七三分けの刈り上げにちょびひげ。眼光鋭い男は歓喜の声を上げた。
「ついにだ!ついに我が盟邦がその軍を完成させた!」
日本でもない、ブリタニアでもない、AEU宰相アドルフ・ヒトラーが盟邦と呼ぶのはただ一国。
AEU内の国家連合ではもちろんない。国家連合AEUはその形で完結しているからだ。それぞれが独立国家でありながらも、連合としては一つの国。だからこそ超大国を名乗れる。
ネームドの超大国ほどでは無い物の、十二分に超大国と名乗れるのだ。そんな彼の国の宰相が盟邦と呼ぶ相手など一つしか無い。
シーランド王国だ。
大日本帝国、神聖ブリタニア帝国の二大超大国から最恵国待遇を与えられ、AEUもまた続く形で最恵国待遇を与えていた国が、ここ暫くの間軍拡に走っていたのは記憶に新しい。
しかもその理由が、我々の戦いに参戦できなかったことを悔やんでの物だというから、ヒトラーは感激した。
これこそまさに友邦としての、盟邦としての在り方では無いか。そうは思わんかねヴェランスよ。親友ヴェランスにも同意を求め、またヴェランスもその通りだと同意。盟邦の軍の完成を祝った。
その内訳は生憎と日本、ブリタニア色の強い物だが、そこはAEUも日本、ブリタニア色が強い物だから仕方が無い。
内訳は
シーランド軍2023空・海軍
アヴァロン級浮遊航空艦:1
カールレオン級浮遊航空艦:7
88,000t級戦艦:2
80,000t級空母:2
8,800級t巡洋艦:10
7,000t級駆逐艦:30
攻撃型潜水艦:8
第9世代KMF:8騎紅蓮聖天八極式量産型4騎、ランスロット・アルビオン量産型4騎
第8.5世代KMF:68騎ヴィンセント・カスタム68騎
第7世代KMF:200騎ウィンダム100騎、ヴィンセント100騎
第5世代KMF:500騎グロースター200騎、サザーランド300騎
水中用KMF:ポートマンⅡ300騎
水中用KGFヴァル・ヴァロ、シャンブロ多数
「けして大国並みとは言わぬが、充分以上にすぎる戦力だ。これを予定では三か月で揃える予定だったという日本、ブリタニアは相変わらず恐ろしい。しかしゲッベルスくん何故軍拡に消極的だった日本が動いたと思う。ファルネーゼくんも意見があれば答えてくれたまえ」
するとファルネーゼが答えた。
「南天をだしに使ったのでは無いかと思われます」
「南天をかね」
「は、シーランドが軍拡をする。力こそ正義のブリタニアは賛成。しかし技術の研鑽こそ優先すべき日本は消極的。では日本を味方に引き入れるには北側諸国共通の大敵である南天条約機構を引き合いに出し、南天に備えるためにもシーランドの軍拡は必要だったと説得成されたのでは無いかと愚考致します」
ヒトラーはふむ。と世界地図を見る。今やもう意味を成さない世界地図。大転移災害によって南天とも地球とも引き離されてしまったために。
ファルネーゼの言葉を引き継ぎゲッベルスが答えた。
「ただ、いずれにせよこの状況。この未知の惑星に転移してしまった以上は軍拡ありきで事を進めるべきでしょう。このあたりも日本、ブリタニアとのすりあわせが必要です」
未知の惑星。どのような脅威があるか分からない。この状況で軍縮は無い。
一年と少し前、ロウリア王国と接触した際、次に来たら殺すとまで言われた。力こそ正義の世界かも知れない。
これを考慮し、次に地域の覇権国家だというパーパルディア皇国と接触した際は砲艦外交で接触した。パーパルディア皇国が特別だったのかも知れないが、若干の小競り合いが発生し、皇帝の代替わりが起きたが、結果としては上手くいった。
以後、第三文明圏と、文明圏外諸国と呼ばれる他国から相手にされていない地域との国交開設にあたり、宥和政策と、砲艦外交を交えた政策をとってきたのだ。
危険だといわれる国には最初から砲艦外交で。優しい国だ、融和的だと言われる国にはこちらも友好的に接してきた。
そんな中突如日本の神根島近海に、海の中まで入り込む不思議な雲が現れた。この雲は何なのだろうか?日本は万一を考え、自爆装置付きの無人偵察機を20機も雲の中に送り込んで調査を始めたのだが、調査を始めて分かったのは雲の向こう側は荒廃した日本が広がる世界だったと言うことだ。
