魔法少女リリカルなのはStrikerS 七課の剣銃士   作:ヒアデス

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第3話 久しぶりの故郷(ミッドチルダ)

「……というわけで、ランスター執務官たちとの同行許可とミッドチルダへの移動許可をお願いします!」

 

 一旦ティアナたちと別れてすぐ、地上本部に戻り捜査部長への報告ついでに許可を求める。それに聞いた途端、部長は渋い顔を見せた。

 

「ミッドへの移動許可って……事件がそっちに移ったのならマリアージュ事件とやらは“海”、『次元航行部隊』に任せるべきだろう。テンドウ君まで行く必要はないと思うが……」

 

 もっともらしい正論を吐く上司に対し、俺は喉元までせり上がりかけた呻きを抑えながら首を横に振る。

 

「いえ、俺たちと違い彼女たちはまだマリアージュと直接相対したわけじゃありません。マリアージュと直接やり合った俺も行くべきでしょう。それにこの事件がただの学者殺しで終わるとは思えません。犯人は被害者たちから何かを聞き出そうとし、おそらく口封じに消された。このまま放っておけばさらに大きな事件が起こる。もしかすれば、三年前のように多くの次元世界や管理局そのものを揺るがすような事が起きるかもしれません。そうなったらミッドに並ぶ最先進世界であるヴァイゼンにも影響が及ぶ可能性が出てくると思いますが」

 

 思いつく限りの理由と予測をぶつけると部長は疑念のこもった視線を向けてきて……

 

「確かにその可能性も否定できんが……本当にそれだけかね? あの執務官と君は昔の同僚だったと聞く。それを抜きにしても、この事件に妙な(こだわ)りを持っているようだが……」

 

 その反論と視線にぎくりとしかける。それは否定できない……というより、まさにその通りだからだ。

 マリアージュが言った“マセラティ”に古代のベルカ語で書かれたメモ。どう考えても『古代ベルカ』、下手すれば“俺の実家”がらみかもしれない。そうなったら俺が知らないふりするわけにもいかないし……もう一つ気になる事がある。

 

「彼女たちを助けてやりたい気持ちと事件に拘りがないと言えば嘘になります。マリアージュのせいで仲間が何人も負傷してしまいましたから。あいつらの仇をとってやるためにしばらくミッドに帰らせてもらえないでしょうか。なんなら休暇扱いでかまいません!」

 

 そこまで言って頭を下げると、部長は「待て待て!」と片手を突き出してきた。

 

「別の世界とはいえ休暇扱いで仕事させるわけにはいかん。そういうのはちゃんとせんと問題になる。……まあ今のところ君の手が必要な事件も起きてないし、こっちで起きた事件に何も対処できなかったではヴァイゼン地上部隊の信用に関わるのも確かだしな。……出張扱いということで許可しよう。辞令を作るから少し待て」

 

「――ありがとうございます!」

 

 許可が出たことに安堵と感謝を覚え、さっきより深く頭を下げながら礼を告げる。そんな俺に部長は「ただし」と言った。

 

「二つ条件がある。こっちで何か起きたらすぐに帰ってくること。もう一つは、向こうにお前の元同僚が二人いただろう。確か三年前にあったなんとか課の……」

 

「機動六課ですか?」

 

 訂正すると部長は「そう!」と言いながら人差し指を向けてきた。

 一人はともかくもう一人は別の世界にいるのだが、訂正する間もなく――

 

「その同僚のどちらかでもいい。ここに勧誘してきてくれ。どちらも本局が欲しがるほどの人材だそうだからな。来てくれればかなり助かる!」

 

「はぁ、本人に話ぐらいはしてみますけど……」

 

「絶対に頼む! それが君を行かせる条件だ!」

 

 唾が出るほど強い口調で繰り返す上司に俺は仕方なく頷きを返した。

 

 

 

 

 

 

 6月24日。

 

 

「――という経緯で、ミッド行きを認めてもらった」

 

