景虎と行く、聖杯探索 作:ぐだぐだイベの復刻ください
上杉謙信は無事にLv.100のスキルマになりました!
サーヴァントが多すぎて全キャラを完璧には書けないので
今回や次回以降、少しキャラが崩れてるかもしれません。
本編読んだり、マイルーム会話聞いたりして頑張ってますが
多少はお許しください。
今回もお楽しみいただけたら幸いです
謙道が目を覚ますと、木に寄りかかっていたはずの体は横たわって上を向いている。
しかし、頭は地面に付いていないらしく痛みはない。
ついでに言うならば謙道の体には景虎の下半身を草摺のように覆い隠していた布が毛布のように被せてある。
「……これは何の真似だ?景虎」
「中々に寝苦しそうな様子でしたので、私なりの気遣いです」
「……そうか」
謙道はすぐさま起き上がると毛布になっていた布をすぐさま景虎に渡し、カルデアに通信を繋ぐ。
「聞こえるか?藤丸達は今どこだ?そろそろ合流を図る必要があるだろう」
『そこから丁度、今あなたが向いてる方角に500メートルよ。立香達にもその場で待機するように伝えておくわ』
そんなオルガマリーの声に感謝を告げて謙道はカルデアとの通信を切る。
そして、景虎に一言だけ声を掛けると、振り返らずに歩き出す。
「景虎、今のうちに言っておくぞ。……俺はお前に気遣われなければならんほど、弱くはない。覚えておいてくれ」
「?……わかりました、?」
二人は沈黙のまま、森の中を歩む。
今までにない異質な空気だったが、その道ゆきは順調だった。
……眼前で喧嘩を繰り広げるサーヴァント二人と遭遇するまでは。
「元はといえばアンタが悪いんでしょ!」
「おやおや、なんのことだか分かりませんね」
「あーもう!どうしてくれるの!アタシたちきっと一生迷子よ!」
「そうですね。仕方がありません。いっその事この森一帯燃やして──」
静かに隠れてその会話を聞いていた謙道だったが、着物の少女の聞き捨てならない台詞と共に舞い始めた火の粉を見るや否や刀を抜いて少女の首に突きつける。
「それをされると困る。その炎を仕舞っていただこうか?」
「……あら?もしやこの森の出口を知っていらっしゃる方ですか?」
「仲間と合流してから出るつもりだ。」
「それなら、わたくしたちも連れて行ってくださいませんこと?二人ともサーヴァントですから、きっとお役に立てます」
「……真名は?」
「バーサーカー、清姫と申します」
赤髪の少女は数秒の逡巡の後、清姫に続いて名を告げたが、その真名が清姫の時点で眉を顰めていた謙道の表情をさらに険しくした。
「アタシはランサー、エリザベート・バートリーよ!ちょっと、なんで顔を顰めるのよ!」
「あからさまに狂気的な逸話を持った二人組だったからだ。それ以外の理由なぞあるまい」
「おや、わたくしたちのことを知っていらっしゃるのですか?」
「あぁ、一応一通りは知ってるつもりだ」
「そうですのね。なら……えぇ、今のところ嘘をついていないあなたは賢い方です。くれぐれも、わたくしの前で嘘はつかないでくださいましね。わかりますから」
「……俺とは絶望的に相性が悪いな。俺には俺の事情があって吐かなきゃならん嘘もある。多少は大目に見てくれ」
清姫は、少しのため息の後に頷く。
そして、少しの沈黙の後に口を開く。
「……もしや、あなたが安珍──」
「違う。もし俺があの男ならあそこで嘘なぞ言わん」
「っ、そうですか。嘘の無い返事、ですね。わかりました」
「よし、じゃあ目的地まで行くぞ。はっきり言って、サーヴァント二人を仲間にできたのは心強い」
エリザベートと清姫の二人にそう伝えて、謙道は朝方からの険しい表情のまま、道を進んでいった。
謙道の表情の理由を理解できないまま、不思議そうな顔をする景虎。
安珍の生まれ変わりであることを嘘のない言葉で否定されて少ししょんぼりとした清姫。
未だ、真名を言った途端に眉を顰められたことに文句を言うエリザベート。
そんな四人で、立花たちの元へ向かうのであった。
読了ありがとうございました!
景虎さん……早く巡礼の祝祭に来ないですかねぇ
原作の大幅コピー(規約違反)に引っかかるのが怖いので本作主人公が活躍しない部分は……
-
省略してええで(^^)
-
関係ない、書け(DIO風味)