蟲使いの間桐君   作:寝仔猫

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サーヴァント化IFにて頂きました感想を元に、FGOとのクロスオーバーを考えてみました。(半台本形式)
内容としては上から、プロローグ的なモノ・イベント等の簡易設定・ストーリーサンプルとなっています。正直、衝動の赴くままに書いたので、矛盾とかキャラ崩壊等もあるかもしれませんが、ネタだからな…で受け流してください((
※主人公の台詞は「《》」で表記しています。
※主人公名は「藤丸立香」としています。
※書きたい所だけなので登場しないキャラクターが居ます。(ギルガメッシュ、言峰綺礼など)


聖杯汚染都市冬木

 

あなたにはやり直したい(過去)はありますか?

 

やり直してでも叶えたい願い(想い)はありますか?

 

ここはそんなあなたの願い(悲願)が叶う素敵な場所。

 

どんなに小さなありきたりな願いでも構いません。

 

何故ならばここは、あなたの為だけの場所(世界)

 

あなたの願いを咎めるモノは誰も居ません。

 

あなたの願いを叶えましょう。

 

────あなたの願いは何ですか?

 

「■は──────」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 ストームボーダー内に警報が鳴り響く。バタバタと忙しなく職員達が動き、司令室にて警戒態勢を強化していった。

 

マシュ「マシュ・キリエライト、只今参りました」

 

「《右に同じく。藤丸立香、只今到着です》」

 

 その最中、マシュとマスター藤丸立香が司令室の扉に駆け込みながら入って来た。

 

ダ・ヴィンチ「いつもながら素早い行動ありがとう。早速だけど、状況の説明に移るね」

 

 そんな二人をダ・ヴィンチちゃんは笑顔で感謝の言葉をのべながら受け入れると、説明に入る。

 

ダ・ヴィンチ「単刀直入に言えば新たな特異点が発見されたのさ」

 

マシュ「新たな特異点……ですか?それはどのような?」

 

ダ・ヴィンチ「その前に君達に一つ質問だ。一番初めの特異点について覚えているかな?」

 

「《勿論。特異点Fですよね》《あの、燃えてる真っ赤な都市》」

 

ダ・ヴィンチ「そう、そこだ。今回、そこと()()()()()()に新たな特異点が観測されたって訳」

 

「《全く同じ場所?》」

 

シオン「詳しい説明は私からさせていただきます。まずはこの映像をご覧ください」

 

 シオンがそう言うと、藤丸立香達の前に何の変哲も無い屋敷(衛宮邸)を映した映像が映し出される。

 

マシュ「この映像が何か?特に変哲も無い日本の屋敷を映しているように思えるのですが……」

 

シオン「ここ、特異点FのX-Aを映している筈なんですよね」

 

「《っ!?》」

 

シオン「藤丸立香さんの驚きも分かります。私だって未だにこれを信用してよいものかと思っておりますので。藤丸立香さん達の知る炎上都市も同時に観測出来るという事も、この映像結果に余計な混乱をもたらしていますし」

 

マシュ「え?同じ場所が異なる特異点に上書きされた訳ではなく、私達が元々知る場所も観測出来るのですか?」

 

ダ・ヴィンチ「そう。不思議な事にね、今回新たに観測された特異点は以前の物と同じ時代、同じ場所でありながら、違う物と識別されている。つまり────」

 

「《この特異点は》《特異点Fのパラレルワールド?》」

 

シオン「はい、それが今現在の情報だけでは最も有力なパターンだと思われます」

 

マシュ「どうして同じ場所なのでしょうか……」

 

シオン「仮説としては我々カルデアが所持・保管していた聖杯を、この地に縁のある者である何者かが盗み、特異点を形成した。またはパラレルワールド内の何者かが聖杯を使用して()()()()()()()()()()()()、と言うものが妥当ですかね」

 

マシュ「では今回のレイシフトでは、この特異点を生んだ聖杯の回収と今回の特異点重複の原因を解き明かすのが目的でしょうか」

 

ダ・ヴィンチ「それと、犯人探しもね!」

 

シオン「それらについては聖杯を追う内に追々と判る筈です。ですので、今はこの特異点の特徴と注意点について話しましょう」

 

「《それらに何か問題でも?》」

 

