蟲使いの間桐君   作:寝仔猫

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開戦前、不穏な期待

 

 ライダーが召喚された次の日、俺は遠坂と接触する為、放課後に彼女を人の居ない屋上へと呼び出していた。

 

「こんな場所に呼び出すだなんて、一体何の用かしら?間桐君」

 

 呼び出された遠坂はというと俺とは殆ど初対面である為、俺と同じく優等生ムーブをしていた。だが、同じ行動を取っているから分かる。彼女はこちらの動向を伺っているのだ。

 

「そんなに緊張しないでくれ、遠坂。手短に済ませるからさ。そろそろ聖杯戦争が始まるだろう?」

 

 しかし、マスターとなったことで有頂天となっている間桐慎二はそんな事には気付きはしないだろう、と俺は話を切り出す。

 

「えぇ、そうね。それが何か?」

 

「僕と手を組まないか?間桐と遠坂が組む……これは他マスターに相当な牽制になって良いと思わないかい?」

 

「……確かにそうですね」

 

 あれ?思ってたより好感触?アレか、後輩イビリとかサボりとかしてないから悪評が広まってないからか?分からないが、もしかして交渉成立するのか?

 

「そうだろうそうだろう?僕としても君との対立は避けたかったからね。協力関係が持てるならとてもありがたいよ。それじゃあ、今日から────」

 

「悪いけど、お断りしますわ」

 

「は……?」

 

 僅かな期待感から交渉成立という形で進めようとするが、遠坂からは断りの言葉を述べられてしまった。まぁ、予想はしていたが。

 

「な、何故だい?!御三家にも数えられる遠坂と間桐が組めばこれ以上無い程聖杯を手に入れるのは楽だと言うのに!」

 

「確かに貴方と組めば聖杯を手に入れるまでの道筋はグッと縮まるでしょうね」

 

「それならどうして……!」

 

「だって……御三家と数えられてはいるけれど、間桐家はもう衰退しているでしょう?間桐君には申し訳ないけれど、貴方と手を組んでも私にはあまり利点を感じられないのよね」

 

「なっ……!!」

 

 あー、なるほどな。これは確かにプライドの高い人間ならば八つ当たりをしたくなるってもんだ。これ、明らかに相手にもしていないと明言されたようなものだからな。

 

「こ、この僕の誘いを断るだって……?」

 

「えぇ。こう言い直したが良いかしら?私、貴方みたいな凡人には興味無いの」

 

 なら都合が良い。このまま相手にするに値しないと思ってもらえるような演技をしていけばいいのだから。どうせ遠坂は衛宮と組むだろうしな。それに、実は俺は魔術回路を持っていた、だなんて新情報、ジョーカーみたいで良いじゃないか。

 

「ぼぼぼ……凡人?この僕が?」

 

 凡人……ね。やっぱり遠坂には俺の情報は流れていないようだ。まぁそれもそうか。漏れてちゃ、陽動の意味がなくなってしまうからな。やはりここはこの勘違いを利用させてもらおう。

 

「噂では貴方、優等生らしいけれどそれはあくまでも一般的、学校内での話でしょう?魔術師としてならまた評価は変わる筈よね?」

 

「僕は間桐の……!」

 

「私が言っているのは貴方個人の評価よ。間桐の魔術師が優れていた事は知っているわ」

 

「っ……」

 

 俺の言葉に食い込むように放たれた遠坂の言葉に俺は言い返す事が出来なくなる。間桐慎二個人の評価、優れていた、彼女はそう言った。これだけでも遠坂の俺に対する評価は分かりきっているってもんだ。分かってはいたがこうも真正面から言われると少し来るものがあるな。長年間桐慎二として生きてきたから分かるが、間桐慎二は魔術師としての才能が全て他の所に行ったかのような天才度合だったからな。

 

「話はこれで終わりかしら?私、これでもとても忙しい身なのよね。そんな無駄な話に時間を使っている暇は無いの。それじゃあね、間桐君」

 

 言葉を失った俺に興味は無いとばかりに遠坂はそう冷たく吐き捨てると、こちらに背を向けてこの場から去ろうとする。

 

