【挿絵表示】

二度のゴジラ災害を乗り越えた日本だったが、国内では巨大生物の現出が相次ぎ、政府は対策機関である巨大生物研究所(巨生研)を創設し、巨大生物の対処と研究を委ねていた。その成果もあって巨大生物の脅威が去った日本は、目覚ましい経済発展を遂げ、アメリカと並ぶ経済大国となった。
大阪万博を翌年に控えた1969年、瀬戸内海を巨大台風が遅い、無人島である因羽島は崖崩れを起こした。そしてその地中から、謎の巨大な球体と未知の遺跡が発見された。
島の所有者である丸菱観光から調査を依頼された藤戸真矢は、古代遺跡の内部で棺のようなものを見つけ、そこから双子のような2人の少女が出現し驚く。思わず遺跡を飛び出した真矢は、上司である原田と共に再び遺跡に入ったが、少女たちは姿を消していた。
一方、丸菱観光の友兼常務は、島から出土した球体を大阪万博に出品しようと考える。
翌年、大阪万博開催を控えた或る日、真矢の前にあの少女たちが現れ、「今すぐ命令をしないと災いが起こる」と警告し、再び姿を消した。何のことか分からない真矢は、あの球体には恐ろしいものが宿っていると感じた。
そして大阪万博開催日、大勢の人々が詰めかけたその会場で、悲劇は起ころうとしていた……。

※本作は映画『ゴジラ-1.0』に触発されて執筆した二次創作作品『ゴジラ+2.0』(https://syosetu.org/novel/330879/)の続編スピンオフという形になっております。なので『ゴジラ+2.0』をお読みになってからだと、より読みやすいかと思います。
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