シオン「いえ。そこまで重たいものではないのですが、いくら特異点と言えどもこの風景から考えるに、昼間にオルテナウスを起動するのは控えた方がよろしいかと思いまして。流石に人目に付く事は避けられないでしょうし」

 

「《現代日本じゃ、目立つよね》」

 

シオン「はい、そういう事です。それともう一つ。どうやらこの時代では、聖杯戦争なるものが行われているようなのです」

 

マシュ「それは本当なのですか?!」

 

ダ・ヴィンチ「あぁ、そうさ。チラリと確認した程度だけれどもね?さっきから映しているこの屋敷の住人らしき青年の手の甲に令呪を確認したんだ」

 

シオン「あくまでも確認した程度なので確証はありませんが、こちらで行われた聖杯戦争の資料にて参加者には令呪が刻まれるとありましたので可能性としては高いかと判断しました。とは言えども、本当に行われているのかは定かではありませんが……」

 

ダ・ヴィンチ「ここでとやかく言っても何も解決はしない。だから君達にはこの特異点にレイシフトしてもらって、調査を行って貰いたいんだ」

 

マシュ「分かりました。先輩、頑張りましょう!」

 

「《そうだね、マシュ!》」

 

ダ・ヴィンチ「それと、他にも伝えたい事があるんだ」

 

マシュ「何でしょうか?」

 

ダ・ヴィンチ「この時代の特異点には、村正やイシュタル達のような疑似サーヴァントとの依代になった人間が居るだろう。だから、もし会ったとしても大袈裟な反応は避けてくれ。あまり不用意な混乱を招くのは良くないしね」

 

「《どうして断言出来るんですか?》」

 

シオン「それについては、恐らくこちらの画像を見た方が早いですね。先程言った令呪を宿している青年の画像です」

 

 画面上には穂群原学園の制服を着た衛宮士郎の画像が映し出される。

 

マシュ「村正さん?!」

 

シオン「驚かれるのも無理はありませんが、サーヴァント反応は確認出来ませんでしたので、私達と同じ人間です。つまりは現地人という事ですね」

 

ダ・ヴィンチ「それと興味深い事に、現地人に関係するサーヴァントか、この聖杯戦争に参加しているサーヴァントなのかな?何人かのサーヴァントがレイシフト出来なくなっているんだ」

 

マシュ「もしかして村正さんも?」

 

ダ・ヴィンチ「いや、依代の件は大丈夫だったと思うよ。えーと、確かこの辺にリストが……」

 

シオン「リストだけならこちらで用意しておきました。どうぞ、ご活用ください」

 

 シオンが一枚の紙を手渡す。

 

マシュ「アルトリアさん、エミヤさん、クー・フーリンさん、メディアさん、小次郎さん、メドゥーサさん、ヘラクレスさんに……」

 

「《呪腕のハサン、ギルガメッシュ》《それと、()()()()も?》」

 

マシュ「これは……各基本クラスに一騎から二騎、選出されている感じでしょうか?」

 

ダ・ヴィンチ「いや、ルールがこちらの世界の聖杯戦争と同じだと仮定するなら、一騎ずつじゃないかな?」

 

マシュ「ではこのクラスが被っているのと、人数オーバー、それに加えてエクストラクラスである筈のオベロンさんがレイシフト不可なのは何故でしょうか?」

 

「《例外ってヤツじゃない?》」

 

シオン「その辺りは恐らくは現地人の方が詳しいのではないかと」

 

マシュ「なるほど、確かにそうですよね。では、行きましょう!先輩!」

 

「《うん!》」

 

 レイシフト開始する主人公とマシュ。レイシフト先は2004年2月の冬木、特異点FにおけるX-C(大橋)付近。

 

マシュ「レイシフト、無事完了致しました」

 

ダ・ヴィンチ「ご苦労様!早速だけど、聞き込みと拠点確保に移ろうか」

 

マシュ「はい」

 

「《あの人とか良さそうじゃない?》」

 

マシュ「あの!すみませーん!少しだけお時間を頂いてもよろしいでしょうか?」

 

???「どうかしましたか?」

 

 穂群原学園の制服を着た、群青味の強い青藤色の髪と、青紫色の瞳の青年(間桐慎二)の立ち絵が表示される。左手はポケットに入れている。表情からはThe・優等生といった雰囲気を感じさせている。

