景虎と行く、聖杯探索   作:ぐだぐだイベの復刻ください

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オルガマリー・アニムスフィアが父より跡を継いだカルデア。
そこに招待したのは……


本編
行くはカルデア、出会うは虎


「貴方、カルデアに来なさい」

「……は?」

 

開口一番、向かいの席に座る女、オルガマリー・アニムスフィアが言い放ったのはそんな一言だった。

彼は謙道龍正。

代々強化の魔術を極めることで根源に至ろうとする、近接戦闘ならば右に出る者はなしといわれる一族の魔術を継ぐ魔術師である。

 

「タツマサ、だったかしら?貴方のような戦闘特化が必要なのよ」

「別に俺じゃなくたっていいだろう」

「貴方、自分の周りからの評判を分かっていないの?誰にどう聞いても、最も近接戦闘に長けた魔術師は貴方よ」

 

そこから色々と問答がありつつも、最後には龍正の方が折れ、龍正はカルデアへと向かうこととなった。

 

………………

カルデアに到着した俺は後からカルデア入りしたこともあり、Bチームのリーダーに割り振られた。

急に変わった環境に戸惑いながらも日々を過ごしていたある日、オルガマリーは俺にサーヴァントを召喚するように言った。

 

「近接戦闘に長けた貴方にサーヴァントをつけることでこのカルデアへの奇襲などの最悪の場合に備えてもらうわ」

 

その判断に特に反発する必要性も感じなかった。

するとオルガマリーが言う

 

「でも、まだこのカルデアの召喚式は完全に運用できる状態じゃないの。だから、こちらから魔力のサポートはするけれど、貴方には極東の聖杯戦争と同じようにカルデアを介さず直接、サーヴァントと契約してもらうわ。構わないわね?」

 

俺はその言葉に首を縦に振る。

そしてそこから数時間もしないうちに英霊召喚の準備が整えられ、後は俺が詠唱を唱えれば英霊が召喚されるらしい。

俺は魔法陣に手を翳し、詠唱する。

現れたのは、白銀のような白い髪と見惚れるような笑み。

 

「我こそは刀八毘沙門天の化身、長尾景虎!……あなたが私のマスターですか?」

 

思わず見惚れてしまった。

長尾景虎、この女が?疑問は残るものの、それよりも俺の心に響いたのはその美しい白い髪と、虚ろながらもこちらを見据える瞳だった。

 

「……あれ?反応してもらえないのは少し寂しいんですけど」

 

こちらへ首を傾げる彼女の姿に、ようやく思考を取り戻す。

 

「……すまない、少し呆けていた。俺は謙道龍正、非才なる身ではあるが、貴女のマスターとしてできる限りのことをするつもりだ。よろしく頼む」

 

片手を差し出して握手を求めると、越後の龍とも呼ばれた彼女は快く応じてくれた。

 

「えぇ、こちらこそよろしくお願いしますね」

 

これからの戦いも生活も、彼女が共にいるならば苦悩はないだろう。

そう思えるほどに美しい笑みだった。

──まさか、この数時間後には彼女の凄まじいほどの飲酒に付き合わされることになるとは夢にも思わず。




読了ありがとうございます。
更新は不定期ですが、完全に止まらないように頑張りますので
よろしくお願いします

原作の大幅コピー(規約違反)に引っかかるのが怖いので本作主人公が活躍しない部分は……

  • 省略してええで(^^)
  • 関係ない、書け(DIO風味)
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