失われた運命   作:くまたいよう

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 何で戦わないといけないんだ?ってのは重要。


失敗は成功への萌芽

『戦うべき』

 

 シグナムさんには、そう促された気がした。けど、何で俺が何で戦うんだ?

 

 俺には、記憶すら無いけど・・・・だからこそ、わかる事がある。不安で怖くて・・・・そんな時はどうする?

 

『相談する』

 

 そりゃ、周りが宛になりそうなのが多いって話だからそうする気になってんだ。そもそも、この辺りは何処で、どういう状況なんだよ・・・・説明中の組織の一つなんだけど、そんなに人手不足なんだろうか?

 

『人手不足』?

 

 じゃあ、それなりに説明すりゃ良いし他と協力すりゃ良いじゃんか?

 

 そうしないのか、出来ないのか?

 

 その辺りは、俺だけの推論だけじゃ当て嵌めらない。ややこしいからリハビリ進めながら聞いたり調べたりするしかないんだよな・・・・そう言えば『予定通り』なら、マジもんで常人の何倍か食べるのが、二人は来るらしいから頑張って『仕事』をしないとな、そう考えていたある日、俺はシャマルさんに面会を求められた。

 

「『制限付きな人用の食事』ですか?」

 

「そうなのよ、六課の隊は『スターズ』と『ライトニング』って隊名で分けられる予定になるんだけど『スターズの方の隊長』は過去に大怪我して、復帰はしたんだけど未だに無茶ばかりしててね。だから、その類いでは実際に同じ境遇で腕の良い子に任せるのが説得力あって一番だと思ってね、頼んで良い?」

 

「待って下さい!その前に何でそんな人が隊長になるんです?」

 

「え?え・・・・と、それは・・・・その娘は、この辺りだと一番を争う強さだしね」

 

「じゃあ、そんなお人が・・・・大怪我しちゃった原因は?」

 

 で、過去話聞いたけど、幾ら才能あってもこの間まで?

 

『普通の小学校3年生だった女の子』

 

 そんな人を次から次に戦場に送る。本人が過去に失敗したのを反省してるから生真面目さんになっているにせよ、傍目にはこき使ったか、こき使われた!そのせいで疲労が貯まって動きが鈍くなったとこを敵に襲われて、重症負って再起不能を危ぶまれる状況になってしまったって・・・・待て、これはそれだけじゃなくて?

 

「あの・・・・その『高町なのは』って人は周りに恨まれたり疎まれたりで『謀殺』でもされかけたのでは?」

 

「えっ・・・・?」

 

 つまり、俺が言いたいのは色々教科書やら何やら読んだりしたせいだけど?

 

『管理局の成り立ちと問題』

 

 どの次元でも有りがちだけど、組織にいる人は『天才』ってのが目障りなんだよってのだ。しかも、この間まで一般人の小学校・・・・そんなのがエースだの何だのになれば疎まれもする。

 

 まして、この辺りって『空』と『陸』の折り合わせが悪い!そりゃ、犯罪者が多いにしても一部ばかり優遇してりゃ疎かにされた側が不満持ってとか有り得るさとか言った辺りで何か目を丸くしてるな、いや・・・・これは考えが正しければ・・・・よし、この辺りまでにして今は深入り避けようか、失敗した気がするけど?思わぬ光明になった気もするし。

 

「まあ、だから俺なんかに誘い掛けちゃったワケですか・・・・確かに、人手は多く欲しいでしょうね・・・・」

 

「ま、まあ・・・・そう言・・・・っう!?」

 

(な、何かヴィータちゃんが観てたようなヒーロー番組にしては後ろ向きな主人公が巨大ロボットだけど正確には違うのに、嫌がってたけど怪我人のヒロインを戦わせるワケにはいかないから逃げちゃ駄目だとか何度も内心で言い出したような流れ・・・・ま、待って?・・・・これって、もしかして、仮にアスカ君が・・・・これをキッカケに私達に訓練されながら戦う事を選択したになったらキッカケになる話題振っちゃった『私のせい』じゃないのよおおぉぉっ!!)

 

 

 

 

 

 そう、シャマルは失敗した。恩人の恩人は自分の恩人・・・・その為に身体を張るのは男子の義務に数えられる。シンが比較的全うに戦う事を選ぶ道を見事に示してしまった。

 

 

 

 だが、またも見落としがあるのに気付かないでいた一方。

 

 

 

「♪♪--♪♪」

 

 ルナマリア・ホークの瑞々しい歌声が響く、まだまだ荒削りではあるが多少練習すれば素晴らしいものになるだろうと、聞いていた誰もが思った・・・・だが?

 

「あの・・・・何で三角関係っぽい表現してる歌詞なんですか?」

 

「いや・・・・歌姫と言えばこれ系を集めた中に、歌ってもらったのが入っていてな?」

 

「はあ・・・・それと、何故か『運命』って歌詞がどうも・・・・」

 

「ふむ、歌詞くらいなら融通は聞くぞ?」

 

 ルナマリアは試しに歌っただけだが、歌詞を変えるのが許される事を不思議には思わないでいた。既に性急な流れにする程に自分の歌が評価されていたとは知る術が無い。

 

 

 

 

 

 

 勿論、これに関しても思慮遠謀は動いていたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

「逆効果ではないのかね?」

 

 ギルバード・デュランダルは『計画』を立てた者達を見回して告げた。

 

『ルナマリア・ホークは捨て石』

 

 飽くまでそのハズだったのだが、彼女の歌は自分達が知る者とは違った意味で素晴らしい。時間が経てば評価は上がるだろう、デュランダルが知る『裏』はそれを普通に歌だけで覆せるか否かな域、何しろ?

 

『声が似ていれば良いとして、代役の計画が進んでいたのだ』

 

 そして、あこぎに話を進めるとした。

 

「まあ、構わないだろう・・・・要はこちらが欲張らなければ良いのだよ」

 

 そう言った時に周りが複雑な目をしたが、構わないとした。アイドルが出来たら持ち上げて利益を欲する・・・・それが必然なのだが、この条件で、それをしたらどうなるかを理解出来ないのが出たら出たで都合が良いのだ。

 

『彼等は失敗した』

 

 滑稽なものだと考えたが、その類いについてデュランダルは踏み留まって思考を中断した。

 

(私が言えた事ではないと、後何回繰り返すか見物になって来たか・・・・いざとなればルナマリア君には『外宇宙』にでも行かせれば良い、それから・・・・一度会ってみたいものだ。調べによると、彼女は『あの一家』と面識があるらしいから、いや・・・・レイを仲介役にすれば、どうするギルバード・・・・いや、いかん・・・・欲が出てきたか、ここは慎重になるべきだ)




 前回の『ブリ大根』も種死放送終了辺りまでの風潮にアンチや皮肉要素を入れたけど、ピンと来る人はまだいるかな?って気分。
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