住宅地と市街地との間に広がる田園地帯。秋も深まり稲刈りも半分以上が終わった頃。秋晴れに恵まれ、涼しいよりも若干暖かい気候。朝夕の通勤時間と打って変わって、聞こえてくるのは遠くで稲刈りをしているコンバインと、たまに通り過ぎる車の音くらい。
そんなのどかな昼下がり、上空を4つの影が飛んでいた。
≪こちらピジョン隊ブルーチームリーダー、ブルー1。各機、状況の報告をしろ≫
≪こちらブルー2、感度良好。昨日は雨だったから、今日は視界も良好でラッキー!≫
≪ブルー3だ。ホアッチャー!≫
≪ブルー3は何でこんなテンションなんだ? あ、ブルー4問題なし≫
≪昨日カンフー映画を見てたんだってよ≫
≪無駄口が多いぞ。もうまもなくだ。方位300から330へ修正。距離30
≪ブルー3了解!≫
≪ブルー4了解≫
≪ブルー2了解。だけど高度3,340
≪視界が開けているからこそ警戒するんだ。これだけ高ければ地表から見えまい≫
≪俺達も見えないんだけどな≫
≪分かっている。目標地点に近付いたら降下する。確実に仕留めるぞ≫
≪了解。その為にたらふく爆装してきたんだ≫
≪ブルー4は詰め込み過ぎで重そうだな。
≪大丈夫だ。任せろ≫
緩い会話の中でも周囲への警戒は怠らない。ピジョン隊の中でもベテラン揃いであるブルーチームを率いるブルー1は、チームメンバーに対して軽く
しばらく巡航速度で移動し、時間を確認するとそろそろといったところ。しかし普段飛行しない高高度での移動である為ポイントの確認に少し時間を使ってしまった。とはいえそこはベテランリーダー、無事に指定の爆撃地点を見つけた。
≪こちらブルー1、目標へ接近。これよりトレイル・フォーメーションへ移行し急降下。爆撃する≫
≪ブルー2了解。よっしゃ吹っ飛ばすぜ≫
≪やってやるぜ!≫
≪ブルー4了解! ようやくこの重さから解放されるぜ!≫
≪投下高度は167b-ftだ。積み荷を降ろしたら方位300へ離脱する≫
≪そんなに接近して大丈夫なので?≫
≪落としても目標に命中しなければ意味がない。むしろこれだけの高高度からの接近は予想出来まい。向こうが慌てている間にケリを付ける。それに第二陣、第三陣も控えているからな。俺達が突撃後、少ししたらレッドチーム、イエローチームがそれぞれ追撃することになっている≫
≪ブルー2了解。3番機と4番機、特に4番機は勢い付けすぎてそのまま地面とキスするんじゃないぞ?≫
≪そこまで重くねぇよ!≫
降下直前の最終確認を行う。
この瞬間だけは何度味わっても慣れない。緊張をごまかすように軽く深呼吸をする。
≪ブルー1、位置に付いた≫
≪ブルー2以下2機も大丈夫です≫
≪あー、こちらレッドチームリーダー、我々とイエローチームも所定のポイントに到着した。これより順次攻撃態勢へと移行する≫
≪ブルー1了解。では突っ込むぞ≫
降下まで、秒読みにはいる。
4
3
2
1
≪よし、降下! 続け!≫
≪了解! 降下! 降下!≫
≪うっひゃー!≫
普段自分達が体験している速度をはるかに超えた速さで落下する。急な加速に目が慣れた頃、ようやく視界に目標となる車両が映った。
≪見えた。情報通りだ≫
≪こちらも確認!≫
≪よーし、まだ我慢だ。まだ、まだだ、まだまだまだまだ……今だ! 投下! 投下!≫
≪投下!≫
隊列を乱すことなく一直線で目標となる赤いスポーツカーへと向かう。空き地の駐車スペースで停車しており、周囲に人影はなし。完全に無警戒だった模様だ。
そこへ、ピジョン隊が襲いかかる。
ヒュー……ペチョ、ペチョ、ペチョ、ペチョ
≪こちらブルー4、全弾命中確認! 有効打はブルー2、ルーフのど真ん中! 1番機はボンネット右側! 3番機は右サイドミラー! 俺がフロントガラス左側だ!≫
≪よっしゃ!≫
≪
≪理想の攻撃が出来るように準備してきたんだ。敵が弱いことを嘆くよりも喜ぼうぜ≫
≪久々に食いがいのある獲物だった。普段は白いのとかシルバーのとかばっかだから、大して面白くもねぇ≫
≪黒はまだマシなんだけどな。でも見慣れちまって飽きちゃったよな≫
≪機首変わらず方位300へ! いつまでも留まっているんじゃねぇ、さっさと退避するぞ!≫
≪了解!≫
第一陣の攻撃を終えて、地表からわずか167b-ftの高さで飛行するブルーチームの元へ、後続のチームの連絡が入る。
