帝国艦隊召喚ス   作:オクチャブリカ

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...リアルが忙しいのに書いちゃった★

ってことで前置きを書くモチベが湧かないので、
本編いってらっしゃ~い(=゚ω゚)ノ





















楽しんでってね(^_-)-☆







ルイラ王国ヘ出航ス

ラ・クラ公国との交渉の二日後、出雲は再びラ・クラの土地を踏んでいた。

 

「海路で行くのですか。」

「えぇ、ラ・クラからルイラ王国の首都であるオエルに行くには海路が手っ取り早いです。陸路で行くと遠いですし、何より山賊や魔物が出て危険なんですよ。」

 

そう言ったのは、ラ・クラ公国伝統の服を身にまとった、小柄な男。カーレ・シェパードである。その後ろには、国防卿のリュイセルと、レーダンもいる。

 

「了解しました。船はこちらの物でもいいですか?」

「もちろんいいですよ。ぜひ乗らせていただきたい。」

「貴国の船に乗らせてもらえるのか!それは楽しみですな!」

「どんな技術が使われているのか...ぜひ気になる!!」

 

落ち着いて返事を返すシェパードと違い、リュイセルとレーダンは童心に帰ったように言う。

 

「分かりました。早速向かいましょうか。」

 

そう言い、駆逐艦「茜」へと向かう出雲。今回引き連れてきた艦隊は

 

駆逐艦 茜、樅、棗、菊

 

の四隻である。これは、あんまり大型艦を引き連れていくと、砲艦外交だと思われかねないと判断したからだ。

 

ーーーーーーーーー

出航してから十分ほどが経った頃、リュイセルとレーダンの二人と出雲は、「茜」の艦内で話をしていた。

 

「では、技術提供の話ですが。まずはこちらのカタログを見てもらえれば。」

 

出雲がカタログを取り出し、二人に渡す。

 

「なるほど...実物に加え、それを扱う人員を育てるための教官も付けてくださるのですね。」

「何と良心的な...」

「いえいえ、こちらは食糧を輸出してもらっている側。それに、あなた方にはロデリア王国とやらの脅威もあるようですし。」

 

出雲がそう言うが、二人は相槌をうつだけで、視線はずっとカタログへと向いていた。

 

「なんと...!銃があるではないか!それにこの銃。ミドルエージェスの魔法銃よりも性能が良い!」

「この価格なら、300丁ほど購入してもいいかもしれません。」

「この船を見ろレーダン!砲の有効射程が14kmもあるぞ!それに一分間に30発以上撃てる!これが一隻あればロデリア王国は愚か、ミドルエージェスの艦隊も相手取れるぞ!」

「こちらはさすがに高いですね...もう少し安くしてくれれば導入しやすいのですが...」

 

露骨に出雲の方を見ながら言ってくるレーダン。出雲は少し笑った後言った。

 

「分かりました。こちらでどうでしょうか?」

 

見せた電卓には、元の価格から20%OFFぐらいされた数字が写してある。それを見たレーダンは電卓と言う超高度な技術に少し動揺したが、笑みを浮かべ言う。

 

「ありがとうございます。これなら三隻ほど購入しましょう。」

「こちらこそ、ありがとうございます。」

 

二人のそんなやり取りをよそに、リュイセルは、

 

「おぉ!これがダイニッポンテイコクの戦艦!なんて性能だ!...だがさすがに高いなぁ...いや、国防費を全部使えば一隻ぐらいは...いや、さすがにダメだ!踏みとどまれ俺...!」

 

情緒不安定レベルで表情を変えながらカタログを見ているのであった。

ちなみに、ラ・クラからオエルまでは、30ノットで26時間ほどである。

 

ーーーーーーーーーーーー

到着まであと二十分ほどと言う頃。外で風を浴びていたレーダンの隣に、出雲がやってくる。

 

「どうしたんです?こんなところで。」

「あぁ、風にあたってたんです。」

「そうですか...」

 

その後、暫くの沈黙が訪れる。

 

「それにしても...とんでもない速さですね。」

「えぇ、我が国誇りの駆逐艦ですから。」

 

レーダンにそう出雲が返した後、再び訪れる沈黙。

 

「...そういえば、貴方らはカタログを当然のように読んでいましたけど、我が国の言語を知っていたのですか。」

 

今更ながらその質問をする。冷静に考えたら、異世界の未知の国家が、日本語を呼んだりできるというのはおかしい話なのだ。

 

