俺とGANTZとさしす組   作:GANTZサイコー!呪術廻戦サイコー!!

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呪霊にタイプもクソもないと思う.......()

でも絶対陀艮は花御推しだと思うんだ俺。
わんちゃん好きっしょ?

陀艮くんさぁ.......恋、してるべ?(だる絡み)

本日2話目。
設定消化回。


どんな呪霊が、タイプかな?

『ぶふぅ〜!ぶふぅ〜!!』

 

「質問には答えてくれないのかい?それとも喋れないのかな?」

 

 特級呪霊、陀艮と特級呪術師、九十九由基が相対する。

会話は両者成立していない。

 

「そうか。喋れないのか.......残念だな。海外じゃ特級の呪霊なんてそうそう見ないから、聞いときたかったんだけど.......まいっか。さ、凰輪(ガルダ)。仕事だよ。」

 

 そう言って、自身の術式から生み出した式神、凰輪を握る。相手は情報が正しければ、人々が海を恐れた負のエネルギーから生まれた特級にカテゴライズされる呪霊。様子見はしない。

凰輪に星の怒り(ボンバイエ)で仮想の質量を付与し、投げる。

陀艮はモロにそれをくらい、柱を破壊し壁に叩きつけられる。

 

「(弱いな。手応えもない。私はまだ与くんの事をよく知らないから、本当の意味では信用していない訳だけど.......しかし嘘をつくメリットがない.......うーん。環くんのお墨付きだからってだけで信じるのは早計だったかな?)」

 

『ぶふぅ.......ぶ.......ぶふぇ〜!!!』

 

「ほう?」

 

 壁に叩きつけられた陀艮が、口から明らかに質量保存の法則を無視した量の人間の骨を吐き出す。

 

「へぇ。呪霊くん。君さ、今まで何人食った?数を見るに、今日だけじゃないね。」

 

『じょうごぉ.......はなみぃ.......まひとぉ.......じかいぃ.......はなみぃ.......』

 

「ん?」

 

『よくもはなみを.......よくも花御を.......よくも花御を殺したな.......殺したなァァァ!!!!』

 

 脱皮するかのようにさっきとは別の意味で中身が飛び出し、声が高い声から低くなる。

 

「ハハッ。成程。幼体だった訳かい?呪霊くん。」

 

『【呪霊】ではない!私の名は陀艮(だごん)。それに漏瑚、花御、真人、時戒。我々には個々に名前があるのだ!!』

 

「わかったわかったよ。ごめん。陀艮くんね。実は知ってるんだよね。名前で呼ばれて喜ぶタイプに見えなかったもんで。人を見た目で判断しちゃあいけないな。さて、喋れるようになった?じゃあ聞こうか。どんな女がタイプだい?」

 

 凰輪を自身の周りに浮かせながら、最初にも吐いた定番のセリフをもう一度吐く。

 

『何?』

 

「別に男でもいいよ?呪霊でもいいし。流石に無機物は困っちゃうかも。」

 

『ふざけるな!!』

 

「とんでもない!ふざけてなんてないさ!恥ずかしがり屋さんかな?」

 

『貴様.......!』

 

 別に九十九由基もふざけている訳じゃない。実験の一環でもある。九十九由基の、個人的な()()の為の.......

 

「呪霊って呼ばれたくない。名前を気にするって事はさ、【個】に固執してる訳でしょ?なら当然、【好きなタイプ】は存在する訳!あ、さっき花御.......だっけ?その名前の子に固執してたね。何?好きなの?どんな子?」

 

『..............』

 

「照れてるのかい?ハハッ!体躯に見合わずシャイボーイなんだな君は!」

 

『(問答するだけ無駄か.......言葉の通じん紛い物が)』

 

「ちょっと待ってね。確かミニメカ丸くんで見れたような.......花御ぃ.......花御ぃ.......この子か。へぇ〜!君こういうの好きなんだ!何処が好きなの?」

 

『領域展開』

 

「はぁ。まったく.......少しはこのしがない美女の実験に付き合ってくれても良くないかい?」

 

 

蕩蘊平線(たううんへいせん)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ビーチ.......」

 

 陀艮の領域、蕩蘊平線の中に入った九十九由基は、周囲を見渡す。そこは常夏のビーチであり、目の前には海が広がっている。

 

「うん。らしいっちゃ、らしい領域展開だね。つまんないや。」

 

『そのふざけた口ぶりも今に出来なくなるぞ。』

 

『術式解放』

 

 

死累累湧軍(しるるゆうぐん)

 

 

 途端、海から大量の魚型呪霊が湧き出てくる。

 

