ただあれを見るたびにクソ婆を思い出すのは私だけか
実装待ってます
あと感想くれると励みになるからほしい
「ここを…こうすればぁ…」
そう言いながらキーボードを叩く檀クロト神
PCに繋がれているのは、赤紫のカラーリングをした、普通のガシャットとは違って2本分の厚みがあるガシャット
ミレニアムに復帰して以降、徹夜でガシャット開発をすることは無くなっていた
まぁ徹夜をしていた理由としては、ライフが残っていた事、そして開発する為の機材が足りなかったことが原因なのだが
それに徹夜をしようとしたらウタハによって連れて行かれる
「…フハハ、ヴェハハハハハハ!!完成だァァァ!!」
PCから外して、高笑いをしながらガシャットを掲げる檀クロト神
エンジニア部の部室に響き渡ったその声は、エンジニア部員をびっくりさせるには十分だった
幸いだったのは、ウタハはクロトを責める用の玩具を開発したことによる説教でセミナーに呼び出されていたことだろうか
2つのゲームを一つに纏めたそれは、普通のガシャットとは格段に性能が違う
「びっくりした…また新しいガシャット作ったの?先輩」
クロト神の近くにいたヒビキが問う
大体こんな笑い声でハイテンションになっている時は何かを新しく作った時だと分かっていた
そんなヒビキに首をぐるりんと回して顔を向ける檀クロト神
「知りたいかぁぁぁ…猫塚ぁぁ、ヒビキぃぃぃ…」
「う、うん…」
相変わらず開発した後のテンションは変わっていない事に若干引きつつも頷くヒビキ
そんなヒビキを他所に新しいガシャットを掲げ、腰を曲げる檀クロト神
「今までのガシャットはぁ、一つのゲームしか入っていなかったぁ…しかぁし!このガシャットはぁ!ガシャット2つを一つにくっつけたことによってぇ!2つのゲームが入っているのだぁぁぁ!」
ヴェハハハハハハ!!と高笑いをする檀クロト神
ヒビキはというと
「何で2つを一つにくっつけたの?」
という疑問が一瞬頭をよぎったが、頭の中でバ〇ダイとかよくわからない単語が浮かんできた事、色々と面倒なことになりそうだったので忘れることにし、取り敢えず拍手を送っておく
後に先生が同じ疑問を口にした際の答えは
「ロマンだぁ!!」
とのこと
流石はエンジニア部の部員である
それはさておき、ヒビキの拍手で調子に乗ったクロト神は高笑いを続ける
と、そんな部室へ入ってくる人物が二人
「失礼します…相変わらず煩い…」
「こんにちは、クロトせ『檀クロト神だ!』…クロト神先輩」
頭を抑えるユウカと表情を変えずに言い直すノア
『セミナー』の二人が訪れるとは、また部員が何かやったのか、誰だやったのかと思考を巡らすクロト神
「それでどうしたぁ、また部員が何かやらかしたのかぁ?」
「いやまぁそれは何時ものことなんですけど…クロト先『檀クロト神だぁ!!』…檀クロト神先輩に用がありまして」
一体私に何の用があるのかと、取り敢えず開発したばかりのガシャットを机に置いてソファーに足を組んで座る
…腰が痛いのは我慢している
「何の用だ、神の時間は有限だぞ」
「ソウデスネ、でまぁ用というのはセミナーの仕事を手伝ってほし『却下』最後まで言わせなさいよ!」
キレるユウカをなだめるノア
一方の檀クロト神はその様子を眺めながらコーヒーを飲む
というのも『セミナー』の仕事は激務なのは有名であり、生徒会長であった調月リオが何か色々あって失踪して以来、さらにそれが悪化しているのだ
それこそ、問題児で有名なコユキを動員しても仕事が回らないほどには
新しい『ガシャット』を開発しなければならない檀クロト神にとって、そんな時間をとられるようなことは避けたいのだ
しかし、ユウカを宥めているノアには切り札があった
それこそ、目の前の神を手の中に収めるだけの切り札が
「分かりました…そう言えばウタハ先輩がもうすぐ帰って『気が変わった、手伝ってやろう』はい、お願いします♪」
手のひらを180℃回転させる檀クロト神
そんな檀クロト神の様子に呆れた目線を送るユウカ
そんなに寒くもないのに首元まで隠れるタートルネックを着ていることや、先ほどまで説教していたウタハから聞いた内容で、凡その予想はついている
まぁ手伝ってくれるのであればなんでもいいや、と考えることを放棄した
ユウカは疲れていた
「…もうこんな時間か」
最後の書類を片付け、時計を見れば日が沈んでいる時間
他のメンバーはどうしたのかと見れば、ユウカは机に突っ伏し、ノアは書類を整え、コユキはいつの間にか姿を消していた
「ありがとうございましたクロトせ『檀クロト神だ!』…檀クロト神先輩、お陰様で大分進みました」
「気にするなぁ、神の恵みだ」
「そうしておきますね…ところで、時間は大丈夫ですか?」