 

マシュ「私達、ここにちょっとした観光に来たのですが、土地勘が無くてホテルとかも分からないんです。それで、出来ればホテルの場所等を教えてもらえないかと……」

 

 青年の顔が一瞬怪訝な顔になる。が、すぐに笑みを浮かべた。

 

???「観光、ですか……。お姉さん達、最近のニュースとか見てます?」

 

「《ニュース?》」

 

???「あー、その様子だと見てないって感じですか。ここ最近、物騒になって来てるんですよね。謎の()()()()()の大量の通報だったり、ガス会社の整備不良による大規模な()()()()だったり」

 

マシュ「それは、大体いつ頃から何ですか?」

 

???「んー……つい最近かな?その前はそんな事は無かったんだけどねぇ……。それに、()()()()()()だし」

 

「《夜?》」

 

???「そ。日が落ち始めた辺りから()()()()()が出る、だとか夜中に()()()が聞こえるようになっただとか、大規模な停電後には()()()()()が出るだとか。そんな噂が絶えないんですよ」

 

マシュ「先輩……」

 

「《(夜中に一度、行動してみるべきかも)》」

 

マシュ「(はい、そうですね)」

 

???「ま、そういうワケで、もし冬木に暫くいるつもりなら宿の確保は早めの方が良いですよ。もし、夜に行動して騒動に巻き込まれたとしても、()()()()()()()()()()ですしね?」

 

 怪しげな笑みを浮かべる青年(慎二)

 

マシュ「え……?」

 

 しかし、すぐに人当たりの良い笑みを浮かべて話を逸らされる。

 

???「それと、ホテルを探していたんですよね?それなら、ここの大橋を渡った先の新都って場所がホテル探しに向いていると思いますよ」

 

マシュ「え、あ……そうなのですね。親切にありがとうございました」

 

???「別にこのくらいは普通ですよ。それじゃ、僕はこの辺で」

 

「《あ、あの!》」

 

???「まだ何か?」

 

「《お名前を聞いても良いですか!》」

 

???「・・・・・。」

 

 怪訝な顔を見せる青年にマシュがすぐさま謝る素振りを見せる。

 

マシュ「あ、すみません!流石に失礼でした!」

 

???「いや、それもあるけど……。まぁ、アンタらとは()()()()()()な気もするし、袖振り合うも多生の縁って事で自己紹介させてもらおうかな」

 

「《(また?)》」

 

???「僕の名前は()()()()。ここ、冬木市にある穂群原学園に通う高校二年生さ」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

『イベント簡易設定(不確定要素多数あり)』

 

・イベントはミッション形式。指定の敵を倒してミッションを達成してゲージを貯めていく。(例)地の敵を三十体倒す

・イベント配布サーヴァントは衛宮&遠坂(Caster)、☆五限定サーヴァントは間桐慎二(Pretender)

・大まかなストーリーとしてはホロアタや2023年の水着イベ辺りをリスペクト(?)した繰り返される聖杯戦争。

・ストーリーは全十四章くらいを予定。(よく分からないので、もしかしたら増えたり減ったりするかも)

・第五次聖杯戦争関係サーヴァントは出撃不可。(オベロンは慎二のパートナーサーヴァントの為除外)

・数日毎に特定の行動を出来なければその条件の一日前にまで戻される。(例)レイシフト二日目:衛宮&遠坂に協力を持ち掛ける→失敗→レイシフト初日にまで戻る

・巻き戻しの記憶があるのは主人公&マシュ。それと慎二(※理由は後述)

・ストーリーのラスボス(?)は黒聖杯桜。ただし、最終戦は大聖杯の中に居るアンリマユの予定。

・動機は大聖杯と繋がってしまった事で覗き見た別世界の完璧な兄(間桐慎二)に会いたかったからor聖杯戦争のやり直しによる自身の救済。

・何故衛宮&遠坂はサーヴァント化出来たのか。→特異点の世界線では一度死んだ事になっているから(バッドエンドルートを辿った)(単純に作者が見たかっただけとも言う)

・慎二サーヴァント化は様々な世界線が混合した結果である。(詳細はサーヴァント化IFにて記述)

