ハイスクールD×D 剣の王   作:しぃー

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祝お気に入り2000

UA200000もついでに。

みなさんほんとにありがとう!!

今回は2部構成かな。


修行1

 

「山で修行とは古風なものだな」

 

歩は今、グレモリー眷属に黒歌を加えたメンバーでグレモリー家の所有する山にある別荘まで来ていた。

 

リアスはライザー戦に向け特訓をすることにしたが、まだまだ戦闘において未熟と言わざるおえない。

 

そのため歩に修行の協力を要請したのだった。

 

ちなみに黒歌は

 

「歩と1週間以上も会えないなんて考えられないにゃん」

 

と言って当然のようについてきた。

 

 

「さてと、とりあえず修行を手伝ってやろうかね」

 

===============================================

 

「まずは一誠、おまえからだな」

 

「おう、頼むぜ」

 

一誠はやる気満々な声で答える。

 

「まあお前にはとりあえずこれをやってもらう」

 

歩は1枚のメモを渡した。

 

「はぁ、これって唯の筋トレのメニューじゃないか」

 

「お前の赤龍帝の龍手は確かに強力だ。それでもライザーの眷属で最弱と呼ばれた女に負けた。原因のひとつは赤龍帝の龍手の本領ともいえる倍加が10秒という戦闘において長い時間をかけてしまうこと。そしてもうひとつはおまえ自身が圧倒的に弱く一人では倍加までの時間を稼げないことにある。まあこれだけ弱いと最初の倍加程度じゃあたかが知れているっていうのも問題かもな」

 

「うっ」

 

あまりにもぼこぼこに言われ落胆の色を隠せない一誠。

 

「そうガッカリするな。この間まで運動部に入ってもいない一般人だったやつが強くても逆に怖いよ。それに今まで鍛えていなかった分、初めはぐんぐん伸びていく。悪魔になって限界値も増えるだろうしこれからさ」

 

「でも、のんびり鍛えている場合じゃ無いだろ」

 

ライザーの眷属にあっけなく負けたことがやはりあせりを生んでいるようだった。

 

「あっさりと力を身につけられる方法なんてそうそうありはしない。無いとは言わないけど危険が伴うものがほとんどだしね。それにメニュー通りに修行すれば確実に2つ目の弱点は克服できる。後は俺が戦闘技術を修行の後半で教え込むから安心しとけ。まあそのときまでにしっかり鍛えておかないと体が修行に追いつかなくて地獄を見ることになるだろうからサボらないようにな」

 

「あぁ、わかった」

 

少し不安な表情が隠せていなかったがそれでも納得はしたらしい。

 

 

(やれやれ、後でリアスに慰めにでも行かせるか)

 

「それじゃあ他の様子を見に行ってくる」

 

一声かけて歩はその場を去っていった。

 

 

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「さてと、お次は木場、お前だな」

 

「よろしく頼むよ、神崎君」

 

木場の表情はわずかに硬い。

 

歩は緊張しなくてもいいのに、と思っていたが、自分の師匠よりも強い存在に教えを請う。

 

緊張しないほうがおかしいのかもしれない。

 

「まあとりあえず俺に本気で攻撃してみろ」

 

剣も持たず余裕を見せて言う歩。

 

その姿を見ても木場は愚かしく心配することは無かった。

 

同い年とはいえ少なくとも超越者クラスと呼ばれる男にそんなことを言うのは逆に失礼だ。

 

「うん、それじゃあ行くよ」

 

 

斬りつける木場。

 

それを当然のようにかわしていく歩。

 

1分ほど続いても当たる雰囲気は一切無かった。

 

 

「はは、わかっていたけどここまで当たらないと悔しいものだね」

 

「いや、なかなかに鋭い剣だ。ここまで成長したのは木場の努力とさすが沖田さんと言ったところかな」

 

歩は思っていた以上に木場が力を持っていたことに感心していた。

 

歩のような例外を除けばこの年齢でここまでの剣の技術を持っているのは驚くべきことなのだ。

 

「褒めてもらっても実際何もできていないからね。一矢でも報いれるようにがんばってみようかな。魔剣創造(ソードバース)!!」

 

魔剣創造(ソードバース)とは魔剣を創造できる神器である。あらゆる属性の魔剣を創造できるため多様性に優れているが、創造した剣の強度はオリジナルの魔剣に及ばないという短所も持ち合わせている。

 

木場の声とともに地面から無数の剣が生え、歩へと向かっていった。

 

それをジャンプすることでかわす歩。

 

「もらった」

 

空中なら動けない。

 

そう考えた木場はジャンプして回避するように仕向け、その場で攻撃できるよう準備していたのだった。

 

「はぁ」

 

まさしく必中とも言えるタイミングで斬りつける。

 

 

しかし

 

「攻め方としては悪くは無いな」

 

剣が2本の指にはさまれる形で止められていた。

 

「えっ」

 

驚愕した顔で、完全に硬直してしまう。

 

「まあこのあたりで一度落ち着いておくか」

 

そう言って歩が指で挟んだ剣を折った。

 

 

===============================================

 

「結論としてはお前はスピードに関して自身がありそうだが相手を斬りにいくとき力みが目立つ。相手に急接近するのに最後の最後でスピードを殺している感じがなんとももったいないな」

 

「あの……多少は力みが無いと斬りつけた時に致命傷を与えにくいんじゃないかい」

 

自分がスピードに比べ攻撃力の面でまだまだ劣っていると感じているためか自然と疑問が出ていた。

 

 

「本当の意味で剣を使える奴は力じゃなくて技で斬るんだよ。しっかりとした技術さえあれば気にもならなくなるよ。まあ自分に攻撃力の不安を抱えているならなかなか力を抜けと言われても難しいかもしれないけどね」

 

「ほんと見透かされますね」

 

「まあ技術は今から俺が教え込んであげるから頑張ってみようぜ」

 

これからの方向性も見えやっと表情を柔らかくする木場。

 

「お願いします」

 

元気よく答えるのだった。

 

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「でだ、姉妹そろって何をしている」

 

白音の修行には黒歌をつけたのだが、何故か黒歌が白音に絡み合うような感じでいろいろな部分を触っていた。

 

何だが見ていて変な気分になりそうな図である。

 

「白音に自然の気を自分と同調し強化させる術を教えてるにゃん」

 

「すまない、説明されてもどうしてそうなっているか結局わからん」

 

「雑念があったりどんな悪条件でも同調できるように敏感な所を触ってるにゃん」

 

「や……兄様……見ないで」

 

真っ赤な顔をして歩を見る白音。

 

その姿に目が放せない。

 

「えっと……」

 

珍しく言葉に詰まり動揺する歩。

 

かわいらしく、魅力的な姿に手が伸びようとしたが。

 

 

 

「歩、ちょっといいかしら」

 

後ろから聞こえたリアスの声で我に返る。

 

「今後の修行方針を突き詰めたいから付き合ってもらえる」

 

「あぁ、今行く」

 

動揺を隠すように表情を消した。

 

 

しかし

 

「歩にもあんなかわいい所があったのね」

 

「っ!!」

 

リアスの言葉のせいでその後の表情が見られないように顔をどこかへ向けるのが大変だった歩である。

 

 

 

 

 

 




歩は人物設定に書かれた、中学生のときには3人の好意に困った感じでしたが、高校2年にもなるとどちらかというと普通の高校生くらいには女性、3人をそう言った対象で見るようになっています。

人をやめている部分が多いけどこういうところだけはまだまだ高校生です。

聖女の話で黒歌といい雰囲気になったのもそういうわけですね。
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