私はぁぁぁ、神だぁぁぁぁぁ!!   作:狼黒

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マコト様実装待ってました


復活

自分の体に来る衝撃に備える先生

…が、いつまで経っても衝撃はやってこない

恐る恐る目を開けてみれば、目の前にいた『バルバラ』が消滅したところだった

 

「…え?」

 

何が起こったのか分からずに混乱する先生

と、そこへサオリ達が駆け寄ってくる

 

「先生!大丈夫か!?」

 

「う、うん、私は大丈夫…ありがとう、助けてくれて」

 

生徒達がやってくれたのかと思い、感謝を伝える先生

しかし

 

「いや、助けたのは私達じゃない」

 

「え、じゃあ誰が…」

 

生徒達でないとすると、一体誰が助けたのかと困惑する先生

と、そんな先生のもとに走り寄ってくる生徒

 

「先生」

 

「あ、アツコ!?」

 

何でここに、という思いが先生の頭をよぎる

恐らく、というより確実にベアトリーチェに恨まれているであろうと考え、どうしてもと食い下がるサオリを除いたアリウス生徒は安全な場所へ避難させていたはずである

というかよく見ればアツコだけでなく、ミサキとヒヨリまで来ているではないか

 

「姫!何で来たんだ!それにミサキとヒヨリまで…!」

 

唯一、この前線で戦っていたサオリが語気を荒げる

アリウススクワッドとして組織される前から、苦難を共にしてきた相手なのだから、守りたいともうのは当然だろう

 

「落ち着いてサオリ、ここで責めても何も始まらない」

 

「だ、だが『落ち着いて』…すまない」

 

サオリが落ち着いたのを見て、安堵する先生

と、そこでアツコの手に見慣れぬ銃が握られていることに気づく

 

「アツコ、その銃って…」

 

「あ、これ?『デルタムーバー』っていう銃、あいつら相手に特効があるんだよ」

 

先生の言葉にそう答えるアツコ

神秘相手に特効があると聞いて、さっきの『バルバラ』が消滅したのはこれが理由かと察知する

しかし神秘相手に特効があるとはいえ、『バルバラ』は数が多すぎる

それに『バルバラ』だけでなく、ユスティナ信徒やアリウス残党が『デンジャラスゾンビ』を使用して生徒らと交戦

言い方は悪いが、神秘に対して特効がある武器を持つアツコが加わっても戦局が変わるとは思えなかった

…そこで先生はふと、疑問に思った

アツコは一体、何処からそんなものを手に入れたのだろうか

 

「安心して先生、確実に勝てるから」

 

「…え?」

 

思考を中断して、アツコを見る先生

先生の思考を中断させるほどの言葉を放ったアツコの顔は、マスクで隠れてはいるものの、確信めいた表情をしているのが分かる

 

「だってこっちには、神が居るんだから」

 

そう言ったアツコの言葉に、先生やサオリは首を傾げた

そんな事をしている場合か

そしてほかに先生に襲い掛かろうとしていた『バルバラ』はミカが殴り飛ばしたことにより消滅した

 

 

 

 

 

 

 

場所は変わって戦場

クロトの才能を持った『バルバラ』が大量生産した『デンジャラスゾンビ』を使ったアリウス残党やユスティナ信徒、『バルバラ』によって戦場は生徒らの不利になっていた

そもそもユスティナ信徒や『バルバラ』自体が強力な上に、そこに『デンジャラスゾンビ』が加わっては堪ったものではないだろう

それでも未だに戦線崩壊が起きていないのは流石というべきか

その戦場で、ウタハはまた一人アリウス残党を制圧したところだった

しかし体のあちこちに傷を負っていることから、かなり苦戦しているのが見て取れる

『雷ちゃん』に至ってはオーバーヒートしかけていた

 

「はぁ…はぁ…このっ…!」

 

そう言って自身が持っていた銃を『デンジャラスゾンビ』に叩きつける

ハンマーの代わりにもなるそれは、文字通りガシャットを粉砕した

だが、次から次へと現れてくる、キリがない

それでもウタハは止まらない、止まるわけにはいかない

ベアトリーチェを、この手で

そのための手段は、懐にある

 

「ウタハ先輩!」

 

そんな言葉が聞こえたと同時に、体に衝撃が走る

そのまま吹き飛ばされ、壁に激突するウタハ

朦朧とする意識で何が起こったのかと思えば、側面から『バルバラ』に吹き飛ばされたらしい

そんなことを把握したのもつかの間、次の瞬間

 

「ぎ、ああああああああっっっ!!」

 

