インフィニット・ストラトス〜消えた歌姫〜   作:仏のマスター

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過去ドイツ話はここまで!


36 ラウラちゃん

 ベットから飛び出してきたその人物は…………

 

「――!? 服を着ろぉぉぉぉぉ!!」

 

 透っけ透けな白いネグリジェ姿で、とても目のやり場に困る格好であった。

 

「…………(ピ、ピンクがぁぁぁぁぁ)」

 

 何がとは言わない。

 

 

 

 

〜束、お着替え中〜

 

 

 

 

「……もう良いですか?」

「もう……別にナオ君なら見ても構わないのにぃ〜……はい! 着替えたよぉ〜☆」

 

 この人はホントにもう……ホントにもう……ホントに……もういいや。

 

「で? 何しにきたんですか?」

「夜○?」

「俺の年齢分かってます?」

「アハハ……それは半分冗談として……『…………(半分なんかい!)』……さっきのやつね〜★」

 

 やっぱりそれか。

 

「いいの? ナオ君が望むなら束さん頑張っちゃうけど♪――てか、ちーちゃんが教官した一年の間、たまたまちょーっと構って貰えただけで愛弟子とかフザケてるよね〜こっちは何年友達やってると思ってんだって話だよ!」

「まぁまぁ、事を荒げるつもりは無いので穏便に……」

「フン★今度ナオ君に手出したら本気でドイツのIS全停止させてやるんだから!」プンプン#

 

 どうか二度とあの副隊長の子と会いませんよーに…………そんな風に思っていた時期もありました。

 それが今…………

 

「布仏尚人! 私と勝負しろぉ!」

「えっ、やだ」

「次はこの私が――って、ナゼだぁ!?」

「おにいちゃん、おにいちゃん、詳細はよ〜」

 

 ナゼもなにも、この子あれだけ隊長さんが説教してたのに(束さんの件も含め)分からなかったのか? あと本音はちょっと待ってくれ!

 

「隊長の人に言われて諦めたんじゃなかったの?」

「隊長? 隊長は私だ!」

「そうじゃなくて……(そういえば楯無様がドイツの隊長と副隊長が入れ変わったらしいって言ってたな)」

 

 なんて言えばいいか悩んでいたら、突然教室の扉が開き…………

 

「ジャッジャーン♪ 呼ばれて参上! 束さんだよぉ〜☆」

「いや、呼んでない呼んでない」

「私が呼びました――『クロエさん!?』――ウフフ」ニコリンコ☆

「なっ!? ナゼに篠ノ之束が!?」

 

 あれ? 今束さんがIS学園で働いてるの知らなかったのかな?(打倒布仏尚人! に集中し過ぎて知らなかった様である)てか束さんとクロエさん、笑顔なのに黒いオーラが後ろに見えるのは気のせいでしょ……じゃないよね……はあぁぁぁぁぁ。

 

「そんなクソデカため息つくナオ君にプレゼントだよっ♪」

 

 渡されたのは一つのスイッチ……いやまさか?

 

「IS停止スイッチィ〜☆」

「コレは尚人様がポチッと押せば、ドイツ製のISのコアを全て停止させる事ができるスペシャルアイテムになりま〜す☆」

 

 クロエさん解説ありがとう!――てか、本気でそんなもん作ってたんかい!? 

 俺にスイッチを渡された段階で口をアングリと開けたボーデヴィッヒさんの表情から血の気が引いて青ざめていくのが分かった。

 

「うっ、うううっ……やぁだぁぁぁぁぁ〜戦えぇぇぇぇぇ〜試合しろぉぉぉぉぉー!!」

 

 さっきまでのクールさは何処へと……もはや只の駄々っ子モードになってしまった。

 

「あはは……何か逆にボーデヴィッヒさんが可哀想な子に見えてきたよ」

「おにいちゃんがボッチーを泣かせた〜」

 

 二人の台詞はとりあえず一旦無視して、先ずはこの危険物(IS停止スイッチ)をどうにかしないとと俺は考えた。

 




忘れちゃいけない……この作品はラブ【コメディ】であることを!……笑
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