荒廃が何処まで進んでいるか分からない。ファルネーゼは知らないことだが、ヒトラーとゲッベルスは、この世界には平行世界と呼ばれる世界が存在していることを知っている
この荒廃した日本も何処かの平行世界なのだろうと考えたヒトラーは、更なる調査を行うべきだと主張、仮に放射能まみれの世界で雲を通じて放射能が漏れてきたらたまらない。
調査結果として分かったのは、平行世界の日本は、平行世界のブリタニアとの戦争に敗れ、全土が荒廃し、エリア11という植民地とされてしまった世界だったのだ。
これに珍しくヒトラーが怒った。ヒトラーにとって前世の日本は黄色い悪魔だった。出来れば倒したいとさえ考えた事もある。だが、この世界ではヒトラーは日本に助けられた。それこそあらゆる面で助けてくれた朋友なのだ。その朋友が平行世界とは言え植民地にされ苦しめられている。
またブリタニアも自国の恥ずべき行いに恥じ入り、何よりも日本国民のブリタニアを倒せ!平行世界のブリタニアに誅伐を!の声に推され、北側諸国会議の総意の元、北側諸国同盟軍が送り込まれたのである。
各国から集められたその総戦力は膨大な物で。
原作世界エリア11派遣艦隊
大和級戦艦2
戦艦ペンドラゴン級4
グロイスドイッチェラント級戦艦4
巡洋艦150
駆逐艦320
130,000t改大鳳型航空母艦8
浮遊航空艦120
紀伊型強襲揚陸艦10
通常型揚陸艦230
VTOL1,200
第6世代統合打撃戦闘機630機
第7世代KMFウィンダム670騎
第8.5世代KMFヴィンセント・カスタム250騎
第9世代KMFラウンズ機8騎
同じく第9世代KMF蜃気楼弍式20騎
紅蓮聖天八極式量産型57騎
現在最強のKMF第9.5世代機フリーダム・フローレンスの出撃こそ見送られたが、グレートブリタニアの中で待機状態に置かれた。デヴァイサーのモニカ・クルシェフスキーは夫である嶋田繁太郎の守護として戦艦大和の甲板に乗っている。
戦略型潜水艦100隻
攻撃型潜水艦120隻
砲艦外交の前にシーランド軍完成
どう考えてもやり過ぎ感が否めない物であったのだが、あのヒトラーが「日本救出に!ブリタニアが話を聞かなければ本土を消し飛ばせ!!」とF号兵器を満載した戦略型潜水艦を100隻単位で送り出すという無茶振りをやらかしたおかげで。
平行世界のシュナイゼルとの会談に取り付け、一応の戦争は回避されたのだ、が、平行世界のシュナイゼルには分かっていた。戦えばブリタニアは滅ぼされると。理論上で研究されている空を飛ぶ翼を持ったKMFの群れ。エナジーウィング機だ。あんな物を大量生産しているような国家勢力にブリタニアが勝てるわけが無いと。
だからこそ宥和政策をとった。こちらの世界の代表たる嶋田、シュナイゼル、ヒトラー、は戦争も辞さずのつもりだったのだが、向こうのシュナイゼルが戦争回避に動いていると知るや態度を軟化させた。
また、ユフィ=ユフィ会談の結果も上手くいき、平行世界のユーフェミアは今現在荒廃し、植民地となっているエリアを自治国にまで引き上げ、ブリタニア帝国を、帝国のまま連邦制国家に移行させて見せます、将来的に必ずと誓い。この言葉を信じ、暫く軍を駐留させた後エリア11から撤退したのだ。
この異世界よりの大軍の出現で平行世界の澤崎敦が命拾いをしたのは余談である。
そして時は平行世界ユーフェミアがこちらの世界へとやって来た頃に。シュナイゼルも共に来たが、大日本帝国の圧倒的な発展度を見て自身の選択(不用意なる交戦)を選ばなかったことが正解だったと思い知らされた。
空を貫く摩天楼という言葉があるが、あれは200m、300mクラスのビルディングを指すのであって、よもや900m、1,000mのビルディング、2,000mを超える高さの展望タワーが存在していようとは思わなかった。
強化耐震ブロック性の建築物はブリタニアと同じだが、全体の層がかなり高く、延べ床面積はどれ程の都市圏なのだろうか?