「ま、待てっ!こ、後悔するぞ。良いのか?!」

 

 しかし、ここで黙って帰らすのは間桐慎二ではない。彼ならば最後までみっともなく足掻くだろう。それ故のあの殴られシーンだ。あぁいや、あれは二回目の協力持ちかけシーンでの出来事だったか?じゃあ、このまま無視されて帰るのか。

 

 そんな事を考えながら遠坂を呼び止める発言をすると、遠坂は予想に反して彼女は一度立ち止まり、こんな事を言い放った。

 

「…………もしも私の想像を遥かに上回る素質を貴方に見出だせたのなら、考えてあげなくもないわ」

 

「え……?」

 

 まさかの返答に素で驚く。てっきり遠坂の事だからこっぴどくフッてくれるものだと思っていたから。というか、呼び止める直前まではそんな感じだった筈だ。若干混乱するが、悪評が無いからこうなったのだと無理矢理切り替えて俺は宣言する。

 

「…………ハッ!上等だ、覚悟しやがれよ。遠坂」

 

「えぇ、楽しみにしているわ。では、()()()()()()()()?間桐君」

 

 そう言って遠坂は優等生の顔でも魔術師の顔でもない笑みを浮かべると、“また”会おうと言って屋上を後にしたのだった。バタンと扉が閉まる音がしてハッとする。

 

 素で驚いて、さらに勢い余って素で宣言してしまったが、あの発言、完全にフラれた訳じゃ無いよな?むしろ保留よりの発言だったよな?あと気の所為じゃなければ笑ってたよな?あの遠坂が?衛宮以外に??昨日含め普段からの知り合いの態度の僅かな差異を含め、予想外の所で発覚する原作崩壊に戸惑いが溢れる。

 

 いや、寧ろ好都合?プライドをズタズタにされ間桐慎二は優等生らしからぬ行動に出ていたが、俺にはそこまでプライドは無い。寧ろプライドなんてものはとっくのとうに捨ててきたと言える。残っているのは『生き残る』という意地だけだ。だからこそこうやって困惑はすれども冷静に分析が出来る。先を知っているというアドバンテージもまだ残っているんだ。

 

 運命の夜までにはまだ時間がある。とりあえずは原作の彼がしていたように、呪刻を何個か仕込んでおくとするか。今日は遠坂も登校しているので、本格的に仕込むのは明日からだ。けれどこういった行動は早いに越したことはないので今から取り掛かる。

 

「……来い、ライダー」

 

そんな考えの下、ライダーを呼ぶと俺の目の前に霊体化を解いたライダーが現れた。因みにだが先の話し合いの間、ずっと霊体化で側に控えてもらった訳では無い。普段は桜の側に控えておくようにと伝えてある。勿論桜にもだ。

 

 では何故すぐにライダーが現れたのかというと、俺が錬金術で独自に編み出した連絡用の道具を持たせていたからだ。妹が真のマスターだとバレぬように、それでいて霊体化で離れていてもすぐに自分の側に呼び出す事が出来るようにする為にはどうすれば良いかと考えた結果、編み出したモノである。

 

 問題無く機能した道具に満足しつつ、俺は呼び出したライダーに要件を伝える。

 

「これから念の為の保険を準備する。それと、結界も張る」

 

「保険……ですか」

 

「あぁ。どちらかといえば陽動程度にしかならないが、消されても残ってもお前の『鮮血神殿(ブラッドフォート)』発動の為の補助にもなる。期間が微妙だが……まぁ仕掛けておいて損はないだろう」

 

「幾つ仕掛けますか?」

 

 アレの発動には一週間程の魔力を貯める期間が必要らしいが、最悪早まっても不足分は俺の魔力と発動時に吸い上げた生徒の生命力で何とかすれば良いだろう。どうせ消されるし、不完全であれとにかく発動することが物語には必要なのだから。

 

「今日はとりあえず霊脈が太い場所に仕掛ける。遠坂にバレる訳にはいかないから三つ仕掛けられたら良い方だな。凡そ見当は予め付けておいた。着いて来い」

 

「はい、マスター」

 

