景虎と行く、聖杯探索 作:ぐだぐだイベの復刻ください
主人公に関する設定が色々決まっており、辻褄がおかしくならないようにしっかりと調べました。そして調べて得ることのできた情報からこれを書いていますので、もし間違いがありましたら申し訳ありません。
景虎は夢を見た。
景虎はだれかは分からないが、誰か別の人物の視点で、その人物の記憶を見ているのだと直感した。
目の前には知らぬ女。
女はこちらを睨みつけて叫んでいる。
“いい加減わからないの!?”
“ お前の人生はお前のものじゃない!!”
凄まじいほどの怒り方だ。
まるで大事な宝物に傷をつけられたかの様にこちらに、記憶の持ち主に向かって怒鳴り散らし殺す一歩手前の如き剣幕で詰め寄りその襟を掴み上げる。
“お前は上杉謙信を降ろす為の大事な生きた素材なの!”
“お前はじきに上杉謙信になるのよ!”
“ 毘沙門天の加護を私達に与えるための大切な人柱なの!”
女がこちらの頬を叩く。
そして襟を掴んだまま後方に投げる。
“ほら、そろそろ上杉謙信を宿すための魔術が安定したでしょう?儀式の時間よ。”
女は嗤う。愉快そうに、これ以上楽しいことはないと言ったように笑う。
“これで煩わしい日々も終わりよ!儀式が終わった頃には言いなりの毘沙門天の化身しか残らない!私達の悲願がようやく……!アンタを育ててやった甲斐が……へ?”
女の腕が切り飛ばされる。
女の蔑むような目が恐怖に見開かれる。
“やめなさい!誰が育ててやったと思って……”
首が飛ぶ、そして血が舞い散る。
女の首を切り飛ばした刀には見覚えがあった。鍛え直された八華の備え、無銘の宝刀。
それを鞘にしまうと、歩き出す。
そして襖を開ける。
畳張りの大広間で何十人もの老若男女が頭を下げた。
その棟梁らしき人物が叫んでいた。
“おぉ、その笑み!まさしく記録に残された謙信そのもの!素晴らしい!これで我が家は……“
男の腹に刀が突き刺さる。
男は希望に満ちた表情のまま事切れた。
広間に混沌が伝染する。
我先にと逃げ出す者たちに刀が振るわれる。
残ったのは血の海、逃げ出したものも少なくはなかった。
それでも、死んだものの方が多かった。
「っハハハ……」
記憶の持ち主が乾いた笑いを溢す。
「ハハハハハ!ハハハハハハハ!!上杉謙信!俺は……貴様とは違う。」
血に反射して見えた彼の顔は、憎悪と決意に溢れて、それでもなお笑っていた。
場面が切り替わる。
“君、時計塔に来るか?”
長髪の男が記憶の持ち主に問う。
「あぁ、いいだろう。魔術……上杉謙信ならば扱わぬ技だ。」
そうしてまた場面が切り替わり、次に映し出されたのは英国的な日本では滅多に見ることのない風景だった。
目の前の誰かは記憶の持ち主に言う
“貴方、カルデアに来なさい”
そこで、景虎はある男の過去の夢から醒めた。
読了ありがとうございました!
初めてぼかしを使ってみたんですがどうですかね?
少し短めですが今日二本目なので許してください。
魔術関係とかがいくら探しても出てこない情報とかもあって苦労しました。
矛盾はない……はず。
以前の投稿に書いてくださった感想が結構良いとこに目をつけてくださってて、どう返信したものかと考えている内に削除してしまったみたいで、申し訳ないことをしました。とても良いところに目をつけてくださってたので変なことをポロリしないような回答をしたかったので少し考えていたのです。大変申し訳ない。
原作の大幅コピー(規約違反)に引っかかるのが怖いので本作主人公が活躍しない部分は……
-
省略してええで(^^)
-
関係ない、書け(DIO風味)