GOD EATER~奇妙な血の宿命~   作:猫ツール

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最近、ゴッドイーター2をやりましてね…。
血の力、という単語を見た瞬間、ASBの事を思い出した。
そしてこの作品は生まれた。

勢いって怖い。


とある「ジョジョ」

空条定彦(さだひこ)

男性。18歳。極東の出身。

出生:9月17日。身長:186cm。

親が西の方の出身だったらしく、髪は銀がかっていて、瞳は黒。

そして首筋には星形の痣がある。

 

以上が俺を述べるプロフィールとしては妥当なものだと思う。

まぁ、特に取り立てて特徴は無いだろう。

 

ゴッドイーターとしての素養チェックにて、ある程度の素質があるとのコンピューターによる診断結果が出た事で、俺の未来は決まったと言える。

別に人類の未来の為に戦う、だなんて高尚な事を言える身分じゃぁない。

命がけの戦いを楽しもうだなんてスリルを求めてる訳でもない。

金の為…そう言ってしまうのがまぁ手っ取り早い。

ゴッドイーターは優遇されている。

資金面でも、生活面でも、色々と足りてない生活から、「満足出来る」生活へと動く事が出来る。

家族の生活にも支給が行き届きやすくなる…それだけでも、価値はあるってものだろう。

憧れの職になる訳だ…都市でも良くPRはされているようだしな。

とはいえ、どっちにしろ支給を受けている身としては選択する余地は無い。適性を認められたのなら、ゴッドイーターになる宿命だ。

 

フェンリル極致化技術開発局…通称、フライア。

独立機動支部。だなんて言われたりもするらしい…いや移動要塞とは驚いた。

そんな凄い場所の内部。とある部屋に俺はいた。

…味気ねぇ部屋だ。

ただ金属が見える、ただ機械が見えるだけの部屋。ただやたら広い部屋。

もっとも、これから行われる事を考えればどこか納得出来るものでもあるのだが。

 

制服に中々慣れねぇ…それを鬱陶しく思いながらも部屋の真ん中へ歩いていく。

中心にある台…そこへ寝転べって事か。

…寝転んだら寝転んだで上に見える機械が気になってしまうのが何とも言えないな。

『気を楽になさい』

部屋へ響き渡る声。

モニターを通して別の部屋から見ているのだろう、そこからの声だ。機械越しで聞こえる、何とも言えない感じの声。細い様な、不気味なまでに静かなような。そんな声だ。

『貴方はすでに選ばれてここにいるのです』

声は相変わらず続く。もとからあまり緊張という類のものはしていなかったのだが、それとは別に何かざわつくような感覚を覚える。

何だってんだ…これは。

『今から貴方には、対アラガミ討伐部隊「ゴッドイーター」の適合試験を受けて頂きます。試験と言っても、不安に思う必要はありませんよ』

言葉は更に続く。それと時を同じくし、隣へ機械がせり上がってきた。

せり上がったそれは俺の横たわる台の隣へ横倒しになり、プシューという音と共に開かれる。

 

中に横たわっているのは…見た処、機械を取り付けたかの様な剣。

ただの剣じゃ無い事は知っている。

これこそが、「神機」…人のアラガミに対抗する手段。

 

『貴方はそう…「荒ぶる神」に選ばれた存在なのですから…フフッ』

変な言葉だ、そんな存在に選ばれても振り回されて碌でもない事にしかならない気がする。

楽しそうな声に苦笑したくなりながらも、剣に右手を伸ばし、柄を握りしめる。

機械はそんな手首にコードを巻き付け、そして黒の腕輪を取り付けた…今のところ、あまり違和感は無いのが救いだが。

上から機械が下りてくる…。

試験はパッチテストとして行われる、だなんて聞いた覚えがあるが…今となっては、それは嘘だろう、と確信した。

 

『貴方に祝福のあらん事を』

その声が聞こえた次の瞬間。

機械の尖った切っ先が、腕輪へと打ち込まれた。腕輪を貫き、腕へと到達する。

 

「ぐ、ぁぁ、ァァァァァァァァッッ!」

痛い。焼ける様に痛い。右腕の内部を、何かが蠢き、這い登ってくるかの様な感覚。腕の中に強引に棒を突き刺したかの様な、そんな痛み。突き刺さったものの先で、更に肉を抉られている様な、そんな痛み。

喰われている。俺の右腕は今、喰われている。

犬とかの動物みたいに噛み付かれるのとは違う。内部から喰われている…「蝕まれて」いる…!

「ァァァぁ、あぁ、アアァ…ッ!」

それでも痛さを誤魔化す事は出来なくて。むしろそれは更に腕の付け根まで侵蝕する様で。

我慢出来ずに台から転がり落ちてしまう。身体を床に打ち付けた痛みもまた苦しいが、そんなものはすぐに過ぎ去ってしまう。

「うぁぁ、ぁあぁあ、が…ッ!」

まだ痛みは続く。やり過ごす事も出来ず、ただただ口から声が漏れる。

 

どれだけの間、そんな風に床に寝そべっていたのだろう。どれだけの間、声を出し続けていたのだろう。

…マシになった、か?ズキズキとそんな風に動く度に響くのは相変わらずだが、それでも声を出すほどじゃ無くなった気がする。

ったく、PRなんて嘘っぱち、ひでぇ気分だぜ……まるで散々走りまわされてから理不尽に腹を蹴られたような気分だ。

やれやれだ。服が汗でべたべたして気持ち悪いぜ…。頭もくらくらするし…右手にもった刃を地面にガチンと突き立て、支えにする…ってうぉ。腕輪が思ったより軽いと思ったらその腕輪から、黒いもやの様なものが腕輪から出てやがる…故障じゃねぇだろうな。

未だにハァ、ハァ、と荒い息を吐きながらも、それでも立ち上がる。身体の違和感は…だんだん、無くなりつつある。

 

『おめでとう…これで貴方は神を喰らう者「ゴッドイーター」になりました』

声が再び聞こえる。…試験は合格の様だ。

『そして、これから更に「血の力」に目覚める事で、極致化技術開発局「ブラッド」に配属される事になります』

「血の力」に、「ブラッド」…響き的に何ともただ事じゃなさそうだ。

『ゴッドイーターを超越した、選ばれし者「ブラッド」…来たるべき新たな神話の担い手』

どうやら、エリート扱いされているらしいな。そういうの、あんまり気にしないし面倒とも思うんだが…。

 

まぁ、良いさ。

期待してますよ、との声に応え、神機を軽く振るう。

給料分は、きっちり働いてやるよ。

 





初めましての方は初めまして。
久しぶりの人は久しぶりです。

猫ツールです。
パソコンがフリーズしてデータが吹っ飛び、絶望から少しでも歩き出そうと書いてみました。

波紋や回転は姿を見せず、スタンドも出るとしたらおそらくあの場面。
こんなので大丈夫なのかよォ~ッ?まさに見切り発車じゃねーかッ!

まぁ、続くかどうかも解らないのですがね…(苦笑

To be continued…?
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