失われた運命   作:くまたいよう

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 知らずに、そして?な回。


確かなる絆

『家族』

 

 自分を甘えん坊でワガママな娘だと思っていた。大好きな兄がいて、色々イタズラもしていた・・・・『あの時』・・・・自分がワガママ言ったせいで家族の死因となった携帯もNJの影響で本来の意味は成さないけど、それでも大事なものだ・・・・何故なら?

 

『マユ、起きろ』

 

 いつの間にか、眠ってしまったようね?迷子預かり所と言うか『地元警察』に寄ってステラを引き取ってもらうハズが、このまま同行する事になった?それに、ちょっと何事よっ!?ステラのしている『ペンダント』は?一見は只のアクセサリーだけど私は覚えがあるわ!

 

「理由は推測してみよ?暫くステラは我等が預かる」

 

 ぐくっ、本当に頭に来るけど?スパルタ訓練やりまくる反面、なるだけ自分で賢くなれ!強くなれ!な路線なのよね・・・・けど?

 

「うぇ~い、ステラはセツコと一緒~~♪♪」

 

 後ろから抱き着いてこられた!偽名で本名はマユだって事は説明しなけりゃならないから、けど?

 

 

 

『マユは弟か妹でも欲しい?』

 

『駄目!』

 

 

 

 思い出したわ・・・・私がママに駄目なんて言ったのは、お兄ちゃんに甘えて良いのは私だけなんて私心!・・・・『私心』・・・・と考えていたら、ステラさんは、仔犬みたいに頬をスリスリしてくれる・・・・私は、私は妹扱いして欲しかったワケじゃない・・・・けど?

 

「ハイハイ、遊ぶのは帰ってからだぞ?」

 

「うぇ~い♪♪」

 

 お兄ちゃんにあしらわれてた時みたいなセリフを言ってしまった。私はこんなに素直じゃなかったよねえ?とした時。

 

『緊急速報です!『カーペンタリア』近くの小島郡に『フリーダム』が出現しました!』

 

「今度は、カーペンタリアかよっ!」

 

「くそっ、これで何人死んじまったんだ?」

 

 テレビ速報とやらね、周りが騒がしくなって来た。正直なところ、今は?とした時。

 

「いや・・・・『死』・・・・皆、死・・・・」

 

「落ち着きなさい、此処に来ても?あんなの逆に私がやっつけた後に?『切り落として』『ねじり切っちゃって』『すり潰すわ』・・・・まあ、私が守るから安心なさい?」

 

 アレ?何でわかるの?・・・・こうしてやれば大丈夫だなんて?女同士で抱き合う柄じゃないってのに。

 

「死なない?ステラもセツコも?」

 

「逆になんでそうなるのよ?まあ、私のとこにいなさい、守る・・・・から」

 

「うん」

 

 はぁ・・・・お兄ちゃんの甘やかし癖が移ってたかしら?ミナさんが、何かニヤニヤしながら見てた・・・・けど、何だろ?そうしてたにしては、何か違和感があるわね。

 

 まあ、良いわ・・・・帰り道、何故ステラさんを引き取るか?ペンダントを付けさせたかは謎解きの宿題で?来るなら来なさい、奪われて誰かに使われているフリーダム・・・・『まずは』お前から血祭りにあげてやる・・・・。

 

 

 

 

 

 そして、離れた世界にて?

 

 

 

 パシっ

 

 

 

「あ、ぐ・・・・あぁぁっっ」

 

「ティ、ティアァぁっ」

 

「ストップストップ!シン君!」

 

 なのはさんの慌てた声が聞こえた。皆が駆け寄ってるな、模擬戦でティアナが『銃庄打撃』を俺の斜め上から加えらる寸前、俺は何故か身体の感覚がクリアになって、気付いたらティアナの手首を掴んで、そのまま?

 

『骨が折れるくらいに握り潰しちまった』

 

 女相手にやり過ぎたとか非難されるべきなんだけど、あんな程度で音をあげるなら?この6課に呼んでないとか・・・・回復魔法使えるシャマルさんがいるからにしても、それで良いのだろうか?

 

 

 で?

 

 

「シンさんって『ヒュペリオン体質』ってやつなんでしょうか?細いのに力が凄いですよね」

 

「さあ?密度がどうこうで、全然筋肉付かない割には筋力はあるみたいだけど?」

 

 夜のお風呂で、俺は背中を流しっことかをし始めているな?ゴシゴシと・・・・自分でやれてるつもりで実は違うとか有りがちだからな。

 

 俺の背中流してくれてるのは?

 

「なあ、昼間の俺ってどうだったんだよ『エリオ』?」

 

「正直、怖かったです・・・・『光が無くなったような眼』をしてましたから」

 

 そうだ。少し前から?時々、他から何かが流れ込んで来るような感覚がある。例えば掌から魔力とかのビームとは違う何かを撃てるようなそうでないような?今日のも、ただ集中すれば良いだけと何故かわかってた流れだ。

 

「ああ、心配無いですよ?僕だって、槍でキャロと対戦する自分想像したら怖くなります」

 

 気遣い溢れる言葉に思わずハッとなった。9歳だって言うけど・・・・周りが年上の女の人ばかりだから、気まずいらしい・・・・だから、俺みたいなのがいてくれて嬉しいってさ?・・・・しかし、俺みたいな記憶無しよりよっぽどきつい観客で育ってたと聞いたから、俺の方が精神的に下になりかねない、シャンとしないとな?さあ、次は俺がエリオの背中流してやるか。




 意味深に敵側から考えれば、アスカ兄妹が鬼に金棒より怖いものを得た回。

 次回、動き出す戦いの渦。
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