動画見た程度で原作未プレイなニワカが妄想して勢いで書いた自己満足作品です。
楽しんで貰えたり、アーマード・コア二次小説の可能性が広がれば幸いです。
「お前に意味を与えてやる」
「仕事の時間だ」
これは
―書籍「私達の舞台(著者:レイヴン)」より抜粋。
■NEWS
■【ハスラー・ワン】ハンドラー・ウォルター、
■FBC NEWS
フォーミュラ・フロント(FF)Xリーグ昇格を賭けてトップを争うボトムリーグの開催が近づく中、ファンや企業を驚愕させるビック・ニュースが舞い降りた。
かつて類稀なる才能を持って頂点に君臨し続けた伝説のアーキテクト、ハンドラー・ウォルターがチームオーナーとなってFFの舞台に帰ってきたのだ。
ハンドラー・ウォルターといえば、彼が所属していたチームを9年間に渡って強豪へと押し上げ続けたベテランアーキテクト。
彼が築いた最多勝利数は、彼が引退して長らく経った今でも塗り替えられることはなく、唯一更新されることのないレコード記録として保持されている。今なおファンから【ハスラー・ワン】と呼ばれるのも頷けるというもの。
さらに驚きなのは、突如としてアーキテクトを引退し、9年間稼ぎ上げた莫大な資金を基に医療組織を設立。
僅か10年で「世界の病院」と呼ばれるほどの巨大医療機関として成り上がり、そのトップとして今なお世界中の病人と怪我人を助け続けている。
アーキテクトとして経営者として、そして医者として大活躍する程に知性溢れる男。それがハンドラー・ウォルターという男である。
そんな彼はまた唐突に、スポンサー兼チームアドバイザーとしてFFの舞台に上る事を声明で発表。世界中のFFファンを震撼させた。
どのようなチームなのか。アーキテクトは誰なのか。どのような経緯でスポンサーとして名乗りを上げたのか。なぜ今になって再び参戦するようになったのか。
大勢の記者に対してウォルター氏は
「今は多くを語る必要はない。俺が選ぶだけの理由と価値を見つけただけの話だ」
……と静かにコメントし会場を後にした。
昔と変わっていないが、彼の突拍子もない選択はいつだって世間にビック・ニュースを叩きつけてきた。
【ハスラー・ワン】の今後の動きに注目したい。
●年老いて尚、威風堂々と佇むウォルター氏
【画像(報道陣の前に姿を現したハンドラー・ウォルター(FBC:JA))】
■NEWS
■ウォルター参戦に各チーム戦々恐々。その心境は
■FBC NEWS
【ハンドラー・ウォルターがオーナーとしてFFに復帰】―――この一大ニュースは各FFチームにも大きな影響を与えている。
「歩く地獄」ことベイラムグループ直属チーム【レッドガン】オーナー・ミシガン氏は
「奴の破天荒さは老いてなお健在のようだな。ならば役立たず共の訓練及び算数ドリルを100倍に増やしてやらんと話にならん。奴はイグアス*1の20倍の知性と先見性を持っている、役立たず共の緩い脳みそでもできる単純な計算だ」
……とコメント。アーキテクトチームのみならずスタッフ全員が例年以上の筋肉痛に悩まされるのが確実となった。
個性的過ぎるアセンブリとチームメイトを纏め上げる【RaD】オーナーのシンダー・カーラ氏は
「なんとも笑える話だ、こりゃ楽しみになってきたよ。あいつは腐っても伝説と呼ぶに相応しいベテランアーキテクトだ。あの面倒見の良さからしても、アドバイザーってのはこの上ない適職だろうさ」
……とコメント。天才技術者としても名高き彼女は最もFFを楽しんでいる人物と言えよう。
「生きたFFの歴史」こと最古参FFチーム【
「伝説と言われているが奴にとっては荒稼ぎのついで得た称号しかない。だが彼が参戦したことでFFは一種の転換期に入るだろう。伝説を知ろうが知るまいが、奴の型破りっぷりに振り回される事になる」