『死累累湧軍は、際限なく湧き出る式が』

 

「あのさぁ!」

 

 式神だ。そう言おうとした陀艮の言葉に被せるように、大声で九十九由基が叫ぶ。

 

「私は葵と違って、人の性癖で態度変えたりとか、その人の性癖を否定する事は大抵ないんだけど.......」

 

 長い金髪のロングヘアーをがしがしかきながら、滞空する陀艮に鋭い目線を向ける。

 

「葵風に言うなら、諸々全部、ホンット.......退屈だよ.......君って。」

 

 冷徹で鋭い眼差しを陀艮に向けながら、両の手それぞれ、顔の前で何か空を掴むようなポーズをとる。

 

「領域展開」

 

『(掌印なのか!?)』

 

 

 

葬送(サンドイット)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「は〜あ。折角前倒しで色々準備してきたのに。これじゃ期待損だね.......」

 

 風景は最初のシーンに戻っている。

破壊された柱。

破壊された壁。

そして、新しく円形状のクレーターがある。

 

「おや?」

 

 クレーターの中心に、何か小さな物がいくつか落ちているのを九十九由基は発見した。

 

「これは.......あー。もしもし?与くん。」

 

 九十九由基の領域展開でも破壊されなかった()()を拾い上げる。

 

《..............はい。何かありましたか?九十九さん。》

 

「宿儺の指、計11本。特級呪霊から回収したよ。私が持っててもなんだしね、高専にあげる。貸ひとつって所かな?」

 

《は!?》

 

 

 

 九十九由基の領域展開、【葬送(サンドイット)】。それは、閉じ込める事に特化した領域。内からは決して壊れず、代わりに外からは凄く脆い。

そして、この領域展開には1つ、他の領域展開にはない特性がある。

 

 それは、領域を展開した時、又は他者と領域の押し合いになり、勝った時。()()()()()()()()()()()()()()。珍しさ、特異性だけで言えば、【閉じない領域展開】を凌ぐ。これは九十九由基にしかない、世界で唯一の領域展開だ。

しかし当たり前だが、何も領域内に入れない訳じゃない。入れるのは2種類。戦っている()と、()()。それのみである。ある意味、凰輪が九十九由基本体の代わりという訳だ。

 

 九十九由基の術式【星の怒り(ボンバイエ)】は、自身と自身の術式から生み出した式神である凰輪に、仮想の質量を付与する術式だ。そして領域展開【葬送】は、その中の凰輪に、超高密度の仮想とは言え莫大な量の質量を付与する。

地球程の質量の天体を2cm程までに圧縮した時、初めて発生するその現象の名は、【ブラックホール】。

【星の怒り】で付与出来る質量に制限はない。いや、無くしたと言った方が正しい。本来ある筈の制限を、拡張術式の凰輪に、更に拡張術式の制限解除の質量の後付けを行う事で生まれる。

 

 つまり九十九由基の領域展開【葬送(サンドイット)】とは、領域の押し合いにさえ勝てれば、敵と凰輪(ブラックホール)のみを強制的に同一空間(生得領域)に隔離する。

五条悟の【無量空処】や、真人の【自閉円頓裹】のように【入れればまず勝ち】が確定するタイプの領域である。

ブラックホールは、突き詰めれば、質量も、重力も、光も、時間さえ飲み込む。

 

「どうする?与くん。」

 

《どうする.......とは、なんですか?》

 

「受け渡しだよ。ほら、今私って4.術師の出入りを禁ずる帳の内側だろう?受け渡しに外に行こうにも、それを解除されない限り出られない。流石の私も、街を壊さず、帳だけを壊すのは無理そうだからね。嘱託式の帳、4と5は外にあるんだろう?」

 

《それはそうですが.......受け渡しはすべて終わってからでもいいのでは?》

 

「.......与くん。私はね、環()味方なんだ。こう言っちゃなんだが、君()の味方じゃない。」

 

《それは.......》

 

「百も承知だろ?環が封印されたのは私も知ってる。五条くんが戦闘不能になったのも聞いた。私としては、現状環以外に目的が無い。今日来たのも、環が封印されるらしいって聞いて慌てて飛んで来たんだ。それが本当にされて、その上攫われて身元不明なんて、私としちゃ笑えないね。」

 

《俺達だって笑えませんよ。九十九さん、五条さんの見立てなら、氷川はまだ渋谷に居ます。》

 

「ん?何言ってんの。そりゃ居るだろうさ。氷川の渋谷での目的は知ってるよ。」

 

《環さんの封印、五条さんの無力化ないし殺害でしょう?》

 

「.......与くん?まさか君、その程度の認識で指揮官(オペレーター)やってるのかい?」

 