・特異点の慎二も衛宮達と同じく桜覚醒の時点で殺されているが、ストーリー内の慎二は八人目のマスタールートの慎二である為、別人という枠組み。

・この慎二は別世界の住人である為、巻き戻しの記憶が残る結果となった。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

『ストーリーサンプル』

・世界の巻き戻しを初めて経験した主人公&マシュ

 

「《あれ……?》《ここは……》」

 

マシュ「私達がこの特異点に初めてレイシフトして来た場所、ですよね……?」

 

「《うん……》」

 

ダ・ヴィンチ「─────ん!───君!藤丸君!聞こえているかい?!」

 

「《え、あ、はい!》」

 

マシュ「ど、どうかしましたか?!」

 

ダ・ヴィンチ「それはこっちの台詞だよー!ついさっきレイシフト出来た筈なのに、反応が無いし、声を掛けてもずっと上の空だったからどうしたのかって心配したんだよ!」

 

「《ついさっき……?》」

 

マシュ「あ、あの!すみませんが、ここにレイシフトしたのは昨日の筈では?」

 

ダ・ヴィンチ「え?!今したばかりだろう?まさか、久しぶりにレイシフト酔いでもしたのかい?!」

 

マシュ「いえ!そういう訳ではなく、ただ……」

 

「《時間が巻き戻っているんです》」

 

ダ・ヴィンチ「……何だって?時間が巻き戻っている?詳しく聞かせてくれるかな?」

 

マシュ「実は───」

 

ーーーーーー

 

・慎二にも記憶がある事を知る

 

マシュ「あ……!間桐さん!」

 

慎二「ん?僕はお姉さん達とは初対面の筈…………あぁ、なるほど。()()()()()んだな、アンタら」

 

マシュ「え!?間桐さん、記憶があるのですか?!」

 

慎二「まぁね。()はちょっと特殊な出生でね。この世界の影響は受けにくいんだよ」

 

「《俺?》《特殊な出生?》」

 

慎二「その辺りはまた追々で。とにかく今は俺の質問に正直に答えろ。アンタら何者だ?少なくとも俺の知る記憶にはアンタらは居なかった筈だが」

 

マシュ「えっと、私達はカルデアという組織に所属していまして、人類史の存続の為に、誤った歴史を辿る特異点と呼ばれる時代の歴史を正す活動しています」

 

慎二「ふーん……なるほどね。アンタらの所属する組織で、この世界はおかしな歴史を辿っていると判断されたからアンタらが派遣されたワケだ」

 

「《大体そんな感じです》」

 

慎二「……そうか。そういう事だったのか」

 

マシュ「間桐さん?何か分かったのですか?」

 

慎二「あぁ、いや、こちらの話だ。気にしないでくれ」

 

ーーーーーー

 

・衛宮邸にて黒聖杯桜と接触(動機が前者Ver)

 

慎二「───桜」

 

衛宮「慎二!?生きてたのか?!」

 

黒桜「────!兄さん……!!」

 

 驚きの表情を浮かべる衛宮に対し、顔を赤らめて嬉しそうな笑みを浮かべる桜。そんな桜に対して慎二は険し気な顔を見せる。

 

慎二「お前、()()()()()()()()

 

マシュ「え?!で、ではこの特異点を作り上げた主犯は……」

 

「《間桐さんの妹さん、って事?》」

 

慎二「あぁ。まぁ、厳密には()()()()()()()()がな」

 

衛宮「な……!?慎二!いくらなんでもその言い方は無いだろ!!」

 

慎二「言い方も何も真実なんだよなぁ、これが。俺は、この特異点の間桐慎二じゃない。───そうだろ?兄を殺した間桐桜サンよぉ?」

 

 桜の顔が伏せられる。

 

衛宮「う、そ……だよな?桜。慎二を殺したって……」

 

黒桜「いいえ、本当なんです。先輩……私は兄、間桐慎二を殺しました。だからこの影を受け入れたのです。私は、初めから狂っていましたから」

 

衛宮「そんな……!アレは慎二の血だったのか……。じゃ、じゃあ!慎二の遺体は一体何処にあるんだ?!俺が屋敷に行った時には既に無くて血だけで……!」

 

慎二「喰ったんだろうよ」

 

 桜、正解だと言わんばかりの歪んだ笑みを浮かべる。

 

