不知火カヤの立場になった一般転生者(星の怒りを更にチート化させたのを持っているとする)   作:鋼色

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デート回ですね。前回か前々回かに言った通り、序章はまだまだ続きますよ!


キヴォトス最強と先生の休日

「せ、先生。これは、似合っているでしょうか………?」

"うん、めっちゃ可愛い"

「か、可愛い…………ありがとう、ございます」

 

白いワンピース姿を着たユキに向かって私がそう言うと、ユキは顔を赤くさせ、両手の人差し指でモジモジし始めた。あー、本当に可愛い。はぁ、生徒じゃ無かったら直ぐに告白をしたんだけどな。私はそう考えながら何でユキと二人で外に出ているのか、その要因である一日前の事を思い出す。

 

 

 

 

 

 

 

「先生。明日、時間ありますか?」

"うん、あるよ。昨日にめっちゃ頑張ってやったからしばらく仕事は来ないと思うよ"

「そうですか、だったら明日に私と出掛けませんか?」

"出掛ける?デート?良いよ"

「え?で、デートとかそんなつもりじゃ……………いえ、分かりました。明日、デートをしましょう。あ、お弁当を置いていきますから食べてくださいね」

 

ユキはそう言った後、弁当をシャーレの机に置いてから走り抜ける。もっとユキと話していたかったんだけどな……………私はそう思いながら弁当の蓋を開け、具材を口の中に放り込む。

 

ウインナーがパリッと音が鳴り、私の好みな味であるだし巻き卵はご飯が進む。いやぁ、あの子は絶対に良いお嫁さんになるよね。何で私なんかに構ってるのかが分からない位に良い子だよ。私が先生だからなんだよね。はぁ、私もあんな良い子がお嫁さん、もしくは恋人が欲しいなぁ。

 

ユキを娶る人が羨ましく感じるよ。私はそう考えながら食べていると、いつの間にか弁当の中身が無くなってしまった。あー、美味しかった。

 

「ご馳走様」

 

 

 

 

 

"それじゃあ、何処に行く?"

「買い物!買い物がしたいです!」

"そっか、それじゃあ一番近いデパートに行こうか"

「はい!……………あ、一つお願いしても良いでしょうか?私の手を、握って歩いて欲しいんですけど

 

私、生徒と先生の壁を守れるかな。

 

 

 

 

 

"着いたね"

「はい、着きましたね。私、服の所に行きたいです」

 

ユキは私にそう言った後、私の手を引いてからデパートに走り進む。

 

 

 

 

 

「どうですか!?先生、この白いパーカー可愛く無いですか!?」

"そうだね、白いパーカーの中に黄色いクマがあるのも良いよね"

「ですよね、ですよねですよね!!」

 

私がユキが取ってきたパーカーに対してそんな意見を言うと、ユキは上機嫌に飛び跳ねた。そうなると、ユキの髪が跳ねている。そして…………必然的に大きい胸も跳ねている。

 

"というか、ユキって可愛いからどんな服間に合う気がするけど………"

「へ!?……………そんな事言ったって、何もありませんよ!」

"本当に何も無い?"

「うぅ………先生が私に着せたい白、一つ選んで。それを着るから」

"私が要求したらどんな時てもそれを着てくれるの?"

「え?そ、それは…………いや!一度だけ、一度だけですから!」

 

私はユキの言葉を聞いた後、すぐに動き出し、行く途中に目を向けていた服を取り、ユキの所に戻る。

 

"はい、これ"

「え?これ、ですか。あの、これはメイド服ですよね?」

"そうだね、メイド服だね"

「いや、何でこれがあるんですか」

"知らなかった?此処ってミレニアムのc&cがメイド服を仕入れてるんだよ。あの子達って結構激しい戦闘をするからね。偶に破れちゃうんだよ"

「c&cか………私ってあの子達の事少し苦手なんだよね。昔ネルちゃんと戦った事あるんだよ。その時にミレニアムを半壊させちゃってね、その時のセミナーに怒られちゃったから」

"それ、自業自得なんじゃ………イタイイタイイタイ!ちょっと待って!本当に痛いから!私ってヘイローてか無いから身体脆いの!千切れちゃうって!"