「……あんたねぇ」

「…………」

 

 言い終えたところでティアナは頭を抱え、ルネッサはあんぐり口を開ける。

 ここは俺とティアナの故郷、第1世界ミッドチルダ。首都クラナガンの少し南にある『港湾警備隊』の隊舎前。

 一便分早く向かったティアナたちを追いかける形で、俺も次元船に乗ってミッドに来た。そして向こうから隊舎前で待ち合わせていることを聞き出して、彼女らと合流したわけだ。

 もうすぐ向こうの捜査官たちも来るはずだが……。

 

「えー……我々『港湾警備隊』はこの辺りの海辺と港、それから海岸沿いの町の平和と安全を守る部隊です。町を歩いてる時とかに、この制服を着たお巡りさんを見かけたことがありませんかー?」

 

 俺たちから近い敷地内で問いかけを交えながら説明する白い制服の警備隊員に、子供たちは「はーいはーい!」と元気よく片手と声を上げる。背丈から見るに初等科3年……ヴィヴィオと同い年ぐらいか。

 

「社会科見学、でしょうか?」

 

「そうみたいだな。まさか待ち合わせと被るなんて…………んっ?」

 

 ルネッサの問いに答えながら子供たちを見下ろすと、見覚えのある子が混じってる気がして思わず目をすがめる。そこでティアナが「あっ!」と声を上げた。

 それに気づかず隊員は子供たちを相手に説明を続け……

 

「じゃあ説明はここまでだけど……そこの茶色いスーツ着た子、ちゃんと聞いてたかい?」

 

「い、いや私は生徒じゃなくて、本局の捜査官と待ち合わせしてるところで――」

 

 注意された長い白髪の子は両手を振りながらあわあわとまくし立てる。あの子が着てる服、陸士隊の制服に似てるな――って、あいつまさか!?

 

チンク! お前、何やってんだ!?」

「あっ、レツヤ、ティアナ! ちょうどいいところに、助けてくれ!!」

 

 俺たちに気づき、隊員と子供たちもこちらに顔を向ける。そこでようやく状況を察した隊員はチンクと俺たちを見比べて……

 

「えーと、この女の子、もしかして本当に生徒じゃなく……」

 

「はい! 私たちと同じ管理局の局員です! たぶん私たちと待ち合わせていた――」

 

 ティアナがあわただしい口調で説明すると隊員はしまったと言わんばかりの顔でチンクに頭を下げ、彼女を解放する。

 それに応えつつ、なおも恥ずかしげに顔を赤くしながらチンクはオレたちの元にやって来た。

 

 

 

「何やってんだよチンク。子供たちの社会科見学なんかに混じって。まあ見た目的に違和感なかったけど……まさか今は学校に通ってるのか? あの子たちと同じ初等科に」

「違う!! 待ち合わせ中に子供たちに囲まれてあのまま抜け出せなくなっただけだ!」

 

 笑いながら訊ねる俺に、チンクは声を張り上げながら訂正する。

 そこで――

 

「遅くなってすまない」

 

 声に反応し、一斉に口を閉じてそちらを見ると、隊舎内から緑色のコートを着た両頬に深い傷がついた赤髪の男と、青紫色の髪を下ろした茶色い陸士服を着た女性がやってきたのが見えた。女性の方はよく知ってる。

 

「港湾警備隊防災司令、ヴォルツ・スターンだ。待たせて悪いな。ナカジマ姉が準備に手間取っちまっててよ」

 

 スターン司令の軽口に“ナカジマ姉”と呼ばれた女性は顔を赤くしながら敬礼し――

 

「す、すみません! ランスター執務官、テンドウ捜査官、お久しぶりです!」

 

「こちらこそお久しぶりです、ナカジマ捜査官」

 

 ティアナが敬礼と返事を返すのを見て俺も同じような言葉と敬礼を返し、彼女たちと顔見知りのチンクと逆に面識のないルネッサは黙って敬礼を返した。

 それを微笑ましげに眺めながら、スターン司令はこほんと咳払いをし。

 