「えぇ、ネヘン系の言語ですよね。我が国の第三公用語はネヘン系のネヘン語ですから。」

「?。ネヘン語?。我々の言語は日本語なのですが?」

「えっ、ネヘン系の言語ではないのですか?」

 

レーダンの口から発せられるネヘン語と言う、未知の言葉。言い方的に日本語に非常に似ているらしい。

 

「すみませんが、我々が使っているのは日本語で、ネヘン系と言うのも、ネヘン語と言うのもご存じありません。どのような言語なのですか?」

 

出雲がそう質問すると、レーダンは少し考え、答えを返す。

 

「そうですね。まず、あなたが言うニホン語と言うものに非常に似ています。細かい所は違うようですが、おおむねは同じです。」

「なるほど。」

「使われ始めた時期は現在から2600年ほど前、紀元前1000年前ほどと言われています。発祥地は詳しく解明されていませんが、紀元前1000年前に存在していた伝説の国。ネヘン国が発祥と言われています。」

「ネヘン国...ですか。」

 

それに相槌を打ちながら言う出雲。だが、次の一言で驚愕することとなる。

 

「そして、そのネヘン国は。あなた方と同じ転移国家と言われています。」

「!。それは本当ですか?」

「そうですね。...じゃあ、ネヘン国を語るにあたって、欠かせない話が一つあります。」

「欠かせない話?」

 

出雲は、レーダンの発言に首をかしげる。

 

「...今からお話しするのは、この世界で知らないものはいないと言われている、「ネヘン記」の内容です。」

「...」

 

レーダンの話を真剣に聞く出雲。レーダンは少し咳払いをした後に「ネヘン記」の内容を語り始める。

 

「...昔、世界が魔王軍に支配されようとしていた時。世界中の魔導士が集まり、最後の抵抗として巨大召喚魔法を行なった。魔導士は力を使い果たし、その場に倒れ込んだ。だが、彼らは召喚に成功した。ネヘン国が召喚されたのだ。彼らは鋼鉄の船、轟音を鳴らし敵を蹂躙する鳥。地上を進む鉄の怪物。敵へと向かって自ら進む神の矢。魔王軍はネヘン国により次々やられていき、召喚からたった一年で、世界の大部分を開放した。彼らが掲げた旗は、太陽の旗。ネヘン国は世界を照らす太陽となったのだ。…だが、太陽はいつか沈む、彼らは、ある一人の魔導士に元の世界に帰してもらうように頼んだ。その魔導士は最初こそ断ったが、最後には折れ、帰還魔法を行なった。その瞬間、世界に再び夜が訪れた。長い、長い夜。だが、我々は生きて行ける。太陽がもたらしてくれた熱を、失う訳にはいかないのだ。…これは要約したものですが、このような話になっています。」

「このような話があるとは…ありがとうございます。」

 

レーダンに感謝する出雲。

 

「いえいえ、私は伝説の内容を話しただけです。それに、ネヘン国についてはどのような技術を使っていたのかも、まだ解明されていないことが多いんですよ。」

「そうなんですか。」

「えぇ...。では、私は風にも十分当たりましたし、そろそろ中に入ります。」

 

そう言うと、中に戻っていくレーダン。

 

「…魔王軍…かぁ。やっぱ異世界なんだな。」

 

一人そう呟く出雲。

 

(それにしても「ネヘン記」に出てきた兵器…軍艦に、おそらくジェット機、戦車やミサイルの事を言っているような表現があった。それに、「彼らが掲げた旗は、太陽の旗。」…か。…まさかな。)

 

ネヘン記の内容を考察する出雲。

 

(まぁ、何より興味深いのは、元の世界に帰れる手段があると言う事だ。これに関しては、情報だけでもとんでもない収穫だな。)

 

そして、帰る手段があると言うことに、喜びを覚えるのであった。

 

ーーーーーーーーーー

〜統一暦1670年6月12日、ルイラ王国首都「オエル」〜

二日前、ラ・クラ公国より、ダイニッポンテイコクと名乗る国家が、ルイラ王国との交渉を望んでいるという旨の連絡があった。

別に問題はないので、ルイラ王国としては嬉々として歓迎すると伝えたのだが、ラ・クラ公国の外交卿よりもたらされた情報によると、そのダイニッポンテイコクと言う国は、ミデュライト王国と同等か、あるいはそれ以上の技術を有した国家であるとのことだ。かなり確実性のある情報のため、我が国の外交省はダイニッポンテイコクを“準列強"に指定。昨日から、急ピッチで会場などの準備を進めている。