≪レッドチーム、降下態勢に入る! 降下! っ!? うわああああ!!≫
≪な、なんだ!?≫
しかし、それは第二陣の攻撃が失敗したというものであった。
それと同時に、上空から悪魔の音が聞こえた。
ピーヒョロヒョロヒョロヒョロ……
≪これはまさか!≫
≪何故だ! 上方警戒は!?≫
≪いや、それよりももっと上だ! おまけに太陽を背にして見えづらくさせている!≫
≪あれは……ブラックカイトだ! 偵察攻撃機だ!≫
≪まずいぞ! 我々の位置情報が流された!≫
≪何としてもあれを落とせ! あいつの援軍が来るまでに態勢を整える≫
続くレッドチームとイエローチームの混乱した報告が次々と飛び込んでくる。
≪まずいぞ。こちらも加勢に向かうぞ。レッドとイエローはどちらもまだ爆装していて重い。積み荷を降ろした我々が一番軽くて動ける。急いで上昇するぞ!≫
≪急いでって、俺達の上昇性能ではどうしたって間に合わねぇ!≫
≪くそ、どうしたら……!≫
≪こちらクロウ隊アローチーム。現場に到着した。援護する≫
突如耳慣れぬ声が聞こえたと思えば、自分達の上空を4つの影が乱戦へ向けて一直線に突っ込むのが見えた。
≪速さこそはあんたらに負けるが、集団での空中戦ならこっちの得意分野だ≫
≪今回は助けてやる。次会ったら、落とすがな≫
≪ここは俺達の縄張りなんだよ≫
そう言って、1機で8機を相手に戦っているブラックカイトへ向けて攻撃を仕掛けた。これには相手も回避行動へと移り、それによってピジョン隊レッドチームとイエローチームは脅威から逃れられたのであった。
そんな上空の様子を、少し離れた小川で観察する姿があった。
≪グレイヘロンから各機へ。上が騒がしくなった……どころじゃない。ブラックカイトが応援を呼びやがった。ここも危ない。退避行動へ移るぞ≫
≪こちらキングフィッシャー、了解。こちらは上流の面々へ詳細を伝えに行ってくる。君達は下流へ避難を≫
≪グレートコーモラント了解。それじゃあ私は下流へ情報の共有へ行ってくるわ。グレイヘロンも急いで≫
≪俺は大丈夫だ。水辺なら猛禽にだって負けねぇ。厄介なのは捨てられた釣り糸や釣り針くらいだ。それよりも、ワイルドダック隊、返答ないが大丈夫か?≫
≪大丈夫な訳ないだろ! こちらはひよっこを大量に抱えているんだ! 現状遠距離の飛行は無理だ。下流なんだから流れに身を任せて泳げばいけるが、これより下流は潜水艦が待ち受けている。俺は問題なくてもひよっこが心配だ。出来るだけ橋下などへ待避し、上から見つからないように警戒する≫
≪カープどもか……だが、その数では隠れきるのは無理だ……了解した露払いは俺がやってやる。構わず下流へ避難しろ≫
≪くそ、借りを作るのは嫌だが仕方がねぇ。了解だ! お前ら、移動だ! こちらワイルドダック隊コスモスチームリーダー、コスモス1! 以下ダンデライオン、ロータスフラワー、スパイダーリリー逃げるぞ!≫
≪ダンデライオンチーム了解!≫
≪ロータスフラワーチーム了解!≫
≪スパイダーリリーチーム了解だ!≫
水辺での動きが活発になった頃、空では変わらず乱戦が続いていた。しかし、状況はピジョン隊クロウ隊混合チーム、もといクロウ隊が優勢で三方から囲い1機が上を押さえる三角錐の形で鳥かごに閉じ込めた状態にする。
戦いの中で高度も落ち、ブラックカイトが得意とする高高度での戦闘が行えないようになっていた。既に地表から417b-ftから501b-ftのところまで落ちている。
≪よーし、今日こそ鬱憤を晴らすぞ!≫
≪基本単独のコイツ1機くらい、俺達だけでどうにでもなる!≫
≪油断するなよ? もうそう時間は取れない。確実に仕留める!≫
その時、地上で動きがあった。1台の白色の小型車両が空き地スペースに停車したのだ。戦闘に巻き込まれて混乱しているレッドチームとイエローチームは気付かない。また目の前の敵を仕留めようと奮戦するクロウ隊の面々も気付かない。ただ気付いたのは、爆弾投下を終えて高度が落ち、戦場からやや離れた位置にいたブルーチームのみ。
普段なら白色の車両は興味を示さないのだが、この時は何故か注目してしまった。
運転席のドアが開き、高齢の男性が降りてくる。そして車両の後ろへ回りリアゲートを開けた。そして中から取り出したものは……2つの
≪あれは……≫
≪!? まずいぞ! あれは、陸上空母だ! 来るぞ! 回避! 回避!≫
≪え? うぉ!≫
