嫌な夢を見て、下がりつつある作者モチベアップに感想、評価お待ちしてまーす☆
「「…………」」
「…………うるさい」
扉の前に仁王立ちしていた少女こと更識簪はその一言だけを残し戻っていった。どうやら隣の本音の部屋に遊びに来ていたらしい。
「簪ちゃん、激オコだったわね」
「刀奈姉が騒がしくするから」
「だって嬉しかったんだもん」
「分かったから……それで用事は終わり? 俺トレーニングの時間なんだけど」
「うん。また詳細決まったら連絡するね」
そして刀奈姉は帰っていった。隣の部屋を気にはしていたが、さっきの事もあってか本音の部屋には寄らずに。
隣のおにいちゃんの部屋が騒がしい。この声は楯無様が来てるのかな? かんちゃんと一緒に【Nature's】のPV集を見ていたらうるさくなって、かんちゃんの表情が曇ってきて――あっ、立ち上がって出て行っちゃった。
多分だけど、おにいちゃんの部屋にクレームしにいったんだろうなぁ〜流石に何話してたのかまでは聞こえなくても、響くレベルで大声出してたもんなぁ〜楯無様――あっ、戻って来た。
「お帰り〜かんちゃん。やっぱり楯無様が来てたの?」
「…………二人で抱き合って何かしてた」
「ありゃりゃ……(おにいちゃんったら何してるんだか……これじゃますます…………)」
相変わらず楯無様は積極的におにいちゃんにアプローチ掛けてるみたいだけど、おにいちゃんはかんちゃんの事が好きなんだよね……傍から見たらおにいちゃんと楯無様が付き合ってるみたいに勘違いされてるけど。
何でこうなっちゃったかな〜? 昔はかんちゃんもおにいちゃんの後ろに付いて回ってたのになぁ〜。
そして時はIS学園学園祭。
俺は本音と簪と三人でIS学園にやってきた。IS学園学園祭は一般開放は無く、ゲスト枠以外は生徒一人につき一枚配られる招待券を持っていないと入れない。
刀奈姉と虚姉、あと一枚は生徒会の三年の先輩が呼ぶ人がいないからとくれた三枚で俺達はIS学園に入っている。俺はゲスト枠で入る事もできたのだが、簪がいる手前一般招待券で入る事になった。
何故そうなったのか……実は簪は俺が【Nature's】のボーカル【NAO】だということを知らない。簪が【NAO】の大ファンで、公式ファンクラブには勿論、グッズやポスターなども買い漁るレベルの熱狂的大ファンなのを知っている。
だけど簪には【NAO】ではなく、布仏尚人として俺を好きになって欲しいという俺のちょっとしたワガママから回りには黙って貰っている。
なのに日を増すごとに簪の俺への態度は悪くなる一方通行……因みに関係者以外で【NAO】が俺だと知っているのは家族と刀奈姉(楯無様)だけのはずである。【NAO】の話をしてる時はあんな笑顔で可愛いのに、それ以外は返事はしてくれるけど素っ気ない対応……どうしてこうなった?
「ごめん。ちょっと虚姉からの呼び出しだ。ちょっと行ってくる」
「虚さん? 私達も一緒に行こうか?」
「えっ? アァ……楯無様も一緒みたいだけど良い?」
「……お姉ちゃんも……いや、本音と待ってるね」
「…………」
スペシャルライブの時間が近づいてきたところで虚姉から呼び出しがきた。簪達には悪いと思いながらも、俺はうまいこと言ってその場を後にした。
「…………はぁ」
「……かんちゃん」
虚姉と合流して、ドタバタと準備して俺はライブ会場近くに控える。勿論身バレしないように変装はしていて、顔には狐の仮面を着けている。
前の出し物が終わり、会場内は一度暗闇に包まれる。そこにスポットライトに照らされた生徒会長の刀奈姉が現れて、MCを始める。そして曲が鳴り始めたと同時に俺は会場へと足を踏み入れた。
この時はその後、あんな事になろうなんて誰が予想できたか……俺の世界はここから大きく変化を迎える事になるのだった。
「速報です! 世界的人気バンド【Nature's】が活動休止を発表!」
そのニュースは一瞬にして世界を駆け巡る……ボーカルの名前以外全てが秘密に隠された謎のバンド。世界をその歌声と音楽だけで魅了したバンドは突如としてその姿を消した。
仏の喫茶店にて
マ「二人はC○C○'Sの朝食バイキング行った事あります? 私今日朝行ってきたのですが今日は何故かいつもはないハンバーグ(※豆腐ではない)とかきな粉餅とかがあって豪華だったんです! たまーにコスパ超えてくるよあのお店…………千円以下なのに」
助「何一人たら福食ってきてるのさぁ! 私は本音ちゃんとここでモーニングセットだったのにぃ〜」
ウォ「○O○O'S……これは浮気ですかマスター?」
マ「今朝も本音ちゃん来てたの!? クッ、これは判断を誤ったか……」
ウォ「昨日はお楽しみでしたね?」
マ「なっ、ナンダト……!?」
助「うふふふふ……昨日は本音ちゃんお持ち帰りぃ☆しちゃって、一緒にお風呂入って、一緒に眠ったのさぁ♡」
マ「なんとぉ!? ウラヤ――羨まけしからぁーーん!!」
助「本音ちゃん……凄かった…………♡」
マ「詳細詳しく!」
助「変態さんには秘密だよ★ ウォルターさん!」
ウォ「他店への浮気行為に変態行為……弁解の余地はありませんね……#」シャラリ★……ピンッ!
「執筆は済ませたか? 投稿の予約は? カンヅメ部屋でガタガタふるえて手だけ動かす心の準備はOK?」
マ「待て、ウォルター! 話せば分かる!!」
ウォ「御然らばです、マスター」
マ「あぶし!?」
助「パーフェクトだよ、ウォルターさん!」
ウォ「感謝の極み」