短編オブ短編
勉強しなさい。
暇を持て余した人たちを書いているくせに筆者は暇なんてものはない受験生らしい
休憩でモンスターエンジンさんのネタ見て思いつきました。お手柔らかによろしくお願いします
その世界は虫食いに溢れていた
その虫食いからは異形の化け物が現れた
異形の化け物は強く、世界は滅びる寸前だった
勇敢な少年がいた
世界を愛し、滅びから救うために旅を始めた
心やさしい少女がいた
その少年を支えるため、共に旅立った
彼らは世界を巡り、虫食いを修復していった
そしてついに全ての虫食いは修復され、世界に平和が訪れた
「も、もう足が動かない...!!」
とある森の中、少女は熊に襲われていた。すでに息は切れて、足も疲労で動かなくなっていた。絶体絶命である。
「誰か助けて!!」
『ホーリーアロー!!』
もうだめだと少女が叫んだその時、どこからか光の矢が飛んできて熊を倒した。突然の出来事に少女が驚いていると熊の後ろから美少女が現れた。
「大丈夫でしたか?」
彼女こそ、かつて虫食いに溢れていた世界を旅に出て修復した一人、マリー・ブレイブである。
「ええ、でも足が動かなくて...」
「まあ!大変です!治して差し上げますね。『ヒール』」
マリーがそう唱えると少女の傷は癒えていった
「傷が治っていく...足も動くようになった...!ありがとうございます!どうお礼をしたらいいのか......俺だ」
そう言うと少女は自分の顔を掴みビリッ!と取った。するとそこに現れたのは美少年の顔だ。彼こそ、世かつて虫食いに溢れていた世界を旅に出て修復したもう一人、エリック・ブレイブである。ちなみに二人は結婚している。
「あなたでしたか、全く気が付きませんでした。」
「余りにも暇でな、お前を騙して遊んでみた。」
世界を修復したあと、2人は世界中から感謝されいくつかの国が合同で報酬金が一生使い切れないほどたくさん与えられ、はっきり言って働く必要がなくなった。親に分けたり、様々な娯楽に使って見たりしたが一向に無くなる気配がない。そして何より、過酷な旅に出ていたためそこからのギャップが激しく、なおさら今を暇に感じていた。
「女装なんていつの間に出来るようになっていたんですね」
「ウォクローの街で情報を集めるとき師匠に会ってな。たまにやっている」
「なるほど...」
ちなみにマリーも男装が趣味の一つだったりする。
暇を持て余した救世主たちはこれからも戯れる。
「そういえば、王国の方から新しいボードゲームが出るみたいですけど買いますか?」
「それは製作者が師匠の友人らしくてな、実はもう持っているんだ。それとは別に最近街で話題の小説があるそうなんだが」
「それ書いたの私ですね。暇でしたので。」
「「…」」