「じゃあ挨拶だけになってすまねえが、俺は別件の仕事があるからそっちの捜査会議に同席できねえ。その代わり警邏隊の導入に関してはナカジマたちに権限を渡してあるから、捜査はあんたたちの判断で好きに進めてくれ。ただし、情報と経過、何かあった時の報告だけは忘れないでくれよ」

 

「はい。それはもちろんです。今までの事件の記録(データ)と捜査情報はもう司令の端末(デスク)に送ってあります」

 

 ティアナの返事と報告にスターン司令は感心したように目を見張り。

 

「おう。念押しする必要もなかったな。後で見とく。――じゃあ迅速な解決を期待してるぜ、執務官殿とテンドウ捜査官。ナカジマ姉妹も二人をしっかりサポートしてやれよ!」

 

 厳しく温かい激励に対しティアナと俺、チンクたち(ナカジマ姉妹)はそれぞれ返事を返しながら、隊舎に戻る司令を見送る。

 そして彼が舎屋に入った直後――

 

「ティアナ、久しぶり!」

 

「はい、お久しぶりです。ギンガさん!」

 

 上官がいなくなってすぐ、ギンガさんはティアナを抱き寄せながら柔らかい口調で声をかけ、ティアナは恥ずかしがりながらも嬉しそうに返事を返した。

 

「レツヤ君もお久しぶり。レツヤ君のことはチンクから耳にタコができそうなぐらい色々聞かされてるわ」

 

「あ、姉上、それは言わない約束だぞ!」

 

「ははっ。お久しぶりです。六課と七課の解散以来ですね」

 

 口喧嘩ともじゃれあいともつかないやり取りをかわす姉妹に笑いを漏らしながら、俺も挨拶を返す。

 そこでティアナは一人唖然としている副官を思い出し、彼女に片手を向けながら言った。

 

「紹介します。メールでもお伝えしましたが……」

 

「初めまして、二ヶ月前からランスター執務官の補佐をしているルネッサ・マグナスです」

 

 礼儀正しく敬礼しながら告げるルネッサに、ギンガさんとチンクも敬礼を返し。

 

「初めまして、ギンガ・ナカジマ三等陸尉です。この事件の捜査担当を任されています」

 

「チンク・ナカジマ准尉です。ミッドチルダ地上本部から応援として来ました」

 

 それぞれ硬い自己紹介をしてから、ギンガさんとチンクは敬礼を解いて柔らかい笑みを浮かべ、ルネッサも硬い顔のまま右手を下げる。

 そしてそろそろ会議室に向かおうと隊舎の門をくぐった、その時――。

 

 

「はあっ――よっと!」

 

 向こうからズザーッと豪快な滑車(ローラー)音を立てながら青髪の女隊員が子供たちの前に滑り込んでくる。

 彼女を見て俺たちが瞠目したところで、子供たちの相手をしていた隊員が拍手を打ち鳴らした。

 

「すごいダッシュですねぇ。あの隊員さんにお話を聞いてみよう。――所属とお名前は?」

 

 マイクを持っていれば間違いなく彼女に向けていただろう口ぶりで訊ねる同僚に、女隊員もノリよく「はいっ!」と答え――。

 

「港湾警備隊・防災課特別救助隊セカンドチーム所属――スバル・ナカジマ防災士です!」

 

「こうわん?」

「ぼうさいかとく……えっと?」

 

 たどたどしく復唱しようとする子供たちを見て、司会(男隊員)は笑いながら「所属が長いねー」とツッコむ。スバルも笑いながら――

 

「じゃあ、スバルです! スバル隊員って覚えてくれたらオーケー!」

 

 人差し指と親指で丸を作りながら言うスバルに子供たちは明るい声で「スバルたいいん!」と口にする。

 それを見て俺たちも笑いを漏らし。

 

