己を生んだ者を憎んだミュウツーには勝てない人が1人だけいた

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反抗期ミュウツーの更生

わたしは誰だ…

ここはどこだ……

 

誰が生めと頼んだ!

誰が造ってくれと願った…!!

わたしはわたしを生んだ全てを恨む…!

 

だからこれは… 攻撃でもなく 宣戦布告でもなく

 

わたしを生み出したお前達への

 

"逆襲" だ

 

 

 

その瞬間ミュウツーの頬に強烈なビンタが飛んできてミュウツーは倒された

 

 

ミュウツーは驚きながらも己を攻撃してきた相手を見る

 

 

その者はヒョウ柄の服を纏い、紫色のパンチパーマをし、ポケットにはたくさんの飴を入れながら、誰よりも熱い心を持っていた

 

 

その者の正体は大阪のオカンであった

 

 

「あんた!またそんなこと言って!!今日はちゃんと勉強はしたんか!?」

 

ミュウツーはしたくもない勉強をさせられている

 

(クソ!サイン、コサイン、タンジェントってなんなんだよ、理科もフレミングしかわからねぇよ!!!なんで俺は生まれて3ヶ月でこんな勉強させられてるんだ!!!)

 

心の中で男子中学生のように愚痴をこぼしていた

 

この大阪のオカンはミュウツーを生み出した研究者の1人であり私の教育係を任せられている

 

すると大阪のオカンはミュウツーに話しかける

 

「そういえばあんたは趣味とかあるん?アタシはな野球観戦が趣味でな、1週間後に息子と観に行くつもりやったんやけど、息子がテストで赤点とったせいで行けんくなったねんな、せや!あんた一緒いこか!どうせその日も暇やろ?お姉さんが野球の楽しみ教えたる!!」

 

大阪のオカンは一方的にミュウツーの予定を勝手に決める

 

「いや、野球とか興味ないし、、、」

 

「そんなこと言わずに行こうやぁ!!面白いからな!せや、今行くこと決めたら宿題減らしたろ」

 

「えっまじ?じゃあ行く!」

 

ミュウツーは弱かった、何よりも勉強したくなさすぎて目の前に吊るされた人参に食いつくポカブのようにそのエサに食らいついた

 

「じゃあ決定や!アタシはもう帰るけど焼きそば冷蔵庫に入れといたから夜はそれチンして食べとくんやで」

 

その言葉を言い残すとその女は消えていく

 

(はーー、なんで俺がこんなことを、俺ってミュウとか言うポケモンのクローンじゃなかったか?なんで勉強なんかさせられてるんだよ)

 

そんなことを考えながらミュウツーは冷蔵庫から焼きそばを取り出して電子レンジを使い温め麺を啜る

 

(あのババア、料理は無駄に美味いんだよな)

 

焼きそばを食べ終わると部屋に備え付けられてるベッドに寝転がり眠ることにした

 

 

 

1週間後

 

 

縦に黒のボーダー柄が入ったの服を纏ったいつものババアと共にミュウツーは野球会場にいた

 

試合は阪◯対オ◯ックスの試合だそうだ

 

ミュウツーにはわからないがめちゃくちゃすごい試合だと言うことだけは隣にいるババアから散々教えられたから理解していた

 

(人が球を投げて、それを打って、それを拾ってまた投げる、これの何が面白いんだ?)

 

ミュウツーは混乱していた、飛んできた球を打ち返しそれを観客席に入った瞬間、周りの人が湧き上がる

 

(なんだこいつら!!急に盛り上がって頭おかしくなったのか???)

 

結局、最後の最後まで見続けてミュウツーは一つ学んだ

 

野球というのはたくさんの人たちに笑顔を与えて、いつもうるさいババアが別の意味ではうるさくなるが自分に対しては勉強しろと言ってこなくなるほど上機嫌にするものだと

 

「どや?めっちゃおもろかったやろ?」

 

「え?どこか?」

 

めちゃくちゃどつかれた、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2年後

 

ミュウツーは1人で観客席にいた、熱狂する会場、チームプレイの連続

 

ミュウツーはあの日のことを思い出す、大阪のオカンがミュウツーを連れて野球を観にいった日だ

 

その日を思い出しながらミュウツーは観戦する

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バスケットボールを!!!

 


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