ゾンギーツ〜ゾンビだらけの世界に転生特典で将来神になる力を手に入れたので、自由に生きてみる〜   作:エルドラス

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第一話 出会い

神の手によってゾン100の世界に転生した俺…威風真斗は、現在……建物の屋上に寝転がっていた。

 

いや、と言うか気づいたら寝転がっていたと言う方が正しいか。

 

どうやら転生出来たらしい…転生して最初に目覚めるのが屋上なのはどうかと思うが…。

 

さて、まずやらなくてはいけないのは現状の確認だ。確かゾン100の世界ってゾンビだらけだったはず。

 

取り敢えず転生特典の確認だけでもしておくか…あれ、どうやって変身すんだ?

 

俺がそう思っていると、腰にデザイアドライバーが出現し、俺の手にはマグナムバックルが握られていた。

 

成程、自動で出現するシステムか…。

 

周りに人はいなかったので、俺は変身することにした。

 

確かドライバーの右側にバックルをセットさせるんだよな。

 

SET

 

それで、英寿と同じ様に指を鳴らしてから…

 

パチンッ

 

「変身!」

 

んで、マグナムバックルのトリガーを引く!

 

MAGNUM

 

READY FIGHT

 

そして俺は、仮面ライダーギーツマグナムフォームに変身した。

 

鏡がねぇから顔は見えねぇけど、ちゃんと変身できたっぽいな。

 

俺がギーツに変身出来たことに感動していると、屋上の扉が開こうとしている音が聞こえた。

 

やっべ!流石にこの姿を人に見られるのはまずい!…取り敢えず隠れるか。

 

俺は屋上の塔屋上に登り身を隠す。そして、扉から1人の男が出てくるのを見た。

 

が、その男はどう考えても人間ではなかった。

 

男は、色のおかしい血を、頭から垂れ流しにしており、腕などは所々折れているようだった。

 

…成程、あれが所謂ゾンビって奴か…。

 

俺はこの時、恐怖は感じなかった。

 

俺はゾンビに気づかれないようにマグナムシューター40Xを取り出し、ゾンビの頭目掛けて引き金を引いた。

 

バンッ!

 

するとゾンビの頭は弾け飛び、その場にはゾンビの死体?が倒れていた。

 

なんだ、ゾンビって普通に倒せるんだな。

 

取り敢えずただ逃げるだけじゃないってことがわかって良かったな。

 

「きゃー!?」

 

すると、俺の耳に女性の叫び声のようなものが聞こえた。

 

下からだな。

 

階段から降りるのは間に合わなそうだし…よし!

 

俺は屋上から下を見下ろす。そこにはちょうど、テラスが見えたので、ジャンプでそこに降りて行く。

 

普通なら落ちて死ぬだろうが、今の俺は仮面ライダーのスーツを纏っているのでちょっとやそっとのことでは怪我はしない。

 

そしてテラスに降りると、次のテラスに降りるを繰り返し、遂に声が聞こえたであろうあたりまで来た。(この間僅か十数秒)

 

そこでは、ゾンビが女性に襲い掛かろうとしていた。

 

っ!間に合え!

 

「ドラァア!」

 

『アア!』

 

「きゃっ!」

 

俺は居ても立っても居られず、窓を叩き割って部屋の中に入り、ゾンビを思いっきり蹴り飛ばした。

 

するとゾンビは扉を蹴破りながら吹っ飛んだ。

 

「ふぅ…大丈夫か?アンっ!」

 

襲われそうになった女性に大丈夫かと問い掛けようとした俺だったが、直ぐに反対の方向に顔を移した。

 

いや、何でこの人、服が少しはだけてんだもん!

 

彼女いない歴=年齢の16歳にはキツいって!色んな意味で…

 

「あ、あの、助けていただき、ありがとうございます」

 

俺がそんなことを考えていると、女の人は少し困惑した様子でお礼をしてくれた。

 

まぁそりゃそうか。仮面ライダーこの世界にいないし、こんな格好したやつなんて怪しすぎるよな。

 

「い、いや、別に感謝の必要は…それより!早く、その、着替えた方が…」

 

俺がそう言うと、恥ずかしくなったのか女性は身体を手で隠そうとする。

 

さてどうしたもんか。此処じゃあまともに話なんて出来ないよなぁ…よし。

 

俺は女の人の背後にある寝室から毛布を取ると、女の人を毛布で包んでお姫様抱っこする。

 

え、セクハラだって、しょうがねぇじゃん!この状況じゃ!まぁ後で謝るけど。

 

「え、えっと」

 

「…しっかり捕まってろ」

 

俺はそう言うと窓から飛び降り、そのまま地面に着地する。

 

っっつぅ!流石に十数メートルの高さから着地したら仮面ライダーでもいてぇよなぁ。

 

取り敢えずちょうど良いことに今周りにゾンビは見えない。

 

なので俺は一回女の人を下ろすと、赤いバックル…ブーストバックルを取り出し、グリップを捻る。

 

BOOSTRIKER

 

すると、何処からともなく赤いバイク…ブーストライカーが現れる。

 

「……」

 

女の人は開いた口が塞がらない状態だった。

 

俺はそのままブーストライカーにまたがる。

 

そして、ヘルメットを一つ取り出すと、女の人へと渡す。

 

「…乗りな」

 

「…え、でも」

 

「良いから、話はゆっくり出来るところを見つけてからだ」

 

俺がそう言うと、女の人は暫く考えた後ヘルメットを被って後ろの方に乗る。

 

そして、俺はブーストライカーを走行させるのだった。




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