担当トレーナー×ウマ娘の恋愛を書いていきます。

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愛が重いです。


我慢できない!

登場人物

 

貝木 龍介(かいき りゅうすけ):キタサンブラックのトレーナー。キタサンブラックが大好きでたまらないが、以前恋人に「束縛強すぎてキモ」っと言われて以来、我慢している。本当は何をしているのか、気になって仕方ない。最近そのせいで胃が痛むようだ。追い込むようにキタサンの態度も冷たいので辛がっている。薬学に詳しい。趣味で薬を作っている。

 

キタサンブラック:貝木の担当バ。貝木が大好き。もう自分の中では卒業と同時に同棲する気があり、家族には了承をとっている。お助けをしているため、いつも彼が他の女にとられるのではないかと冷や冷やしている。でも彼に嫌われたくないから我慢をしている。そのせいで、彼に対して冷たい態度をとっている。

 

    貝木視点

 

俺は担当をしているキタサンが大好きだ。

あの子の艶やかな黒髪いつも見ても美しい。

いつも元気で誰にも分け隔てなく接する所など良い所をあげるときりがない。

もう、完璧なのだ。

そんな、彼女の担当になれたのは、縁だと感じている。

だけど、最近キタサンの態度が冷たいような気がする・・・

挨拶してもいつもなら、素敵な笑顔を浮かべてくれるのに素っ気なく返される。

他の生徒や教員などには笑顔なのに・・・・

俺は怒らせたのかなって思って、お出かけに誘ってみたが・・・・お助けが忙しいという理由で断られた。

顔を見れなかった。

キタサンの好きなものを買ってきても、あまり良い反応をしてくれない。

何で?

わからない。

他に男とかいるのか?

いやいや、彼女はそんなわけがない!

あの女と違う!

俺のことを見てくれる子だ!

ありえない!

俺は無意識に棚を殴っていた。

殴った場所がキタサンと一緒に撮った写真があった。

写真たては割れて、俺の拳にガラスの破片が刺さっていた。

痛かったけど、彼女に冷たい態度をされる方が痛みが勝っていた。

俺は冷静に拳に刺さった破片を取り除いてから、保健室に向かった。

 

     ※

 

「ちょっと切りまして・・・」

「これちょっとのレベルじゃあないのですが・・・・」

 

養護教諭に診てもらった。

幸いなことに、トレセン学園の養護教諭は医師の資格を持っている。

 

「何か殴りました?」

「いいえ」

「まあ、話したくなけば、良いですが。貝木さんあなたちゃんと寝てます?」

「トレーナーですので、睡眠時間をかなり削っています。」

「何時間ぐらいです?」

「だいたい、2.3時間ぐらいかと」

 

しつこい女医だな、仕方ないんだよ!

キタサンが最近冷たいから眠れないんだよ!

他の男がいるのではと考えると、電話して確認したくなるのを必死に抑えてるんだよ!

俺は思いながらも顔に出さずに答えた。

 

「医師と言わせて頂きます。あなたは、少し休んだ方が良いです。」

「大丈夫です。」

「いえ、どうみても限界に近いです。理事長には伝えます。」

 

暫くすると理事長と緑の帽子被った駿川さんが来た。

 

「休暇! 貝木は2週間強制的に休むように」

「いえ、理事長。俺は問題ないです。それにキタサンブラックのトレーニングがありますので・・・・」

「いえ、私が変わり、指導をしまうすので、問題はありませんよ。」

「しかし・・・」

「命令! 倒れてしまった方がこちらは迷惑だ。勿論君の担当にもだ。」

 

俺は三人の圧に負けて、了承した。

そこからは、早く帰された。

俺は帰り道でヤバい物を扱っている店に行き、睡眠薬と手錠を買った。

この店は警察に摘発されないようになっているから、俺は重宝している。

帰るとあるところに電話をかけた。

この特殊で自宅は防音にしているからである。

ここだったら、誰かに聞かれるということはない。

 

「なんだい? 君がこの電話にかけるなんて珍しいね。」

 

相手はアグネスタキオンである。

俺が知り合ったのは、タキオンが研究の資金繰りが上手くいっていないとのことだったので、支援したことがきっかけである。

その時に連絡先を交換したのである。

 

「頼みがあってね。」

「身体は売らないよ」

「お前に興味はねぇよ。」

 

冗談でも言うなよ。

お前は仮にも女だろう?