そういわれている間に既に帰り支度を済ませている檀クロト神
神は時間を無駄にしないのだ
「さらばだ、また神の才能が必要になったときは声をかけるといいぃ、気分次第で手伝ってやろうぅ」
「はい、また頼りにってもういない…」
神の行動の素早さに内心呆れを抱きつつも、机に突っ伏しているユウカのもとへ向かうノア
「ユウカちゃん、終わりましたよ…あら?」
肩を叩いても反応がない
ヘイローが消えていることから寝ているのだろうとは知ってたが、こんなに目覚めないものだろうか
そう疑問を覚えながら顔を覗き込めば
「し、死んでる…!」
安らか顔をしているユウカだった
勿論死んではいない
「だいぶ遅くなっちゃったなぁ…」
ウタハに連絡を入れて許可はもらっているとはいえ、できる限り早く帰るかと走るクロト
とりあえず今日は何もなかったし、大丈夫だろうと考える
そんなクロトの前に立ちはだかる存在、それを確認したクロト神は走る足を止める
「生きているのは誤算だった…だがここで始末すれば問題ない」
言わずもがな、カイザーの兵士である
幾つかの事業から撤退を余儀なくされただけでなく、キヴォトスを手中に収めようとした計画も失敗
そして死んだと聞き、今度こそと準備している時に、生きていると情報が入った
また妨害されてはたまらないし、何より邪魔でしかない存在なので殺す
今は亡き存在からヘイローを破壊可能な爆弾、砲弾も手に入れ、今回こそはと狙いを定める
…しかし、彼らは運が悪かった
相手が、一刻も早く帰らなければいけないクロト神だったのだから
「神の移動を邪魔するなぁ‼」
そう言って懐から今日完成したばかりのガシャットを取り出し、ダイヤルを回す
『BANG BANG SIMULATIONS! I ready for Battleship!』
「第伍十戦術…‼」
そんな音声が流れ、クロトが何かを呟くと同時に、クロト神の周りに砲塔が現れる
戦車のそれよりも何倍もの大きさを誇るそれは三連装が三つ
明らかに威力がとんでもないとわかる代物に、一目散に散るカイザーの兵士たち、しようとした
しかし
『PERFECT PUZZLE!』
そんな音声が流れると同時に、カイザー兵士の体が浮き上がる
そのまま空中で、全員が纏められた
よく見ればクロト神の手に、先ほどのガシャットとは違うガシャットが握られていた
「ガシャットギアデュアル…そしてガシャットギアデュアルβ…試運転にはちょうどいい…!」
相も変わらず狂気を孕んだ笑みを浮かべながらそういう檀クロト神
カイザーの兵士らは必死だが身動き一つ、取ることが出来ない
そんなカイザーの兵士たちへ、ゆっくりと照準を合わせる砲塔
「四五口径九四式四〇糎砲…その威力、とくと味わうがいいぃ‼」
『BANG BANG critical strike‼』
その音声が、カイザーの兵士たちが聞いた最後の音となった
この後クロトは急いで帰宅したのだが、帰りが遅くなった
セミナーでの仕事があったとはいえ、こんなに遅いのはどういうことかとクロトを押し倒して聞いたウタハ
震えながら正直に答えたクロトの話を聞いて、納得すると同時に無事でよかったと安堵し、抱きしめるウタハ
しかしそれはそれとして、部室にいた時の言動は悪い子のそれだね、お仕置きだねというウタハ
青ざめるクロトが逃げようとして捕まり、寝室に引き込まれ、しばらく出てこなかったのはまた別の話である
近い将来の話
「クロト、子供欲しくないかい?」
「いや、そもそも私もウタハも女だから子供作れないじゃん…」
「そう思うだろう?ところがね…とあるものを使えば生やせるんだよ」
「ふ、ふーん…あの、もしかして今その手に持ってるものって…」
「そうだよ?」
「嫌な予感が当たったよ…当たってほしくなかったのに…」
「じゃ、クロト、脱いで」
「…い、嫌じゃ嫌じゃ!また腰を破壊されて失神したくない!」
「そっか…じゃあ寝室行こうか、私が脱がせてあげる」
「何がじゃあなのさ!ま、待っ」
「安心して、皆で気持ちよくさせてあげるから」
「そ、そういう問題じゃn」
『PAUSE』
後に寝室で液体(意味深)で体を濡らして頭パーになっているクロトがいたとか
『ゲンム無双』を強化するために隠れて徹夜して完成させたらウタハにばれてたという話を書いてたらなんか五月に強化形態出るみたいだから書き直した
神の進化はどこまで続くのか分かんないね
十年後もなんか普通に新しいガシャット開発して高笑いしてる未来が想像できてしまうのは何故だろう…
コラボしてくださる連絡待ってます
あ、それと私事だけど転スラのほうも続きかいてる
頑張れば三月中に投稿できるかもね