「《喰った?》」

 

慎二「文字通りの意味だ。今の桜は悪食を極めている。同じ人間だって、サーヴァントだって、アイツにとっては等しく餌だからな」

 

マシュ「そんな……!」

 

黒桜「───ふ、ふふ……アハハハハハハ!…………あーぁ。こっちの兄さんが貴方のような人だったら良かったのに」

 

慎二「それは高望みだ、愚妹。テメェの兄は、間桐慎二はそこまで出来た人間じゃ無ぇよ」

 

黒桜「でも貴方も兄さんでしょう?私が聖杯に望んだ完璧な兄、間桐慎二。だから貴方はこの世界に来た」

 

 桜の言葉に困惑し、頭を搔く仕草をする慎二。

 

慎二「俺ァ、桜が望むような人間じゃないんだがなぁ……」

 

衛宮「慎二……」

 

慎二「馬鹿衛宮。んな顔をしてんじゃねぇよ。俺は桜の言う完璧な兄なんかじゃねぇし、世界線も違うが、間桐慎二である事には変わらねぇよ。ただ少しだけ、ここの俺とは違う出生なだけだ」

 

ーーーーーー

 

・衛宮邸にて黒聖杯桜と接触(動機が後者Ver)

 

慎二「────桜」

 

黒桜「っ!?」

 

衛宮「慎二?!お前、生きて───」

 

黒桜「そんな!?ありえません!!だって貴方は私が()()()んですから!!!」

 

「《な……!?》」

 

慎二「そりゃそうだろうよ。テメェの兄は死んでるさ、確実にな。どれだけこの世界が巻き戻されようとも、テメェが黒聖杯である限り、その事実は変わりはしない」

 

衛宮「だったらどうして……」

 

慎二「簡単な話だ。俺はカルデアのマスターと同じく()()()()()()()人間だからだ」

 

衛宮「?!!」

 

マシュ「それは本当なのですか?!」

 

慎二「あぁ、本当さ。現に俺は既に聖杯戦争は経験済みだ」

 

「《(そうか。だから……)》」

 

 先行きについて知っている発言をする慎二のシーンが回想される。

 

慎二「だから、そういう意味ではある意味俺は未来人であるし、加えてかなり特殊な出生をしているものでね。ここの俺とはだいぶ違うのさ」

 

 そう言って慎二は左手の甲を全員に見えるように突き出す。(左手の甲カットイン)

 

マシュ「それは!?」

 

衛宮「令呪?!」

 

慎二「そう。俺は間桐慎二でありながらも魔術回路を持ち、第五次聖杯戦争で異例の八人目のマスターとして参加し、聖杯戦争を生き抜いた男なんだよ」

 

ーーーーーー

 

・ストーリー中の何処かで言って欲しい台詞

 

黒桜「ねぇ、兄さん。私は────穢れてますか?」

 

慎二「んなワケ無ぇだろ。どれだけ蟲に凌辱されようとも、どれだけ義兄やあのクソジジイに嬲られようとも、お前がお前である限りは穢れてなんかねぇよ」

 

黒桜「っ……!!」

 

慎二「それに……そんなモノ、アイツが気にすると思うか?お前は今まで、アイツの何を見てきたんだよ」

 

ーーーーーー

 

・オベロン召喚

 

慎二「あーぁ。本当は隠すのが面倒だからアイツを喚び出すつもりは無かったんだがな……。喚ぶしかないかぁ……」

 

「《アイツ?》」

 

慎二「そ。言っただろ?俺はマスターとして聖杯戦争に参加した。それはつまり、衛宮のセイバーや遠坂のアーチャーと同じく、共に戦ったサーヴァントが居るって事だ」

 

マシュ「それは、どなたなのですか?」

 

慎二「今に分かるさ」

 

 慎二の令呪が光るカットイン。

 

慎二「────来い!俺の相棒(オベロン)!!」

 

ーーーーーー

 

・セイバー戦に移行する前の会話

 

遠坂「ごめんだけど、先に行ってるわ。士郎、藤丸さん、マシュさん」

 

マシュ「はい!遠坂さんも間桐さんもお気を付けください!」

 

衛宮「桜を頼む、慎二」

 