 

「まあ、冗談だけどね。まじにならないでおくれよ。」

 

電話越しでもわかる。あいつ、ニヤニヤしている。

だから俺も仕返しをする。

 

「今月から支援を打ち切りにさせて・・・・」

「え、いやそのごめんなさい。それは勘弁しておくれよ~」

 

俺が彼女の研究援助をしているので打ち切れば、後はレースの賞金で賄うしかない。

まあ、レースの賞金ぐらいではもう賄えないけどね。

 

「おいおい、冗談だよ。タキオンさん。ちょっとしたな。」

 

俺はニヤニヤしながら言う。

 

「話は変わるが、頼みがある。」

「な、なんだい?」

「今在庫に正直に話す薬とかあるか?」

「え、あるけど」

「今欲しい。それをくれないか?」

「何に使うんだい?」

「なあに、彼女にちょっと聞きたいだけだよ。」

「はぁ~・・・・わかったよ。用意する。君の自宅に届ければ良いかい?」

 

タキオンは溜息を吐いて承諾してくれた。

 

「ああ、それで良いよ。その方が助かる。ではよろしくね。」

 

俺はタキオンの連絡を切ると、今度はキタサンに電話する。

 

「トレーナさん、どうしました?」

「いや、理事長から2週間休めって言われたから・・・・」

「え、そうなんですか!?」

「うん。だから暫く行けないからさ、キタサンに渡そうとした資料を持ってきちゃったんだ。悪いけど、来てくれない?」

「え、構いませんよ。」

「じゃあ、待ってるよ。」

「はい。」

 

俺は電話きると早速準備に取り掛かった。

 

    キタサンブラック視点

 

あたしはトレーナーさんが大好き!

それを伝えたい!

でも重い女って思われたくない。

だから、外堀を埋めた。

まず、あたしの両親に同棲を認めてもらった。

トレーナーさんの両親にも偶然通りかかったと見せかけてお手伝いなどをして、顔を覚えてもらった。

かなり、良い印象植えつけることに成功したと思う。

あとは、卒業までトレーナーさんにメスが寄ってこないようにしないと・・・

トレーナーさんにはお助けと言っているけど、本当は彼に近寄るメスが2度と近寄れないようにしたことは内緒。

だって、彼がニコニコと他のメスと話している所を見ると耐えらない。

例え、親友のダイヤちゃんであっても・・・・

でも、トレーナさんに嫌われたくない!

こんな、重い女と思われたくない!

だから、彼のいるところでは、お助けしているキタちゃんで通している。

でも、いつも一緒にいると一層押し倒しちゃえば・・・・と考えてしまう。

恐らく、彼は嫌がる。そうしたら、あたしは我慢ができなくなる。

最後までうまぴょいをしたら、迷惑をかける。

卒業まで耐える。

辛いから、彼に冷たく応対をしてしまう。

申し訳ないと思うけど、卒業したら、何でもしてあげたい!

いっぱい、甘えさせたい!

クリークさんみたいだけど・・・・それだけ、トレーナさんに迷惑をかけたと思っているから・・・

携帯が鳴ったので確認すると、愛するトレーナさんからだった。

顔がにやけるが、落ち着くために深呼吸してから、電話に出る。

 

「トレーナさん、どうしました?」

「いや、理事長から2週間休めって言われたから・・・・」

「え、そうなんですか!?」

 

何で?

もしかすると、疲れがでたのかな?

最近眠れていないと言っていたし・・・・

お見舞い行こう。

 

「うん。だから暫く行けないからさ、キタサンに渡そうとした資料を持ってきちゃったんだ。悪いけど、来てくれない?」

「え、構いませんよ。」

 

ご飯とか作ってあげよう。

喜ぶかな?

何が良いだろう?

