The New Order 〜太平洋の最後〜 作:gh0sttimes
2025年、トランプの大統領再登板は太平洋地域に暗い日々を齎した。彼の政権はアメリカ第一主義の下、ウクライナ支援を停止し、アメリカは大陸に引きこもったのだ。その結果、ウクライナは降伏し、ロシアに東部州が割譲されることとなった。ヨーロッパでの自由主義は崩壊し、その波はアジアにも波及した。2027年、中国人民解放軍がサイバー攻撃と弾道ミサイル攻撃を行い、太平洋地域は再び血に染まった。第三次世界大戦は旧世界を破壊し、アジアに暗い日々をもたらした。2050年、世界は二つの陣営に分かれて対立している。ロシアとインドの集団安全保障条約機構と、アメリカと中国、殴州の北大西洋条約機構が対立している。人工知能とコンピュータの発展により、21世紀中盤では世界が新たな様相を見せるであろう・・・
北大西洋条約機構
・アメリカ合衆国
首都:ワシントンD.C.
政治体制:自由民主主義
太平洋が燃え出した日、アメリカは自由世界を捨てた。
捨てたのだ。自国のために。
火種はウクライナの悲劇にて作られ、それは2027年2月についに太平洋に投げ込まれ、全てを燃やした。
アメリカはもはや自由世界の砦ではない。
・中華人民共和国
首都:北京
政治体制:共産党一党独裁
トランプ政権の成立は中国にとっては幸運であった。
ウクライナでの自由主義の崩壊が招いた太平洋の悲劇の後、この巨大な国家は太平洋のもう一つの覇者となった。
今、太平洋には死が広がっている。
・イングランド=ウェールズ連合王国
首都:ロンドン
政治体制:保守民主主義
栄光を失ったブリテン島を見よ。アメリカの犬へと成り下がった王国を見よ。王は権威を失い、スコットランドは主人の元を去った。
ユニオンジャックに栄光はない。
あるのは分断されたブリテン島と鎖に繋がれた王国だけだ。
・カナダ
首都:オタワ
政治体制:保守民主主義
カナダは栄光を失った国王についていく道を選んだ。
他の子供たちとは違い、泥の道を選んだのだ。
集団安全保障条約
・ロシア連邦
首都:モスクワ
政治体制:寡頭制
大統領:ドミトリー・メドヴェージェフ
ウクライナの大地を制服し、ベラルーシを統合したロシアは北ユーラシアの覇者である。
第三次世界大戦中、ウクライナから崩壊を始めた自由主義に代わり、ヨーロッパでは三色旗が翻っている。
しかし、悲劇は東欧にて続く。
ウクライナでの反乱、そしてモスクワの政治闘争。
ロシアは嵐に耐えられるのか?
・インド共和国
首都:デリー
政治体制:社会民主主義
大統領:ラーフル・ガンディー
インドは21世紀において急速にその勢力を伸ばしてきた国家であり、その国土は広大である。
そして、ヒマラヤ山脈はインド軍の最大の戦場である。
・リトアニア共和国
首都:カウナス
政治体制:自由民主主義
リトアニアは何故にその道を選んだのか?
もし、そう聞くのならば殆どの人々は「情勢がそうさせた。」と答えるであろう。
リトアニアが生き残るためには裏切り者のNATOを去り、CSTOと協力するという選択をせざるをおえなかったのだ。
・エストニア共和国
首都:タリン
政治体制:自由民主主義
エストニアもリトアニアと同様である。
必要に迫られたのだ。
生き残るために裏切り者の主人についていくわけにはいかなかったのだ。
・ラトビア共和国
首都:リガ
政治体制:右派リベラリズム
バルトの兄弟たちはアメリカの気まぐれに巻き込まれた。
生き残るために選択をしたのだ。
・ドイツ連邦共和国
首都:ベルリン
政治体制:社会民主主義
与党:左翼党
第三次世界大戦中、ドイツは自由主義の崩壊を眺めながら、ヨーロッパに迫る赤い津波に飲まれた。
ドイツは選択を迫られたのだ。
・ポーランド共和国
首都:ワルシャワ
政治体制:キリスト教民主主義
与党:法と正義
ウクライナの自由が不幸の重圧によって崩壊した後、ポーランドにもその津波が及んだ。
ポーランドの極右政党<法と正義>はロシアとの関係を強化し、中国の覇権に対抗している。
・フランス共和国
首都:パリ
政治体制:寡頭制
与党:国民連合
ウクライナの悲劇の後、ヨーロッパにはロシア国旗が翻った。
フランスもその一つだ。
自由主義は西ヨーロッパにまで撤退し、苦境に立たされているのだ。
・スコットランド共和国
首都:エディンバラ
政治体制:社会民主主義
与党:スコットランド国民党
ブリテン島は分断された。
主人はアメリカの犬へと成り下がったのだ。