不知火カヤの立場になった一般転生者(星の怒りを更にチート化させたのを持っているとする)   作:鋼色

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序章
キヴォトス最強と先生


「おっかしいでしょ!?何でこんなに仕事があるんですか!?」

「それは九十九室長がサボって外に出かけたりしているからでは?」

「うるっさいですねぇ、これでもちゃんとやってますよ」

「確かにやってると思いますけど……………不法流通の武器とかがあり過ぎるせいですかね」

「はぁ〜〜辛いです。気晴らしにリンちゃんに会いに行きます!」

「………………」

「分かりやすく顔を顰めないでくださいよ!?ちゃんと直ぐに戻ってきますから」

「いや、そう言って何回戻って来なかったと思っているんですか?」

 

私は私の補佐にそうグチグチ言われる。こうなったらやるしか無い、全力疾走!開始!私はそう考えながら自身の呪力を纏って高速移動をする。私はリンちゃん何処かな、と思いながら走っていると、リンちゃんを見つける事が出来た。

 

「リンちゃん!私が会いにきたよ!」

 

私はそう言いながらリンちゃんに抱きつく。

 

"えっと……………この子は?"

 

「連邦生徒会防衛室室長の九十九ユキです。ユキ、この方が先生ですよ」

「へ?そうなの?リンちゃん。………………あー、そうなら失礼を掛けました。すみません」

"いやいや、良いよ。私は先生みたいだし、もし先生なら生徒にこんな理由で怒る訳が無いから。それで、サンクトゥムタワーに向かうんだよね?"

「はい、そうです。モモカ、シャーレの部室に直行するヘリが必要なんだけど」

『シャーレの部室?外郭地区の?今其処は大騒ぎだけど良いの?矯正局を脱出した生徒達のせいで戦場になってるけど。なんか私達連邦生徒会に恨みを抱いているみたいでね、連邦生徒会の所有物であるシャーレの建物を占拠しようとしているみたいなんだよね。まぁ、無茶苦茶な場所だしね、構わないと思うけど。あ、先輩、お昼ご飯のデリバリーが来たから切るね!また連絡するね』

 

リンちゃんが同じ連邦生徒会の一員であるモモカちゃんに連絡した後、切られた。多分一方的に言われて切られたんだろうなぁ、と思いながら、リンちゃんに何があったのかを聞いてみる。

 

「何があったの?リンちゃん」

「いえ、少し」(じー)

 

リンちゃんはそう言いながら、此処にやってきている生徒達に目を向ける。これ、絶対何かあったヤツだなぁ。

 

「ちょうど此処に各学園を代表する生徒が居ますね、立派で暇そうな方達が居るので、今私は心強いです」

「えっ?」

「キヴォトスの正常の為に皆さんの力が必要です。着いてきてください」

「ねぇ?リンちゃん?これ絶対に少しじゃ無いよね?矯正局から脱出されたとかそこら辺だよね?それぐらいの事態だよね?」

 

私がそう言うと、リンちゃんは大きく揺れた。揺れたのだ、揺れてしまった。

 

「リンちゃん!?もしかして本当にそうなの!?」

「さて、行きましょうか」

「ちょっと!?リンちゃん!?」

 

 

 

 

ーシャーレの部室前ー

 

 

 

 

 

「なんでっ!私たちが不良と戦わなきゃいけない訳!?」

「サンクトゥムタワーの制御権を取り戻す為には必要ですから」

 

太腿ユウカちゃんの荒れっぷりを抑えるべく、ゲヘナの風紀委員会所属のチナツが宥める。うぅ、私がもっとちゃんとしておけば……………私がそんな事を考えていると、不良達が銃弾を撃ってきた。このっ!先生はヘイローが無いから撃たれたら死んじゃうってのに!

 

タイプ・地球

 

「星地六世東」

「バージョン:スロウ!」

 

私が自身の術式である『星の怒り(ボンバイエ)(魔改造)』を使用し、私たちに飛んでくる銃弾の速度を限りなく零にし、その銃弾達を手で掴み取って落とした。

 

"銃弾が…………遅くなった?"

「はい、私の能力で遅くさせていただきました」

"すごい………ヘイローを持っているとこんな事まで出来るんだね!"

「先生!?誤解をしないでくださいよ!?こんな事が出来るのはキヴォトス最強である九十九防衛室長だけなんですからね!?」

"そうなの!?"

「まぁ、ヘイロー持ち全員が使える訳じゃ無いですよ。後、指揮をお願いします。先生であるから、やってくれるでしょう?」

"えっ?えっ?指揮をする物なの?"

「先生、生徒が銃を持っているんですよ?今更です」

"えぇ?…………分かったよ"

 

 

 

 

"ユウカ!銃弾の集中を集めて!ハスミは遠隔射撃!ユキは標的のユウカ近くに集まっている生徒達を気絶させて!スズミは中距離へ攻撃、もしくは牽制を!"

 

タイプ・地球

 

「星地六世東」

 

「バージョン:アクセル!」

 

私は『星の怒り』で自身の身体能力を強化した後、音速の速さで駆け、ユウカの目の前にいる生徒達を殴って気絶させる。ふふ、やっぱり硬いねぇ、ヘイロー持ちは。此処まで硬いと遠慮なく殴れるよ。まぁ、『星の怒り』の重力を自身に付与して殴るのは………………ちょっと危ない気がするけど。

 

「先生の指揮ってやりやすいですねぇ。流石先生てすよ!」

"そう?ありがとね"

「やっぱり防衛室長もそう思ってたんだ」

「次の戦闘でもよろしくお願いします、先生」

 

 

 

 

 

「よし!シャーレの部室はもうすぐよ!」

「今、この騒ぎを起こした張本人が発覚しました。その生徒の名前はワカモ。百鬼夜行学院で停学になった後、矯正局を脱出した生徒です」

 

リンちゃんがホログラムとなって現れ、そんな事を告げた。七囚人の一人が脱出した…………?仕事の増える音がする。

 

"ユキ?大丈夫?少し顔色が悪くなってたけど"

「あはは、大丈夫ですから安心してください」

"そう?それなら良いんだけど"

 

私と先生がそんな会話をしているも、不良生徒達が私たちに向かってきた。さっきよりも数が多いね。だったら一度に叩くとしようか。

 

「先生達、離れてください。ドデカイのを撃ちますから」

"へ?う、うん"

 

タイプ・アヴィオール

 

「彗流旋律星」

 

赤い隕石(小)(レッド・スモール・メテオ)

 

私がソレを発動すると、巨大な隕石(これでも超加減しているのだが)が降ってきた。

 

そしてその隕石が地面に当たると、炎の渦が上空に巻き上がった。よーし、上手く加減は出来たね。

 

「あらあら、困った物ですね。こうも簡単に殲滅されてしまうとは。流石、キヴォトス最強と言った所でしょうか」

「七囚人の一人、狐坂ワカモ」

「お久しぶりですね、九十九ユキ」




不知火カヤから九十九ユキへと変わった事で、不法武器の流通は20倍から5倍に収まっている。良かった!


いや、良くねえよ。せめて3倍に収めろ。

「えぇ?無茶言わないでよ。これでも必死にやってますぅ」
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