激突した際に広がった傷口に足を押し付けてくる

あまりの激痛に一瞬意識が飛びそうになるも、かろうじてこらえるウタハ

と、そんな自分に向けて銃口を向けるアリウス残党

適性がないのに『デンジャラスゾンビ』を使用しているためか、錯乱状態である

そんなアリウス残党を、痛みに意識を飛ばしそうになりながらもウタハは睨みつける

ウタハの様子が気に入らなかったのか、銃口をウタハに向けて引き金に指をかけるアリウス残党

こうなったら、ここで起動して、一気にベアトリーチェを

そう考えたウタハは、懐に隠していたものに手を伸ばした、次の瞬間

 

 

 

 

 

 

『シャカリキ!クリティカルストライク!』

 

 

 

 

 

そんな音声と共に、目の前にいたアリウス残党が吹き飛んだ

 

 

 

 

 

 

 

「え…?」

 

突然すぎる出来事に混乱するウタハ

と、そんな視界に何かが回転しているのが映る

ソレはまるで自転車のタイヤの部分のようなもの

ただ違うのは、ソレはまるで意思を持っているかのように動き回り、次から次へとアリウス残党やユスティナ信徒、『バルバラ』らを吹き飛ばしていく

目の前で相対していた相手が吹き飛ばされていくのを見て、驚きのあまり固まっている生徒ら

そして勢いそのままにベアトリーチェのもとへ向かっていくが、流石は自身の身を守ることに関しては定評があるというべきか、そばに控えていたクロトの才能をコピーした『バルバラ』がすぐさま『ゴットマキシマムマイティX』で吹き飛ばす

 

「何事ですか」

 

若干苛立ちを見せつつも、そういうベアトリーチェ

そうは言っても誰も何が起きたのかわからず、互いに顔を見合わせるだけ

吹き飛ばされたユスティナ信徒、『バルバラ』が消滅していく中、ヒビキに肩を借りながら立ち上がるウタハ

彼女も何が起こったのかわかっていない、だがあの回転していたもの、そして聞こえた音声には、覚えがあった

しかし、それはもう、存在しないはずのもの

何故ならば、あれを製作できるはずのは今はもう亡き、自分の恋人なのだから

そんな中、同じく混乱していく生徒の後ろに現れる存在

その存在に気付いた生徒は、治療を受けた生徒が復帰したのかと思い振り返ったが、その存在を認知した瞬間に驚愕する

そして、その生徒の反応を疑問に思った周りの生徒が次に次に視線を向けるが、同じような反応を繰り返す

その存在が歩みだすと、道を開け始める生徒ら

その動きはウタハや先生たちのもとまで伝わり、何が起きているのかと視線を向けたウタハや先生

先生は驚愕し、ウタハは頭が真っ白になった

それは相手も同じであり、アリウス残党は過去にその存在を拷問、戦闘したことがあるためによく覚えていた

そしてベアトリーチェは、驚愕のあまり手に持っていた扇子を落とした

何故か、その理由は

 

「クロ、ト…?」

 

あの時、確実に死んだはずの、檀クロトだったのだから

 

 

 

 

 

 

「馬鹿な…!」

 

ベアトリーチェは驚愕していた

何せ、確実に死んだと確認した存在が目の前にいたのだから

何かしらの神秘を使ったのかと疑ったが、クロトの体からは神秘のようなものは確認できない

ではなぜ生きているのか、それがわからなかった

そしてそれは、生徒らも同様であった

特にウタハは驚きのあまり、何も聞こえなくなったほどである

ほかの生徒らも、クロトは死んだと聞かされていたので驚きが隠せなかった

 

「い、いや!見ろ!髪の色と目の色が違うぞ!」

 

そんな中、アリウス残党が叫ぶ

確かに残党やベアトリーチェ、そして生徒らの記憶にあるクロトとは違い、その存在は髪は白く、眼は赤く染まっていた

しかし、容姿は完全にクロトである

 

「貴女…誰ですか」

 

そんな中、ベアトリーチェがその存在に問いかける

自分に屈辱を与えた存在が目の前にいることに、ベアトリーチェは腸が煮えくり返っていた

 

「分からないの?」

 

「アツコ…貴女という人間は…!」

 

そんな中、生徒らの間をかき分けてそういうのはアツコ

過去に自分が立てた計画のせいなのに、恥をかかされたと感じているベアトリーチェは怒りを見せる

 

「久しぶりだね、もう顔も見たくなかったのにってちょっと!?」

 

そのままベアトリーチェと会話しようとしたアツコだったが、謎の存在がアツコを遮るように前に出る

そして

 

 

 

「ずいぶん好き勝手やってくれてるなぁベアトリーチェ…ガシャット制作者の私の許可を得ずに不正なガシャットを製作するだけでなくぅ、使用するなどぉ!」

 

 

 

首を傾け、聞き覚えがありすぎる言い方で、そう言った




PV見たけどこれはアリウススクワッドの水着が来るということでよろしいかな



因みに無料十連でピクアップ全部引きました
すまない
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