……とコメント。現役時代に散々ウォルター氏に辛酸を舐めさせられた身としての、世間に対する忠告なのだろうか。
この他にも多くのFFチームがウォルター氏の参加表明に反応を示し、中には新規ACパーツの開発に力を入れ始めた企業もいるぐらいである。
アーキバス・グループお抱えの【
地域密着型企業チーム【ルビコンズ】チームアドバイザーのサン・ドルマヤン。
プラズマ大好きで知られる【VCPL】チーム一同。
キャンペーンガールでお茶の間の話題を浚った【
Xリーグを様々な理由で震撼させるあたり、ウォルター氏が如何に破天荒なアーキテクトであるかを物語らせる。
●「ベイラムグループ」「RaD」「大華」の3チームが特に警戒。
【画像(各チームエンブレムの中心にウォルター氏の個人エンブレム(FBC:JA))】
■NEWS
■Xリーグ・レイドイベント、今年は【財団】が選出
■FBC NEWS
毎年Xリーグでグランプリとは別で開催される特殊イベント「ダメージレイド」で使用される大型無人機動兵器の選出先が先週決定された。
「ダメージレイド」とは、巨大な無人兵器を相手にu-AC1体で挑み、行動不能もしくは制限時間までに与えたダメージ量を競い合うものだ。
シーズンPT及びFFAスコアには関与しない所謂「オマケ」だが、各FFチームの技量をアピールする他、企業が開発したACパーツの性能をファンに見せつけるチャンスでもある。
この無人起動兵器の選出先は【キサラギ】・【トーラス】・【財団】といった高度な技術を有する企業*2ばかり。
運営が誇る高性能AI【オールマインド】の厳正なる審査の結果、今年は【財団】に決定した。
その翌日だ。【財団】が今年のダメージレイドに使用する大型無人機動兵器【To-605】を発表したのは。
赤く不気味に光る単眼に巨大な二本足を取り付けたような奇怪な姿は報道陣の度肝を抜かす。
【財団】開発主任曰く、背部のバトルライフル二門が主軸―――ではなく、その強靭な足から繰り出す「蹴り」こそが最大の武器なのだという。
毎年へんなのと戦わせられるFFチームには気の毒だが、巨大ボスと戦うACの活躍をファン達は楽しみにしているのだ。
●こんなの相手にu-ACはどう戦うのか
【画像(巨大な足に赤く光る一つ目が不気味(FBC:JA))】
■NEWS
■ウォルター氏が選んだアーキテクト、車椅子に乗って登場
■FBC NEWS
本日○○時、ハンドラー医療機関がスポンサーのFFチーム【ハンドラー・ハウンズ】のお披露目となった。
そしてまたしても驚愕な事実が明らかになった。ウォルター氏が押す車椅子に乗っていたメインアーキテクトは、なんとあのレイヴンだったのである。
レイヴンと言えば一時期【不運の神童】で話題になった女性アーキテクト学生。
AI分野に置いて優れた才能を持つ将来有望のアーキテクトだったが、ある事故に巻き込まれたことで右腕以外の機能を失ってしまったのだ。
確かにハンドラー医療機関傘下の総合病院で寝たきりとなっていたが、よもやウォルターにスカウトされていたとは驚きである。
しかし驚くのはこれだけでない。遅れて紹介されたサブアーキテクト4名全員が何かしらの治療を受けた身であった。
記者陣の驚愕に対してもウォルター氏は怯む素振りすら見せずこうコメントした。
「おかしなことで騒ぐのだな。フォーミュラフロントは知力と実績こそが全てだ。ならば彼ら彼女らがアーキテクトとして最低限の知識と技術、そして実績を叩き出せば何の問題もあるまい」
コメントに若干の苛立ちが感じられたのは、我々の気の所為ではないだろう。
ウォルター氏の言い分に間違いはなく、所詮は我々の偏見でしかない。
だが【ハンドラー・ハウンズ】の実力が証明されれば世間の偏見は払拭され、新たなアーキテクトの誕生がますます増えるのは確実。