《え?》

 

「本気?」

 

《.......いや、し、仕方ないじゃないですか!俺は天与呪縛が特別なだけの、ただの準1級呪術師です!情報は他より持ってますし、何よりオペレート出来るのが俺しか居なかったからやっているだけで.......第一、核心に迫るような情報は引き出せなかった。と最初にお伝えした筈ですが。》

 

 溜息を吐く九十九由基。

 

「あのねぇ。これは別に核心に迫るような事じゃない。五条くんか夏油くん辺りなら、漠然とだけど気付いてるんじゃないかな。彼らは呪霊なり()の思考をよく分かってるからね。最後の目的がまだ氷川にはある。」

 

《.......その、氷川の渋谷での最後の目的ってなんですか。環さんと五条さんではなく?知ってるなら情報は共有してください。》

 

「共有した所で.......まいいや。知りたいなら教えてあげるよ。」

 

 

 

「氷川の今回の目的の最後。それは、この真人とかいう呪霊だよ。環の封印や五条くんの無力化は、その為(真人)の過程にある障害物というだけの事さ。その先は恐らく.......」

 

《.......恐らく、なんですか?》

 

「いや、君に一から話すのは面倒だし、私の憶測の域を出ない。流石に氷川本人に聞かなくちゃね。かといって指揮官がこれじゃあ.......確か、五条くんと夏油くんは、1の帳の内側で一緒にいるんだろう?繋げるかい?」

 

《.......はい。繋げます。》

 

《よし、もしもし?私だけど。五条くん、夏油くん。一応聞くけど、無事かい?》

 

《.......もしもし。夏油です。私は無事ですが、今悟は.......》

 

《元気だよ。ケッ》

 

《ハハッ!声が老けてるね。銀沙羅を何年食らった?》

 

《ざっと30年って所かな。今ん所、回復方法ナシ。》

 

《あっそ。まぁ雑談は置いといて、氷川の渋谷での目的についてだ。薄々君達も勘づいてるだろ?》

 

《えぇ、まぁ》

 

《なんとなくな。魂を操る術式、真人だっけか。特級の中でも本命はアイツだろ。氷川、国盗りでもしようってか?》

 

《まぁするだろうけど。彼、氷川にとっては、国盗りも過程に過ぎないだろうね。渋谷での目的はフェーズ事に3つ。簡単に言えば、

フェーズ1.環の封印。

フェーズ2.五条くんの無力化。

フェーズ3.真人。

まぁこんな所だろう。真人を取り込む方法があるのか、そのまま使うか.......そこはまだハッキリしないね。》

 

《なんにせよ、真人を利用する事が3つ目の目的。フェーズ3だろ。他の特級や、最悪宿儺もあわよくば利用する。多分、その辺が妥当だ。》

 

《陀艮とかいうのは、さっき祓ったよ。宿儺の指も恐らく呪霊サイドのは全部回収した。ハイ、宿儺解決。残るは脹相だね。》

 

《へぇ。九十九さん優秀〜。》

 

《アッハッハ。しわっしわの声で言われると笑っちゃうね。脹相の事だけど、彼は呪霊じゃない。九相図の受肉体だ。もしかしたら、術師の出入りを禁ずる帳に引っかかるかも。》

 

《それはないんじゃな〜い?氷川がそこらへん対策怠るとは思えない。ただこれだけ不思議なのは、脹相だけ、渋谷での目的が不明なんだ。》

 

《脹相個人の、という事かな》

 

《そっ》

 

《それなら多分九相図関連だね。虎杖くん辺りを狙ってるんじゃない?敵討ちって所かな。しかしそうなると、そもそもなぜ氷川側に付いたかが不明になる。》

 

《そればっかりは脹相本人に聞くしかないっしょ》

 

《それもそうだ。まぁ何より、現在の渋谷は呪霊にとっても呪術師にとっても伏魔殿。我々呪術師も、生半可なメンバーは突っ込ませないでしょ。だから、脹相個人はさしたる脅威じゃない。話は聞いてたかい?与くん。》

 

《はい。》

 

《まぁ氷川の渋谷での目的はこんなとこ。ま、フェーズ3は最悪、途中で切り上げるかもね。》

 

《マジ?》

 

《本気と書いてマジだよ五条くん。流石に真人は利用し尽くすだろうけど、他特級.......私の祓った陀艮、九相図の脹相。そして宿儺の指。これらは保険に過ぎないと考えるべきだ。与くん、君が覚えておくべき事は2つ。環と、真人だ。》

 

《俺わい》

 