何処を見回しても700m、800m、900、1,000、のビルばかりが林立し、それ以下の摩天楼群を押し隠してしまっている。それも併せれば、これはもう都市という枠を超えた何かとしか思えなかった。
偶然書店で手に取った別札宝大陸2023小国シーランドのシーパワー。少ししゃれているのだろうその読み出しにクスリと笑った平行世界シュナイゼルは中身を見て驚愕した。
「バカな……ッ!!」
海に浮かぶ人工島国家。ここまではまだいい。その軍事基地にアヴァロン一隻、カールレオン七隻が停泊しているのだ。
それだけではない。例のエナジーウィング機が何十機と8.5世代機。9世代機。頭がどうか成りそうだった。小国でこれだと大国や超大国はどうなるのだ。
そうだ。そういえば此処日本は『技術の日本』と呼ばれる超大国だった軍事力は。
別冊宝大陸本気を出した『技術の日本』の実力は2020~2023の軍事力の推移
大日本帝国
2019年
帝国陸海空三軍の戦闘機・爆撃機等総作戦機数:11,649機(第5世代及び一部6世代戦闘攻撃機8,267機。その他戦略爆撃機・哨戒機・輸送機・給油機・電子戦機等作戦支援機3,382機)
戦闘・輸送・汎用VTOL:5,983機。
計画中の物も含めた浮遊航空艦艇40隻。現在14隻建造中。予定月産30隻。倉崎重工・スメラギ重工フル稼働・必要に迫られ大増産中。
KMF12,537騎(第5世代+第7世代。順次第7世代機へ更新中。
他第8世代技術実証機,第8.5世代,第9世代,第9.5世代量産中)
90式改、10式、10式改戦車13,835両(第4世代~第4.5世代)、
自走砲・野戦砲23,367門。
装甲戦闘車両35,276両。
戦艦2隻(世界最大の128800t51㎝三連装電磁砲三基九門。一番艦大和、二番艦武蔵、三番艦、四番艦、同時建造中。半年後就役ネーム信濃、長門)
鳳凰級~改鳳凰級後期クラスの航空母艦16隻(空母戦闘群16個群)
戦艦含む主力水上艦艇287隻
揚陸艦艇504隻
潜水艦155隻
他補給艦・支援艦・ミサイル艇・哨戒艇・掃海艦艇等352隻。
(戦車・装甲戦闘車両・予備役の無頼改まで含めたKMFの合計で約71,000。哨戒艇等の小型船舶まで含めた海軍艦艇1,300。8,000機以上の戦闘機・攻撃機を含めた主要作戦機11,000)
対南天政策シフトにより全戦力を大増産中。予備役の無頼改も現役復帰。
常に世界の数歩先を行く技術力を誇り、対ブリタニアを相手にしても常に半歩先を行く。
ブリタニアからの発注でラウンズ機を開発したり改造したりすることもある。
世界最大の技術先進国、三大超大国の一つで通称『技術の日本』艦艇の技術能力ではブリタニアの一歩先を進んでいる。
上が2019年のもの。この時点で我がブリタニアは負けているが。で皇歴2023年のものを。
大和型戦艦満載排水量168,000t。60cm三連装超電磁砲の威力は?! 射程1,000kmで試射!? 射程20,000kmどこを狙うのか新型弾道ミサイルの実力!?
市民団体抗議、超重斑鳩級浮遊航空艦『平安』の名称変更を。
『キュウシュウを丸ごと吹き飛ばす大口径地上破壊砲ハドロン超重砲を備えた船名に平安は見合わない!!』
「見出しを見ているだけでもゾッとするな。本編は」
大日本帝国軍2023年戦力
新大鳳型後期空母:30艦
新紀伊型強襲揚陸艦:30艦
超重型斑鳩級浮遊航空艦:10艦
重斑鳩級浮遊航空艦:350艦
斑鳩級浮遊航空艦:600艦
軽斑鳩級浮遊航空艦:700艦
小型可翔艦:1250艦
主力水上艦艇:1500艦
小型水上艦艇:520艦
通常揚陸艦その他:2550艦
極超音速ミサイル搭載の極超音速統合打撃戦闘機:18,000機
その他の作戦機:13,000機
戦車・装甲車:123,000両
作戦車両:125,000両
第9.5世代KMF:7騎
第9世代KMF:860騎
第8.5KMF:4,700騎
第7世代KMF:13,000騎
第5世代KMF:21,000騎
第4世代KMF:22,000騎
戦闘用輸送用VTOL:9,500機
大和型戦艦:4艦
戦略潜水艦:300艦
攻撃型潜水艦:500艦
日本海・太平洋・東シナ海・南シナ海に幾つもの人工島基地や通常基地を作ると共に本土にも大量配備、千島、樺太、神坂、千琴、アリューシャン全島、各衛星国に配備。
戦略・戦術各F号兵器総数100,000発配備。
思わず立ち読みをしながら立ちくらみをしてしまう。たった4年で何という技術革新と戦力の増強をしてしまえるのか。
これと相対していた敵がいるというのもまた恐ろしい、こんな怪物と相対できてしまうのだから。
「冗談ではないな。こんな国と戦争になれば我がブリタニアは灰になる……。しかし、ということはこの世界のブリタニアは技術面では日本に劣るも、生産力、工業力では更に。AEUですら我が国を上回る能力があるようだ。戦争回避は完全な良判断だったな。それに、無用な犠牲を産みたく無いのも本心だ」
※