驚愕と波乱に満ちたアーキテクトチーム【ハウンズ】のお披露目は、良くも悪くも世間の注目を大いに集めたのだった。
●報道陣を前に平然とするウォルターと【ハウンズ】。
【画像(オーナー自らがレイヴンの車椅子を押している(FBC:JA))】
■MEAL
■FROM:ブラウヴォルフ:ラスティ
■TITLE:待っていたよ
久しぶりだなレイヴン。【ブラウヴォルフ】メインアーキテクトのラスティだ。
まずはライセンス獲得おめでとう。同級生の君がFFの舞台に上がると聞いた時は我が事のように喜んだものだよ。
先んじてアーキテクトとなった私が言っても自分よがりでしかないが、今でも君の事は友人にしてライバルだと思っている。
でなければ君を捨てたアーキバスからの勧誘を蹴飛ばしたりしない。それほどまでに彼らのしたことは許せなかったんだ。
才能あふれる君がXリーグ最大のライバルとして立ち塞がる日を今から楽しみにしている。
君なら必ずボトムリーグを勝ち抜ける。最上の舞台で待っているよ、戦友。
■MEAL
■FROM:ハンドラー・ハウンズ:ウォルター
■TITLE:仕事の時間だ
ボトムリーグが開催されたな。
アーキテクトチームのメインはレイヴンだが、お前達5人全員に伝えておく。
お前達がXリーグの舞台に上がる為に、まずはボトムリーグのトップに立て。
障害だ欠損だと些細な理由で捨てた社会を見返してやれ。
そしてXリーグで勝利を重ね、人生を買い戻せるだけの金と名誉を手に入れろ。
俺が教えられることは全て教えたつもりだ。後はお前達の知性と感性のみぞ決まる。
そしてお前達は常勝を目指せる程の才能がある。俺は舞台への道を用意しただけだ。
既に空席二つの内一つは「
お前達の価値を示してこい。
―――
フォーミュラ・フロント
新たな戦いの舞台が、幕を上げる―――
―――
■TEAM PROFILE
ブラウヴォルフ
かつて弱小と言われていたが、僅か2年で首位を競う程の強豪へと成り上がった注目のチーム。
アーキテクトのラスティは「賢狼」とも言われ、そのルックスも合わさってファンが多い。
■SPONSOR:ウェア・ヴォルフ
メインアーキテクトを新たに導入したことでFFで人気を博し、一大企業へと成長したファッションブランドメーカー。
スポーツウェアを始めに幅広いファッションを手掛けており、その規模は世界に進出する程にまで上り詰めている。
FFチームでの活躍が如何に企業貢献できるかを示す良い例である。
■MAINE ARCHITECT:ラスティ
容姿・才能・人格ともに恵まれた男性アーキテクト。ファッションモデルも兼任しており、本人も同社ブランドの衣類を好んで着ている。
巨大企業アーキバスのNo.2スネイル直々の勧誘を蹴って*3弱小企業に自ら志願した逸話はあまりにも有名。
先日公表された【ハンドラー・ハウンズ】の女性アーキテクトは彼の同級生だったらしく、彼女の参戦を心待ちにしていた。
・AC1(1st):サッドスマイル
・AC2(2nd):ダークチャーム
・AC3(3th):ブラッドブレッジ
・AC4(4th):バレットライフ
・AC5(5th):スティールヘイズ
■TEAM PROFILE
ハンドラー・ハウンズ
伝説のアーキテクト・ウォルターがオーナー兼アドバイザーを務める新参チーム。
アーキテクト全員が何らかの欠損・障害を持つが、圧倒的な知性と実績の前では意味を持たない。
■SPONSOR:ハンドラー医療機関
「世界の病院」とも呼ばれている巨大医療機関。
医療器具メーカー・赤十字病院・医学部などの設立及び資金提供を幅広く行っており、世界を股にかけて怪我人や病人を救っている。