《おいおい。五条くん。君はもう事が起こった後だろ?フェーズ2は終わったんだ。逃げる算段くらいは自分でつけてくれ。最悪夏油くんが居るし、氷川、それから真人が撤退ないし祓われるまで、そこで待機だね。》

 

《現代最強が聞いて呆れるねぇ》

 

《殴るよ、傑》

 

《いいよ?今の悟なら痛くない。》

 

《治ったら覚えとけよ。》

 

《イチャイチャするのはやめてくれ。まったく。環が恋しいな.......》

 

《あの.......》

 

《何?与くん。》

 

《陀艮が祓われた事はまだしも、真人の事は呪術師全体に通達するべきでしょうか。》

 

《そこは指揮官の裁量で、と言いたいが.......君はまだ未熟だからねぇ。よし、渋谷に居る全呪術師、全ミニメカ丸に接続してくれ。》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《あーあー。こちら九十九由基。全呪術師に通達。

その1.陀艮と呼ばれる特級呪霊は私が祓った。陀艮については、ミニメカ丸のデータベースに載ってるよ。

その2.陀艮の所持品から宿儺の指合計11本を回収した。棚ぼただね。少なくとも10月31日渋谷に限ってだけど、宿儺の脅威は去ったと考えていい。虎杖くんも聞いてるだろ?安心してくれ。君の中にある3本、高専保有分1本。そしてここにある11本で計15本。残り5本は、後々考えよう。

その3.真人を逃がすな。祓う、無理と思ったら自分より階級が上の呪術師に場所の報告をしてくれ。恐らくまだ渋谷に居るだろう。氷川と真人はセットと考えて欲しい。あぁ、このセットというのは、単独行動していないという意味じゃないよ。渋谷に帳が下り続けてる間は、真人がまだ居る証拠だ。つまり、氷川も居る。

これくらいかな。みんな耳に入ったかい?以上、忘れないように。》

 

 

 

 

 

「さて、それじゃ私は環を探しながら、残ってる呪詛師、呪霊、改造人間を間引いて行くか.......あー!環に会いたい!!」




〜みんなのお悩み相談室〜

Q.なぜ九十九っちは陀艮に「退屈だよ」と言ったの?
A.「これが特級?」って意味です。彼女にとって陀艮はただ喋れるだけで、他の呪霊と変わらない。要は陀艮が弱過ぎた。

Q.なんか九十九っち、与くんにドライじゃない?
A.嫉妬っすね(適当)

Q.呪霊が持ってた宿儺の指は11本?
A.原作でミミナナが食わせてた分を呪霊に持たせました。他は原作通り。

Q.宿儺の指、高専保有分1本?
A.八十八橋のヤツです。順平が回収した後、上に提出しました。

Q.これ真人生存フラグ?
A.バキバキありますねぇ!(複合型)

Q.なんか白髪オカッパのがきんちょ忘れられてね?
A.今ん所組屋からの証言しかなくて、目的も、そもそも渋谷にいるのかも呪術師からしたら不明だから放置されてます。


〜じゅじゅさんぽ〜

九十九「幸せは〜歩いてこない〜だ〜から歩いて行くんだね〜」

九十九「話の通じない奴ばっか。まだ陀艮くんの方がマシだったよ。」

九十九《もしもし乙骨くん?》

乙骨《.......は、はい!なんでしょう、九十九さん。》

九十九《同じ特級同士、さんも敬語もナシで行こうよ。夏油くんみたいにお固くなっちゃうよ?それで本題。そっちどう?なんか見つかりそう?》

乙骨《(え?これイ、イタ電?)ダメで.......ダメ、かな。甚爾先生も近くにいるらしいんだけど、あの人呪力感知引っかからないし。ただでさえ僕ザルなのに.......》

九十九《ハハ。そっか。》

乙骨《このまま帳上がらないんじゃ引けないし、五条先生の所にも行けないし.......どうしようかな。》

九十九《さっきの私の伝達は聞いた?》

乙骨《うん。特級1体祓って、宿儺の指回収.......凄い》

九十九《こればっかりは出会した運と、相性差が物を言ったね。私にとって奴は弱過ぎた。まぁ君でも奴くらいなら祓えるだろう。》

乙骨《そうかな.......》

九十九《君の術式なら、奴とは相性良いよ?ま、そっちで氷川か真人見つけたら教えてよ。》

乙骨《うん》

九十九《それじゃ、吉報待ってるよ》

乙骨《アハハ.......》

乙骨「(ガチのイタ電じゃん.......暇、だったのかな.......?)」

じゅじゅさんぽどう?大丈夫そ?いや、結果で辞めるとか消すとか無いけど。

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