「私は悪くありません、強いネルちゃんが悪いんです」

 

ユキはツンとした表情と声でそう言った。うぁぁ、痛いなぁ。少ししか力を入れてないのにこれか、ヘイロー持ちって恐ろしいんだね。

 

「それじゃあ着替えてきますね」

"あ、着替えてくれるんだ"

「それはもちろん。約束ですから」

 

ユキは言ってからメイド服に着替える為に更衣室に入る。あー、楽しみだな。ユキって何の服でも似合うからメイド服はめっちゃ似合うだろうな。私がふーんふんふーん、と鼻歌を歌っていると、声を掛けられた。制服を着ているので、生徒であろう。確か、この子はミレニアムに居る初戸茂木カナコだっけ。

 

「お久しぶりですね、先生」

"そうだね、久しぶりだよ。カナコ"

「一人ですか?今私も一人なので一緒にどうですか?」

「今は、私の先生ですよ。ミレニアム二年生、演劇上昇部所属の初戸茂木カナコ」

「連邦生徒会防衛室室長、九十九ユキ!…………いや、何でメイド服を着てるんですか」

「先生が着て欲しいと言われたからです」

「そうですか…………というか、何で先生は九十九ユキと一緒にいるんですか?こんな化け物と居ても先生の邪魔になるだけでしょうに」

 

私はカナコの言葉に目を細め、鋭くさせる。

 

「文句があるなら来なよ。完膚なきまでにぶっ潰してあげるから

「上等!!」

 

バチン!!!

 

カナコの拳がユキに届いた音じゃ無い。

 

「先生!?」

「先生、どうして…………?」

 

私がカナコの拳を止めたからだ。

 

"生徒達の暴力行為を見逃す大人になった覚えは無いよ。二人とも、反省してもらうよ。カナコはユキに対しての暴力未遂と暴力を。ユキはカナコを挑発した事を"

 

「す、すみません!」

「ご、ごめんなさい……………」

 

 

 

 

 

 

 

デパートの帰り道、ユキはションボリしながらトボトボと帰っている。

 

「すみません、先生。私が不用意に挑発してしまったせいで、先生を叱らせてしまった」

"別に、気にしなくていいよ。先生ってのは嫌われるのも、叱るのも仕事の内だから"

「でも……………………」

 

言うつもり、無かったんだけどなぁ。

 

"近くの公園、寄ろうか"

「は、はい!」

 

 

 

 

"ベンチに座ろうか"

 

ユキは私の言葉に頷いた後、私の隣に座った。私から誘ったのにも関わらず、自身の口から言葉が出ない。駄目だな、落ち着かない。私は頭を落ち着かせる為にユキを持ち上げ、私の足と足の間にユキを座らせる。ふぅー、覚悟は成った。

 

「ちょ!?先生!?私、こんな所を見られたら……」

"好きだよ"

「え?は?え?」

"生徒としてだけじゃ無い、異性としても好きだよ"

「え、どうして、急に………?」

"うん?だってこのままじゃユキ自身が自分の事を嫌いになりそうだったでしょ?"

「それは、そうですけど」

"それで?返事を貰えるかな?"

「焦らなくても、答えますよ。私も好きです、先生の事が。先生としてだけじゃなく、異性としても」

"ありがとう"

 

私はユキに向かってそう礼を言う。私が何故礼を言ったのか、言ったわたし自身ですら分かっていない。私の告白に応えてくれた事なのか、私の告白を受けてくれた事なのか。

 

 

しかし、分かっている事がある。

 

 

 

ただひたすらに

 

 

 

“ユキの事が愛おしい”

 

 

 

チュッ♡




祝・九十九ユキと先生の恋人結成!

いや、早すぎるんだろ。あれぞ?お前ら出会ってから一ヶ月しか経ってないんやぞ?

メタイ話になりますけど、もっと遅くした方が良かったかな、付き合わせるの。まあまあまあ、あんまり遅いと焦ったくなって滅茶苦茶な方法で付き合ってしまうので良いでしょう。いやぁ、すごいっすね、恋愛書いてる人。僕は焦ったくなってすぐにくっつけてしまいますわ。
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