景虎と行く、聖杯探索   作:ぐだぐだイベの復刻ください

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書くのが楽しすぎて忙しいのにペースが落ちません
前回でようやく原作のストーリーが始まりました
ここから色々と考えてる部分と考えてない部分ございますので
よろしくお願いします。
上杉謙信が……当たりません(血の涙)


燃え盛る街にて

レイシフトの光が消え失せると、そこは燃え盛る街中だった。

 

「ランサー?聞こえるか、ランサー。」

「何度も呼ばずとも聞こえてますよ。それと、真名で呼んでくれません?」

 

謙道の呼びかけに答えて現れた景虎は、どこか不満そうにそう言った。

 

「先程の状況から考えてここは特異点F、どこに盗み聞きをする輩がいるかもわからん状態でそう易々とお前の名を明かすわけにはいかない。とりあえずは周囲の探索を優先する、手伝ってくれ。」

 

謙道が歩き出すと景虎はその後ろで周囲の警戒半分、興味半分といった様子で周囲を見渡しながら謙道についてゆく。

そしてしばらくした頃

 

「……マスター、あのコンビニ跡にお酒とかありませんかね?」

「諦めろ。」

「はぁい。」

 

と、他愛のない雑談をしながら竜牙兵を蹴散らしつつ歩いていると、景虎が足を止める。

 

「マスター、あれは助けに入る必要有りじゃないですか?」

 

景虎の目線の先では、シャドウサーヴァントと戦闘を行い苦戦しているマシュと藤丸、そして後方で怯えるオルガマリーの姿があった。

 

「そうだな。」

 

謙道がそう返すとおそらく準備していたのだろうという速さで景虎が放生月毛を召喚する。

 

「さぁ!乗ってください!」

 

謙道が景虎の手を掴むと、景虎は半ば謙道を引きずるような勢いで放生月毛を走らせる。そして、シャドウサーヴァントがオルガマリーを狙って放った一撃をその宝槍で弾き飛ばす。

 

「マスター、この方々を守っていてください」

「わかった。油断するなよ」

 

景虎は軽く頷くと宝槍を構える。

シャドウサーヴァントは先手必勝とばかりに自らの速度を駆使して景虎へ迫る。しかし、サーヴァントである時には驚異的だった速度もシャドウとなり、さらに相手が長尾景虎という日本においての知名度は上位を誇るサーヴァントの前では難なく弾き飛ばされる。

 

「……っ!?」

 

シャドウサーヴァントは驚愕した一瞬の虚を突かれて霊核を貫かれ、チリとなって消滅した。

 

「終わりましたよ、マスター。劣化サーヴァントが相手でも越後の龍にかかればこんなものです!」

「そうだな、よくやった。」

 

胸を張ってわざとらしく言って見せた景虎を謙道はいつも通り流した。

その時、オルガマリーが安堵の声を漏らした。

 

「タツマサ!生きてたのね!あぁ、よかった。あなたがいるならきっと生きて帰れるわ……。近距離戦において時計塔最強、ですものね?」

 

自信満々だったオルガマリーは話しながら少しずつ自信を失い、最後には不安そうに謙道に問いかける。

 

「そうだな、雇われてこの仕事を請け負ったからにはこの命を賭してもお前を生かすさ。」

 

そう言い切ったその時、立花の通信機がカルデアの通信を拾う。

 

『立花ちゃん!無事かい?』

「謙道さんが来てくれたから私たちは無事だよ」

『謙道君がそっちに!?なら心強い!さっきと同じ反応がそっちに向かってる!交戦準備をしてくれ!』

 

現れる髑髏面のシャドウサーヴァントに景虎は宝槍で応戦するが、髑髏面のシャドウサーヴァントはそれをひたすらに回避し続ける。

 

「危ウイ、もう一人ヲ連レテキテ正解ダッタナ。」

 

次の瞬間、謙道は目にも止まらぬ速さで抜刀し背後に向かって剣を振るう。鈍い金属音が鳴り響き、背後から迫っていたシャドウサーヴァントの槍を受け止める。

 

「──ハ。ハハハハハハハハハハ!」

 

嗤うシャドウサーヴァントへ謙道は再度斬撃を放つ。

しかし、劣化しようともサーヴァント、魔術を使わない単純な謙道の実力のみの一撃は難なく受け止める。

 

「──ハ。ハハハハハハハハハハ!」

 

嗤い続けるシャドウサーヴァントはこちらの番と言わんばかりに槍を振るう。それを謙道は強化の魔術を発動して受け止め、シャドウサーヴァントの槍を弾き飛ばす。

弾き飛ばされた槍の代わりの槍を背中から引き抜こうとするシャドウサーヴァントの首が両断され、笑い続けていたシャドウサーヴァントは塵と化して消え去った。髑髏面のサーヴァントが景虎の宝槍に貫かれて消えたのもほぼ同時だった。

 

「これは出て行くタイミングを逃したかねぇ。」

 

声が聞こえると同時にマシュと謙道、そして景虎が一斉に戦闘体制に入る。

 

「おいちょっと待て!俺は敵じゃねぇよ!」

 

その言葉と共に姿を現したのは、青い長髪を後ろでまとめ、大きな杖を持った男だった。




↑の前書きを書いたのが昨日から一昨日くらいなのですが
まだ謙信当たりません。
今回も読了ありがとうございます。
ストーリーはオリ主が関わる関係上、セリフ等々すごく変わるんですが
大まかな流れはほとんど変えないつもりでいます。
一応ここは変えようと思っている点は一つあるのでそこは変えます。

原作でのイベ時空的な本編無関係の時事ネタ回いる?(クリスマスとか)

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