ!。」
そのままクラスの皆は5人の方を向き、ものすごい勢いで近づくと。
???「ありがとう!!。ありがとう!!!。」
???「お前達のおかげだ!!、ありがとう!!。」
そのまま5人を胴上げした。
相澤「今日はこれで終わりだ。早く帰れよ。いくぞブラド。」
ブラド「分かった、お前たち、気持ちは分かるが教室に戻るんだ!。帰りの会は今日はないから、机の上にある今後の予定が書かれた資料を持って、準備したらそれぞれの家に帰宅してくれ!。」
一部の生徒以外は胴上げに夢中で聞いていなかったようだ。
そして時間は過ぎ、帰り道。
爆豪「やりすぎだ出久、心折りにきてんじゃねぇぞ。測定不能ばっか出しやがって。」
緑谷「そんなこと言ったって···。」
僕も除籍がかかってたんだけど···。と、その時。
飯田「緑谷君!、 爆豪君!。」
飯田くんが僕達に追い付き。
麗日「おーい!、 お三方ー! 。駅まで?、 待ってー!。」
???「おーい、私達もご一緒させてくれ!。」
???「待ってください出久さん!。」
???「お待ちを、神を宿すお方!。」
···なんか増えてない?。
爆豪「じゃあ俺は用事があるから『待ってよ。』離せや!。俺を巻き込むな!。」
僕は逃げようとするかっちゃんを捕まえる。
飯田「君達は、無限救済女子に、やる気救済女子、創造女子に茨髪女子。」
なんか凄い名前が出てきたぞ。
麗日「む、無限救済女子···。えっとウチは麗日お茶子って言います!。」
拳藤「なら私も、私は拳藤一佳だ。よろしく。」
八百万「私は八百万百ですわ!。よろしくお願いします出久さん!。」
塩崎「私は塩崎茨と申します、出久様。」
緑谷「えっとよろしく。」
爆豪(帰りてぇ。)
飯田「うむ、麗日くんに、拳藤くん、八百万くんに、塩崎くんか。こちらこそよろしく頼むよ!。」
そんなやり取りをしながら歩いていると、木の陰から反復横跳びの記録が良かった男の子が、こちらを射殺さんばかりの視線で睨みつけていた。
飯田「しかし緑谷くん。君の力には驚いたよ。まさかここでの差があるとは···。まだまだ鍛練が足りない···。」
爆豪「はっ、悪いがこいつを越すのは俺だ。」
飯田「むむっ、爆豪くんもか。例え君でも負ける気はないぞ!。」
爆豪「上等!。」
なんかライバルになったみたい。
麗日「ていうか、いつの間に名前呼びに!?。」
八百万「あら?、別にいいでしょう?。」
拳藤「へぇー、なら私も呼んでもいいな!。」
八百万「な、ダメですわ!。そんな馴れ馴れしい!。」
麗日「ならそっちも呼ばなければ良いやん。」
八百万「それは···そういえば塩崎さんは?。」
拳藤「いわれてみればどこに···。」
緑谷「あの、なんでそんなにくっついてるの?。」
塩崎「使者たるもの、あなた様の側にいるのは当然の事です。」ギュッ
3人「塩崎(さん)ー!?。」
こっちはこっちで会話が弾んでるみたい。明日からの学校生活、どうなるのかな。
しかしこの時の僕は知らなかった。似たような者が増えることを。
おまけ
上鳴「くっそー!。あの野郎!、塩崎までおとしやがった!。」
峰田「あのくそ天パ野郎がぁぁっ!!。いい御身分だなぁぁぁぁ!。」
次回は戦闘訓練。
今日中にこのすばの方も投稿する予定です。