国王より、交渉兼案内担当として直々に指名された外交長のチェイルス・ロンドは、オエルの港でダイニッポンテイコクの使者達を迎えるため、海の方角を眺めながら待っていた。

 

(どんな船で来るのだろうか?ラ・クラ公国が情報卿がいうにはカガクというものを使用しているらしいが…。)

 

そんなことを考えながら待っていると、黒い点のようなものが、かすかに沖の方に見えた。それは時間が進むにつれ、どんどん大きくなっていく。

 

(…大きくないか?。…いや、大きいなんてレベルじゃない!!見たこともない大きさの船だ!!それに帆を張っていないのに、とんでもない速度で接近してくる!!な、なんて物を持っているのだ…ダイニッポンテイコクは…!)

 

ーーーーーーーーーー

巨大な船から、人が二名降りてくる。そして、その二人を出迎えるロンド。

 

「ようこそルイラ王国へ。シェパードさん。そして、ダイニッポンテイコクの使者の方。初めまして。私、ルイラ王国外交省のチェイルス・ロンドと申します。」

 

しっかりとした礼節で出迎えるロンド。それを見た出雲も自己紹介をする。

 

「お出迎えありがとうございますロンドさん。出雲良清と申します。」

(イズモ...リョウセイ。変わった名前だな。)

 

出雲の名前を聞いて、シンプルにそう思うロンド。

 

「リョウセイさんですか、ではこちらへ。」

「あぁ、すみませんが、良清は名前なんです。出雲と呼んでいただければ。」

「!。すみません!出雲さん!機嫌を損ねてしまって!」

「いえ、別にいいんですよ。ただ呼ばれなれてないだけで。」

 

 

出雲にそう指摘されて慌てて言い直すロンド。

 

(危ない...準列強に敵対視されたら我が国は終わりだからな...気を付けなければ。)

 

そんなことを思っているロンドの気など知らずに。出雲は街の風景を楽しんでいる。

 

「それにしても、聞いていた以上に素晴らしい街並みですね。」

「お褒めいただき光栄です。あと、連絡は事前にしていると思いますが、会談後はルイラ王国歴史館の方を見学する予定となっております。」

「えぇ、確認しています。」

「分かりました。それでは向かいましょう。」

 

ロンドはそう言うと、目的地へと向かっていく。シェパードは出雲のサポートとして気を引き締め、出雲も交渉へ向け気を引き締めていたが、その傍らで、ルイラ王国歴史館の見学を楽しみにするのであった。

 

ーーーーーーーーーー

~ロデリア王国首都「グラース・キングェ」~

高く、堅牢な城壁の中には、これでもかと言うほど建物が敷き詰められており、町の中央には白を基調とした、ロデリア王国最大の城。グラース城が建てられている。そのグラースの城内では、一人の大男が、金で作られた玉座に座り、部下に命令を下している最中であった。

 

「準備は万全か?イディアよ。」

「えぇ、王よ。あとは命令を下すだけでございます。」

 

その返事ににっこりと笑う大男。

それは、ロデリア王国の(キングェ)である、ベロルト・ロデリアである。

 

「ははは!アデラート統一のための第一歩が今始まるのだ!イディアよ!ラ・クラ公国を蹂躙しろ!」

「はっ!了解しました!」

 

そう言い、その場を立ち去るイディアと呼ばれた部下。にどのような運命が待っているかは、読者()のみぞ知る。




性能諸元

金剛型戦艦一番艦「金剛」

基準排水量:34,500t
全長:225m
全幅:32.4m
主機:ガスタービンエンジン6基 150,000馬力
最大速力:32.4kt
航続距離:11000浬(20372km)(19kt時)
乗員:730名

兵装

・35.6cm50口径連装砲4基8門
・10cm60口径連装両用砲10基20門
・10cm55口径単装速射砲6基6門
・20mm超速射機関砲8基8門
・艦対空誘導墳進弾垂直発射基(30×50)×2
・対艦誘導墳進弾四連装発射筒6基

・カタパルト1基
 水上偵察機3機

装甲

・舷側230mm(バイタルパート)
・甲板66.8mm

同型艦

・二番艦:比叡
・三番艦:榛名
・四番艦:霧島



(魔改造)やったぜ★
浪漫あるよね、昔の兵器を近代化改装するって。





まぁ、今回はたまたま書けちゃっただけなので、次回がいつ出るかは私でもわかりません。
それでは、ここまで読んでいただいてありがとうございます。
Я постараюсь изо всех сил в следующий раз. До свидания.(次も頑張ってみるよ。さようなら。)
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