何か電波を受信したのでつい

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アウラinネットミーム世界

服従させる魔法(アゼリューゼ)

 

 断頭台のアウラが使用する魔法

 お互いの魔力を測り、大きい方が相手を半永久的に操れる

 但し操られた側の意思が強ければ一時的に抵抗できる

 アウラは早々に首を切り落としてアンデッドにしてこのリスクを回避している

 

「アウラ、自害しろ」

 

 理解していなかった

 不意打ちに特化した魔法使いの存在

 フリーレンというイレギュラー

 

「ありえない」

 

 自身の魔法に絶対の自信を持つ

 それ故に敗北することを

 

「この私が」

 

 断頭台のアウラ

 彼女の最期は自身の持つ剣による斬首

 

 偶然か必然か

 それは己が他者にさせてきたことだった

 

 

 ・

 ・

 ・

 

 

 薄暗いどこか

 彼女は意識を覚ます

 

「ここは、いったい」

 

 路地裏か何かだろうか

 起き上がろうとして違和感を覚える

 

 記憶の最期の場所と違うから?

 手元に天秤が無いから?

 斬れたはずの髪が見えるから?

 いや、そんな生半可なものではない

 起き上がる過程で理解し周囲を確認

 丁度良い角度で光を反射しているガラスを見つけ、己の姿を確認する

 

「何よ、これ」

 

 自身の身体は明らかに小さい

 本人からでは分かり難いが俗に言うSD(スーパーデフォルメ)キャラ状態である

 

 遠くから声が聞こえる

 念の為に壁に隠れながら様子を確認

 

「何よ、あれ」

 

『アウラ、残業しろ』

『アウラ、一発芸しろ』

『アウラ、寒中水泳しろ』

 

 そこでは無数のSDアウラがわけのわからない命令をされていた*1

 

 危険を感じて引き返し暗いところへ身を潜める

 別の方向から声が聞こえて隠れながら確認

 そこには生ゴミを挟んで威嚇し合う二人のSDアウラ

 

「何なの、あれ」

 

 全く理解できない

 これまで見てきた中で何よりも理解できない光景を前に頭を抱えてへたり込む

 

「ここはミーム世界。そしてあれは野良アウラよ」

「お前はフ、えっ野良アウラって何?」

 

 いつの間にか後ろにいた宿敵(SDフリーレン)に反応し警戒するも意味不明な単語の衝撃に全部持っていかれる

 

「そうね、とりあえずこれを読みなさい」

 

 二つ折りの携帯端末*2を操作してアウラに端末を渡す

 

「この文字読めないんだけど」

「《何か都合良い感じの魔法(かくかくしかじか)》」シュッ

「ぐあっ!!」ビッ

 

 SDフリーレンの《何か都合良い感じの魔法(かくかくしかじか)》によって説明の必要な様々な情報が省略された

 

「アウラ、これを読め」

 

 ― ― ― ― ― ― ― ―

 

★★★★☆ 4/5点

 

便利は便利だけど緊急時の足しには不便

 

 最低限の理解力と判断力を持っています

 そこに魔族だから人権に配慮しなくていい点も加わって利便性が高い商品です

 私は主に単純作業と実験で利用しています

 特に危険性が高い魔法を試す場合は使う側と使われる側の捨てアウラ二人体制がかなり安全

 現地で確認できない都合上カメラ含めた各種計測器具を多めに用意する必要があります

 しかし安全には代えられません

 特に危険度が高い場合は深く穴を掘らせていざとなったら埋められるようにしています

 掘るのは本人達にやらせれば良いので手間もかかりません

 同様の利用法をする場合は土地関連の法律の確認が必要なことに注意しましょう

 

 欠点はやはり魔族なことでしょうか

 これは悪口ではなく単純に価値観の違いによる問題です

 分かり易い例だと「掃除」「片付け」などを「跡形もなく消滅させる」と解釈し被害を出すなど

 扱う際はこういった使用感の確認と想定外を回避する為の監督役が必要です

 なので間違っても忙しくなってから購入すると後悔します私はしました

 この点に関する注意書きもありますが注文段階では分かり難いので星4です

 もうちょっと分かり易い表現で書いてください本当に

 

 

