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報告書
2XXX年4月26日
祭央臨徒により白式が完全に破壊。修復不可能となったものを倉持技術研究所へと移送。
ISコアまでも完全に破壊されていたためおそらく再制作は不可能。
被害報告
外壁:第一演習場の全外壁及び電子結界発生器が破壊 被害額:4億円
フィールド地面:抉り取られ、一部完全に土が消失していて、クレーターのようなものが中心に一つ生まれている 被害額:2600万円
白式:完全消失 被害額:3億円
総計:7億2600万円の被害
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報告者:織斑千冬 l轡l
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side:織斑千冬
「フゥ…」
ようやく報告書の作成が終わらせることができた私が伸びをして席を立つと、携帯がマナーモードで震える。
そして携帯を取り出して画面を見ると、
「…ハァ…」
そこには束の名前が書いてあり、溜息を一つついてから電話に出る。
「はい織斑d≪ちょっとちーちゃん!あれどういうこと⁉≫…どれのことだ?」
私は初めて聞いた友人の焦っている声に驚く。
≪あれだよあの!いっくんの白式を破壊したやつ!≫
「ああ、あれか。アイツは今年この学校に入学した生徒だ」
≪そんなことは知ってるしどうでもいいの!それよりあの機体は何⁉≫
≪IS反応もなかったし、コアネットワークにも接続されてない!それに何より最後のあれとか時間停止以外の何物でもないんだよ⁉≫
ほう…まさかとは思ったが、本当に時間停止だったとは…
「それは本当か?」
≪うん。あの時アイツは周りの粒子を動かさずに移動した。あんなの3D映像だったとしても無理だよ!≫
「…つまりどういうことだ?」
≪あれは本物の時間停止。というか学園がアレの情報一切持ってないのはなんで⁉≫
「ああ…まぁお前ならいいだろう。簡単に言うと政府が脅された」
「というか、監視カメラの情報とかでわからないのか?」
私がそう聞けば、束もまた困惑したように、
≪うん。今調べてみたけど、完全に前年度の監視カメラの情報はデリートされてる。これじゃ私でも復元不可だよ…≫
≪まるで未来の技術でも使っているような…未来?≫
「未来?まぁそうかどうかはわからないが、とりあえずもう一つ不可解なことがあった」
≪…何?≫
束と信じられないような警戒した態度で束は効いてくる。
「祭央の側近。ウォズがマフラーでテレポートをしていた」
≪…え?≫
…私は、束が完全に固まったのを感じて、電話を切って教師寮へと歩き始めた。
いろいろあって束さんは祭央をめっちゃ警戒し始めました。
まぁ白式って束さん肝いりの結構いいやつだからね。しょうがないね。