伝説のアーキテクト・ウォルターが設立しオーナーになったことでも有名。
■MAINE ARCHITECT:レイヴン
アーキテクトチーム「ハウンズ」の女性リーダーで、名門のアーキテクト学院では「神童」と呼ばれていた。
卒業を待たずして不慮の事故に遭い、右腕を除き機能不全に陥って道を閉ざされかけたが、ウォルターに才能を見込まれ勧誘される。
アーキテクトとして働く傍ら、女性トレーナー・エアの指導の下でリハビリに励む日々を送っている。
・AC1(1st):C4-617
・AC2(2nd):C4-618
・AC3(3th):C4-619
・AC4(4th):C4-620
・AC5(5th):C4-621
■TEAM PROFILE
情熱と才能は人一倍だが資金繰りが悪く思うように成績が伸ばせていないチーム。
今期で大幅な資金及び人材が導入されたらしく、Xリーグでの活躍に期待したい。
■SPONSOR:ファットマンズ・デリバリー
【単一電池からロケットエンジンまでお届け】の謳い文句でお馴染みの大手輸送企業。
陸海空全てを網羅する独自の輸送ルートを持ち、特に大型ヘリによる空輸を得意としている。
社名の由来にもなっている「ファットマン」と呼ばれる会長は、底抜けに陽気な事で有名。
■MAINE ARCHITECT:ブルー・マグノリア
ベテランの女性メインアーキテクト。近年は活躍の場を狭めていたが、会長直々にスカウトされて表舞台に上がってきた。
才能と経験はあるが資金繰りの悪さと会長の陽気さが災いして本領を発揮できていないのが悩み。
会長を呼び捨てにしているが、2人の親子のようなやり取りに魅了されるファンは多いらしい。
・AC1(1st):R.I.P.1/K
・AC2(2nd):R.I.P.2/D
・AC3(3th):R.I.P.3/M
・AC4(4th):R.I.P.4/T
・AC5(5th):R.I.P.5/B
※夢中で書いたので続きません。ごめんなさい。
●どうでもいい設定集
・ウォルター
『ルビコンの解放者』ルートで死亡。後にACFFの世界に転生した。
似たような知人が多くいること、戦火が広がらない平和な世界であることに驚愕しつつ、自身のやりたいように生きてきた。
とある総合病院で前世と同じ姿のレイヴン、そしてハウンズメンバー4人と出会い、彼ら彼女らの夢の為にサポートする決意をする。
・レイヴン
621号室で寝たきりになって意気消沈していた。常日頃から感情表現が下手なので周りからはいつも通りに思われてた。
まさか伝説のアーキテクトに会えるどころかスカウトまでされて内心テンション上がりまくっている。
・エア
介助トレーナーにしてレイヴンの幼馴染。レイヴンに甘い。ウォルターは上司だけど嫌い(レイヴンのお株をとられるから)
・ハウンズ
色々と問題はあるがアーキテクトとして優秀な4人組。ウォルターの事をたまに父呼ばわりする。
・ラスティ
つよつよAIを繰り出す強敵。エアにライバル視される程にレイヴンと仲が良い。
・ミシガン
平和な世界でも「歩く地獄」は健在。「ミシガンズブートキャンプ」が大ヒットし若奥様方に人気だったりする。
・イグアス
ACFFで言うディアボリク枠。但し反則や暴力行為は一切せず煽りメールを送るだけ。
・スネイル
ラスティに蹴っ飛ばされる可哀想な人。チームの業績がフロイトの気まぐれに左右される為、胃を痛める毎日が続く。
・カーラ
ウォルターとはアーキテクト同士で交流がある。スタッフの暴走に頭を悩ませる。ラミーとかオーネストとか。
・オールマインド
フォーミュラフロントの運営を支える超高性能AI。度々メールで各チームを応援したり貶したりと割と人間臭い。
・その他
色々なACや人物を引っ張ってみた。FFチームなど妄想して楽しんでみてください。