景虎と行く、聖杯探索 作:ぐだぐだイベの復刻ください
受験期に入る半年前ほどから、勉強以外の行動への周囲からの目が厳しくなったことや、実際受験に専念すべきと考えたこともあり投稿をやめておりました。無事入学し、生活も安定し始めましたので、少しずつ投稿を再開したいと思います。
ただ、バイトなど生活リズムが大きく変わる出来事がいくつかあったので、投稿頻度は低いと思います。
藤丸立花とマシュの二人が敵軍の将でありバーサーカーのサーヴァントでもあったカリギュラを退け、一行はネロに案内されてローマへとやってきた。
ネロは五人を客将として迎え入れ、藤丸立花は総督の地位を与えられた。
「うちのマスターにも総督の位、あって良いと思いません?」
わざとらしく謙道に囁く景虎に、彼は
「俺は指示役より前線が好みだ」
と一言だけ返答した。
その後、一行はエトナ火山で要となる霊脈を確保し、ローマに戻ると同時にネロと共にガリアへと赴くことになり、その戦闘力の高さから景虎と謙道の二人は最前列を歩くこととなった。
その道すがら、ネロが立花へこっそりと
「……不躾な質問をするが、あの二人は兄妹なのか?」
と、先頭を歩く謙道と景虎を指して問う。
その質問はイエスかノーで言えば簡単に答えられる、しかしあまりにも二人の本質に迫るものであったが故に立花は答えに迷った。
ネロは言葉を続ける。
「あの二人は、仕草も何もかもが似ている。剣を振るう時に最も華やかに笑うところまで瓜二つだ。あれは……」
「順序が違う。同時に生まれたから似ているのではない、俺が彼女と同じになるように育てられたから似ているんだ」
「──な、それは……」
「気にするな、仲間にはもう話したことだ。……これは俺自身の問題だ、余人が気を揉む必要はない」
そう言って彼は再びネロに背を向け先頭を歩き出す。
「マスター、地獄耳ですねぇ」
「いや、ネロ皇帝の声が大きかっただけだろう。普通に聞こえたぞ」
先ほどの、ネロにとってはかなり衝撃的な事実を話したことなど気にしていないかのように、先頭の二人は言い争いをしながらまっすぐ進んでいく。
「……藤丸立花よ、余はもしや聞いてはならぬことを聞いたか?」
「いえ、二人の間ではある程度解決してる?っぽいので、たぶん大丈夫です!」
「その通りです。もし、許せない失言だったなら、謙道さんは刀を抜いていたと思います」
「なっ!?」
マシュの言葉を聞いて、ネロは思わず飛び上がりそうになった。
(なんたら野蛮人か、そのような人間が従うカルデアの魔術師とは一体!?)
マシュの発言には日本の武士、そして武士道や無礼打ちなどに関する重大な誤解が含まれているのだが、ネロはそれを知る由もなく……こうして本人が知らない間にネロと周囲のローマ兵たちへ謙道への畏怖が募っていくのであった。
そうしてガリアにたどり着くと、そこに待っていたのはブーディカとスパルタクスという二騎のサーヴァントだった。
「……ねぇ、なんであの二人にスパルタクスの相手をさせたの?」
「言い方は悪いが、未熟なあの二人にはバーサーカー程度が丁度いい。複数を一気に相手するよりも先に、一対一を完璧にするべきだろう」
「へぇ、それで?私と話すためにここにいる、って雰囲気じゃないよね。何するつもり?」
「簡単だ、手合わせ願おう」
謙道は刀を構える。
正気かと疑うような目をするブーディカに、謙道の斜め後ろに控えていた景虎が
「こういう人なんですよ。でも、狂ってるってわけじゃなくて、サーヴァントと渡り合える力があるからタチが悪いんですよねぇ」
「へぇ、そんなに強いんだ。ただの人なのに?」
「そこは安心してもらって構わない。調整をしたばかりなのでな、少し対サーヴァント戦闘に付き合ってもらいたい。良いか?」
「……はぁ、はいはい。じゃあ、あっちはスパルタクスに任せて、こっちは君を試すとしようかな!」
ブーディカが剣を引き抜く。
同じように槍を取り出そうとした景虎を謙道が手で制する。
一対一、あたりに剣呑な雰囲気が漂う。
一方で、管制室のロマニはそっとポップコーンを取り出すのであった。
原作の大幅コピー(規約違反)に引っかかるのが怖いので本作主人公が活躍しない部分は……
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省略してええで(^^)
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関係ない、書け(DIO風味)