勘弁して、ほんとマジで   作:鞍馬エル

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本編完結して、思いついたネタ

完全なお遊び回です
クオリティ?
知らない子ですね


未来へ
 Another 影のもの


此処は地球の欧州にあるとある施設

 

 

そこに

 

 

「ええい!そもそもパンジャンとは一体なんなのじゃ!」

と頭を抱える小柄な少女

 

…いや女性がいた

 

 

彼女の名はアウラ・マハ・ハイバル

昨年滅んだファウンデーション王国の元女王である

 

彼女の処遇については各国が受け入れに難色を示した為、紆余曲折あって此処にいる

 

 

なお、彼女を慕うオルフェとシュラも此処にいるのだが

 

 

「くっ、操縦が難しい」

 

「…そもそもこれを重機として運用する事自体間違いではないのか?」

と彼等は慣れない仕事に四苦八苦の日々

 

優れた能力があるんでしょ?

早く試験走行やってよ、役目でしょ?

 

と言わんばかりに方向性の迷子達(試作機達)が次々と2人の元に送られてくる

 

既に彼等の僅かに残っていた自信は粉々に粉砕されている始末

 

 

というよりも

 

「…なんだ

このゲテモノ達は」

 

「これを私とシュラがテストする、と?」

 

2人は戦慄した

 

 

 

 

 

後日談

アウラちゃんの災難

 

 

----

 

 

ジャンク屋組合、ヘリオポリスⅡ(元プラント住民)にファウンデーション王国という将来の禍根となり得る組織を始末した世界は少しずつ

 

だが、確実に平和の為に動き出していた

 

 

そんな中でもアウラとオルフェにシュラの扱いは決まる事なく、無為に時間だけが浪費されていく

 

そこでコープランドは相談役であるハルバートンにある提案をする

 

 

いっその事、余計な事を考えない程度に彼女達を追い込むべきではないだろうか?

 

実に指導者らしい考え方であったが、正直なところハルバートンとしてもいつまでも彼女達に時間と労力をかけたくなかった事もあり、サザーランドに相談を持ちかける

 

勿論、サザーランドからアズラエルにも話は届く事となり、新旧ロゴスメンバーによる会合が臨時招集された

 

 

その場において、パンキチ氏に彼女達の身柄を引き渡す事が全会一致で決定される

 

なお、同氏は

 

 

「…なんだか釈然としませんが、任されるならば全力を尽くしましょうか。…それに優秀な人材の様ですからね」

そう笑ったらしい

 

 

 

…あっ(察し)

とアズラエルも含めた全員が思ったが

 

「…まぁ、戦争を引き起こそうとしたのですから、それなりの罰は受けてもらわないと」

とアズラエルは引き攣った顔で発言したという

 

 

 

 

----

 

 

 

 

そして

 

 

「だから!何故この様な機構なのだ!

もっと良い形状があるのではないか!」

 

「うるせぇ!

つべこべ言ってるとハギス食わせんぞ!」

 

「……すまなかった

私が悪かった。すぐに試験に戻る」

 

と心温まる?やり取りをする事となったのである

 

 

 

 

なお、アウラは機体設計部門に回されたのだが

 

 

「…氷山を空母に?

そんな考えもあるのか」

とライブラリーにある各国の(いかした)兵器を見て、何やらショックを受けていたらしい

 

 

なお彼女は東アジアの劫火を見て

 

「む?何か頭の中で歌が聞こえる気がするな」

と呟いてしまい、彼女を心配した同僚達により近くの病院へと緊急搬送される事となる

 

 

曰く

 

「のじゃ、だと」

 

「…合法ロリ

存在していたのか」

 

「…此処に配属されてよかった」

 

と言った声が彼女の同僚達から出ており、実のところ彼女のファン?は多かった

高圧的とも言える彼女の言動も

 

 

「我々にとってはご褒美です」

という東アジア日本地区出身の人物の発言に蒙を開かれた者は多かったそうだ

 

 

 

この報告を受けたパンキチ氏は

 

 

「…世の中には奇矯な人物が多いものだな」

と嘆息したらしい

 