「俺たちがこなかったらチンクもあの中に混ざれたかもな。今からでも行ってみたらどうだ?」

 

「ははは、その言葉そっくり返すぞ。見た目はともかく中身はあの子たちと変わらんだろう」

 

 俺の冗談(ジョーク)にチンクはひきつった笑いと皮肉を返す。

 その横でティアナとギンガはルネッサにスバルのことを教え、スバルは子供たちに自身が履いてるローラー《マッハキャリバー》と、自身の所属先を教えていた。

 

 みんな、六課を離れた後もそれぞれうまくやってるようだな。

 

 

 

 

 

 

「で、お前の他の姉妹たちはどうだよ?」

 

 会議が終わってルネッサの案内をギンガさんに、スバルへの挨拶をティアナに任せ、俺は自販機から冷たいコーヒーとジュースを取り出しつつチンクに尋ねる。

 チンクはああと頷き、ジュースを受け取りながら礼と答えを返した。

 

「みんな、もう施設を出ているよ。セインとオットーとディードは聖王教会に勤めていて、ノーヴェとディエチ、ウェンディはナカジマ家に引き取られた」

 

「そっちの意味でも姉妹になれたってわけか。トーレとセッテは?」

 

「あの二人もレティ提督が保護責任者になる形で施設から出て、今は御神司令たちや私と同じマンションに住んでる……今は司令たちとともに“()()()()()()()”を追っていて、ミッドにいないがな」

 

 笑みを薄めながら付け足した一言に、俺は「そうか」とだけ返した。

 御神さんたちはこっちにいないのか。チンクしか来てないからもしやと思ったが。

 こりゃ思ったより手こずるかもしれねえ。

 

「じゃあ()の方は? “あいつ”の近況もそろそろ聞きたいと思ってたところなんだが……」

 

「“あの子”も元気にやってるよ。今は中等科のオリエンテーション合宿に行ってていないがな。……ところで、ヴァイゼンから出張してきたそうだが宿泊場所はどうするつもりだ?」

 

「そりゃホテルに決まってるだろ。ティアナたちと同じホテルに泊まる予定だ。もちろん部屋は別だけどな。それがどうした?」

 

「い、いや、泊まるところがないなら紹介しようと思ったんだが――あてがあるならいいんだ! うん、気にしないでくれ!」

 

 チンクは顔を赤くしながら顔を逸らし、誤魔化すようにジュースを煽る。……そんなに喉が渇いていたのか?

 

 

『レツヤ君が来てるって!? だったらうちに呼んじゃいなさい! なんならいいホテルを紹介してあげましょうか? あそこは同意年齢を超えていればOKだし、私の名前出せばチンクの見た目でも入れるから♪ メガーヌとルーテシアが気づく前に既成事実を作らせておかないと――』

――作れるわけないでしょう!!

 

 先ほど母親(クイント)が告げた言葉が脳裏に蘇り、チンクは胸中で強く否定する。“同意年齢”って絶対そっち系のホテルだろう。

 

 

「しかし、フォワードとフィルダーの面々が半分以上集まってきてるな。明日にはエリオたちやルーテシアもここ(ミッド)に来たりするんじゃないか」

「――えっ!? ど、どうだろうな」

 

 冗談半分で言うと、チンクはうろたえながら答える。いや、だからなんでそんなに慌ててんだよ?

 

「――あっ、そうだ! セインたちが聖王教会にいるなら、あいつらを通した方が早いかもな。オットーやディードもベルカ語が読めるって聞いたことあるし」

 

「……? 確かにオットーとディードはドクターからベルカ語を教わったと聞くから少しなら読めると思うが、なぜそんなことを?」

 

 ただならぬ予感を察し、チンクは険しい顔で訊き返す。そんな彼女に頷き。

 

「ああ。実は至急、あいつらと教会に調べてほしいことがあるんだが……」

 

 

 

 

 

 

 第34無人世界・『マウクラン』。

 支局オフィス。

 

「ルー先輩、いっしょにご飯食べましょー♡」

 