 

「じゃあ、待ってるよ。」

「はい」

 

彼から連絡がきられる。

そうだ、寮長さんに連絡しないと・・・・

連絡してから買い物をした。

 

     ※

 

あたしはトレーナさんの自宅に着いた。

かなり、遅くなったけど、許してくれるよね?

だった、人助けしてたんだもん!

呼び鈴を押す。

 

「ああ、遅かったね。待ってたよ。」

「すいません。人助けしてたら遅くなりました。」

 

あたしは笑顔を浮かべるが彼の前だと恥ずかしさが出るようでぎこちなくなる。

 

「鍵空いてるから、どうぞ」

 

彼に言われ、あたしはドアを開ける。

ドアを開けると、何か甘い匂いがする。

たまに、来るけどこんな匂いしなかったのに・・・芳香剤かな?

でも、何でだろう?

段々、頭が重くなってくる。

意識が保ってな・・・・・く。

あたしが倒れそうになると、誰かが支えてくれた。

 

「待ってたよ。」

 

トレーナさんの声が聞こえ、あたしの意識はここできれた。

 

 

     ※

 

「うぅ!」

 

次に強烈臭いであたしは目を覚ました。

まだ、頭が重い。

あたしは椅子に座らせている。

両手足を拘束されているわけではないけど、身体が動かない。

 

「ごめんね。キタちゃん。暫くは動けないよ~」

「トレーナさん・・・・何で?」

「わかってる癖に言わせないでよ~」

 

トレーナさんは子供のような笑みを浮かべているが、目は笑っていない。

悲しそうであった。

 

「もしかして、あたしが素っ気ないから?」

「まあ、正解かな。キタちゃん。最近冷たいよね。僕に」

「それは!・・・・・」

「だったら、他の人にあの良い笑顔見せるのに、僕には見せないの? さっきも、呼び鈴のカメラで見たけど、愛想笑いにしか見えなかったよ。」

「あ、あれは・・・・」

「僕は君を怒らせたと思ってお出かけ誘ったら、いつも理由つけて断るし・・・・・」

 

彼はそう言うと、あたしの両肩を掴む。

 

「もしかして、キタちゃん。・・・・・男できたの?」

 

いつも優しいトレーナさんではなかった。

口調はどこか冷たく、表情もいつの間にか能面のうように無表情であった。

 

「違います!あたしトレーナさんのこと・・・・」

「まあ、今聞いてもね。嘘かもしれないし・・・・・。」

 

彼の右手にいつの間にか注射器を持っていた。

 

「そ、それなんですか?」

 

あたしは注射器を見て、恐怖した。

 

「大丈夫。痛いの一瞬。キタちゃんが正直にお話してくれるお薬だから。」

「え?それって・・・」

 

彼は容赦なくあたしの首筋にうった。

冷たい液体が体中に流れていくのを感じた。

 

「さて、効くまで、僕の話をしようか。」

「トレーナさんの?」

「ぼくはね。・・・・・」

 

貝木の視点

 

僕は両親は碌な親ではなかった。

二人ともどこか出かけて、1か月帰ってこないこともあった。

物心ついた頃に愛を受けていなかった。

だから、相手の痛みもわからない。

幼少期はいつも何処かイラついていた。

だから誰であろうとも食って掛かった。

そんなことをすれば、孤児院では誰も何も言わなくなった。

僕はいつも一人だった。

トレーナー研修の時に一人の女性と知り合った。

彼女に色々教えてもらった。

彼女と一緒に手を繋ぐといつもイラついていた気持ちが無くなり、温かい気持ちなった。

嬉しかった。

俺は段々彼女に入れ込んでいった。

そんなある日に、早く帰ってたら、知らない男とヨロシクしていた。

僕は、プツンと何か切れた音がした。

そこからは、男が蹴り飛ばして、立つ前に頭を蹴り、何度も何度も頭を踏んづけた。

 

「止めて!」

 

彼女の叫びで俺は踏んづけるのを止めた。

男は辛うじて生きていた。

 

「何で?」

「あなた。顔はイケメンだけど、重くってキモイの!だったら、まだこの人のほうがマシ!」

 