 ライダーを引き連れ、まずは今居る屋上にある貯水槽の近くに仕掛ける。細かい場所はまた後日遠坂が居ない時にゆっくり仕掛ければいい。あくまでも今の所見当を付けているのは霊脈の位置だけだしな。次に向かうはソーラーパネルが置いてある場所。そして最後に弓道場の裏に仕掛け、理科室に結界発動の為の起点の呪刻を仕掛けた所で、四つ仕掛けられたのは上々だなと考えながら、今日は家に帰ることにした。

 

 

ーーーーーーー

 

 

「……兄さん、話があります。今、大丈夫ですか?」

 

 その日深夜、机の上に広げた学校周辺の地図で明日仕掛ける呪刻の位置に見当を付けていると部屋の扉がノックされ、話をしたいと言う桜の声が聞こえてきた。何やら嫌な予感がするのは気の所為だろうか……。

 

「話だ?すぐに終わるのか。俺は今忙しいんだが」

 

「はい、兄さんの手を煩わせはしませんから」

 

「…………入れ」

 

「夜遅くに失礼します、兄さん」

 

 嫌な予感がしながらも桜に入室の許可を出すと、桜は礼儀正しく俺の部屋に入ってきた。未だに俺の第六感が警鐘を鳴らすのだが、桜の様子には何ら変わりないように見える。が、部屋には桜だけでなく小さな()()()()も入ってきたので、もしかしたらそちらに反応しているのかもしれないと考えながら桜の話を聞くことにする。

 

「あぁ、随分と遅い時間に来たな。それで?話って何だよ」

 

「姉さ……遠坂先輩の事を、兄さんはどう思っているんですか?」

 

「は?遠坂?…………別に何とも思ってないが?強いて言うなら警戒すべき相手か?間桐の魔術と遠坂の魔術は相性が悪いからな」

 

 本心でそう言うと五月蝿く鳴り響いていた筈の警鐘が驚く程ピタリと止んだ。

 

「てか、何でそんな事わざわざ聞くんだよ。お前には関係無いだろ」

 

 止んだ警鐘について疑問に思ったが、それよりも何でいきなり遠坂の話が出てくるのか分からなかった。あの後に接触でもしたのか?

 

「兄さんが今日、放課後に遠坂先輩を呼んだという話を聞いて……」

 

「はぁ?……チッ。見られてたのかよ」

 

 あぁ、なるほど。遠坂を屋上に呼びつけたのを噂で聞いたのか。

 

「見られてたって……遠坂先輩と一体何を……?」

 

「さっきも言ったけどさぁ、お前に関係ある?俺が何をしようが俺の勝手だろ。それとも何か?陽動でしかない俺は全てお前に伝える義務でもあんのか?いつからお前は偉くなったつもりだ。なぁ?桜」

 

 桜には申し訳ないのだが、ちゃんとどう思っているのかは言ったし、クソジジィの蟲が居る以上遠坂に協力を持ち掛けた件はあまり知られたくないので強行策に出させてもらう。

 

「いえ……!そんなつもりは……」

 

「なら聞く必要も無いだろ。お前はただ普通に過ごしてマスターだとバレないようにだけしていれば良いんだ。分かったら部屋を出ろ」

 

「……はい。お忙しい所、すみませんでした……」

 

 突き放す俺の言葉にショックを受けたのか桜は俯き、こちらに表情を見せないようにして部屋から出ていくのであった。そういえばあの警鐘の原因は一体何だったんだ?

 

 そんな事を考えながら微かに聞こえてくる足音を聞いて桜が離れたことを確認した俺は桜と一緒に入ってきた一匹の蟲に声を掛ける。

 

「兄妹の話を盗み聞きとは良いご身分だな。クソジジィ」

 

 すると次々と部屋の影から蟲がゾロゾロと集まりだし、人の形を形成していく。今まで何度も見てきたが、相も変わらず気色悪い登場の仕方だ。

 

「カカカッ。良く分かったのう、慎二」

 

「伊達にテメェと同じ蟲を扱ってねぇよ。それくらい分かるわ。本当は入ってきた時点で殺してやっても良かったんだがなぁ?」

 