…なおアズラエル達がその言葉を聞いていたら

 

自己紹介ですか?(ブーメランを投げるな)

という事間違い無いだろう

 

 

 

何せこの施設は

 

 

『民生用重機(グレート)・パンジャン開発本部』

なのだから

 

 

 

----

 

 

 

 

パンキチ氏は欧州はブリテンの出身ではない

意外に思うかも知れないが、彼は旧ドイツ地区の出身だ

 

 

無駄に旧い家であった為に幼い頃から埃に塗れた様な一族の歴史について学ぶ事を求められた

 

 

やれ

かの偉大な人物の子孫として

 

知った事ではない

祖先が偉大であった事と、我々が優秀であるかどうかに関係などない

 

 

そう思っていた

 

所謂血統主義というべきものを彼の両親や祖父母は持っており、両親や祖父母に阿る者達もまたその時代遅れとしか思えない考えに追従していた

 

 

 

吐き気がした

 

なんだそれは?

彼は少年ながらにそう思い、両親や祖父母を嫌悪する事となる

 

 

 

 

しかし、子供のできる事など知れている

 

故に嫌悪する両親や祖父母に何をするにも手を借りねばならない

 

 

そんな自分にも嫌気がさしていた

 

 

 

----

 

 

 

そんな彼はある人物に憧れを抱いていた

 

ジョージ・グレン

様々な分野において高い実績を残した人物だ

 

 

彼には下らない家も繋がりもない

 

その身一つと努力であそこまで至れたのだ

 

 

自身で宇宙探査船を設計し、そして宇宙へと探索の旅に出る

 

まだ若き頃の彼はその姿に憧れ、そして彼の様になりたい

そう思った

 

 

…ところが

調査船に乗り込む直前、彼は自らが遺伝子操作され生まれた人間であると明かし、その自身の設計図とも言えるものを公開

 

混乱の中、彼は木星探索の旅に出た

 

 

 

…なんだ、それは

 

当時グレンの出発をリアルタイムで観ていた彼は絶句した

努力はしたのだろう。…しかし、遺伝子操作による人類?

 

 

それではまるで、己が嫌っていた血統主義と差異はないのではないか?と

 

勿論、根拠なき血統主義よりもあの男(・・・)の提唱するコーディネーターとやらの方が能力は高いし、確実だろう

しかし、認められなかった

 

 

遺伝子(設計図)通りの|実力《性能)を出す?

それではまるで

 

 

人ではなく機械(部品)ではないか?と

 

 

 

だが、彼は先鋭化する反コーディネーター運動には参加しなかった

それよりも自身を更に高めねばならないと一念発起したから

 

 

 

その努力は実り、いつの間にやらユーラシア連邦欧州地区における産業界の大物

などという仰々しい立場となっていた

 

 

----

 

 

 

そんな彼はある噂を耳にした

 

 

なんでも中立国であるオーブにおいて、ナチュラルの少年がコーディネーターの少年を庇い重傷を負ったという荒唐無稽なもの

 

殊更コーディネーターを差別しようとは思わなかったが、コーディネーターに対する隔意はあった彼は

 

「単なる夢想家達の妄言だろう」

と一蹴し、以後それに思いを巡らす事はなかった

 

 

 

 

地球とプラントによる武力衝突が本格化し、地上において旧世紀の亡霊達が目を覚まし始めた頃

彼はとある話を聞く事になる

 

それこそが『アークエンジェルの口撃』と呼ばれる出来事であり、彼がカズイ・バスカークに興味を示す様になったきっかけだった

 

 

 

情報は秘されていたが、幸いにもアークエンジェルはユーラシア連邦軍の拠点であるアルテミス要塞に寄港している

 

アルテミス要塞司令であるジェラード・ガルシアが直々に話をした少年達の話は本人達の意図せぬ所で拡がりを見せていた

 

何せガルシアはグリマルディ戦役において、友軍艦隊を守るべく奮闘した実績と、当時のユーラシア連邦軍には珍しいコーディネーターに対して極めて普通の対応をする将官だったのだ