≪マジか!?≫
瞬間、小型車両の正体を見抜いたブルー1が、ブルー2の呟きを
その時、脇を大型な何かが勢いよく飛び上がっていくのを目端に確認した。ブルー1の指示が早かったおかげで助かったが、もし、指示が遅れていたら1機は墜ちていたかもしれない。
安堵の気持ちを持ちつつ、すぐに切り替える。
≪あれが来たってことは、もう俺達の出番じゃねぇな≫
苦々しく呟きながらも、視線は上空で逃げ惑っている仲間達へ注がれている。クロウ隊の援護を受けて優勢になったはずのピジョン隊は、隊列が崩れ報告が飛び交って逃げる方向が定められず、結局戦場に留まる形となってしまっている。ここにブラックカイトへの援軍が到着した。そしてもうまもなく接敵するだろう。そうなると、ブラックカイトを引き受けているクロウ隊もカバーが出来ず追い込まれるに違いない。
決断するなら今しかない。
≪だが、まだ上にいるレッドチームとイエローチームを見捨てることも出来ん。悪いが、一緒に行ってくれるか?≫
≪何言ってんだ。当たり前だリーダー≫
≪ついてくるなと言われてもついて行った≫
≪俺達は4機でブルーチームだ!≫
見捨てるのも選択肢の1つであった。しかし、ここでブルー1はピジョン隊を助け、皆で脱出することを決めた。
≪よっしゃ、じゃあ行くぞ!≫
一方、レッドチームとイエローチームは、時間はかかったがどうにか立て直しが出来そうなところまで来ていた。クロウ隊がブラックカイトを引き付けて、低空まで降りてくれたおかげで余裕が生まれ、状況の確認が出来るようになったのだ。
さて、次の行動はというところで、レッドチームとイエローチームで意見が分かれてしまった。
≪我々レッドチームは再度攻撃に移る!≫
≪イエローチームは撤退する! こんな混乱した状況では有効打は与えられない≫
≪こんな重い荷物を積んでいるんだ。逃げるにしたって速度が稼げない。どっちにしろ捨てないといけないんなら、有効的に使おうって言ってるんだ≫
≪それこそ、帰投中に落とせば良いだろうが。目標は変わってしまうが、それでも十分戦果として報告出来る≫
≪お前達はあの赤くピカピカに、きれいに磨かれた輝くボディを見て何も思わないのか! これ程に我々の爆弾を落とすのに
≪確かに、薄汚れた白いボディに落としても何も誇れることではないのは確かであるが……≫
≪レッドリーダー! 下です!≫
両チームのリーダーの意見がぶつかり合っている中、突然レッド2が声を荒げて報告する。その声に釣られて一同視線を下に向けると、何やら大きな影が突撃してくるのが見えた。
≪まずい! ブラックカイトがクロウ隊の包囲を抜けたのか!? 一同チームから離れすぎないように散開!≫
≪いや、違う! あれは、ブラックカイトじゃない!≫
イエロー1が叫んだと同時に、それぞれの部隊の間を大型の何かが通り過ぎて自分達の上を位置取った。
その姿を見て、一同絶望の表情となる。
≪何でコイツがここにいる!? ホーク!≫
≪ばっかやろう! んなことより逃げろ!≫
≪うわあああ!! 助けてくれー!≫
≪
再び混乱の渦へと引きずり込まれたレッドチームとイエローチームであったが、そこへブルーチームが追い付いた。
≪何をしている! 早く積み荷を落として逃げろ! 食われるぞ!≫
≪しかし、ここでアレに当てれば、大戦果が!≫
≪そんなことより生き残ることが……!≫
≪ブルー1! 1機足りない! 追加の敵機はホークともう1機いたはず、もう1機が見当たらない!≫
レッドチームの説得を試みようとしたところで、状況を注視していたブルー2からの報告を受けて言葉を切り、懸命に首を動かして周囲を探る。
ブルーチームが合流したことで、若干の余裕が出来たのか、ホークの相手をブルー3、ブルー4がメインで引き受けつつ、時折レッドチームとイエローチームが
そして、手が空いた隊員がブルー1同様に索敵を行うと、イエロー4から発見の報告が来る。
≪見えた! ずっと上だ! 高度は……分からん! おそらく15,030b-ft以上!≫
≪そんな高く!?≫
≪いや、
≪そんなことすれば各個撃破されるぞ!≫
≪俺達は標的だが、狩るのが目的じゃない。逆にここに留まることの方が危険だ≫
≪何で分かる?≫
≪眼だよ≫
≪眼?≫
≪攻撃の意思はあるが捕食する者の眼をしていない。良いか、話はここまでだ。全員傾注! この場を放棄して撤退! 急げ! 上のはファルコンの可能性が高い! 奴の落下速度は194.4
