世界は、痛みに満ちている──。
 歴史上最大規模の世界大戦が終戦してから十年後。
 現代では各国の諜報機関による熾烈な諜報戦──『影の戦争』が行われていた。

 ディン共和国のスパイ、『送火』のジキルと『黒子』のハイドはとある暗殺集団を追って世界中を飛び回っていた。

 『鴉羽』──それは大戦時以降、各国のあらゆる暗殺事件に関わっていると言われる正体不明の暗殺集団であった。
 任務の途中、ジキルとハイドは『鴉羽』によって盗まれた「木箱」の回収に失敗してしまう。

 時を同じくして、ミータリオで『紫蟻』との決戦に勝利したクラウスと『灯』の少女たち。
 任務達成も束の間、『灯』に新たな不可能任務が更新される。

 それは『鴉羽』によって奪取された「木箱」の回収──二人のスパイと『灯』による、共同戦線であった。



※1
ミータリオ決戦後のお話になります。ネタバレ部分もあるかもしれないのであらかじめご了承ください。

※2
『スパイ教室 二人のスパイ』のリメイクになります。ストーリーは一から書き直しされたものになります。そのため話数がある程度進んだら、元のお話の方は削除する予定です。
  プロローグ とある二人のスパイ()
  一章 合同任務①()
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