逢魔時王の憂鬱な日々   作:鐘楼卿(ベル卿)ベルフェスティフ

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ν(ニュー)オーマジオウは伊達じゃない!

「――ハッッ!」

 

俺が腕を適当に振るだけでISはいともたやすく吹き飛び、10mほど先まで街灯を引きちぎりながら減速してビルにぶつかる。

 

「もう終わりかぁ!ツマラン!もっと足掻いて見せろ!」

 

「五月蠅い!!まだだ、まだ終わらん…!」

 

そういうとISはこちらに秘密にすべきと思われる重厚なライフルを。具体的に言うならば…そう。バースのブレストキャノンの巨大版だ。

 

「死ネェェェェェェェェーーーーーーーーッッッ!!!」

 

「ウザったい。来い。タイムマジーン」

 

そういうと、俺の横に穴が開き、そこから【タイムマジーン:オーマジオウ専用機:ビークルモード】が姿を現す。

 

「俺を守れ!」

 

そう叫べば、タイムマジーンはビークルモードからロボモードへと移行し、攻撃と俺の間に割り込む。

 

「仰せのままに。我が魔王」

 

ガキィィーン!という音とともに、レーザー砲がはじかれる。

 

…ン?

 

「…おいウォズ。なんでここにいる?」

 

「愚問だね我が魔王。私は、我が魔王の側近だから。それで十分じゃないか?」

 

そういいながらタイムマジーンから降りてきたウォズは、満面の笑みでそう言ってきた。

 

…ま、側近はいつか王となるため必要か。

 

「まぁいい。早めにあのゴミを始末せよ」

 

「わかったよ。我が魔王」

 

「なんだぁ!貴様はァ!!」

 

IS使いが叫び、襲い掛かってこようとするが、途中で急停止する。

 

「あぁ!?帰投ゥ!?まだ私は!…わかった」

 

そういってISは背を見せる。

 

「いつか、お前を殺してやろう。祭央(さいおう) 臨徒(りんと)

 

「貴様ァ!我が魔王に向かってなんという侮辱を!」

 

ウォズが叫び、抹殺に動こうとするのを俺は止め、

 

「まあいいウォズ。あの程度、気にすることでもなかろう」

 

「ハッ…ですが…「くどい」…承知いたしました」

 

俺はわざと大仰にうなずいてから、話す。

 

「何処にでも去るが良い。木端風情が騒いだところで何の障害にもならん」

 

「きさm…まぁいい。次を覚えていろ!」

 

そういって、ISは飛び去って行く。

 

「フゥ…このようなものに手を煩わせるとは…申し訳ございません我が魔王」

 

「良い。さて、この跡地はどうするべきか…」

 

悩みながら変身を解除すると、後ろから声がかかってくる。

 

「えーっと…スイマセン…一応職務なんで、一回署にご同行願えますか?」

 

「あいわかった。ウォズ、ついてこい」

 

「了解いたしました我が魔王」

 

そして、引き気味の警官とともに警察署に向かうのだった。

 


 

タイムマジーン:オーマジオウ専用機

 

オーマジオウカラーと装飾であり、機体性能が2018年ジオウのタイムマジーンのおおよそ1.5倍の性能と、完全自立稼働が可能。

だが基本完全自立は使用されない。

 

ちなみにウォズはタイムマジーンを持っていない。これは俺の描写力が足りないと感じたからである。

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