慎二「馬鹿野郎。テメェが桜を救うんだよ。俺と遠坂はちょっとした時間稼ぎ要員のようなものだ。まぁ?モタモタしてちゃあ、俺が全部終わらしちゃうかもしれねぇがな?」

 

 挑発する笑みを浮かべる慎二。

 

衛宮「───!!」

 

慎二「俺の知る状況とは違ってテメェにゃ、藤丸が居るんだ。とっととセイバーとケリを付けて来い」

 

衛宮「あぁ───勿論だ!」

 

 笑みを浮かべる遠坂と慎二。走る音の後に一時退場。

 

衛宮「行こう、立香。セイバーはここで倒す!」

 

「《うん!》」

 

→セイバー戦移行。

 

ーーーーーー

 

・終盤間近の会話

 

慎二「もう夢から覚める時間だ。いい加減起きやがれこの寝坊助が」

 

黒桜「そんな……!いや……、イヤです……!そんな事(聖杯の回収)をされたら、私は、先輩も、姉さんも居ない世界を生きなきゃいけなくなる!そんなの、耐えられない!!」

 

慎二「甘えてんじゃねぇよ!!!

 

黒桜「───っ!!?」

 

慎二「良いか?お前がやらかした事は例え奇跡の力を以てしても無かった事にはならねぇ。それはこの時代の俺やジジィが生き返らない事から分かる事だ。そうだろ?」

 

黒桜「…………はい」

 

慎二「だがな?少し考えてみろ」

 

黒桜「何を、ですか……」

 

慎二「死者は巻き戻しをしたとしても甦らねぇ。なら、お前が殺したと言う衛宮と遠坂は何故生きている?」

 

黒桜「じゃ、あ……先輩達は……」

 

慎二「この特異点では死んだ扱いになっていたらしいが、お前の改心次第では生きている可能性があるってワケだ。良かったな、桜。お前の大切なものはまだあるぞ」

 

黒桜「あ、あぁ……!あぁぁぁ……!!」

 

 桜、泣き崩れる。

 

慎二「しっかり自分の罪と向き合え。分かったな?桜」

 

桜「─────っ、はい!」

 

 泣きながら笑う桜。(挿絵)

 

ーーーーーー

 

・最終戦

 

衛宮「これが、マシュ達が言っていた聖杯なのか……」

 

「《うん、そうだよ》《厳密には原典のとはちょっと違うけどね》」

 

マシュ「聖杯の回収、完了致しました!」

 

ダ・ヴィンチ「よくやった!これでこの特異点も無事修正完了だ!」

 

慎二「いいや、まだだ」

 

「《え?》」

 

シオン「っ!付近に膨大な魔力反応あり!これは一体?!」

 

慎二「ソイツの正体は俺らの眼の前にあるアイツ(大聖杯)だ。桜という母体と繋がりを失った今、アイツは無理矢理にでも産まれ落ちるつもりなんだろうよ」

 

マシュ「もし、産まれ落ちてしまえばどうなるのですか……?」

 

慎二「間違いなく世界が滅ぶぞ」

 

マシュ「そんな……!?」

 

「《何とかしないと!》」

 

慎二「もとよりそのつもりだ。行くぞお前ら!これが最後の戦いだ!!」

 

→最終戦、■■■■■戦に移行。Avenger、体力ゲージ三本。三十万⇒五十万⇒七十万。攻撃モーションは全体攻撃のみ。

 





おかしいな…?ネタ程度だからこんなに長くなるつもりは無かったんだけど、どうして九千字近く書いているんだ?楽しかったからまぁ、作者にとっては良いかもしれないけれども……()

あと、こうして書いてみてイベントって考えるのは大変なんだなぁ…と勝手に思いました。台詞だけで状況を伝える台本形式という、いつもと書き方が違うのも原因かもしれないけれども…とにかくプロローグだけのくせに終わりが見つからなくて困りましたよ(笑)

今回のお話を執筆中、気分が乗って立ち絵とか表情差分とかカットインとか挿絵とかも描こうとしたのですが、いかんせん画力が無くて納得行くのが出来なくてやめました。画力が欲しいなぁ……

今回は早めに公開出来ましたが、他のルート等の執筆は全く出来ていないです。マイペースで申し訳無い……。もうしばらくお待ちくだせぇ……(^o^;)
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