「おー、怖い怖い。すっかり生意気な口を聞くようになったのう……。小さい頃が懐かしいわい。儂をお爺さまお爺さまと慕って可愛かったんじゃがのぉ?」

 

「じゃああの時と同じ言葉を言ってやるよ。本気でそう思われているならば一度病院にでも行かれては如何でしょうか?オジイサマ?」

 

「調子に乗るなよ小僧……」

 

「オイオイあんまりイライラしてんじゃねぇよ。血圧が上がって本当に病院のお世話になっちまうぜ?爺さん」

 

 俺のあからさまな煽りにクソジジィが青筋を立てる様子に俺は愉悦感を抱く。もう何年も前からこうやって煽ってるってのに未だにそんな反応を見せるものだからホント面白くてたまらねぇわ。レスバが弱すぎんだよなぁー。まぁ、それで満足する俺も俺だが。

 

『王さま〜。トオサカリンがアーチャー召喚しタ〜』

 

 そんな一触即発の雰囲気を出す俺らの前に一匹の黒蝶が舞い、俺の肩にフワリと止まった。言わずもがな俺の使い魔である。そして先の発言の通り、これは遠坂邸の周りに忍ばせて置いたもの。その蝶から紡がれる言葉に、原作通りに行われたというその事実を確信し、俺はジジィが居るにも関わらずニヤリと笑みを浮かべる。

 

「おいジジィ、良い情報が入ったぜ」

 

「何じゃ」

 

「遠坂が漸くサーヴァントを召喚した。クラスはアーチャーだ」

 

「ほう?そこまで分かるのか。随分と優秀じゃのう、お主の使い魔は」

 

 ハハッ、思ってもねぇ癖によく言うぜ。顔に出てんだよ、何故蝶に触れただけで情報が読み取れたのか不思議に思ってんのがな。悪ぃけど、蟲の声を聞けねぇお前にはどう頑張っても到底出来ねぇ事だよ。クソざまぁ。

 

「そうだろう?ただ蟲蔵に居るだけで、昼間にゃ禄に動けねぇヤツらとは違うのさ」

 

 そしてジジィの言葉に自分の使い魔は優秀だというアピールも忘れない。

 

「……これ以上調子に乗ると陽動の前に蟲の餌にしてしまうぞ」

 

「上等だ!やってみろよ、クソジジィ。返り討ちにしてやらぁ」

 

 ジジィの足元から大量の蟲が溢れ出し、それに対抗するかのように俺も使い魔を周りに侍らす。再び一触即発の雰囲気が漂う。いっそのこと聖杯戦争が本格的に始まる前にこのままこの耄碌ジジィを葬ってやろうかと思ったが、何を思ったのかジジィは不敵な笑みを浮かべた。その笑みを見て俺は全身からゾワリと鳥肌が立つのを感じた。

 

「…………じゃがまぁ、儂はお主に期待して居るのじゃよ」

 

「ハァ?ジジィが俺に期待だ?何の冗談だそりゃ」

 

「冗談ではない。認めるのは癪に障るが、ここ最近は儂よりも蟲の扱いに長けているからのぉ」

 

 ななな、何だ。いきなり褒めやがったぞ、このジジィ。気持ち悪すぎて鳥肌が悪化したんだが?どうしてくれるんだ。

 

「……何が言いたい」

 

「カカッ。そう構えるでない」

 

 いや、無理なんだが?いきなり態度変えられたらその温度差で警戒心が上がるに決まってるだろうが。そんな意図を含めながら俺はジジィを睨みつける。

 

「本格的に聖杯戦争が始まる前にお主には儂のとっておきを教えてやろうと思ってのう」

 

「とっておきだと?」

 

 とっておき、とニヤニヤとあからさまに何かを企んでいる笑みを浮べてジジィは言う。いやそれ、絶対に碌なもんじゃ無いだろ。そんなの良いからとっとと帰りやがれよ。そんな考えが伝わる筈がなく、ジジィは原作前には、厳密に言えば間桐慎二が知るはずもない事実を話す。

 

「お主の妹、桜はのう……儂が此度の聖杯戦争に備えて創り上げた聖杯なのじゃよ」

 