「暑苦しい。離れて」

 

 休憩時間になった途端、抱き着きながら誘ってくる部下にルーテシアはげんなりした顔で文句を返す。しかし、部下は聞かずしばらく小さな上司に抱き着いたままだった。

 

「ちょっと、隊長迷惑そうな顔してるでしょー。それに隊長そっち系じゃないんだから。たしかミッドに彼氏がいるんでしたよね?」

「えー、ルーちゃん隊長に彼氏なんて早いよー。あと五年はあたしたちのアイドルでいてもらわないと♡」

 

「そんなんじゃないから。あと、いい加減ルーちゃんって呼ぶのはやめて」

 

 ルーテシアはジト目とすげない声色で年上の部下たちに釘をさす。しかし、彼女たちはまったく堪えていないようでニヤニヤと笑みを返すのみだった。

 最年少にもかかわらず小隊を任されてるせいか、同僚ばかりか部下たちからもアイドルやマスコットのような扱いをされており、事あるごとに弄られる日々を過ごしている。

 

(やっぱり出世なんてするんじゃなかった。あの母さんなら私がいなくても大丈夫だろうし、そろそろ異動願い出してミッドに戻るかヴァイゼンにでも行こうかな)

 

 そんなことを思いながらも食事を断ったら余計面倒なことになる気がして、渋々彼女らについていこうとしたところで通知音が響き、再生スイッチを入れる。すると、同い年の元同僚にして親友二人――別世界の『辺境自然保護隊』に勤めているエリオとキャロが映った。

 

『ルーちゃん、今大丈夫?』

『忙しいならまた後にするけど』

 

「大丈夫。見ての通り食事に行くところだし、大した話もしてないから」

 

 ルーテシアは弁当箱を見せながら首を振り、部下たちを放置したまま「どうしたの?」と尋ねる。

 エリオは状況を察して苦笑し、キャロは気づかず無邪気な笑みを浮かべたまま続けた。

 

『実はさっきスバルさんから連絡があったんだけど、ティアさんとレツヤさんがミッドに来てるんだって!』

 

「――!?」

 

 久しく会ってない想い人の名前が出てきて、ルーテシアはかっと目を見開く。それを見て部下たちがニヤついているのが見えるが、無視無視。

 

『それを聞いたミラさんとタントさん*1が休暇を出してくれて僕とキャロもミッドに里帰りすることになったんだけど、ルーもよかったらどうかなって』

 

『やっぱり忙しいかな?』

 

 不安そうに尋ねる二人にルーテシアは一週間分の予定と書きかけの書類が映ったモニターを開き、首を横に振った。

 

「大丈夫。こっちはそんなに事件とか起きないし、今の仕事も()()()()()()()()から。明日にでもそっちに行ける」

 

 得意げな笑みを向けるルーテシアに、エリオは目を見張り、キャロは笑顔を浮かべる。

 そんな親友たちにまた明日会おうと告げながらルーテシアは通信用のモニターを閉じ、弁当箱と水筒をしまいながら再び腰を下ろした。

 

「ごめん。私は今から仕事に戻るから食事はパス。それと明日から少し休暇を取るけど、私がいないからってサボってたら承知しないよ!」

 

 厳しい忠告を残し、ルーテシアは凄まじい手つきで書類を埋めていく。そんな上司を唖然と眺めながら部下たちは小声で囁き合った。

 

「ルー隊長、やっぱり凄いね」

「うん。こういう時は上官って感じがするかも」

「でも、そう言うところも含めてカワイイんだけどね♡」

 

 

 そんな感じで、ルーテシアはその日の定時までに受け持ちの仕事を終わらせ有休も勝ち取り、帰宅後は母親に冷やかされつつ故郷に戻る準備を済ませるのだった。

*1
自然保護隊の隊員でエリオとキャロの上司




次回はオリジナル回です。
番外編ながら後のシリーズに繋がる最も重要な回かもしれません。
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