 商品の評価からはずれますが現在野良アウラが問題になっています

 原因次の命令が無いまま放置されたことです

 最近の流行で様々な自害を命じられ成否を確認しないまま放置し生存のパターンが増えています

 現在地域フリーレンで対応していますがストレスから問題を起こしているという報告があります

 具体的には「布団に引きこもり出てこない」「無差別に魔族を殺す魔法(ゾルトラーク)を撃つ」「イマジナリーヒンメルと会話し始める」「煽りメスガキ化する」などです

 これにより冗談で済まない被害が多く出ている為各自アウラを放置しないよう注意してください

 対処法はアウラの命令に「生存した場合戻れ」を付け加えるだけ

 一部では「タヒぬまで繰り返させる」という情報が出回っていますが誤りです

 命令次第で想定外の被害が出るので絶対にしてはいけません

 最初から廃棄を目的としている場合はプロの業者に任せましょう

 

 少しの手間で救われる命があります

 アウラの運用はマナーを守り安全にしましょう

 皆さん良いアウライフを

 

 ― ― ― ― ― ― ― ―

 

「??? ?? ??」

 

 アウラは全く理解できなかった

 アウライフって何だよ

 

「野良アウラはもはや社会問題になりつつある」

「説明する気があるならまず理解できる表現を――」

「ほら、そこを見なさい」

 

 アウラを無視してフリーレンが指したのは先程野良アウラが争っていた方向

 既に決着がついたのか一人だけが如何にも負け犬な感じで転がりながらうめいていた

 

 そこへどこからともなく天秤が投げ入れられる

 倒れていたアウラはそれを確認すると周囲を警戒しながら近づいて手に取る

 取った瞬間突然高所から檻が降って閉じ込められた

 

「何か馬鹿っぽい捕まり方してない?」

「このミーム世界では『油断して負ける』属性が強化されて簡単な罠でもひっかけられる」

 

 捕らえられた方のアウラの元に別のフリーレンが現れ《服従させる魔法(アゼリューゼ)》を使わせ返り討ち

 

 ミーム世界で過程は省略されて結果が残る

 有名な「脚本の人そこまで考えてないと思うよ」が「実はそこまで考えていた」という展開を知ってても「そう言われるだけの背景があった」という点まで把握してるかは別

 この世界のアウラは魔力を削る過程の一切が省略され《服従させる魔法(アゼリューゼ)》を即撃ちして返り討ちになるレベルまで退化した

 

「私は元の世界へ帰りたい。でも元の世界の手がかりはアウラだけ」

 

 アウラはフリーレンの言葉を聞き《何か都合良い感じの魔法(かくかくしかじか)》で得た知識を元に考える

 

「つまり、協力して一緒に帰ろうってこと?」

「えっ」

「えっ」

 

 アウラは《何か都合良い感じの魔法(かくかくしかじか)》で敵同士が一時的に手を組む展開を理解した

 フリーレンは「お前利用できそうだからまだ生かしておくね」ぐらいの感覚だった

 何なら帰れそうになったら駆除業者に引き渡すつもりでいる

 

「そんなことより、私はこの先活動する為の収入が欲しい」

「私の扱いを『そんなこと』で片付けないで」

 

 駆除業者がいる時点で今更である

 

「だからアウラ、三択から選べ」*3

 

1、ASMR配信で稼ぐ

2、メイド喫茶で働く

3、自害する

 

「ヤダーッ やだやだ絶対やだ」

 

 別作品のエルフ式で嫌がるアウラ

 

「分かった。アウラ、1と2の両方をやって私が帰る時3をやれ」

 

 容赦のないフリーレン

 

 果たして元の世界に帰れる日は来るのか

 戦えアウラ

 負けるなアウラ

 確定申告はもうすぐだ

*1
全て執筆中にXで「アウラ」を検索して出てきたもの

途中から別作品のアウラの混入率が上がって探すのが大変になった

*2
ガラケー

元々の予定ではアンテナを手動で伸ばすタイプだったが

「そんな古い端末がインターネット対応してるの?」

という疑問が生えてアンテナが無い程度に新しいものに変更された

*3
全て検索で出てきた




アウラレビュー+捨てアウラ問題
 本文書く前に思いついた全ての元凶
 アウライフって何だよ

メスガキ化フリーレン
 超レア進化
 通常版と比べて防御系の性能を少し削りその分攻撃系の性能を盛った感じ
 引くのはソシャゲから「無償石」「ピックアップ」「最低保証」「天井」を消して超高額な上に結果が出るまで年単位で待つガチャで特定キャラを狙うぐらいきつい
 レア過ぎて誰かの願望から生まれた幻ではないか説有り

確定申告
 1月1日から12月31日までの所得を元に翌年2月16日から3月15日までに所得税を納めること
 フリーレンが収入をきちんと管理していると思ってはいけない


謎の電波受信してから書き上げるまでに10日かかったとかマ?(ファイルのプロパティで確認)(諸々の都合で書いてた期間の方が短い)

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