「は…………?」

 

 ちょっと待てよ。何故今ここでそれを話したんだ。おかしいだろ。話すにしても早すぎる。コイツ、一体俺に何させようってんだ。様々な疑問が頭の中を高速で過る。あまりにも唐突で本来であればあり得ない展開に驚き、ジジィの前でらしくもなくたじろいでしまった。

 

「カカカッ!流石にお主でもまだ知らなかったか。先の有益な情報の報酬じゃよ。ありがたく受け取れ」

 

 いや、知っているからこそのこの動揺なのだが。とは言えず、黙って睨みつけることしか出来なかった。そんな俺を見てジジィは上機嫌に話す。

 

「さてさて……楽しみじゃのう……」

 

「は?何がだよ」

 

「この事を知ったお主がこの聖杯戦争で()()()()()()()を見るのがじゃ。慎二よ、我が間桐家の傑作、()()()()()よ?」

 

「ァ゙?」

 

 ジジィの発言に俺の中の何かがプツンと切れる音がした。そして切れた底から沸き立つ感情のままに俺はヤツの頭に拳をブチ込んだ。

 

「これこれいきなり何をする。危ないではないか」

 

 だが、本体は桜の心臓に寄生している為実態を持たないジジィに放たれた拳が当たることは無かった。

 

「五月蝿え!!!巫山戯た事を吐かしやがって!桜はテメェの為の道具でもテメェのモノでも無ぇんだよ!!」

 

『怒っタ!』『王さま怒っテる』『手伝ウ』『やっぱキライ』『今スグ消そウ?』『食べル?』『ソウシヨ』『激オコ』『消しチャオ、ケシちゃお!』

 

 俺の感情に呼応するかのように蝶や百足、蜂といった様々な俺の使い魔達も集まりだし、クソジジィへ攻撃の構えを向け始める。

 

「予定変更だ。テメェは前々から消して(殺して)やりたかったからな、今すぐここで()()()()殺してやるよ」

 

 長年抱き続けた殺意を隠すこと無く赤裸々に吐き捨てると、流石のジジィもここで消されるのはマズイと考えたのか

 

「……くれぐれも敵意を向ける相手を間違えるでないぞ、慎二。それに、これは前から決まっていた事なんじゃ。避けることは出来ぬ」

 

 と言って自らの身体を構成する蟲達を退散させ、この部屋から逃げていったのだった。

 

「オイこの野郎!逃げんじゃねぇ!!あと余計なお世話だっつうの!!!最初からテメェには敵意向けてたわ!!」

 

 もう近所迷惑なんて関係無ぇ!とばかりに吐き捨てるが、その頃には殆どの蟲が消えており、無駄な叫びとなっただけであった。

 

 マジ最悪。また計画の練り直しかよ。わざわざ黒聖杯の存在を言ってくるとかHFルートも考える必要が出てきたって事じゃねぇか。うっっっわ、嫌だ。素直に行かせてくれよホント……。あー、もう今日は考えるの面倒くせぇ。もう粗方残りの呪刻を刻む場所の見当は付いたし、久々にプッツンして疲れたから寝る。

 

 半ばヤケクソ気味に結論を出し、俺は明日に備えて眠りにつくことにした。





ランキング入りした日からずーっとハイテンションで、それに加えて本編前最後だから詰め込んじゃえ〜って詰め込んだら長くなっちゃった()

あと非常に私事で申し訳ないのですが、夢で断片的に見れたのがブチギレ慎二君までしかないので本編をどうするのか全く考えれてません!ごめんなさい!!

UBWルートなら動画配信サービスで内容確認する程度なら何とかなるとは思うんですけど、HFとなると難しくてこのままだと本編開始はおろか、ルート分岐すらいけないかも、なんて事態がありえそうで……(作者は本家ゲームは未プレイ勢、知識はアニメとfgoのみ)

ですがまぁ、今までも少ない情報から適当に思い浮かんだのを書いていたので最悪ゴリ押しで何とかするかもしれません…。流石に矛盾が発生しててどうしても気になる方は感想欄で指摘してください。直す努力を致しますので。今後とも宜しくお願いいたします。
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