 

 

そして、当時ユーラシアの欧州閥を纏めていたロード・ジブリール(クソガキ)から忌々しい話として聞いていたのである

 

 

その話を聞いた彼は驚きと共に湧き上がるものを感じた

…あの時感じたものと同じ様なものを

 

 

 

元々差別意識の強く、それを商売にまで持ち込もうとするジブリールと彼は本質的に相容れない

 

旧世紀の兵器を改良、実戦配備し確たる戦果を挙げている他のロゴスメンバー

メンバー達はコーディネーターに対する自身の主義主張をひとまず置いておいて、この武力衝突に勝利する事を選択した

 

 

にも関わらず小男(ジブリール)はいつまでもコーディネーターに対する主義主張を撒き散らすばかり

その結果、コーディネーターを採用する企業から倦厭される事となり、更に孤立を深めるとも考えず

 

 

そんな愚物であっても、一応は欧州閥を纏めている有力者なのだ

 

ほどほど愛想が尽きていたが、まだ自分はコレを上回る事は出来ない。…ならば、その潤沢な資金を自らの意思で捨てさせれば良い

 

 

そして、阿呆に囁いたのだ

 

 

良いもの(・・・・)がある、と

 

 

 

----

 

 

 

不本意ながらに勉強していた旧世紀の事

 

その中で彼は二度にもわたる世界中を巻き込んだ戦争の存在を知った

 

 

彼が興味を抱いたのは

 

『何故たった半世紀もせぬ間に二度も世界中を巻き込んだ大戦が起きたのか?』

であった

 

 

そこで自分達の祖先の祖国が二度の世界大戦により、世界を動かす主導権を失った事などを知る

 

…では、敵国が強大であったのか?

或いは別の要因があるのではないか?

 

そう考え、結果として当時の散逸した資料を幼き頃の彼は読み漁った

 

 

そして、ある兵器の事を知る

それこそが英国屈指のネタ兵器とも後世から呼ばれる事になる

 

パンジャンドラムだった

 

 

当時の技術的な問題から欠陥兵器となってしまったが、そこは紳士の国(老いたとはいえ世界帝国)

ならば、これを敵側に漏らす事で敵を惑わそうとした(諸説あり)

 

つまり、やり方次第でどの様なものにも活用法があるのではないか?

との考えに至った

 

 

 

幸いにもパンジャンドラムは特攻兵器

使い捨ての鉄砲玉と言えるもの

 

 

ならば、これを使ってアレを追い落とさないか?

 

 

そう考えた

 

 

 

追い詰められていたジブリールはその蜘蛛の糸に手を伸ばし、そして絡め取られた

 

死んだのは完全な予定外であったが

 

 

 

 

目の上のたんこぶとも言える面倒な奴を始末した彼はパンジャンドラムの可能性に思い至り、日々紅茶とマーマイトにサンドイッチを適量(英国紳士基準)接種しながらパンジャンドラムの平和利用について日々頭を悩ませる

 

その結果誕生したのが(グレート)パンジャン

 

 

しかし、彼は満足しなかった

 

 

他ならぬカズイ(新たな星)からだめだし(レビュー)を貰ったのだから

 

 

そして一族とやらには彼なりの戦い方で自身の正しさを証明

 

世界を幸福

などと世迷言を宣う連中の封殺に一役買ったのだ

 

 

更にファウンデーション王国におけるコーディネーターよりも更に極まった選民思想

これを知った彼は自分の持ち得る全ての力を使い、潰す事を決意

 

 

 

密かにファウンデーション王国内にスパイを送り込み、最後の引き金を引いた

 

 

 

 

だが、それをおくびにも出す事はない

 

裏から手を回し、そして己が望む未来を切り拓く

それが

 

それこそが彼の信念なのだから

 

 

 

 

 

 




という訳でパンキチ氏の話でした



こんな感じでやっていこうと思います

突発アンケート 本作設定の完全なお遊び回いります?

  • いる
  • いらん
  • それより本編でしょう?
  • ifstory補完しろよ
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