僕はそう言われて、イラついた。

でも、何故か手を上げれなかった・・・・・

 

「なら、そいつと、楽しくいきな。」

 

俺は荷物をまとめて家を出た。

 

    ※

 

「だからね。ずっと、好きな人がいても言えなかった・・・・・あの女のせいで・・・・・・」

「僕はイラつくときは、笑顔を浮かべるんだ。笑っているとイラついていることを忘れられるから・・・どうしたの?」

 

僕はキタサンの顔を見る。

 

「トレーナーさんにそんな過去が・・・・・」

 

彼女は泣いていた。

 

「何で泣いてるの?」

「だって、悲しいじゃあないですか! トレーナーさん報われていないです!」

「まあ、良いじゃあない。・・・時間だから早速質問するよ。僕のことどう思う?

 

僕は腕時計を見ると、薬が効く時間になったので質問をした。

 

「トレーナーさん大好きです!」

「だって、いつも・・・・・」

「あれは、我慢してたんです!トレーナーさんと一緒にうまぴょいしたくなるから!」

「なんだ。こんなことしなくても良かったのか・・・・」

 

俺はそんなことしなくても良かったのか・・・

馬鹿みたい。

ああ、でも気になることを思い出した。

 

「じゃあ、お出かけに誘った時は?」

「あれは、トレーナーさんに近づく・・・・メスを・・・追い払ってました。」

「じゃあ、何で好きって言ってくれなかったの?」

「我慢できなくなるのと、重い女って思われたくなかった・・・・・です。」

 

俺は袋に入ってる物を取り出す。

 

「それは?」

「動けないの辛いでしょ」

 

俺は袋を開けて、キタサンに近づける。

 

「吸って、そうすると身体が動くから」

 

彼女は息を大きく吸って袋の匂いを嗅ぐ。

 

「ごめ・・・・おう!」

 

彼女が抱き着いてきた。

 

「それは、あたしです!ごめんなさい! もうあたし我慢しません!だから、トレーナーさんも我慢しないで!」

「僕もごめん。怖い思いさせて・・・うん、僕も我慢しないよ。」

「だからね。キタサン・・・・」

「ええ、トレーナーさん!・・・・」

俺はキタサンをお姫様抱っこすると、ベッドまで向かっていった。

 

    ※

 

数か月経った。

正直大変だった。

僕たちは別々に住むことがもう我慢できなかった。

理事長にキタサンと一緒に住むことを許可させるために、もっともらしい文言を並べて話した。

要は、担当と信頼関係の構築とトレーニングメニュを作成する上で体調と考慮して瞬時に構築したいなどを並べたのだ。

 

「許可! 面白い。これが成功したらモデルケースにする。」

 

あっさりと理事長から許可をもらい、キタサンは僕の家に住んだ。

勿論、他の人にバレない様に交際をした。

変わったことはお互いに連絡すること増えたことである。

僕の携帯の電池がすぐ切れるから、モバイルバッテリーを5本持っている。

雑務をひと通り片付けて岐路につく。

扉を開けると、僕の愛するキタサンが玄関で待ってくれている。

 

「お帰りなさい!」

 

笑顔で尻尾をぶんぶん左右に振ってる俺の愛バ。

もう可愛すぎる!

 

「ただいま」

 

僕が中に入るとキタサンが鼻を近づけて嗅ぐ。

 

「メスの臭いがする!」ハイライトオフ

 

キタサンは耳を後ろに倒す。

 

「ああ、たづなさんがやけに絡んできたんだよ。」

「また、上書きしないと・・・・」

「じゃあ、ご飯の前にしようか・・・・」

「はい!」

 

僕とキタサンはお互いに愛が重い。

けど、それは決していけないことでないと思う。

だって、お互いに通じ合ってるし、愛し合ってるから。

だから、この幸せは誰にも奪わせない。(ハイライトオフ)

 

 




初めまして
pixivで投稿をしている者です。
今回は以前にpixivに投稿したものを出させて頂きました。
色々な方のを拝読しつつ、学ばせて頂いています。

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