失われた運命   作:くまたいよう

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 此方は最近の映画とかじゃなくて、テレビ版放送前後な風潮からノリを組み込んでますな作風。


発火点寸前 エゴと言える情念

『おかしい』

 

 ここ数日で、何故か俺、シン・アスカを見る目が激変した。

 

『暖かい目』

 

『怖い目』

 

『尊敬されてる目』

 

 何だ?何が起きたんだ!?

 

 そう考えていた時に俺と対面したのは?

 

『フェイト・T・ハラオウン』

 

 何か、シャマルさんが言うには?俺とは会わせたかった存在で、何か真剣な目をしていたんだが。

 

「是非、君から『ご教授を』!」

 

 何だよそれ?何でも高町なのはとは、小学三年の頃からの付き合いなんだが、周りの話によると?『なのフェイ』・・・・何で略してんだ?な関係を噂されているらしく、最近の食事を頼まれて管理しているから、何か聞きたい事あるのか?って思ったら。

 

「あのシグナムに直撃見舞ったとかなやり方を是非!」

 

「?」

 

『直撃』?

 

 何だよそれ?俺は眉間は流石に不味いから左腕に模擬戦の剣を投擲した後に、自分と似た声のアニメキャラの台詞を言っただけだぞ、で?詳細話したら益々目を丸くしている?

 

「す、凄いよ・・・・私もそんな風に、なの・・・・いやいや、そのね?最初の頃にシグナムに?」

 

 何でも、最初は敵対してた時に?初戦で負けて、次の次には俺みたいに鞘で攻撃防がれた後に、その気になったら勝ててたかもなくらいはやれなかったらしい、けど必死になんか誤魔化してないか?

 

 で、話さなくても良い事を何か次々と、合格間違い無しとか言われた試験で、なのはさんが大怪我した時期だったから、心配の余りに何もかも手付かずで、二回試験落ちる前からメンタルが弱点なのを指摘されてて、今も・・・・とか。

 

「じゃあ、何で戦ってんだ?そんなのが戦うの見せられる方の身になれよ」

 

 何で俺は苛立ってんだ?しかも、年齢の数百倍は地位が高い人にこんな口の聞き方は駄目だろ・・・・嗚呼、何でこんな風に困り顔になるかなあ?

 

 またも、目を丸くして?ですます口調になった?要するに、無茶する友達にキッパリものを言えるようになりたいから相談したらしいのは納得出来たんだが、何で俺?

 

 後日、俺に対する目が更に複雑になった。けど、シグナムさんは初対面から何か聞き出したいのを堪えてる感じだった?けど、何の意味があるんだろなあ?

 

 まあ良いや仕事仕事、あの新人『スバル』と『エリオ』だっけ、女の子と小さい男の子なのに、本当に常人の何倍も良く食うから忙しいんだ。因みに『キャロ』って娘が、ニンジンとかの嫌いなものをエリオに食べてもらってるのを怒る人はいない、どうしたもんか?

 

 

 後日?何気無く思った『妙な目と小さい子の好き嫌い』についてが、とてつもなく重く感じる事はシンは予想し得なかった。

 

 

 

『妙な目』

 

 

 それは、本来のとは違う形で浴びている者もいた。

 

『アグネス・ギーベンラート』

 

 本来、悪態を付く対象が存在しない影響と言うべきなのか、対象が違う相手に移った。

 

 だが、それが自分の神経を逆撫でする事になるとは予想しえなかった。

 

 元々、社交性で負けているだけで能力は自分が上であったが、プロパガンダ歌姫として次世代を期待される側と、戦争が起こらなければ用無しパイロットでは現時点では注目度が違う、流石のアグネスも?

 

『早く戦争になーれ!』

 

 このような事を望むワケではないし、そんな権限も無い。

 

 だが、自分の望みが途轍もない皮肉を含む展開に繋がるとは思わなかった。

 

 

 地道に、着々と成果を出すルナマリアには次の仕事が入って来たが?

 

「『オーブ』・・・・からの、使者が来る場で歌うの・・・・で、あり・・・・ますか?」

 

 私は、暫く会う機会は無いとしていた議長自らの意外と早い対面が実現した事より、その内容が・・・・でも、何で議長が?

 

「うむ、実はだね?」

 

 私は、オーブからの『訪問理由』に激昂したわ!マジギレよ!何よそれ!

 

「君の情報が漏れている可能性がある」

 

 頭が冷えた。何で、私が?って思ったけど?つまり、連中の『本命』は。

 

「あくまで、可能性だよ・・・・」

 

 そう、私は聞いた。シンと言うよりアスカ兄妹に何があるか?つまり、兄妹と縁があった私が・・・・とした時に、議長が一枚の紙を出して、私が歌う予定の歌がリストアップしてあって、読んだけど?

 

「これ等は、プラントで好まれる歌じゃないのでは?」

 

「そうだ。プラントでは?『安らぐ』ような歌が好まれている。例えばラクス・クラインのような歌だ。だが、君には『違う歌』を歌って欲しいのだ。何かを、掴む、求める、迫る。悪く言えば生々しく、泥臭く、暗い情念を踏まえ、それでも進む!人は自由であり自分勝手であるが、それでも!とな」

 

 議長の目には真剣な色しかないわ、何を訴えようとしているのかわからない、けど?

 

「君に歌って欲しいのだよ、歌は人を安らがせるだけではなく、良い意味で奮い起たせるものでもあるのだとわかる歌を!」

 

「はい・・・・っ」

 

 私は、議長の奥にある暗い情念を感じて、それに賛同したわ。エゴと言える情念が含まれた火傷しそうな熱いものに。




 種死は、前作のアンチテーゼだったらしいが?な気分の産物、シンとルナマリアは前書きで出た時期の長所と短所が周りと化学反応起き始めな回。
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