≪了解!≫
そこからの動きは早かった。統率さえ
≪レッド1、イエロー1、ちゃんと連れて行ってやれよ!≫
≪すまない。恩に着る≫
≪イエロー1了解だ。皆聞いたな! 重りを捨てて逃げるぞ!≫
≪了解!≫
こうしてピジョン隊は撤退戦を開始。無事に戦域から離脱した。最後まで残っていたブルーチームも3番機と4番機だけ先に離れ、ブルー1は2番機を率いてクロウ隊の近くまで降りてくる。
≪こちらは撤退する。すまないが助かった≫
≪礼なぞいらん。こちらもコイツとは獲物の取り合いで因縁があっただけだ。だが、潮時だな。よーし、我々も撤退する! ピジョン隊、今回は手伝ったが、次会ったらお前達も敵だ。ここの縄張りの主は我々だ≫
≪だったら戦う前に取れるだけ取って、逃げるだけさ。速度では我々の方が上だからな≫
≪っち、他のピジョン共ならビビり散らすんだがな……お前は見所がある。ま、精々次は顔を合わせないよう気を付けな≫
≪お手柔らかに……それじゃ≫
≪おう≫
こうして、田園地帯上空での騒動は幕を下ろした。
一方、地上では、1人の男性が空を見上げていた。
「おーい、戻ってこーい。ふう、やれやれ、今日はやけに騒がしかったな。何があったんじゃ」
「おー、お疲れさん。なんじゃ
「まぁな。最近多いってんで呼ばれたんだが、何であんなに騒がしかったのやら」
そこへ、顔なじみの農家の男性が声を掛けた。
「川の方でもバタバタしておったぞ。大方、お前さんの連れが怖かったんじゃないか?」
「まぁ追い払うのが仕事だからな。怖がってもらわんと困る」
「かっかっか! 確かにそうじゃ」
「しっかし、あの子ら、いつの間に野生のトンビと仲良くなっているように見えるな」
「ほーん、まぁ戦友とでも思ってるんじゃないか?」
「ははは、まさか」
笑い合いながら、3羽の猛禽類が昼下がりの青空の中で、じゃれるように飛んでいるのを見上げていた。
登場した鳥など
コードネームっぽくしたら格好いいと思って、あえて英名で読んでいる。
・ピジョン(ハト)
攻撃機。チーム名は色。由来は白いハトからだが、ブルー3ネタをしたかったのでブルーチームになった。レッドとイエローは何となく。グリーンも加わる予定だった。
・クロウ(カラス)
迎撃機。チーム名は武器。当初はクロー(爪)にする予定だったが、クロウとクローでややこしいのでアロー(矢)に変わった。
・ブラックカイト(トンビ)
野生。当初は猛禽類にも台詞を付ける予定だった。偵察攻撃機。
・ホーク(タカ)
鷹匠の相棒その1。戦闘機。
・ファルコン(ハヤブサ)
鷹匠の相棒その2。ほとんど出番がなかった。戦闘機。
・ワイルドダック(マガモ)
チーム名は花。水上戦闘機の役割を持っている。
・キングフィッシャー(カワセミ)
水上偵察機の役割を持っている。
・グレートコーモラント(カワウ)
対潜攻撃機の役割を持っている。
・グレイヘロン(アオサギ)
司令塔兼対潜攻撃の役割を持っている。
・カープ(コイ)
潜水艦。口に入るサイズなら何でも丸呑みしてしまうから、小ガモにとっては天敵。
用語など
鳥独自の単位があっても面白いと思って作った。
・b-ft(ビーフィート)
フィートにバードのBを付けたもの。カラスの足のサイズ(約15mm)を1b-ftとしている。
・b-mi(ビーマイル)
マイルにバードのBを付けたもの。田んぼ一反の片面31.5mを1b-miとしている。
・b-kt(ビーノット)
ノットにバードのBを付けたもの。1分で31.5mを移動する速度で計算。面倒になったから切り捨てて0.5m/sec=1b-ktとなり、ほぼ通常のノットと同じになった。
・陸上空母
鷹匠の乗る車のこと。
・爆装/爆弾
今回は(糞害の被害が分かりやすいであろう)赤いスポーツカーということにしましたが、田舎では極たまになぜそんなところにフェラーリやポルシェが停められているのかってことがあります。
思い入れのある愛車であればメーカーや車種、色問わず糞害は本当に嫌ですよね。
鳥の生態、鷹匠の仕事風景などについては、完全に妄想で出来ています。あくまで鳥達を戦闘機として見立てて遊んでいるだけですので、ここはこう違うという指摘はご遠慮頂けると幸いです。
また、高評価・感想をいただけると嬉しいです。