「まあつまり、我々は平行世界にかかりきりとならずにはいられなかった。そこでこの世界の治安を守るのはこの世界の者。パーパルディア皇国となる。丁度あのロウリアなる無礼千万な国が、パーパルディア皇国が戦列艦を処分し、竜騎士団を解散し始めたのを見て、何をどう考えたのか、凋落したと見て取ったようだ。そして7000万人のパーパルディア皇国民を奴隷としようと動き出した。私に言わせれば馬鹿としか言えんが、3800万? ゲッベルスくん、レミール代表からは何か聞いておるかね?」
「いえ、レミール代表から日本やブリタニア、我が国に今回の戦争に関することはまだ。もしくは現地勢力にあのおもちゃの説明をした上で、我々と現地勢力との仲立ちをと考えておられるのでは。確かムーの観戦武官がロウリア艦隊消滅の瞬間を見ておる筈ですので」
「ふむ。友好的な相手が多くなるのは良いことだ。レミール代表が日本に戻り次第、事のあらましを尋ね。ロウリアをさっさと潰して貰うか。あの阿呆の国を放置しておくとまた変な野心を抱きかねんからな。今の残存戦力でもクワ・トイネ公国やクイラ王国には脅威だ。食料・サクラダイトの新世界での補給地の一つとしても両国には格別の配慮をせねばならん。馬鹿に付ける薬は無いというが、はてさて」
ヒトラーはあきれ顔で新しく作った第三文明圏、第二、第一文明圏、南方世界、更にムーより離れた場所にある、大陸よりも少し小さな陸地の映った地図を眺めていた。
「この地図すらこの星の一部に過ぎん。地球の6.3倍とは何と広い表面積か。まだまだ他にも陸地はあるからな」
「慎重に行かなければなりませんね」
「その通りだよファルネーゼくん。ゲートの向こうのこともある。とくに腐れたユーロユニバースだ。あれをどうにかしたい。我が友ヴェランスも苦い顔をしているらしいぞ」
「それはまあ、平行世界とはいえ腐った欧州を見過ごせないと思われますので」
「とりあえずはまあ。モニターを繋いでくれたまえ。相手はシーランドの首脳だ」
ぷちゅん
映し出された瞬間。シーランド国王ヴェーツは食事の最中だった。内容は日本のカレー。
『こ、これはヒトラー宰相、ファルネーゼ卿に、ゲッベルス閣下も」
ヴェーツにとってヒトラーたち旧ユーロ・ブリタニアの面々は自分のピンチを何度も救い、決戦の日には国その物を救ってくれた恩人達である。
その恩人達の前でこれは少しばかり格好が付かない。せめてリラックスモードの時の通信なら余裕を持って応じられるのだが。
「ああ、かまわんかまわん、自然にしてくれていたら良い。国家元首という立場上私と君は対等だ」
『じゃあそうさせてもらうぜヒトラーさん』
「はは、それくらい砕けてくれた方が良い。どうも私の周りは鯱張っていかん」
『そりゃヒトラー閣下の立場ならそうも成るぜ』
「カレーは美味しいかね。一説にはカレーは飲み物とも言うが飲めるのか」
『まじで呑もうとしたら咳き込みますよ……妻は今出かけでしてちょっと格好が付かねえけど。どうしたんだい急に」
「いやなに。シーランド軍の完成をおめでとうと。日本やブリタニア、北側諸国からも入っとるだろう。私だけ遅れてはと思ってな」
『パーパルディア皇国のレミール皇女と朝田泰司外交官からも入りましたよ。あのお二人結婚を前提として子作りも前提としたお付き合いをされてるってんで、祝電送っておきましたよ。いや世界を超えてのロマンスいいじゃないですか』
「超弱小国にも負けたのか。これはいかんな。それはともかくレミール皇女と朝田外交官が結婚するなら祝電を送らんとな。或いは立派な演説を送ってやろう。しかし挨拶関係で超小国に後れを取るとは重ね重ね失態だ」
『いやいや、いまやもうパーパルディア皇国も立派な北側の一国だよ。デュロとかクーズとかこの間見てきたけど立派な近代都市になってた。流石は三大超大国様々」
「褒めてもお小遣いは出ないぞ……まあ、正式な軍発足の式典でもやるなら呼んでくれ。式典をやらんでもカジノ目当てで行くかもしれんが」
『はは、うちのカジノ人気ですね? この間も山本閣下が来てましたぜ』
「アドミラル山本が? しかしあの男は」
『入店禁止継続です。あの人が来たらカジノ街が潰れますからね』
「まあ確かに懸命だ……それではここらで」
『また気軽に連絡くださいよ』
ぷちゅん
「あの男、国家元首なのに気さくで気持ちのいい男だ。私の周りには少ないタイプだな」
(どんな傾向かを知りたいのもありまして
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ミリシアル好き
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ミリシアル嫌い
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グラ・バルカス好き
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グラ・バルカス嫌い
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ロウリアは徹底的にやっちまうべき
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ロウリアにも救いを