投稿遅れました。どんな話の展開にすればいいか迷った結果です。
いつも感想くれる読者の皆様が「面白い」の一言で勇気づけてくれています。本当にありがとうございます。
今回短いです
天与呪縛のフィジカルギフテッド、樋口零斗は今や裏の世界でその名を知らない者はいない。
「若き天与の暴君」と謳われた彼の悪評も広まっている。
曰く、異次元の身体能力を持ち一度標的にされれば逃げる事は出来ない
曰く、依頼に見合わない報酬があった場合即座に依頼主の方が始末される。
曰く、冷酷無慈悲で残忍、邪魔する者は全て殺される。
曰く──非呪術師において最強
「所詮、呪具がなければ呪いも祓えない
「遺す言葉はそれだけか?かかってこい、てめぇーなんざ素手で十分だ」
若き暴君は呪霊操術の呪詛師と相まみえる。
◆◆◆◆◆◆◆◆
俺は今、このロン毛男と対面している理由を教えよう。
いつも通り、仲介人の依頼を受け呪詛師の殺害に向かっていた。
ターゲットがいる場所に辿り着くとそこには人の気配がない廃ビルで中に入り込んだ途端、違和感を覚えた。
既にその呪詛師は殺されており、見る一帯に死体が転がっていた。
電話で確認を取ろうと、ポケットに手を突っ込もうとした時
『噂は本当だったみたいだね。多くの特級呪具を所有している格納庫型呪霊を所有する
後ろを振り向くと黒髪の長髪に特徴的な前髪、大きめの耳に大きなピアスを付け、黒の僧衣と袈裟を着込んでいる男の姿が確認できた。
『おめぇ誰だよ?』
『私は夏油傑。呪術師さ。
今は少し特殊な立場にいるけど、君に用があってこの場に参上した。君が始末する筈だった呪詛師達は私が殺しておいた』
『ちっ、折角の依頼をお陰で無駄足だったわ』
態々遠い所からダッシュで駆けつけてきたというのにとんだ無駄足だったことにイライラを覚えた俺であったが、ここでこのロン毛が男が火に油を注いだ。
『さて、本題に入ろうか。単刀直入に言おう、樋口零斗君、その呪霊を私に譲ってくれないかい?』
『は?お前何言ってんの?』
『
いきなり、挨拶しに来たと思ったら「コモちゃん」を譲れだァ?巫山戯た事を抜かしやがって、この子は俺にとっての唯一無二の友達だ。
あのクソな家庭でもコモちゃんはずっと俺の側にいてくれた、今では相棒でもあり家族でもある。
俺が家族を売るとでも思ってんのか?
『グルルルゥゥ!!!!』
ほら、見ろコモちゃん今までにない鋭い目付きで睨んでるよ。絶対こいつの下になんか着きたくないって思ってるよ。
『どうやら、コモちゃんはお前には付かないって言ってるけどどうする?』
『仕方ない。
君がその呪霊を渡してくれれば命までは取らなかったのに……これだから、素直に従わない
ロン毛男がそう言うと後ろから多くの気持ち悪い姿をした呪霊達が現れてくる。
やはり、力づくで来るつもりかと構えた俺。
「所詮、呪具が無ければ呪いも祓えない
「遺す言葉はそれだけか?かかってこい、てめぇーなんざ素手で十分だ。」
次回は主人公VS夏油傑です
それと今活動報告にて呪具の募集をしており、さっそく多くの募集が来てくれてうれしい限りです。引き続きたくさんの応募をお待ちしております。