インフィニット・ストラトス〜消えた歌姫〜   作:仏のマスター

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結局戦う事になった二人……結果は如何に!?


39 尚人vsラウラ ……?

 あれから……結局俺は織斑先生立ち会いで、ボーデヴィッヒさんとIS戦と肉弾戦の2戦を行う事となった。

 そしてそれが今日…………

 

「教官! 見ていて下さい! この日の為に地獄の特訓を成し遂げた私の実力を!!」

 

 ヤル気十分なボーデヴィッヒさんに対して、俺はまた楯無様から生徒会室を出る時に「分かってるわよね?」と言葉を頂いた。(因みに今回は負けたら分かってんだろうなぁの意味合いで再び取った尚人に対して、楯無はサッサとボコして帰ってきて仕事手伝って☆の意味合いで言った様です)

 今日の俺のノルマも終わってないし、今回は手加減無用でなるべく一気に決めて戻らないとな……そんな気持ちで先ずはIS戦だったのだが…………

 

「プギャッ!?」

 

 勝負はホントにアッという間についてしまったのだった。

 簡潔に話すと、開始早々、ボーデヴィッヒさんは専用機の特殊能力の慢性停止能力(アクティブ・イナーシャル・キャンセラー)で俺のISの動きを止めて、レールカノンで連射してきたのだった。

 

「フハハ! もう終わりか? 他愛もな――にぃ!?」

 

 ほぼ無傷の俺……シールドビットで防いだと同時に、俺はボーデヴィッヒさんの頭上にビームビットを囲う様に展開し、驚くボーデヴィッヒさんにレーザーで集中砲火をくらわせたのだった。

 シールドエネルギー切れにより俺の勝ちとなる。

 

「ナゼだぁ!? レーゲンの能力でお前は動けなかったはず!?」

 

 確かに蒼龍の機体本体は動かなかったのだが、AIによる半自動操作であるビットは対象外となったのか普通にソーちゃんへの思考操作で動いたのだった。(ラウラの機体の欠点として対象一体しか停止できないのと、その間自身も動けないのがアダとなったと思われる)

 

「その程度の結界で私まで捉えられると思わないことだぁ〜☆」とソーちゃんのお言葉でした。

 

 

 

 

「ぐぬぬぅ〜だが次が本番だ!」

 

 IS戦は肩慣らしと、機体性能に差が出ただけに過ぎないと諦め、次の肉弾戦が本命だ! 前回のリベンジを果たし、織斑教官に私を認めて貰うんだ!

 

「プギュッ!?」

 

 教官のスタートの合図と共に飛び出した私は……次の瞬間再び床に大の字に寝かされていた……そんな、前回より遥かに私の肉体スペックは向上してるし、奴が得意とする合気にもしっかりと対策をしてきたつもりだったのに…………

 

「尚人に打撃でなく組みで挑むとは、選択を誤ったなボーデヴィッヒ」

 

 私をチラリと見てそう言った教官は、ニヤリと笑い次の瞬間にはヤツの方を見ていた。

 

「また腕を上げたようだな尚人……今の動き、初見なら私も投げられていたかもしれん」

「いえいえ、俺なんてまだまだですよ」

「謙遜を……なら久々に私の相手もしてもらおうか?」

「いえ、結構です」

 

 教官からの誘いを即答スルーなど何と勿体ない事を!? とこの時の私は思っていた。

 

「あぁ〜ここのところどっかの男がIS動かしたばかりに事務仕事ばっかで体を動かせて無いんだよなぁ〜布仏尚人君?」

「弟の一夏君が動かしちゃいましたからね〜」

「一夏は私の弟ともあって余り他国も強くは言ってこないからまだ楽なんだがなぁ〜布・仏?」

 

 何故だろう……体が震えだした……コレは織斑教官のプレッシャーか!?

 

「……はぁ。一回だけですよ? この後、生徒会の仕事がまだあるので」

「まぁ良かろう……ラウラ見ておけ。お前らの世代での最強クラスがどれ程かをな」ニヤリ

 

 私は自身が己惚れていた事を後悔した…………

 

「アハハ……こんなのもう人の戦闘の範囲じゃない」

「だよね〜★ちーちゃん多少動き鈍ってるけど、ほぼ全力だしね〜☆」

「――篠ノ之博士!? いつの間に!?」

 

 声を掛けられるまで気づかなかった……この私が……それに殆どを目で追えないでいる私に対して、篠ノ之博士は見えているというのか?

 

「あっ、そろそろ決着つきそうだよ!」

 

 激しい衝突音の後に、そこには膝をつく布仏尚人の姿があった。

 

「やはり打撃はまだまだの様だな」

「ハァハァ……クソッ! まともに組ませてもらえなかった」

「私だってお前と組んだら危険なのは分かっている。対策をしていないとでも思ったか?――ん? 束も来ていたのか」

「流石の二人だねん♪もう人の領域辞めてるよね☆」

「俺はまだ人間の範囲内だと思ってるんですけど、お二人と違って……ね」

 

 そう言って制服を正した布仏尚人は立ち上がり出て行こうとする。

 

「まぁ、全力の私と正面から殴り合えるヤツは束くらいなものだろうな」

「…………(なんだと?)」

 

 篠ノ之博士も……そうなのか?

 

「流石無敵の最強人外モンスターコンビ」

「あぁ〜ひっど〜い★こんなか弱いカワイイ女の子に向かってさぁー#」ぷんすかぷん

「か弱い……?――『あっ、ちょっとイラッときたんだよぉ〜』――ウワッ!?」シュン!

「私も一稽古つけてあげるよ♡」

「私も付き合ってやろう♪」

「いやいや、待って! 俺生徒会が――『『問答無用!!』』――二人同時とか無理ゲーだからぁーー!!」

 

 私はこの光景を一生忘れる事は無いだろう……世界は広い……上には上がいるのだ……そして、特に日本には手を出してはいけないのだと本当にこの時理解したよクラリッサ。

 




楯無)遅い!!
虚)……やけに制服がボロボロになってるわね。
尚人)アハハ……

 生徒会室に着いた尚人は……疲労困憊と言ってもいい状態であった。

楯)まさか負けたりしたんじゃないでしょうね?
尚)いや、勝ったけど……織斑先生と束さんが便乗してきて……ね。
楯)アッ……(察し)
虚)尚人、今日は帰って休みなさい。後、制服をクリーニングに出すのも忘れないようにね。
楯)エッ?(察したくない)
尚)いや、でも――「良いから!」
楯)エッ!?(今日は本音ちゃんも居ないのに!?)
尚)ありがとう。

 そして生徒会室を出ていった尚人。その時、楯無は気づいた。

 ガシッ。

虚)何処へ行くつもりですか? 会長?▼?#

 その日遅くまで生徒会室の明かりが消える事は無かった。




お気に入り150人なりましたが、今回はまだできておりません( ;∀;)書き上がり次第でお待ち下さいm(_ _)m
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